21. 恋空
《ネタバレ》 すっごく怖いお話でした。話の筋・脚本はサイコホラーなのに、演出は淡々としてて軽かったです。■がっきーは可愛かったです。でも役柄は頭の弱い設定でした。育ちの悪さや頭の弱さが悲劇につながり、さらに負の連鎖を呼ぶ・・・。悲しすぎますね。■でもそういうテーマじゃなさそうなところが一番悲しかった。 [地上波(邦画)] 2点(2008-12-30 08:46:04)(良:2票) |
22. JM
マトリックスよりは好きですよ。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-23 21:45:43) |
23. マトリックス
日本のマンガ(北斗の拳やドラゴンボール)の影響を受けたであろうアクションが面白い。が、ギャグスレスレかも。設定はオタク的なSFで、どっかで聞いたような内容。アイデアを出して工夫しようとしておりよく出来たB級映画だと思う。 [DVD(字幕)] 5点(2008-05-23 21:41:44) |
24. ウィロー
《ネタバレ》 ここでの評価は低いようですね。自分的にはかなりツボで大好きな作品です。アイデアてんこ盛りですし、かなりの技術をつかって映像作ってます。CG全盛の今から見ると小人の合成やストップモーションアニメがぎこちないですけど。 [DVD(字幕)] 8点(2008-05-23 21:35:11) |
25. ヘアスプレー(2007)
《ネタバレ》 いい映画。面白かった。■ノリは軽いがテーマは重い。このような黒人差別が、アメリカでは50年前には現実にあったのですよね。黒人の大統領候補が生まれようとしている今の時代にこの問題を改めて考えるというのは大切だと思います。■トラボルタ最高。 [映画館(字幕)] 8点(2008-05-22 10:14:53) |
26. ストーカー(2002)
《ネタバレ》 「ストーカー」という邦題をつけた配給会社の罪です。大失敗です。その「ストーカー」のイメージで見た観客が肩透かしを食らうのは当たり前。原題の「One Hour Photo」を訳すとしたら「スピード現像」だろうか。「写真屋」だけでもいいかもしれない。地味な邦題をつけると収益が見込めないからインパクトのある題をつけたのだろうけど、それは作品に対する冒涜です。そんな意識の会社は、そういう映画を配給するなと言いたい。■作品内容は、無機質な映像の息を呑むような美しさが素晴らしい。その都会的なよそよそしい映像と、一見幸福そうな家族が実はお互いがよそよそしい関係になっているという構図とが見事にあっている。■主演のロビンは悲しい存在。社会的には変態の烙印を押されるだろうし、やっちゃいけないことをしたけど、彼の行動は何処までが間違いなのだろうか・・・・。職場では問題がなくても、実は社会性が欠如している人物というのは実際に居る。この映画は写真屋さんをそういう存在として描いていたが、こういう人はいろんな職業に居るんだろう。そして、この映画のような家族はもっと多く世間には存在する・・・・。 [映画館(吹替)] 8点(2008-05-22 09:47:35) |
27. 交渉人 真下正義
《ネタバレ》 シリーズの過去作品で、交渉人の勉強を終えて戻ってきたユースケの姿に彼女が惚れるというシーンがある。このときは、ユースケにもっと流暢でスマートな交渉人をさせるつもりだったのではないだろうか?その惚れるシーンは、「流暢でスマートな交渉人」の姿に惚れたと解釈させるモノだった。■しかし、ユースケの演技はあのとおり。いつまで経っても棒読みでどうしようもない状態。その演技力の無さに合わせて「たどたどしい情けない交渉人」という設定に変えたのだと思う。 ■ろくに交渉も謎解きも無いのがこの作品。いや、謎解きに関しては整合性がつかないから脚本家があきらめたんじゃないかな。 [地上波(邦画)] 2点(2008-05-21 23:54:12) |
28. ブレイブストーリー
