21. ゆりかごを揺らす手
《ネタバレ》 レベッカ・デモーネイ、淡々とした演技の中に ちらっと見せる「狂気」がなかなか良い。 ストーリーとしては 授乳シーンやエマを虐める男の子を懲らしめるのなど見てると、 母親になれなかった女の屈折した愛情を感じるが、 その愛情が「怖さ」を曖昧にしてしまっている。 決して子供を殺そうとかいうのが目的じゃぁないものなぁ だから温室での仕掛けは納得いかない。 もしクレアが子供と一緒に入って行ったらどうするのん? 4点(2004-01-31 13:54:39) |
22. レザボア・ドッグス
いきなり男達のがレストランで訳の分からない 会話を始めるシーンから始まる。 なかに見慣れたしゃくれアゴ あー、タランティーノやん。 DVD借りてきておきながら誰の作品だったか覚えていなかった(笑) マドンナのジョーク、タランティーノの映画だと意識せずにみたら ただ早口でしょうもない下ネタ話してるだけちゃう? 話は彼特有のカット割りでテンポよく進むし 音楽の使い方キャラクターの作り方はかなり格好良い。 ただ警官を拷問するシーンなんかはちょっと目を背ける。 ラストの終わり方もすっきりしないなぁ。 「パルプフィクション」からみるとかなり見劣りする。 これがデビュー作だと言うからそれも致し方ないか。 4点(2004-01-29 18:52:04) |
23. ヤッターマン(2008)
《ネタバレ》 アニメを実写化する意義ってなんなんだろう 例えば「20世紀少年」のように 単に漫画を映画化するのとは違って アニメキャラクターが生き生きと動いてたぶん ハードルが高くなるのは必然である その点かなり登場人物のイメージに 近づけてる努力は認める ただアニメなら許されるギャグや下ネタも 生の俳優がやるとやたら臭く卑猥になる。 声優3人をゲスト出演させてるのも興ざめ 監督は出来るだけ原作に忠実に作ったって言うが それって結局、観客のノスタルジーに 頼ってるだけの作品ってことになるんじゃないかな。 [映画館(邦画)] 3点(2009-03-25 12:58:52) |
24. ファミリービジネス
この顔ぶれどんなにおもしろいかと期待したけどかなり期待はずれ。 盗みのシーンでもっとハラハラするモノがあるかと思ったらそれもないし、 結局ドジな孫のせいでオヤジと爺さんに辛い思いさせただけ。 さすが名優同士で二人の絡みは味があるが まぁそれだけが見所かな。 3点(2004-06-09 00:00:52) |
25. デアデビル
《ネタバレ》 デアデビルっていっても日本人はほとんど知らないキャラ。 主人公が盲目って設定はおもしろいけど ヒーローとしてはちょいと弱っちぃなぁ。 完全にスパイダーマンの亜流。 3点(2004-01-31 20:48:41) |
26. ストーカー(2002)
まずこの邦題はあかん!! 確かにストーカー=まとわりつく という意味では近い部分はあるけど 一般的に我々が思ってるストーカーとはぜんぜんちがう。 この映画の怖さは写真っていう素材の怖さやん。 だからこの作品題名との違和感を感じる。 ストーカーって一種の「恐怖」、それがないもん。 ロビン・ウィリアムス 「インソムニア」で悪役をやってこれでしょ。 新境地を開きたいのかなぁでも全然怖くない。 やたらアップで肌の毛穴が目につく。(笑) 3点(2004-01-29 18:36:32) |
27. 風が強く吹いている
《ネタバレ》 原作に感動し先日テレビで駅伝を見て 映画を楽しみにしていたのだが なんだ!これは! ハイジと走の出会いからして 全然ちがう。 メンバーのキャラも描ききれてない 原作の面白さは そのメンバーが色んな過去を背負いながら ハイジの夢をかなえることで 自分のしがらみを断ち切っていく姿なんだけど 映画は 最後の箱根駅伝に焦点を合わせ ラストで感動の押し売りをしようとして完全に空回り まるでロスオリンピック女子マラソン アンデルセンやないか 原作読んでる人は苦笑いするしかない さらに許せないのは ハイジが走ってる時実況してる解説者の原稿が風に飛ばされて 「風が強く吹いてます」って語るアナウンサー それは意味ちがうやろ! 原作のよさを完全に潰した。 だからかどうかわからないが 金曜の18:45分上映 観客は5人でした。 [映画館(邦画)] 2点(2009-11-07 00:59:05) |
28. リプレイスメント・キラー
香港映画みてないから チョウ・ユンファってはじめて見た。 だからなんの先入観もなく言わせてもらえば 迫力なし、哀愁感なし ふとってるやん、小林旭やん、ギター持ってへんやん(笑) 松田優作だったら もっと格好いいだろうなぁって思いながら見ていた 2点(2004-05-23 06:40:14) |
29. ICHI
綾瀬はるかは興味がなかったが 周りの顔ぶれにひかれた 共演 大沢たかお 窪塚洋介 中村獅童 加えて柄本明、竹内力、杉本哲太、渡辺えりが固める 脇役だけで別の映画が撮れそうだ。 ちょっと期待 で評価 全然冴えない大沢たかお 相変わらず棒読み窪塚洋介 臭い演技の中村獅童 やる気の見えない柄本明 ホタテマンの力也か!竹内力 全然目立たん杉本哲太 太いだけの渡辺えり 全然まとまりがない 結局、周りにベタな演技させて 「綾瀬はるかってなかなかええやん」 って思わせる為だけの映画だった。 [試写会(邦画)] 1点(2008-10-17 10:14:47) |