Menu
 > レビュワー
 > カリプソ さんの口コミ一覧。2ページ目
カリプソさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 130
性別
自己紹介 うどんと映画とマーク・ノップラー。これさえあれば幸せです。

■GET LUCKY~♪
 

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567
投稿日付順1234567
変更日付順1234567
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  シンバッド七回目の航海
こんなにワクワクドキドキできる作品はそうはない。サイクロプスやドラゴン、ガイコツ兵士といった怪物たちの造形も素晴らしいが、その動きにいたってはまるで生きているかのようなのだ。なんかすんごい魔術師(結構マヌケ)もでてくるし。その魔術師が瓶に入った待女を変身させたシーンは後のメデューサの造形にも繋がるできでしたしね。姫が小さくなったりと、ダイナメーションだけじゃないのも凄いですね~。セットや衣装も作風にきっちりと馴染んでいて、素晴らしくまとまっていました。兎に角、子供も大人(?)もたっぷりどっぷり楽しめる冒険活劇でした。
[ビデオ(吹替)] 9点(2007-02-27 22:57:30)(良:1票)
22.  どですかでん
いつものように勤務を終え、ガラス戸越しに帽子を置く六ちゃんが一番まともに思えた。
[DVD(邦画)] 9点(2007-02-27 02:13:53)
23.  銀河鉄道の夜(1985)
宮沢賢治の世界を見事に映像化した作品。原作は短編集で他の話も賢治の独特の世界観が漂う。特にこの話はまだ未完成だと聞く。たしかに原稿が無い旨、記載されている。それでも、これだけ幻想を心地よく味わえる作品も珍しい。主な登場人物を猫と描写したことがまた深みを与えている。挿入曲であるドヴォルザークの交響曲「新世界」家路が心に響く。小学校の下校の音楽に使われていたのでより感慨深い。当時、この曲を聴くと必ず、何ともいえない寂しい気持ちになり、早く帰らなきゃと何故かおしっこがしたくなるような感覚に襲われ焦った記憶がある。
[ビデオ(邦画)] 9点(2007-02-17 14:50:36)
24.  転校生(1982)
もう随分前に見た作品だが色褪せることなく益々味が出てくる。瑞々しくリアリティのある主演2人が新鮮であるし、また背景である尾道の風景が何処かノスタルジックで美しい。その淡い風景と重なるように流れるシューマンの“トロイメライ”が切なくて胸にじーんときたりもします。何か遠い昔の出来事を想い起こさせるようなそんな感じのする作品です。        
[DVD(邦画)] 9点(2007-01-25 02:37:03)
25.  カラーパープル(1985)
重たいテーマだが登場する女性達を明るく逞しく描くことによって必要以上に重くなっていない。そのことが余計に涙を誘う。黒人であるが故に起こるどうしようもない憤りを乗り越え、年を負うごとに強くなっていく彼女達が素晴らしい。ラストシーンは何度見ても泣ける。しかし彼女達は明るい色がよく似合う。
[DVD(字幕)] 9点(2006-12-25 02:27:46)
26.  ビッグ・リボウスキ
流暢なメロディーに乗せて転がるタンブルウィードに、もう始めっからやられてしまいました。そのオープニングに違わず、本編も実に滑稽で、デュードを筆頭に愛すべきダメダメキャラクターのオンパレード。ほんと、出てくる人がみんな強烈な個性を発揮していて面白い。ジプシーキングス“ホテルカリフォルニア”にのせて登場する“ジーザス”ことタトゥーローなんか、その素性ともども最高に粋ななさけなさがありました。キューピーのような大家とか、執事を演じたフィリップ・シーモア・ホフマンのデュードへの対応に苦慮する演技も絶品でした。グッドマンやブシェーミにいったてはもう本編でお楽しみください。兎にも角にも、コーエン兄弟独特のブラックなユーモアとジャンルに縛られないバーウェルの選曲にサイケでカントリーな映像美で彩られた最高に粋な男達の物語です。
