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ムランさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

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21.  アメリカン・アサシン 《ネタバレ》 
『恋人を殺されて復讐鬼となった主人公がCIAにスカウトされ核テロリストと戦う』と言うベタな設定ながら、穏健派のイラン政府が味方になるというのは面白い設定。 ただいかんせんボーンシリーズやM.I.Pシリーズに比べるとミステリー要素が無かったり、アクションに迫力が劣ったりと、決して悪い出来ではないのだが、似た設定の大作映画に比べると見劣りしてしまう。 特に人質になったヒロインが自決することでテロリストの隙を作ったのにあっさり逃がしてしまったのは失笑もの。せめてあのシーンはラストに持っていってラスボスを倒せる要員にすべきだったと思う。
[インターネット(吹替)] 5点(2021-03-01 20:11:22)
22.  ライフ(2017) 《ネタバレ》 
『地球外で発見した微生物を調べていたら急成長して宇宙船乗組員に襲い掛かってくる』と言う、もうベッタベタに使い古されたネタ。 とは言え、ゼログラビティやインターステラー、オデッセイ等昨今の宇宙モノの傑作にはあまり脅威となる宇宙生物が登場していないので、何かしらの面白い設定やストーリー展開があればワンチャンあるかもと思ってみてみたが、まぁどれもお約束展開ばかりで期待外れ。 『軌道を外れ制御不能になった調査ポット(しかもかなりの高速)を宇宙ステーションのアームでキャッチするというもはやギャグレベルの芸当』 『密閉された部屋から仲間を救出しようとして結果的に死者増加&敵脱出と失笑ものベタ展開』 『宇宙生物の細胞全てが筋肉であり脳であり・・・とかご大層な事言ってるが、それを活かした展開が皆無』 『仲間の一人が犠牲になって船外に追い出せたと思ったら、何故かスラスターから船内に入りこめると言う不思議構造、そして侵入を妨害しようとスラスター吹かしたら地球に落下しそうになり、慌てて復帰した所で燃料切れ(時間的にほんの数分で燃料切れって・・・)+侵入されるという茶番レベルのアクシデント』 『救出に来たと思った宇宙船が実は緊急事態が起きた宇宙ステーションに連結して地球外に押し出そうとするのだが、なぜか『緊急事態が起こっているとされる宇宙ステーション側からハッチが開けられ、敵も侵入しちゃって自体悪化』 『宇宙ステーションがまた落下しそうになったので、脱出ポットに敵を閉じ込めて宇宙外に追い出そうとするのは良いが、コロニーに残っている火星サンプル(宇宙人が見つかった砂?)にもまだ敵が宿ってるかもしれないんだから、一緒にポットに積むべきでそのまま落下させちゃまずいんじゃないの?てかスタッフサンプルの事忘れてるよね?』 とこんな感じで、悪い意味でご都合全開なツッコミ展開で映像だけきれいな90年代のパニック映画を見てるような気になる。 ラストに関してほんの僅かだが『おっ!』と感心させられたが、正直後味が悪くなるだけなので誰もやらなかったって展開なだけで、本作への悪いイメージが好転するほどではない。そもそも、ちょっと生命力と増殖力が凄くて『宇宙ステーションにある機材』では倒せないだけで攻撃手段が締め付けるしかないようなヤツが地球に降り立ってもそこまで絶望を感じない。 総評 一言で表せば『無駄に金を掛けて作られたB級映画』。 恐怖度もゼロ・グラビティの冒頭事故のシーンの方が10倍怖い。 エイリアンのようなSFパニックものに飢えている人がいても、紹介はするがおススメはしない。
[インターネット(吹替)] 3点(2021-02-28 19:08:01)
23.  ハンターキラー 潜航せよ 《ネタバレ》 
