21. 不思議惑星キン・ザ・ザ
クー。あの太鼓欲しい。欲しい。無表情な小僧もいいけど、意外と情の深いおじさんに惚れる。単に喜劇としても楽しめるし、切なくも温かいロードムービーとしてもクー。 9点(2004-05-09 21:17:27) |
22. 遊星からの物体X
気分爽快なSFXは必見。CGでは味わえない質感とよく言われるけど、まさにその通り。感触が伝わってくる。一番好きなのはやはり犬。スクエアのパラサイト・イヴでパクられてた。まぁSFXだけでなく、演出も素晴らしい。カーペンターの中でもスターマンと並んで大好きな作品。 9点(2004-04-16 15:34:33) |
23. めまい(1958)
いきなり何がどうなってるのかさっぱり分からず物語にひきこまれた。そして最後まで息もつけず、ただただ面白かった。ミステリーとロマンス。堂々と王道を突き進みながら、そして王たる貫禄。さすが。しかし、キムノヴァクの眉毛が気になる。 9点(2004-04-16 15:09:47) |
24. ペーパー・ムーン
淡々としていて、なおかつほのぼの。本当の親子が演じる親子(?)の掛け合いが不思議な感じがして面白い。テータム・オニールはかわいいけど、美人じゃない。どう考えても精神年齢発達し過ぎ。親父は娘がこんな役柄をやることに抵抗はないんだろうか。まぁくだらないこと考えないで、微笑みながら見るのがよろし。 9点(2004-04-10 09:38:38) |
25. ブロウ
麻薬をアメリカ中に広めた男という、いわば悪の権化を、一人の人間としてていねいに描いていて味わい深い。波乱万丈なのは確かなんだけど、観てると普通によくある人生のように思えてくる。ユングの人間としての一面は常に孤独なもので、だからこそ涙を誘われたんじゃないかと思う。ジョニーデップは名演。 9点(2004-04-10 09:08:15) |
26. バンディッツ(2001)
ツボにきた。脚本が良い。主役の3人だけに限らず、登場人物は皆それぞれにクセがあって、それぞれがとても魅力的。ギャグのセンスも自分の感性とぴったり合った。ケイトブランジェットがまた美人なんだな。カツラをかぶって次々変装していくけど、どれもこれもかわいい。惚れそう。BGMもこだわってるね。 9点(2004-03-28 19:13:44) |
27. 風の谷のナウシカ
動きが凄い。公開当時、一瞬にして完全にこの世界に惹き込まれたのを覚えている。この映画から受けた衝撃は計り知れない。喜び、悲しみ、そして怒り。こんなに複雑に感情がたくさん詰まったアニメは他に知らない。 9点(2004-03-28 14:51:15) |
28. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
死の宣告をされたら、とは言っても、みないつか死ぬわけで、そういう意味では誰もが死の宣告をされている。いつ自分に順番がまわってくるかびくびくしている人にこの脚本はいいのでは?テーマは重いけど、映画は明るいし。いかに生きるか、だね。死んだら同じなんて思わずに。そうそうBGMもいい。 9点(2004-03-28 12:15:30) |
29. タクシードライバー(1976)
スコセッシの最高傑作だと思う。こんなかっこいいデニーロは後にも先にも無い。すべてにおいて悲しさ、空しさが溢れ、心の穴に隙間風を吹かせる。妄想の中でしか自分を大きく見せられない苦しさはまだ自分を諦めていない証拠だと思いたい。 9点(2004-03-12 20:40:38) |
30. “アイデンティティー”
意外にも面白かった。「意外にも」なんて言葉使うと映画に失望してる人みたいで自分が嫌になるが・・。面白い映画は犯人がなんとなく分かっていようと面白い。観客を楽しませようと努力しているのは分かるが、けっして媚びてない。それはしっかりキャラクターが作られているからだと思う。ショーシャンクほどは無理だろうが、後々有名作になりそうな予感。 9点(2004-03-04 21:33:50) |
31. スリーピー・ホロウ
予告はつまらなさそうだったが、本編はいい意味で期待を裏切られた。シザーハンズに物足りなさや甘さを感じた人にはこっちの作品のほうがいいかも。こういうオカルト映画はやはり雰囲気作りになによりこだわってほしいところだが、この映画は画面の色合いやCGの使い方などセンスが光っている。キャスティングもそのキャラクターもすごくピッタリ。またストーリーを分かりやすく、かつ、わざとらしくなく、丁寧に説明しているのが好印象。楽しい楽しい2時間だった。 9点(2004-02-16 17:50:42) |
32. クロウ/飛翔伝説
静寂のなかに響く息遣い、風の音、雨の音。まるで獲物を狙う際の研ぎ澄まされた感覚のよう。暗闇に浮かぶ道化の白い顔にいちいち鳥肌が立つ。ブランドン・リーが主人公の悲哀、苦悩、怒りを見事に表現し、復讐という行為に説得力を持たせている。またこの少女の存在が、主人公の温かい一面をうまく引き出している。秀作。 9点(2004-01-09 18:07:26) |
33. キャッツ&ドッグス
犬好きのためかなりハイテンションになった。泣かずにはいられなかった。どんなに偉い人が何を言おうと、物理の法則がどうなっていようと、犬が好きで、この映画が好きだ。 9点(2003-12-18 09:25:00)(良:1票) |
34. お熱いのがお好き
現実の嫌なことを忘れさせてくれるバカコメディの世界。本当にありがたい。 9点(2003-12-08 17:22:39) |
35. アザーズ
すごく美しい作品だと思う。気高い雰囲気ながら娯楽として十分楽しめた。ニコール・キッドマンのぴりぴりした感じが、よい緊張感を生み出している。 9点(2003-11-28 23:29:47) |
36. 愛が微笑む時
嫌味の無いさわやかなストーリー。オムニバス形式なんだけど、ひとつひとつのエピソードが終わるたびにじわっと来た。全体としてのまとまりも素晴らしい。ロバート・ダウニー・Jrは演技力あるなぁ。 9点(2003-11-28 22:34:05) |
37. 怪獣大決戦ヤンガリー
《ネタバレ》 醜いと言われるヤンガリーだが、街中で完全と立ちはだかる雄姿はまさしくヒーローというにふさわしいかっこよさ。登場シーンで「二足歩行かよ」と馬鹿にしたことを謝りたい。監督の愛と、ちょっとせつないB級臭と、コミカルな登場人物たち。なかなか楽しい作品である。突如現れたサソリゲスにも少し伏線が欲しかったところだが、まぁいいや。 [地上波(字幕)] 8点(2007-02-27 01:29:21) |
38. フラガール
蒼井優は今の日本女優の中で5本の指に入る輝きを放っている。軽く化粧しただけでこんなに美人になるなんてねぇ。今まで化粧っ気のない役柄ばっかりだったからかなり驚いた。花とアリスみてたから彼女の踊りにかなり期待してしまったんだけど、それを十分満足させてくれるフラダンスだった。 [映画館(邦画)] 8点(2006-11-10 17:06:08) |
39. 嫌われ松子の一生
煌びやかな世界というのが売りなのかもしれないが、CG併合映画が蔓延する今の時代にこの作品の映像面を高く評価することはできない。本当に素晴らしいのは中谷美紀の演技。腹を決めた松子が啖呵を切るときの美しさ、自分の生き方を決して恥じない強い姿勢に胸打たれる。 [映画館(字幕)] 8点(2006-06-11 18:28:22) |
40. ジョゼと虎と魚たち(2003)
《ネタバレ》 最後、妻夫木の泣き崩れる姿に打たれた。個性的な脇役もよかった。 [地上波(字幕)] 8点(2006-01-21 04:16:32) |