[DVD(字幕)] 9点(2006-12-25 01:23:25)
27.  アフタースクール
「前作ほどは...」というような微妙な評価を聞きつつ見つつ、さほど期待せずに鑑賞。それがよかったのかなぁ、とても面白かったですよ。たしかに”運命~”ほど「ええっ~!」とか「なるほど~」という「仕掛け」が少なんだけど、その分、逆算的な部分があまり感じられず、流れが滑らかに感じました。正直、ベッドの下とか、かまえて見てたんですけどねぇ^^。あと、俳優陣もよかったですね。大泉洋の丸味のあるキャラをはじめ、出てくるひとが、みんなうまい。先生とニセ島崎の、価値観のぶつけ合いなんかは、そこだけ別のテーマがあるようでよかったです。まあ、どこまでも喜劇なんですけどね。しかし、冒頭の「もじゃもじゃ」はアドリブっぽかった。あれは、大泉洋そのまんまですもん。
[DVD(邦画)] 8点(2010-01-27 00:28:44)
28.  クライマーズ・ハイ(2008) 《ネタバレ》 
翌日は早朝3時から釣りに行くので早く寝ようと思っていたのだが、画面いっぱいに広がる谷川岳一ノ倉沢のパノラマに釘付けとなってしまった。「おお~衝立岩すげ~」とかなんとか唸っているうちに、傍らで進行してゆくドラマにも、序所に漬かり始めていました。そして、あっと言う間の3時間、気付くと午前零時、完賞でした。何が面白かったって、俳優たちの熱い演技もさながら、日航ジャンボ墜落事件を報道側から炙り出していく過程が、地方新聞社の内情や人間関係を含めて、実にドラマチックにスピーディかつテンポ良く展開されるんです。それに後半の核心に迫る部分では、妙に現実味を帯びてくるというか、もちろんフィクションのドラマなんだけど、その時の一言が?????と残尿感を残してゆくのです。ひょっとして、これが言いたいが為の3時間だったんじゃないかとさえ思えてきます。あの悲痛なボイスレコーダーの中に、このような可能性を感じさせるものはないけれど、クラブ合宿の帰りに知り、言い知れぬ不安を感じた事故の裏を「たった一言」で感じさせたセリフに感服です。
[地上波(邦画)] 8点(2009-08-09 23:56:59)
29.  ホーホケキョ となりの山田くん
おじゃまんがの影響か、ずっと敬遠していた作品。しかし、今見たことが良かった。特に、ミヤコ蝶々さんの訥々としたナレーション(口調)の中に、言い知れぬ安心感を感じました。作画枚数を増やすことで得られる滑らかさも、4コマ特有の抽象化された画に輪郭を与えていて作品のテーマ性に合っていたと思う。そして矢野顕子さんの素晴しく暖かなテーマ曲や様々な形でさりげなく挿入される音楽もグッド。月光仮面の件が少し冗長すぎる感もあったが、気持ちはわからんでもない。全体としては4コマの持つ風情を生かしつつ、長編アニメーションとして、よくここまで仕上げきったなあと感心しました。
[DVD(邦画)] 8点(2009-01-31 15:08:23)
30.  セロ弾きのゴーシュ(1982)
チェロの音と動物たちの関係というファンタジーが青年の成長記録と見事にマッチした良作です。教育的側面もある地味な作品だけど、心の機微をシンプルに素直に表現してくれるのでとっても見やすいかった。時間的にも60分にまとめたのは好印象ですね。不思議な出来事も人間と動物が近しい背景のせいか、違和感なく先へ進めるんですねえ。それに訪れる動物たちが、なんとも健気で愛しいんです。夜の帳の中、外でじっと耳を傾ける動物たちの姿はとても美しいシーンでした。エンドロールにかぶさるゴーシュの生活風景とラストの虫の声も印象的です。
[DVD(邦画)] 8点(2009-01-25 22:11:51)(良:1票)
31.  運命じゃない人 《ネタバレ》 