序盤の最新鋭潜水艦による水中戦は見応えがあり、『消息不明になった味方潜水艦調査のため現地に向かう米潜水艦』と『ロシア内を偵察していた米特殊部隊がそのまま敵基地かの用心救出任務へ』と言う陸海同時に進行する展開は中々良くできていたが、後半盛り上がる陸上部隊に対して、海中の方は序盤の戦闘以降は沈没した潜水艦からの救出作戦や機雷回避しながら敵侵入等地味なシーンばかりで退屈。 終盤は潜水艦映画お約束の敵艦からの対潜攻撃を受けるが、『限界深度を超えた潜航』や『船体損傷とそれを修理すべく奮闘する船員達のドラマ』等の見せ場はなくあれよあれよと上手くいき、結局戦闘無しのまま終劇。できればラスボスが潜水艦に乗って最終決戦とか最後にヒト盛り上がりが欲しかった。 陸と海という二面展開は良いアイディアだったが、それぞれの尺が1時間ずつしかなかったためどっちも中途半端な掘り下げしかできなかったのは非常に勿体無い。
[インターネット(吹替)] 5点(2020-10-08 21:40:27)
24.  東のエデン 劇場版 II Paradise Lost 《ネタバレ》 
TV版、『Ⅰ』も含めての感想になります。 『100億円使って日本を救え』と言う設定こそ面白かったが、そこから展開される話がまぁ詰まらない。 この後作った009もそうだが、この監督はやたら『劇パト2』っぽいものを作ろうとしているのだが、単に実力が伴っていないのか自分なりのオリジナリティを入れようとして失敗したのか、とにかく『劇パト2』の僅かな雰囲気程度しか模倣できていない。 『対価の金を払うことで願いが叶う携帯(ジュイス)』も、願いを叶えるまでの過程や叶えた事による結果が説明されないor展開が強引なものばかりで『何故そうなるの?』とか『そうはならないだろう』とご都合全開で魅力を活かしきれていない。 例えばTV最後のミサイル攻撃の場面、ニート2万人にミサイルの迎撃方法を募ったが、ほとんどがその言葉をすぐに信じて行動するのはその最たるもので、状況的あの場面で主人公の言葉を鵜呑みにする根拠も無く、しかもその迎撃方法もどんなものか説明されておらず(映像を見る限りそんな特殊なものではなく、単にジュイスに『ミサイル迎撃して』と言えば済んだ程度のもの)、単にそのシーン(三人寄れば文殊の知恵的な演出)をやりたいが肝心の部分はアイディアが思いつかずぼやかしているみたいで興冷め。 他のお願いも大体こんな感じで、主人公の取った行動に説得力や理由付けがなく、なのにその行動で上手い感じに物事が進んでしまう。更にお願いを使わない行動も『捕まった主人公を見張りも付けずにトイレに行かせて、顔を隠した状態の身代わりを確認せず本人と思い込みそのまま連行(顔を隠している事には周りの人間にバレないですむ的な言い訳が入っているが、少なくても連行する前に当人たちは確認するだろ?)』『公安の分際で、カモフラージュすらしていない隠し通路の入り口を見逃し逃亡される』等ご都合展開のオンパレードで失笑すら出ない。  総評 ラストの目的とそれを成す為の手段(携帯電話)こそ魅力的だが、ソレの活かし方(キャラクター達の行う行動や展開)が余りにも稚拙過ぎるし、TV11話、劇場2本もやっといてこれだけどっちらかってしまったのはただただスタッフに実力が無かったとしか感じられない。 確かに個人的に劇パト2は好きだが、色々と重過ぎるのでキャラ原案を人気漫画家に依頼したり等エンタメ要素を盛り込もうとしたのは分かるが、差し引きがつりあっておらず大幅マイナスになっている。 同じタツノコ製作且つ『日本に漂う空気と戦う』作品としては、この後製作されたガッチャマンの方が万倍も良い出来。
[インターネット(邦画)] 3点(2020-07-26 05:41:19)
25.  トイ・ストーリー4 《ネタバレ》 
百歩譲ってウッディがボニーとの楽しい生活を捨てて新しい道を歩みだすのであれば理解できたが、演出的に『もう遊んでくれないボニーとの生活に見切りをつけた』感じになってしまったのは良くない気がする。 ボニーが終盤、リュックの中にいたウッディに目もくれなかったシーンを入れるあたりスタッフもそう思わせようとしているのかもしれないが、個人的には別れの直前にボニーとの楽しい時間を久しぶりに過ごし、それでも別れを選んだ方が良かったと思う。ひょっとしたら単に『ウッディがいなくなってもボニーは気付かないから旅立っても大丈夫』と言う意味を込めたのかもしれないが、個人的には上述したように悪い印象しか受けなかった。 『3』までの展開であれば、今後ボニーが大人になればまた別の子供に・・・と繰り返しが予想され(おもちゃの耐久等は置いといて)、それを仏教の輪廻転生と考えるとウッディの今回の行動はある種の悟りの境地に立ったとも解釈できる(ボイス機を失ったのも骨董品としての自身の存在価値との別離)が、どうしてもウッディが『逃げた』ように見えたのはいただけない。恐らくこれは今後もおもちゃとして生きるバズ達がウッディより『下』にならないようにするための配慮とも考えられるが、結局中途半端なオチに感じられた。
[インターネット(吹替)] 6点(2019-11-11 18:32:53)
26.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 
 『ラドンの演出全般』『核兵器で瀕死のゴジラ復活』『平成VSメカゴジラのノリでバーニングゴジラへのパワーアップ』等恐らくデザイナーや演出家の中には東宝時代の怪獣映画を研究したか元から好きな人がいると感じれる程にオマージュが頻繁にあり、それ自体は非常に好印象かつ格好良かった。  ただし、そんな怪獣達がいちいちおばさんが作った『怪獣翻訳機』的な装置に振り回されるのは、画的な格好良さとのギャップが激しく滑稽に感じられてしまった。  ストーリーも全体的に起伏に欠け、話を進めるため『○○を××する』とか『□□すれば△△になるはずだ』みたいな理由に全然納得が出来ず『なんで?』とずっと疑問に感じてしまい、そこに面白さや感動はなくただただ退屈だった。  ドラマパートの長さはそれなりに覚悟はしていたが、悪いことに前回は一応兵士の活動がそれなりにあったので洋画お得意のアクション映画的なノリがあったが、今回はひたすら非戦闘民達のダラダラと無駄に長い会話を聞かされるだけなのでむしろ悪化していた。  ラストバトルも個人的には怪獣同士の戦いに集中したいのに、『行方不明になった娘の捜索』と言った本当にどうでも良いシーンをはさんでくるのではっきり言って邪魔以外の何者でもなかった。  他にも、個人的に怪獣映画にとっての人間ってあくまで脇役と言う認識なのだが、『イチイチ人間を認識するために屈むゴジラとギドラ』や『戦闘機や戦艦を引き連れて現れるゴジラ』等とにかく人間の存在感を出そうとするのもなんかでしゃばってる感じがして好きじゃなかった。    総評  かなり怪獣映画の定番と言うかお約束が浸透してきているのは感じられたが、いかんせんまだまだメインスタッフのなかに『そう言うのを分かっていない者』がちらほらいて、『昔の東宝特撮映画なノリ』を期待している自分にとってはあと一歩という印象。  
[映画館(字幕)] 6点(2019-06-01 12:30:36)
27.  プロメア 《ネタバレ》 
こいつドリル積んでそう。こいつが今回のドリルメカか。ドリルっぽい装備だけどドリルじゃないな。今回の戦闘ではドリルはお預けか。なるほどコレはドリルへの伏線だな。ここらへんはドリルの匂いがしないなぁ。おお、こいつが真のドリルメカか。ああ、ますますドリルを持ってそうに。絶対ドリル出すだろこいつ。敵もドリルっぽいの出てきた。なるほど開拓ドリル・・・は無し?なるほど竜が集まってドリルに・・・ならない。ええ、ドリル無いの?やっぱりこいつがドリル持ちだったのか。ナイスドリル!あれ、ドリルもう終わり?ドリルは少なかったけど面白かった。こんな感じです。
[映画館(邦画)] 9点(2019-05-25 13:03:25)
28.  デッドプール2
アクションやギャグ等ほぼ全てが前作よりパワーアップしており、頭空っぽにして観れる素晴らしい娯楽作品だった。 下半身は子供!上半身は大人!その名は名暗殺者デッドプール!!
[映画館(吹替)] 8点(2018-06-02 06:24:07)
29.  ランペイジ 巨獣大乱闘 《ネタバレ》 
CGはかなりがんばっているのはわかるが、技術・演出共に金や才能を費やした同系列の作品と比べるとどうしても劣っているように感じてしまう。『どこが』と聞かれると困るのだが、悪い所こそないのけど『スゲーッ!』って唸れるほどでもない、本当に『及第点』な出来。 ストーリーに関しては、この手のメインディッシュ(モンスター大暴れ)がはっきりしている場合は、最低でも奇抜な事せずあくまで『前菜』的な無難な内容にしておけば問題ないと考えていたが、突っ込み所もスルーできる程度のここまで無味無臭の、前菜どころか備え付けのパセリ級の無難さだと逆にメインに行くまでに眠気に襲われてしまうと言う新たな発見があった。
[映画館(吹替)] 6点(2018-05-23 07:06:01)
30.  レディ・プレイヤー1 《ネタバレ》 
『ゲーム内の隠しアイテム=世界的に大人気なオンゲーの利権+莫大な富』と言うのはベタながら、それを求めて『社運』や『命』を掛けてゲームすると言う説得力は持たせてある。 まぁ正直ストーリーや演出に奇抜さは無いが、とにかくハリウッドの財力とスピルバーグの権力(こっちは想像だが)をフルに活かして古今東西のゲームや映画が所せましに登場するお祭り映画としては、登場作品を知っている数に比例して興奮度も上がるだろう。 細かいところでは、ゲーム内でうっかり本名を名乗ってしまったり、パスワードのメモを貼っておく等と言ったネットリテラシーの低さが敵味方共に命取りになったりするのは面白かった。ただそう言った演出の傍ら、今問題になっている『歩きスマホ』の上位版(視界を完全に遮られるゴーグルを付けて屋外の歩道を疾走)みたいな事をやっているのは良くなかった。 あと、主人公が自分のミスで叔母やその周辺に住んでいた住民を死なせておきながら、その事をまったく悲しまずゲームを続けたり、ラストもその事を忘れてるかのようなハッピーエンドを迎えていたのもマイナス。爆殺しようとする理由は無くもないが、例えばあらぬ罪をでっちあげて逮捕とかじゃダメだったのかな。 それと、メカコジラが旧作引用じゃなくて新規デザインだったのは残念。ハリウッドの超絶CGで動くところを見たかった。  総評 『ガンプラのパッケージ並のクォリティーで動くRX‐78』と『十代(コナミのTCGアニメの主人公)が波動拳(カプコンの必殺技)を使う(叫ぶ)』だけで私は元は取れました。
[映画館(邦画)] 7点(2018-04-20 23:05:50)
31.  ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル 《ネタバレ》 
舞台が前作でアランが『一回休み』の間に行っていたジャングル(厳密には若干違うが)だったり、過去作の続編と言うポジションを活かした小ネタを盛り込みつつ、前作を見ていなくても十分楽しめる作りになっており、そこらへんのバランス調整は良好。 『ゲーム内に引きずり込まれる時プレイ開始時に選択したキャラクターに強制変身』と言う設定を非常に上手く活かしており、見た目タフガイなザ・ロック氏がヘタレな性格だったり、『ステータス上弱点に設定されてるケーキを食べると死亡(爆発)』等、現実を舞台にしていたら荒唐無稽な内容を違和感を持たせることなく且つ面白おかしく演出できていた。 『主人公のスキル登るの活用法』や『リスポン時は画面外(上空)から』等ゲーム上のシステムを利用した活躍もどれも質がよく『なるほど』と感心させられた。 とまぁ全体的な評価も一応書いたが、本作最大の功労者は『中身はギャル、見た目はメタボオッサン』になってしまった彼女(彼?)であるだろう。 『磨き上げたプロポーションが一瞬で消滅して悲しむデブおっさん』『ゲーム内のイケメンにメロメロになるデブおっさん』『立ちションで感動するデブおっさん』『女子力高い発言を連発するデブおっさん』『美人ゲームキャラに男を誘惑する方法(女視点)を実演するデブおっさん』『何気に突っ込みも上手なデブおっさん』『吹替え高木渉』等どれもこれも破壊力抜群。  総評 『ゲーム内に閉じ込められる』と言う設定を至るところで上手く演出しており、劇場にも子供が沢山いて且つみんな大笑いしていたように、非常に完成度の高い大人も楽しめるファミリー向け映画だった(下ネタもあるけどね)。
[映画館(吹替)] 8点(2018-04-16 06:00:31)