《ネタバレ》 映画を見てから原作を読みました。原作は面白かったです。なぜこの原作を劇場映画でやろうと思ったのか「?」でした。■予告のTVCMでは学校のチャイムの音が流れていたので学園者とファンタジーが合わさったものだと思っていたのですが、そうではなく面食らいました。学校のシーンも出てきますが、ほとんどファンタジーの異世界に行ったきり。■主人公の家族がすごく気になる状態になっちゃうのですが、異世界に行った彼は家族のことを忘れたかのように振舞います。家族のことが何故心配ではないのか、それが気になって気になって・・・。■劇場窓口でエメロンのシャンプーを貰ったのが一番印象に残っています。 [映画館(邦画)] 4点(2008-05-21 22:45:49) |
29. 小さき勇者たち ガメラ
《ネタバレ》 夏帆ちゃんかわいい。それが一番の見所。それに食指が動かなければ見なくてもいい映画。かも。■うーん、他の方も書いてますが、亀怪獣のデザインはもう少しなんとかならなかったのでしょうか。本物の亀から縫いぐるみになったとたんにコントのように滑稽に見えました。■冒頭のシーンはよかったと思うんですよ。期待が膨らみました。少年少女と不思議な亀とのやり取りもほのぼのしました。それを活かしきれなかったのがなんだか残念。■ラストの盛り上がりはかなり強引。でも、好きです。強引でもあれを納得させるだけの複線が欲しかったと思う。■ダメな部分は多いものの、それも含めて大映ガメラを髣髴とさせてくれました。昔のガメラはもっと大雑把な脚本でしたものね。■いかにも続編がありそうな作りだったのですが、第二段は無いのかな? [映画館(邦画)] 4点(2008-05-21 22:19:35)(良:1票) |
30. アイアン・ジャイアント
《ネタバレ》 取り立てて新しさを感じない話ではあるが、セルアニメ風CGアニメとして秀逸なできばえ。安心して見れる作品。だが、最後の最後で疑問を感じてしまったので減点。・・・・原爆に突っ込んだロボットが子供のところに戻ると、子供が被爆しちゃいますよ。アメリカ人の原爆に対する認識はただの“すごい威力の爆弾”という程度なのでしょうね。しかし、私には最後のシーンはホラーでした。ハッピーエンドではなくバッドエンドを暗示するものに感じられた。重箱の隅をつつくような意見ですが、他の部分の出来が良いだけに惜しい。 [DVD(字幕)] 8点(2008-05-07 22:25:58) |
31. ルパン三世 カリオストロの城
なんて気持ちのいい連中だろう。 [地上波(邦画)] 10点(2008-05-04 22:11:43)(良:2票) |
32. チャーリーとチョコレート工場
《ネタバレ》 チケットを手に入れるまではわくわくどきどきで本当に面白かった。でも、そこで面白さは終了。工場に入ってからは同じことの繰り返し。つまらん。 [映画館(字幕)] 2点(2008-05-04 21:53:49) |
33. A.I.
《ネタバレ》 まず宣伝が良くなかった。ETと比較したような映画の宣伝がTVで行われていたせいか、子供連れの客も居た。しかし、画面に出てくるのはグロテスクな場面やセックスロボット・・・・。主人公の不気味な演技は秀逸。ジュードロウもすごくうまい。熊もいい。主人公に感情移入できるかどうかがポイントだろう。私は出来なかった。ロボットは所詮プログラム。悲しいという表現もプログラムがさせているに過ぎない・・・。「アンドリュー」を見たときは感情移入できたんだけどね・・・。A.I.は主人公視点ではなく感情移入できにくい演出だった。ラストシーンはなんでしょうね。結局彼には本当の感情のようなものが芽生えていたと言いたいのでしょうか?とにかく、作品としての意図も方向性も見失って迷走していた映画でした。ターゲットの観客層(年齢・性別)も想定出来ていないとおもう。 [映画館(字幕)] 2点(2008-05-04 21:41:58) |
34. 許されざる者(1992)
《ネタバレ》 主人公と敵対する役ではあるが保安官は決して悪ではない。いや、あの時代からすればものすごく真っ当な正義を執行するものなのだ。保安官自身が「法」であったのだ。現代の価値基準から見れば行き過ぎの感はあるが、あの時代はあそこまでせねば治安の維持は出来なかった・・・。しかしその「行き過ぎ」がキーとなり物語が動く。恨みから殺人の依頼をする娼婦たち、恨みから保安官を殺す主人公。…それぞれに和解する機会はあった。互いに歩み寄り、話し合ってさえいれば悲劇は避けられたのに。しかし、些細な行き違いから憎しみは連鎖する。憎しみの連鎖が生み出した結果に娼婦も若きガンマンも唖然とする。行為が行われるまでは、それが行われれば恨みが晴れてすっきりすると思っていたであろうが、結局は後味が悪いだけだ。殺し合いというものの現実をしっかり考えるべきなのだ。。。。保安官との決闘シーンで爽快感を期待していた”観客”もまた「許されざる者」なのかも知れない。 [DVD(字幕)] 9点(2008-05-04 21:27:25)(良:1票) |
35. ホテル・ルワンダ
すばらしい映画。きちんとエンターテインメイントでありながらテーマを観客にズドンと伝えてくる。とにかく世界各国の首脳に見てほしい映画。憎しみの連鎖はどうやって断ち切ればいいのだろうか・・・。できうるなら、憎しみの連鎖が生まれるにいたった経緯を描いた映画を作ってほしい。 [映画館(字幕)] 10点(2008-05-04 21:17:19) |
36. トランスフォーマー
《ネタバレ》 ロボットのデザイン悪すぎ。ごちゃごちゃして何が何かわからない。そのうえ敵と味方のデザインコンセプトの違いも無いから、戦闘シーンは目がチカチカするだけで状況の把握は出来ない。映画の宣伝番組でCGのパーツ数の多さとその苦労を語って売りにしていたが、明らかに失敗。ストーリーは子供向けにも大人向けにもなりきれて居ない。 [映画館(吹替)] 4点(2008-05-04 21:08:27) |
37. エド・ウッド
私は絵の仕事をしているんですが、この映画ってモノ作りしている人にはすごい心のに来るものがある映画だと思いました。まずつっぱしる。前に進む。考えるのは後から。とにかく情熱と愛情。それが無いものはどんなに器用でもクリエイターにはなれない。。。これは一種の青春映画なんだと思います。映画と言う産業も未熟な青春時代、エド・ウッドも若者のようにつっぱしる。。。成熟したハリウッドに青臭い情熱を思い出させるための作品なのかもね。 [DVD(字幕)] 8点(2008-05-04 20:53:51) |
38. 紀元前1万年
《ネタバレ》 サーベルタイガーに期待して見に行きましたが、あまり登場しません。2シーンだけです。 マンモスや古代建築の様子は迫力ありました。 [映画館(吹替)] 5点(2008-05-01 17:54:30) |
39. 機動警察パトレイバー
《ネタバレ》 パトレイバーシリーズでは押井は最初は雇われ監督的な参加の仕方だった。よって押井色は抑えられている。その映画が「押井作品」と呼ばれるのはなんか微妙。漫画版のゆうきや脚本の伊藤など、製作チーム(ヘッドギア)の総合的な力でこの映画が傑作となっている。とはいえ、やはり押井監督は上手い。脚本ももちろんいい。当時としては斬新過ぎるコンピュータ(OS)による犯罪・暴走という設定や、移り行く東京の風景が難解さを感じさせたが、ストーリーはあくまでエンタテインメント。漫画やビデオ版を知らないとロボットが居る世界に馴染むのに時間がかかるかもしれない。でもその敷居さえ乗り越えれば面白いと感じるはず。余談だが、パトレイバーシリーズの影響を受けて「踊る大捜査線」は生まれたそうな。 [映画館(邦画)] 10点(2008-02-01 23:49:57) |
40. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 終始支離滅裂。ストーリーも設定も破綻。破綻のレベルはキン肉マンや男塾レベル(苦笑) 場面場面の映像を見せたかったのだろう。だがその場面も思いつきであり、互いの関連は薄く感じた。登場人物の行動も一貫しておらず無茶苦茶。それゆえ感情移入は出来ない。 原作と同じ時代設定にしたほうが設定の破綻は少なかったのではないだろうか。 ティムバートンのマーズアタックのほうが数倍優れていると思った。CG技術と頑張ったダコタちゃんに3点。 [映画館(字幕)] 3点(2008-02-01 22:58:01) |