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Pewter Allさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 53
性別 男性
自己紹介 久しぶりに自分の採点を見て思った。

「これ、ちょっと厳し過ぎるんじゃないだろうか?」

なにしろ、6点以上をつけている作品は、
これから何度でも観たいと思える傑作ばかりなのである。

…というわけで、全体のバランスを見ながら点数を変更してみた。

『有頂天ホテル』5点→4点。


……(汗)。




こんな素敵なサイトを作ってくれた管理人さんに感謝。
ありがとう!

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21.  フランケンシュタインの花嫁 《ネタバレ》 
“トモダチ”のいないモンスターに、新たに女性の仲間を造ってやるというのが大雑把なストーリー。バイオリンを奏でる盲目の老人との心のふれあいによって人間らしさを取り戻していくモンスターの描写や、マッド・サイエンティストが生み出した小人たちの特撮など、見どころはたくさんあります。中でも一番見逃せないのは、エルザ・ランチェスター演じる女性モンスター! 髪の毛がとんでもないことになっちゃってるうえ、「あ~た、原作者じゃなかったの?」と素朴なツッコミも入ります(笑)。ホラー映画のファンはもちろん、コメディやドラマの好きな方にもオススメしたい一本。なお本作は、『アバウト・ア・ボーイ』の主人公ウィル(ヒュー・グラント)が、例年クリスマスになるとレンタル鑑賞している映画です。真の“トモダチ”がいないウィルにとって、特別な作品なだったのかもしれませんね。
7点(2003-10-25 03:47:00)(笑:1票)
22.  白と黒のナイフ 《ネタバレ》 
自宅のベッドの上で全身黒ずくめの男を迎え撃ち、殺してしまった女弁護士。「なぜ…」とつぶやくと、自らの軽率な行いと悲しき運命に絶望し、ピストルを口にくわえて静かに引き金を引くのであった。…とそこに激しい足音が。駆けつけたのは昔馴染みの探偵。部屋に入るなりすべての事情を察し、「なんてことを…」と女弁護士の亡きがらを腕に抱く。…と、今度はゆっくりと階段を上ってくる足音が。ドアを開ける音に探偵がハッと振り向くと、そこにはもう一人、全身黒ずくめの男が立っていた。探偵「誰だ、お前は!?」黒男「お前こそなぜここに!?…ってか、ここの状況は、こりゃ何だ?」…と会話が交わされるのとほぼ同時に2発の銃声がこだまし、そしてこの家に再び静寂が訪れた。しばらくすると、家の前の道路にクルマが止まり、用心深く家の中に入ってくる人影が。半開き状態のドアを慎重に押しながら入ってきた男は、惨状を目にするなりビクッと肩を震わせ、「一体何がどうなっているんだ…」そして視線をもう一周させると「この全身黒ずくめの男たちは一体何者なんだ?」と、自らも全身黒ずくめのまま疑問に思うのであった。(この物語はフィクションです。実在の映画や登場人物とは一切関係ありません)
[地上波(吹替)] 6点(2007-05-16 16:25:41)(笑:1票)
23.  恋のじゃま者
トム・ハンクスの出演作ではありますが、僕の目を釘付けにしたのはむしろ、“ミネソタ・ファッツ”のパパと“イヴ・ケンドール”のママ。世間では前者ジャッキー・グリーソンの演技が評価されたようですが、僕は後者エヴァ・マリー・セイントの変わらぬ?美貌にシビレてしまいました。『北北西に進路を取れ!』のときはそんなにキレイだと思わなかったんですが、グレース・ケリーと比べてしまったのがそもそもの誤りだったのか……と(汗)。 それにしても、恋するオバチャマってホントに素敵ですね。『愛と追憶の日々』のシャーリー・マクレーンといい、『恋愛適齢期』のダイアン・キートンといい……。あ、別にババ専ではありませんので、念のため(笑)。 
6点(2004-06-09 23:47:17)
24.  暗黒街の弾痕(1937) 《ネタバレ》 