32.  パシフィック・リム:アップライジング 《ネタバレ》 
とにかくストーリーのチープさが酷い。 前作同様『ベテラン(?)主人公と新人後輩との成長』はあるが、ここに『平和になった世界での人間同士の争い』やら『暗躍する謎のイェーガー』『どんでん返しの急展開』等詰め込みすぎな上、どれもこれもありきたり且つ薄っぺらくて退屈。 今作の敵は『前作の残党』なのだが、まさかの一人。そしてそいつの策略があれよあれよと成功していき、開いた裂け目から前作の爆弾攻撃を受けながらどっこい生きてた怪獣が棚からボタ餅的に出現と、敵の凄さより、多少は思想の食い違いことあれ、怪獣再来に備え10年の月日を掛けて一致団結している人類の間抜けっぷりのほうが際立った。 他にも『怪獣の血はすっごい材料になる』『過去の怪獣のデータを確認したら全員富士山を目指していた』等『それ普通に怪獣と戦いながらまず検証すべきことなんじゃない?』と突っ込み、『怪獣は火山と自身の血で大爆発して地球を汚染するつもりだ!』と言うのにも『別に富士山じゃなくて良くない?てか海底から出現するなら海底火山でも良いし』等前作の印象すら下げかねないネタばかり入れてくるのでだんだんイライラしてきた。 つかあのオチからもう異次元人は全滅して、今回は別勢力(宇宙怪獣)とかが来ると思っていただけに拍子抜け。 特に中盤、マコが今際の際に託したデータに記載されていた場所に偵察に行くが、そこに行く理由が何一つ説明がなく、ただただ敵ロボットと戦わすため(ちなみに何故そこに敵ロボットがいるのかと言う説明もなし)に出撃する良い理由をスタッフが思いつけなかっただけに感じられ、流石にアレは酷かった。  戦闘CGも凄いっちゃあ凄いが、新しい試みや演出が少なく前作のインパクトに比べると大幅ダウン、さらに昼の戦闘は見やすいが。なんというか、CGアニメを見ているみたいで、前作のような『現実世界で戦っているような迫力』が無くイマイチ。 軽快さを増したせいでい『トランスフォーマー』感(もうおなか一杯見た)が出てしまったのも、個人的にはマイナス。 他にも前作のポールをカカトでコツンみたいな事をしたいのは分かるが、敵の位置関係を考えると『お前なんで敵がいない方向に走ってるの』と違和感(私の勘違いかもしれないが)を覚えるような演出になっており、とにかくオマージュをしたいという欲求が専攻してしまっているように感じた。  総評 スタッフの『あれやりたい、これやりたい』って気持ちは伝わってくるが、それを演出するために整合性を取ろうという努力が皆無。 やっぱ製作指揮だけでは限界があると思うので、ギレルモさんには次があるなら是非監督をやってもらいたい。
[映画館(吹替)] 4点(2018-04-13 23:07:13)(良:1票)
33.  劇場版 マジンガーZ/INFINITY 《ネタバレ》 
マジンガーとの付き合いはスパロボと衝撃!Z程度です。  正直良くある『原作から数年後のお話』的な内容なので印象はかなり薄い。 そこその難解な科学設定や哲学的な話を盛り込んで小難しくしているのは構わないし内容も興味深いが、その半面『Drヘルはどうやって敵の残党狩りから数年間逃げつつ百体以上の機械獣を用意していたのか』とか『何故本作のキーアイテムである超巨大ロボがマジンガー系ロボで制御できるのか(光子力繋がり?)』等と言った部分はスルーしている(or劇中では分かり難い)のでそのギャップが気になってしまった。 主演の森久保さんは『スプリガンの御神苗』がはまり役だったので好きだし演技は上手く日常シーンでは文句無いが、衝撃!の赤羽根さんと比べると声質に力強さが無いため、音響も関係しているのか『ロケットーパーン!』『ブレイストファイ!!』みたく最後の台詞がかすれてしまって必殺技の叫びに迫力が無い。 アクションシーンは非常に凝っていたが、本作は恐らくTV版基準なため、衝撃!Zのようなインパクトギミックや、OVAカイザーのようなデタラメは出力演出が無いため、正直言ってあまり強そうに見えなかった(無論それでも機械獣数十体相手に完勝するほど十分に強いのだが)。  ・・・・と言った感じで悪い事ばかり挙げてしまったが、どれも『気になったレベル』で、決して視聴を止めたくなるような欠点でなく、あくまで『原作・ゲーム・OVA等あらゆるマジンガーZの集大成』的な過度な期待を込めて観に行ってしまったことが原因だと思うので、上述したように『原作の後日談を描いた』と言う意味では十分及第点な内容であるし作画レベルとさやかの可愛さはマジンガー至上最高峰だと思う。  総称 『取り立てて褒めるほどではないが及第点以上で悪い部分も気になる程度』と言った作品。 マジンガー愛が皆無なら厳しいが、少しでもマジンガーに興味があれば見て損無し。
[映画館(邦画)] 6点(2018-01-13 15:16:58)
34.  SING/シング 《ネタバレ》 
終盤のショーにステを全振りした潔さ。 ストーリーも映像も演出も悪くは無いが『普通』、ぶっちゃけパッと見は『ズートピアをソフトにパクッた感じ』だが、本当に終盤のステージは良かった。 吹替えの演者さんがそのまま歌も歌うので、そこを考慮すれば納得のキャスティングだし、通常の演技も(畑違いの方と考えれば)十分上手だった。 ただ、どうせなら坂本真綾さん演じる主婦豚相方のダンス豚を鈴村さんにして夫婦デュエットを聞きたかったが残念。 主人公は立場的に後半歌わないので影が薄いが、実は踊り好きだが自身では苦手と思っていた主婦豚やピアノ経験が少ない気弱ゴリラに弾き語りを勧めたり、ハリネズミちゃんの主張(と自作の歌)を認めたりと、プロデューサーとしての能力の高さをしっかり演出しているので、終盤への『溜め』である中盤でしっかり影の立役者としての役割を果たしていた。正直中断したショーでのイカ演出でベテラン歌手を唸らせたりしてるのになんでここまで落ちぶれたのか不思議。  総評 とにかく終盤のショーが良かった。ただそこだけ観れば良いわけでなく、それまでの過程も見てこそ楽しめるようになっている。ただその過程が無難と言うかそこまで面白くないのが欠点。
[インターネット(吹替)] 6点(2017-12-09 06:46:57)
35.  ブレードランナー 2049 《ネタバレ》 
 内容としては前作の続きなので、観ていればより楽しめるが、観てなくても『一応』話は分かるようになっているのは良かった。  逃亡したレプリガント(人造人間)を捕らえるために作られたレプリガントである主人公。今日もいつものように仕事(逃走レプリガントの排除)をしていると、大昔に製造されたレプリガントの白骨死体を見つけるが、調べると世界を揺るがすとんでもない情報が・・・・と導入部は引き込み十分。  その後も操作を続け少しずつ確認に迫っていくと、自身の出生にまつわる重大な謎に行き着くことにと、話のスケールがどんどん大きくなっていくので、2時間越えの尺もそれほど気にはならなかった。ただ希望としては捜査中にもう少しアクションシーンが欲しかったら、そうなると3時間越えの可能性も出てくるので致し方ない。  全体的なミスリードやどんでん返しも、コレまでに起こった大小含めた出来事や発言、『論理的にありえないだろ』『だが映画的ご都合展開と考えればありえるかも』等と言った妄想を膨らませると最後まで楽しめるしオチにも納得できた。  ただ難点もあり、主人公が敵の襲撃を受けて重要人物を連れ去られた際何故か殺されずに済んでいたり、その重要人物の護送も非常に手薄であっさり主人公の襲撃を許してしまったり等、ラスト30分辺りがそれまでに比べてご都合成分が一気に増大し、且つ、主人公が殺されそうになった所で第三勢力が介入等少し演出を考えれば自然な流れに出来たと思うだけに残念に感じた。   総評  流石に『SF映画の新たな金字塔』とはいかないが、十分楽しめた。  それと、謎を追い求める際の捜査や、ちょっとした人物の言動やコレまでの状況証拠からラストの展開に繋げたり、主人公が『優秀な捜査官』と言う自身の能力をしっかり活かしていたのはかなり好感触だった。
[映画館(字幕)] 7点(2017-11-03 20:58:43)
36.  スパイダーマン:ホームカミング 《ネタバレ》 
これまでのスパイダーマンはとっとと社会人になっていたが、今回は最後まで15才のまま(且つ超人的な敵との戦闘経験も無し)で、その部分に焦点を当てて描かれていた。 旧作でも見られた鼻に付く行動や言動も年齢を考えれば不快に感じないし、未熟な部分が多いのも『十代なりに一生懸命』と見ればユニーク且つ微笑ましく見ていられた。 成長の部分に関しても、中・高校生位で、巷で有名なアヴェンジャーズに入れると言われれば有頂天にもなる気持ちも、がんばってアピールしようとしてしまう気持ちも分かる。 そして今回は『叔父の死』に関してはほぼ触れられないが、自分の過ちに気付く原因が『影ながら応援していたスタークの期待を裏切ってしまった』とかなりマイルドになってしまっている。しかし、そこに至るまでの経過がしっかり尺を使って描かれているのでインパクト不足とは感じなかった。そしてその成長した結果を、ラストバトルは中盤着用していたスターク製高性能スーツでなく自作のコスプレ衣装で戦ったり、絶望に負けそうになりながらも立ち上がったり、スタークへの返答でしっかり描いているのも良かった。 敵はこれまでのアヴェンジャーズ系に比べると遥かに『小物』だが、本作があくまで『十代のスパイダーマンの成長』に注力していることを考えれば、単に地球征服をたくらむ悪者ではなく、手段はともかく、あくまで家族を養うのが目的且つそうせざるを得ない理由を作ったのが正義側にあることで倒すことを躊躇してしまう理由付けにもなっているのでこれくらいが丁度良いと感じる。 結果、これまでのスパイダーマン同様『敵を倒すのではなく悪事を止めさせる』と言う目的にマッチしていると思うし、なによりそのおかげで日常やコメディ、その他小規模事件等スパイダーマンの活躍に割ける尺が増えている。  総評 アヴェンジャーズからは基本スタークのみで、敵のスケールもしょぼい等パッと見はイマイチな印象を受けるが。その代償として、今までのシリーズで一番好きなスパイダーマン(※)を描けていると思う。アヴェンジャーズに入らなくてもできる事はあるし、入らないからこそできる事があると気付いた彼の表情は実に良かった。 ※)旧シリーズはピーターの私生活が暗く重いものが多かったが、今回は友人や部活、憎めないポンコツいじめっ子等充実したスクールライフを満喫しているのも良かった。 つか、アメイジングは途中で頓挫したとは言え、2回目のリブートにも関わらずしっかり旧作とは異なる魅力を引き出しているスタッフの愛は凄まじい。
[映画館(字幕)] 7点(2017-08-11 16:04:31)(良:3票)
37.  パワーレンジャー(2017) 《ネタバレ》 
『大昔敵(裏切り緑)に倒された正義星人の力を受継いだ少年少女が地球を守る』と言うプロットはベタながら悪くは無いが、『たまたま敵が復活するタイミングにたまたま力を受継ぐ者が現れた』『しかも現れた理由が子孫や強い正義の心ではなく、単に偶然遺跡を掘り当てた時に居合わせた5人』と言う場当たり感全開な内容。  尺は2時間以上ありながら、大半は遺跡発掘までの世界観説明と発掘後の敵に備えた訓練ばかり。まぁそれも重要な演出ではなるのだが、情緒が無く淡白且つ盛り上がりに欠ける演出で無駄にダラダラ垂れ流しているだけで面白み0。訓練に関しても、未熟な状態で敵と接触してしまいボロボロに負けた事から危機感を覚えるとかなら良かったのに、司令官的な奴から『もうすぐ悪い奴が復活するから地球を守るために訓練しろ!』と言う情報だけで動くため動機付けが弱い(なので、後半まで敵との接触無し)。  終盤ようやく変身、ロボット戦があるが、正直悪くは無いが普通。  全体的な感想としては『ストーリー・アクションはマーブル映画より遥かに劣る』『CGのロボット戦もトランスフォーマーの方が数段上』ながら、ボロクソに言うほど酷くも無い、オーソドックスにつまらなかった。  なので、ここまでなら4点でもいいのだが、仮にも東映特撮戦隊をモチーフにしていながら『変身アイテムは無く、お立ち台の上でスーツが皮膚の下から生えてくるキモい演出』『名乗り口上もその後起こる謎爆発も無し』『レッドの剣以外に各自の専用武器無し(来場特典の絵でピンクが持っていたボンボンは未登場)』『基地からロボットが発進するシーン無し』『等身大戦闘後にロボット戦でなく、即効ロボで人サイズを攻撃する合理主義』『合体プロセスな無く、5機が炎と煙に包まれたと思ったら合体してた』等と言ったお約束演出はことごとくスルー。後で知ったが初めて戦隊もののプレゼンをした時米人から『なんで名乗りするの?攻撃されちゃうじゃな?』と突っ込まれてたらしいので、本作のスタッフも間違いなくそう言う『分かってない連中』ばっかだったんだろうなと思うと残念。ただTV版は長い放映のかいあって名乗り口上の良さがファンには浸透したらしいので、『そう言うのを分かってくれる、ギレルモ監督とかならお約束守ってくれるんだろうな』と悲しくなったので減点。
[映画館(字幕)] 3点(2017-07-15 13:16:45)
38.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
シリーズは一通り見てる程度です。  結末(登場人物達の末路含め)が分かっているところへ進んでいく雰囲気は『HALO:Reach』と言うゲームににた感覚を覚えた。 しかし、そちらと比べ登場人物の動機が弱く、主人公やヒロインはともかく、ゴッツイ銃のおっさんはなんで付いてきたのか分からず死んだり、パイロットの人も反乱に至る過程が一切描かれていないため感情移入しにくい。 正直後半の戦闘シーンも目新しさは無くマンネリ感が強く、ダースベーダー登場シーンも、そこまで思い入れがない私としては別段感動も無かった。  そして本作最大の欠点としては、ライトセイバー戦が無いところ。 てっきり盲目の人が実はジェダイで、座頭一よろしく、杖の中に仕込んでいたライトセイバーを使って最後の戦いを繰り広げると思っていたら、なんか普通に爆発に巻き込まれて退場と、これまでの思わせ振りな演出をスルーして興醒め。 つか、個人的に一番SWに期待しているのが『今作はどんなライトセイバー戦が見れるのか』と言う部分なので、それが無いのは大減点。
[ブルーレイ(吹替)] 4点(2017-05-06 10:00:48)
39.  パッセンジャー(2016) 《ネタバレ》 
内容としては予告やHPのあらすじを見ればオチまで想像通りの無難な作品。 私の世代としては、『地獄先生ぬ~べ~』で、洞窟に閉じ込められたぬーべーが孤独に耐えられずに、たまたま洞窟で自殺していた白骨死体を蘇らせてしまうお話にそっくりでした。 まぁそんなわけで無難な内容なんですが、あちこちに『こうすればもっと良くなった気がするのに』と思えるシーンが多い。 例えば、真実を知ったヒロインが一度は主人公を拒絶するが最後復縁するのだが、せっかく起きた三人目の男に『彼の行いは許せないが理解は出来る』みたいな事を言わせたり等もう少し主人公を許せる要因を入れて欲しかった。 他にはプールで溺死しかけるシーンで主人公がヒロインを助けに来て、『あのまま死なせて欲しかった』的な事をでひと悶着起こしておけば、終盤の蘇生シーンと絡めて面白く出来たと思う。 最後もどうせなら、起きたクルー達を主人公達の子供(近親相姦NGにすると老人になってしまうが)達が出迎え、本作のテーマである『新しい文明』を船内でも築けていればよかったかな。 総評 詰めは甘いがそこまで酷くもない無難な作品。ゼログラやインターステラーと比べると数段落ちるが、宇宙ものに飢えている方なら観ても損は無いかも。
[映画館(吹替)] 5点(2017-03-26 00:23:26)
40.  X-MEN:アポカリプス 《ネタバレ》 
よかったねスコット!おめでとうスコット!! 恐らく自分が知るXメン映画の中で一番扱いが良かったし、ウルヴァリンがカメオ出演程度の出番なので相対的に目立ったといえば否定できないが、それでも自分の力を憎悪しながらもそれと向かい合い、まだまだ非力ながらも精一杯戦う姿はローガンと異なる魅力を感じることが出来た。 CGは圧巻、後半のラスボスVSマグニートとの戦いはCG技術の進歩と言う意味で見ても必見の価値あり。 ストーリーは、『前々作の後日談』だが、『旧3部作時代』のウルヴァリンが『前作』で『歴史改変』を行ったことで生み出されたパラレルワールドと言う、ちょっと分かり難いが、新旧両方の影響を受けて生まれた世界と言う設定は面白い。 その結果か、旧三部作では敵として登場してたキャラが味方になっていたり、プロフェッサーとマグニートの関係が非常に良好だったり、スコットが凄く活躍したりと大胆なアレンジが加えられていてびっくりした(良い意味で)。 細かいところでは、洋画で良く見られる『部下に裏切られた上、その部下に与えた能力で倒される』と言う間抜け要素は控え目(一応間接的に勝利に貢献程度に留まっている)なのもよく、敵のサイロックがとにかくエロかった。 逆にかわいそうなのはチャールズ。車椅子の原因も『流れ弾に当たった』と、一応マグニートとの関係上重要な要素とは言え微妙だったが、まさがあのスキンヘッドすら『事故』だったとは・・・。 敵がチャールズのサイキック能力を手にするべく彼の体を乗っ取ろうとするのだが、『チャールズ!!』とジーンが叫び、彼の体が奪われそうになる超緊迫したシーンで突然ムワーンと毛が消滅していった瞬間噴出してしまった。  総評 このCG技術でもう一度ドラゴンボールを作ってほしい。
[DVD(吹替)] 7点(2016-12-22 05:33:03)
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