友人の薦めもあって見たいなあとは思っていましたが、アフタースクールのヒットも相まって、ようやくマイツタヤに登場。勇んで再生してみると、90年代のような湿度を感じる映像にちょっと以外な印象。それでもタイトルから想像した流れになりそうだなっと見ていると、同シーンを登場人物ごとに視点を替え繰り返す演出が始まる。それでも、ベタでスローな流れに飽きがきそうだったが、そこから徐々にスピードアップしてゆく。いや、展開も速くなるが、視点を替える演出がとてもうまく絡みだす。そこまでの映像の中で、何気なく見ていたポイントが利いてくるから余計に面白い。Tパズルのようにシンプルでいて、よく練られています。組長と便利屋やまちゃんのコンビのように、どこか愛嬌のある俳優陣もいい感じだし、ラスト近くの悪戯もまんまと騙されたりと茶目っ気たっぷりの演出には本当に参りました。ただ、これだけの道中を見せられた後だからか、ラストに少し不満が残るのもたしか。正直、“またあ?”と思いましたもん。それとも冒頭の約束と彼女はなにか関係あるのかな?ただ時間を強調するため?ん~これだけ面白いとラストに仕掛けがあるように思えてならないのだが・・。まあ、悪くはないんですけどね。しかし、このままいくと、十分運命的なような気もするのだが・・。
[DVD(邦画)] 8点(2008-12-04 23:21:00)
32.  センター・オブ・ジ・アース(ブレンダン・フレイザー主演)
劇場+3D限定の評価ですが、なかなか楽しい作品でした。話は昨今のアドベンチャー物とそう変わりはなく逆に粗さが目立つほどですが、作品のスタンスが終始お気楽路線で、難しい状況もなんのその、さむ~いギャグを連発しながら突き進みます。びっくり系アトラクションをただ楽しむという観方なら大満足な一本です。しかし、3Dなしの劇場やDVDだと満足感はかなり低くなるでしょう。鑑賞方法限定ではありますが、何も考えずパ~と楽しみたい方へおすすめします。
[映画館(吹替)] 8点(2008-10-26 17:01:52)
33.  霧につつまれたハリネズミ
ああロシアだ、というなんとも暗く荘厳な絵(パルナス風味)。そしてなんとも暗く優しい音楽と効果的な効果音。チェコのクルテクにも通ずる、旧ソビエト共産圏独特のキャラクター造形の愛おしさ。遠い記憶を思い起こされる心理描写も秀逸。10分程度の作品だけど素晴らしい仕上がりです。バツグンのタイミングで、そして少しだけ不安を掻き消してくれる「ヨ~~ジッ~ク」という呼び声が印象的。
[DVD(字幕)] 8点(2008-06-22 16:43:15)
34.  パンズ・ラビリンス
不覚にも、このジャンルの作品に涙してしまうとは・・
[DVD(字幕)] 8点(2008-06-12 00:08:37)
35.  それでもボクはやってない
被告側の視点に立った話だと理解はしているが、体の中が震えるてくるほど腹の立つ作品でした。駅員に押し込まれるほどの満員電車に乗ったことのある人(大勢いるでしょうが)なら判ると思いますが、故意にしろ過失にしろ何が起きても不思議ではないあの空間は、本当に異常です。もう随分前ですが、ある日の車内で僕の後ろにいたOL風の女性が突然、「いつまでさわっとんじゃ!ボケ!!」と大声でまくし立てたことがありました。当の女性はそれだけ言うと素知らぬ振りをしていたのですが、その女性を取囲む男性陣(6~7人)は僕も含め穏やかではありません。離れている乗客たちは、(どいつやどいつや)という風にこちらを興味深げに覗っています。そして次の瞬間、僕ら男性陣の下ろしていた手がもぞもぞとゆっくり上げらてゆく光景は、緊張感の中の変な可笑しさと(あ~みんな考えるのは同じなんだな)という妙な連帯感を感じた忘れられない体験でした。そんなこともあり、ちょうどTVなどで騒がれていた痴漢犯罪の問題は予備知識としてもっていたので、一方的とはいえこの作品の進め方に異論はありませんし、警察の体質や裁判の在り方に問題があるとは思いますが、裁かれるべきは何が起きてもおかしくないあの通勤ラッシュの殺人的混雑に元凶があるような気がしました。そんな特殊な空間での難しい犯罪だけど、改めてこういうことが起こっていると今一度“傑作”として仕上げ、世に送り出した本作の功績と静かで熱い演技をした役者たちには素直に拍手を送りたいものです。最後に一言いわせて下さい。日本アカデミー賞のバカヤロ~!