エドワード・テイラー。イニシャルはE・T。まるでツキのないダメ男。どうして彼は、こんなにも哀しい運命をたどらなくてはならなかったのでしょうか? その理由はただひとつ。ズバリ悪人顔だから。もし彼がもうちょっと背が高くて顔が長くてどもりがちな好青年だったら、ハネムーンで宿を追い出されることも職を失うこともなく、強盗犯に間違えられることもなかったはず。誰もが彼のことを心の底から信用し、こんな悲劇には絶対になり得なかったと思うのです。ひょっとして本編は、ご都合主義と言えなくもないキャプラ映画に投げかけられた、強烈なアンチテーゼなのでしょうか? その真偽はともかく、「運命は残酷」というテーマは、僕にはちょっと重すぎたようです。残念。
[映画館(字幕)] 6点(2003-12-20 23:18:56)(良:1票)
25.  奇人たちの晩餐会
この映画、僕は泣けました。
6点(2003-11-28 00:18:17)
26.  泥棒成金 《ネタバレ》 
ヒッチコックの金髪美女好みは有名ですが、ジョーン・フォンテイン→イングリッド・バーグマン→グレース・ケリー(→ティッピ・ヘドレン)と続く“ブロンド”フルコースの中でも、グレース・ケリーだけは“別格”だと思いませんか? だって、『レベッカ』『断崖』のフォンテインも『白い恐怖』『汚名』『山羊座のもとに』のバーグマンも、いつもヒッチコックにいいようにいたぶられてビクビク怯えているのに……なのにグレース・ケリーときたら! ヒッチコック映画初主演の『ダイヤルMを廻せ!』では死の淵から救われて若い恋人とくっつき、『裏窓』では恋人(←今度はちょっと老けてるけど 笑)との関係の中で完全に主導権を握り、本編に至っては恋人(←やっぱり老けてるけど 爆)に自分の実母との同居まで認めさせちゃった!! なんちゅうエコ贔屓なんでございましょうね(呆)。このように考えると、『泥棒成金』はもはや映画ではなく、グレース・ケリー様に贈るヒッチコックの究極のラブレターだと言えるんじゃないでしょうか。もっとも、他人が見てこんなに楽しめるラブレターなんて、そうそうないと思うけどネ。 
6点(2003-11-15 23:25:24)(笑:1票) (良:1票)
27.  がちょうのおやじ
マザー・グースをもじった原題「ファザー・グース」を直訳した結果が『がちょうのおやじ』。なんちゅうネーミングなんでしょう(笑)。はっきり言って、レンタルするのに勇気のいる邦題です。でも実際に観てみると、なかなか愉快な戦争コメディだったりします。そして! 観終えてみると、意外にも『がちょうのおやじ』がしっくりきていることに気付きます(笑)。『ペティコート作戦』といい『ミンクの手ざわり』といい、初老のはずのケーリー・グラントには、ホントやられっ放しです。
6点(2003-11-13 18:50:49)
28.  ハードロック・ハイジャック
一応はブレンダン君が中心の映画ですが、僕のお気に入りはバンド仲間のアダム・サンドラー。ローンレンジャーズ(注:バンド名)でドラマーを務める彼は、バカっぽいくせにやたらと女性にモテモテで、それでいてやっぱりバカっぽいので、まったくもって憎めません(笑)。ユニークな彼本来の持ち味が大いに活かされているのではないでしょうか。あと、僕は音楽に詳しくないのでよくわからないのですが、結構大物のミュージシャンもカメオ出演してるとか。ロックが好きな人なら、僕なんかよりもっと楽しめるかも知れませんね。(逆に頭に来たりして……)
6点(2003-11-10 03:24:40)
29.  ウィンチェスター銃'73(1950)
ジェームズ・スチュワートは『スミス都へ行く』『素晴らしき哉!人生』のような心温まる現代劇の主人公というイメージがありますが、本格西部劇でもなかなかいい味出してます。『リバティ・バランスを撃った男』では予想通りちょっと頼りない西部男でしたが、本作の役どころは珍しいことに、ちゃんとまぁまぁ強い男でした(笑)。いわく因縁のある名銃ウィンチェスターを巡って展開されるストーリーは、『運命の饗宴』や『黄色いロールスロイス』とちょっぴり似てる、と言えないこともないかな???
6点(2003-11-10 03:02:38)
30.  ガス燈(1944) 《ネタバレ》 
 サスペンス映画の古典として知られる本作。大スターが競演してるしストーリーもまぁまぁなので、そこそこ楽しめる仕上がりになっています。ちょっと気になるのは、ヒッチコックの影響を過大に受けているところ。というか、本作のレベルまでくると、ほとんど“モノマネ”ですな(笑)。  まず、結婚や将来のことについてひとりで考えようと旅に出たバーグマンが汽車に乗ると、向かいに座った貴婦人が気さくに話しかけてきます。これは『バルカン超特急』(1938)ですね。女優さんも同じ人(メイ・ウィッティ)だし。思わず「ミス・フロイだ!」と叫んだアナタは正しいと思います。  話は進み、結婚したバーグマンですが、夜な夜な屋根裏部屋から聞こえる物音(幻聴?)に怯えるようになります。『下宿人』(1926)にも似たようなシーンがありましたね。もっとも天井は透けてないし(笑)、あっちは真犯人じゃなかったけど(ネタバレ?)。  夫の企みにより、徐々に精神的に追いつめられていくバーグマンですが、召使いにもかなりイジメられます。『レベッカ』(1940)のダンヴァース夫人と比べたら、さすがに失礼かな?  バーグマンがあまりに具合悪そうなので、もう一人の使用人が心配して階段を登ってきます。牛乳の注がれたグラスをお盆に乗せて……(笑)。さすがに豆電球は入ってなさそうでしたが(爆)、『断崖』(1941)のパクリであることは明白ですね。モノマネもココまでやれば立派なもんです。ウンウン。  もっとも、本作で恐怖におののくバーグマンを観たヒッチコックが『白い恐怖』(1945)や『汚名』(1946)に バーグマンを起用した、という見方もできます。『汚名』で夫に毒を盛られる展開などは、本作を逆マネしたのかも知れません。この辺の裏話があれば、ぜひとも知りたいものですなぁ。
6点(2003-11-08 05:42:25)(良:1票)
31.  凡ては夜に始まる 《ネタバレ》 
ちょっと太めのシャーリー・マクレーンが、やっぱり可愛くてしょうがない! だけど、それだけ!! でも可愛いから許す!!! という映画ですな。バスタオル一枚でエレベータに駆け込んだシャーリー・マクレーンの、そのバスタオルを、追手がドアの隙間からつかみ取ってしまうというちょっとHなシーンがありました。普通だったら「その後どうやってエレベータから逃げたんだろう?」とドキドキするとこですね。でも僕は「ボタンを押すときはやっぱり指をクルッと回したんだろうか?」と。ある意味、ビョーキだ……。 
[映画館(字幕)] 6点(2003-10-31 06:40:16)
32.  ショウほど素敵な商売はない
ショウビジネスの世界に生きた一家の物語。コンビで歌い踊っていた夫婦に子供が産まれると三人で舞台に立ち、さらにもう一人生まれると今度は4人で……という具合に話は進む。さらに時が経ち、子どもたちが大きくなると、その恋人まで加わってショウはますます華やかになっていく。一家の長男ドナルド・オコナーは、『雨に唄えば』でこそ三枚目に甘んじていたが、本編ではあのマリリンを恋人にしているのだから侮れない。なお、フジテレビの『クイズ世界は SHOW by 商売』は、企画自体がこの映画の邦題にヒントを得たものではないかと、僕は密かに確信しています。
6点(2003-10-31 06:14:05)
33.  透明人間(1933)
「カサブランカ」の警察署長や「スミス都へ行く」の上院議員など、非常に印象に残る名脇役クロード・レインズの主演作。もっとも、映画の中ではほとんどずっと透明のままでしたが(笑)。当時としては画期的と思われる特撮も見どころではありますが、主人公の苦悩をしっかりと描いたストーリーこそ本編の真骨頂。今日言うところのいわゆる“ホラー映画”とは、はっきりと一線を画す出来映えですぞ。 
6点(2003-10-31 03:25:35)
34.  第3逃亡者 《ネタバレ》 
巨匠ヒッチコックのお得意の“巻き込まれ型サスペンス”で、古い映画の割にはなかなか楽しめる映画です。『汚名』の鍵のシーンに代表される“最大から最小へ”の手法を確立したことでも知られる本作は、ヒッチマニアにとっては必須課題と言えるでしょう。「緊張するとまばたきする」のが犯人の唯一の手がかりという設定にちょこっとムリがあるかな~、と思えるのが玉にキズ。
6点(2003-10-25 04:01:21)
35.  暗殺者の家
イギリス時代のヒッチコック作品として有名な本作ですが、正直のところ、それほど面白いとは感じられません。というのも、ヒッチ本人がリメイクした『知りすぎていた男』(原題はまんま同じ)の出来があまりにも良すぎるため。一般の映画ファンの方はリメイク版さえ押さえておけば、本作をわざわざ観る必要はないでしょう。もっとも、ヒッチコッキアンを自称したい向きには“絶対に”外せない一本ではありますが(笑)。
6点(2003-10-25 01:25:24)
36.  ディープ・インパクト(1998)
2005年12月25日。今日こそ、今年初めて(!)のレビューを書き込むのにもっとも相応しい日かもしれません。その名は「ディープインパクト」! 本年の賞という賞を洗いざらい持っていってしまったヤツであります。そのフィーバーは日本全国を席巻し、今日の午後3時25分頃には本年最後のグランプリを戴冠して、新たな伝説となることが大いに期待されているとか、いないとか……。  さて、「ディープインパクト」と聞いて連想するのはどんな映画でしょう?普通に考えるとやはり「アルマゲドン」でしょうか? でも、うっかり聞く相手を間違えると「アルマゲドン? そんなの聞いたことないなぁ」とか、「ああ、それはアレでしょ、アドマイヤドンのことでしょ」などと意味不明な答えが返ってくるかもしれません。そういう人は恐らく映画の話ができる人ではないので、まるっきり無視しちゃってください(笑)。  もし、もうちょっと気の利いた人に同じ質問をぶつけたら、「ディープインパクトと言えば、やっぱりシックスセンスだよな」と答えてくれることでしょう。え? 意味がさっぱりわからないですって? そういう方は、このレビュー自体をまるっきり無視しちゃっていただいて結構です(笑)。  さぁ、いよいよ本題です。ここまでレビューを読んでくださった方なら「ディープインパクト」と言えば「アルマゲドン」か「シックスセンス」であるということが理解できるはず。そしてこの2本の共通点は、皆さんすでにお気づきの通り、ブルース・ウィリスの主演作ということです。ブルース・ウィリス…、、、ブルースですぞ、ブルース!!  …というわけで、私の選んだ本日の主演は誰がなんと言おうと“ブルース”(謎)、これで決まりでございます。結果は神のみぞ知る、勝負は5点だ!   《同日午後7時半、追加投稿》本日のドラマは、まさに僕の思っていた通りのストーリー展開だったのですが、どういうわけか主演男優を勘違いしてしまいました(爆)。よもやこんな結果になろうとは。うう…泣ける、、、心から泣ける……。ん? 心から? はっ……、、、はうぅぁあっ(爆汗)!!!
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-12-25 00:22:01)(笑:2票)
37.  アサシン(1993)
いやはや皆さん、熱い! リュック・ベッソン監督のオリジナル『ニキータ』派とブリジット・フォンダ主演のリメイク『アサシン』派に、ものの見事に“まっぷたつ”ですね。贔屓作の出演陣に対する思い入れも相当なもんです。そこでワタクシ、これまでに投稿された全86レビューの中で各キャスト及びスタッフが名前を挙げられたレビュー数をいちいち数え、ランキングにしてみました(2004年8月8日午前0時現在)。ヒマですね~(笑)。……で、結果は以下の通りだったのじゃ~!!   ①B・フォンダ(40) ②G・バーン(17) ③J・レノ(8) ④H・カイテル(7) ⑤A・パリロー(6) ⑥L・ベッソン(4) ⑦J・バダム(3) ⑧J・モロー(2) ⑨A・バンクロフト、H・ジマー、G・V・サント、P・フォンダ(各1)   う~む、皆さんの思い入れの強さがよくわかりますねぇ。とくに目に付くのがジャン・レノとジャンヌ・モロー。『アサシン』出演組のハーベイ・カイテルとアン・バンクロフトを凌いでいるあたり、『ニキータ』派レビューアの心意気がびんびん伝わってきます。音楽のハンス・ジマーはともかく、ブリジットの父ピーターを引っ張ってきたり、リメイク作として関連のある『サイコ』(98)の監督ガス・ヴァン・サントまで引き合いに出してくるなんざ……。この2本の映画がどれだけ多くの人に愛されているのかが、このランキングからみてとれますね~。   さて、それではワタクシはといいますと、実は『ニキータ』は未見だったりします(恥)。んでもって、本作のブリジットにそれほど魅力を感じなかった者としては、ジャンヌ・モローの出ているオリジナルを早く観たいな~という気持ちになったってのが本音だったりして。もっと言えば、ブリジットのおばさんにあたるジェーン・フォンダ出演の名作『キャットバルー』をもう一度観たくなったぞ~(謎)。   っとまぁ、どうでもいい話はこっちに置いといて……。この映画『アサシン』には、確か、我らが大スターのダァ~モットくんが“主役の恋人”というかなり重要な役で出演していたはずなんですけど、86人ものレビューアが誰ひとりとして彼のことにまったく触れていないのは何故(汗)? というか、もしかしてわざと無視してる(笑)? 作品情報のキャスト欄を見ても“ダ”の字もないし(爆)。もっとも、そんなダーモットくんだからこそ憎めなかったりして……。
[映画館(字幕)] 5点(2004-08-08 02:10:16)(笑:2票)
38.  夢のチョコレート工場
《菓子製造にまつわるネタバレ注意!》まさか!と思うかもしれませんが、少なくとも数年前まで、お菓子の製造には間違いなくウンパルンパ族が関わっていました。かつてとあるパン工場でアルバイトをしていたとき、僕自身が実際にウンパルンパ族のとんでもない職人技を目の当たりにしたのですから、間違いありません。ご存知ですか?“まるごとバナナ”。あのバナナの皮を誰がむいているのか、考えたことがありますか? もちろん、ウンパルンパ族です。彼らは両手に一本ずつバナナをつかむと、一瞬のうちに二本のバナナをむいてしまうという凄いテクニックを持っているのです!! ♪ウンパ(2本)♪ルンパ(また2本)♪へパディ~(そのうえ2本)♪ドゥ~(さらに2本)と、リズミカルかつスピーディに大量のバナナをむいていく彼らを前に、僕はただ茫然と立ち尽くすしかなかったことを覚えています。 《蛇足》すべてのバナナをむき終えた後、僕は勇気を振り絞り、彼らのひとりに「アナタは一体何者なんですか?」と尋ねました。彼は「ワタシハレオナルド。ブラジルジンデース」と答えました。「ブラジルデハダイガクノセンセーヤテマシタ」とも。僕は彼のたどたどしい日本語を聞いて思いました。「ウンパルンパ族は嘘が下手だなぁ……」
5点(2004-05-03 05:25:30)(笑:5票)
39.  ガス人間第一号
マッドサイエンスによって生まれた怪奇人間の映画と言えば、僕がまず思い出すのはジェームズ・ホエール監督による『透明人間』と『フランケンシュタイン(の花嫁)』です。これらの映画が素晴らしく共感を呼ぶのは、彼らが凶悪で暴力的な顔の裏側に、大きな苦悩を抱えていたから。クロード・レインズの透明人間は凶暴なる自分に嫌気がさしていたし、ボリス・カーロフのフランケンシュタインは常に愛情に飢えていた――だからこそ恐るべき怪奇人間がときに本当の人間よりも人間らしく思え、僕らは感情を移入せずにいられなかったと思うのです。ところが本編のガス人間、自分を化け物にしてしまった科学者に対する被害妄想が強いばかりで、彼の表情から苦悩を読みとることはできません。日本舞踊の美人家元と愛し合っているのに、どうして犯罪を繰り返さなくてはならないのでしょう? 貢ぐために多くの人を殺して、それで彼女が喜ぶとでも思っていたのでしょうか? この映画で苦悩するのは当のガス人間ではなく、彼を愛してしまった女の方。したがって女性的な見方をすれば、辛く哀しいラブストーリーと位置づけられないこともないでしょう。それでもやっぱり前記の作品群と比べると、どうしても物足りない気がするのです。意欲的な特撮に八千草薫の美しさ、オシャレなクルマなど見どころはありますので、決して否定はしませんが……。ちなみに僕は、女性新聞記者を演じた佐多契子という女優さんの魅力に惚れ惚れしてしまいました。昔の映画って、女優さんがホントにキレイですよね。
5点(2004-01-23 06:35:12)(良:1票)
40.  腰抜け二挺拳銃 《ネタバレ》 
いかにも強そうなカラミティ・ジェーン(ジェーン・ラッセル)と、いかにも頼りなさげな“ペインレス”ポッター(ボブ・ホープ)が、見た目通り&期待通りに大活躍(笑)! 倒したインディアンの数が話す度に増えていく、というようなベタベタギャグのオンパレードも、今あらためて見るとかえって新鮮だったりします。インディアンに捕まって拷問にかけられそうになっても、主人公はもちろん観てる僕らまでまったく危機感を感じないというのがスゴイ。そんでもって期待通りにまんまと逃れてるし(笑)。そしてエンディングは、誰もが予想した通りの結末。「やっぱ、そうくるよね~」と思った瞬間に!!! 「おいおい、マジかよ……(汗)」
5点(2003-12-22 02:45:24)
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