[地上波(邦画)] 8点(2008-03-02 01:42:19)(良:1票)
36.  ざわざわ下北沢
まず映像はこの上なく美しい。フィルムの色、光の使い方、構図の取り方とどれも素晴らしい。机に向かい日記をめくる有希のカットなどは絵画のよう。下北沢のどこかノスタルジックで程好くとっちらかった街の風景も愛情をもって切り取られているのがわかる。その反面、物語性が薄いと感じるのも確か。でもそれは、モノローグやモンタージュを多用し、なるたけセリフを排除する俳人のような監督だからそう感じるのだと思う。本作は少女有希が下北沢というフィルターを透して、大人へと成長する物語。ただ表面的な下北沢の魅力を描くのではなく、この時期の人間にとって住み慣れた街や友人というぬるま湯から距離を置くことの大切さも描く。店のテーブルで煙をくゆらす蚊取り線香のカットの後に、「真っ直ぐな蚊取り線香のよう」と自身を評する有希。そして監督は彼女を旅立たせる。いいじゃないですかこの締めくくりは。雰囲気だけではなく、目を凝らせば何かが見えてくる。こんな監督なかなかいませんよ。なのに市川準作品の多くが未だにDVD化されていない。僕には不思議でなりません。
[ビデオ(邦画)] 8点(2008-01-29 22:58:11)
37.  あしたの私のつくり方
重たくも柔らかく優しい気配が漂っているのに寒さを感じるほど澄みきった描写に震えた。今ある様々な問題を背伸びせず、長いスパンを違和感なく描ききったことに改めて力量を感じる。いつものように美しく、情感ある映像も素晴らしかった。校内風景を切り取る映像とテレビ電話の映像に若干違和感も憶えたが、まとまりのあるいい映画だと思いました。次回作が待ち遠しいです。
[DVD(邦画)] 8点(2007-11-10 02:48:23)
38.  秒速5センチメートル
数年前、ケーブルテレビのCMか何かで、アニメのワンシーンが目に留まった。信号だったか踏切りだったか一瞬なのに、その風景が脳裏に焼きついた。調べようにも手段もなく、あきらめたのだが、今想えば新海作品だったのかも知れない。その画は、どうしようもなく切なかった。そして今、この作品を見終え、切なすぎる感動を噛み締めています。彼女の気持ちをおもいやれなかった14才の頃が頭を過ぎりました。
[DVD(邦画)] 8点(2007-10-21 03:51:24)
39.  女はみんな生きている
混沌とした冒頭から、徐々に形を成してゆく見せ方は見事。人や場所は入り乱れるが、戸惑うことなく自然と理解できる。送るときは送る、見せるときは見せるといった具合でメリハリが利いているせいだと思う。そして”おばあちゃん”のエピソードに見る、伏線の置き方と拾い方もビューテホー。リアリティのある描写、スピード感、メッセージ性、ラストの括り方と、どれをとっても素晴らしい。とくにラストのセリフなどはズシンときた。コリーヌ・セローは近い将来、ものすごい作品を撮りそうな気がする。
[DVD(字幕)] 8点(2007-10-17 02:04:00)
40.  サン・ジャックへの道
明日、返却なのにズルズルと深夜になってから鑑賞。見ずに返そうかと思ったが見てよかったよ。物語は、遺産相続の条件として、“兄妹3人で巡礼の旅ツアーへ参加せよ”という母の遺言よりはじまる。仲の悪い中年3兄妹を中心にこのまま進むのかとげんなりしてきたが、ツアーにはガイド他5名が加わり、総勢9名でフランスからスペイン西部の聖地サンティアゴまでの1500kmを徒歩で目指すこととなる。旅がはじまると心配した兄妹だけでなく参加者全員にスポットが当たりだし、徐々に面白くなってゆく。個性豊かな面々と歩いては休み、泊まっては歩きゴールを目指すという分かり易いストーリーに分かり易い伏線を、分かり易く拾ってゆく。本当に素直な作り。そして美しい風景描写と人物を溶け込ませた切り取り方もホレボレするほどウマ~イ。でもやっぱり、メッカに行けると信じ、母から大事な家賃まで拝借してきたアラブ系の少年ラムジィ君がいい味だしてます。彼と兄妹との最初の会話から、夕陽に輝くサンディアゴの浜辺の出来事までが僕には心に沁みました。いいです、この映画。
[DVD(字幕)] 8点(2007-10-06 01:19:09)(良:1票)
000.00%
100.00%
210.77%
300.00%
421.54%
575.38%
62418.46%
73023.08%
84030.77%
91612.31%
10107.69%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS