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しぇんみんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 188
性別 男性
年齢 56歳
自己紹介 SF, アクション, ファンタジー, ホラーが好きです。
昔観た映画も必ず観直してからレビューしています。
また、TV放送のものは無用な編集が入ってしまうので、
レビュー対象にはしません。

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21.  ジュリエットからの手紙 《ネタバレ》 
『ロミオとジュリエット』のジュリエットの銅像とバルコニーがあるイタリアの街を舞台に、50年前の1通の手紙をきっかけに、二人の女性が運命の人に辿り着くまでの物語。かの地の街並みと風景は素敵の一言。一貫して暖かな雰囲気が漂い、予定調和的ではあるが、ハッピーエンドを迎えるラストは感動する。本当の気持ちを伝える(たとえ何年経っても)という小さな勇気は、まさに運命という宝石を掴み取ることだと気付かされる。また、アマンダ・セイフリッドの魅力全開な一編ともなっている。この素敵な演出と脚本とも相まって、久しぶりに巡り合った掘り出しもの映画だと思う。
[DVD(吹替)] 8点(2012-11-28 23:36:04)(良:1票)
22.  リアル・スティール 《ネタバレ》 
近未来で大人気となったロボットボクシングを軸に、戦いの場を追われた元ボクサーと長年離れて暮らして来た息子との父子の絆の再生を描く。どん底を極めた生活からの復活を目指すジコチュウ親父を、父の愛を知らない少しマセタ少年の想いが救い、普通の人生を取り戻す物語。親父は息子が廃品工場で見つけた旧世代のボロロボットに自分の姿を重ね合わせ、その(自分の)可能性をまた感じるようになる。物語冒頭は親父の不甲斐なさが目立ちイライラしたが、ストーリーが進むにつれ父子それぞれの成長が手に取るように分かるようになり、感動的なラストへと突っ走る。人間ドラマは観客が十分実感できる世界観の中に成り立っており、ステレオタイプな創りではあるが、しっかりと地に足をつけた内容になっていて好感が持てるし、感動を誘う演出が秀逸。装甲騎兵ボトムズのバトリングにも通じるロボット同士の格闘シーンはとにかく格好いい。今ひとつロボットボクシングのルールが明確でない(重量や使用機器の規格など)のだが、細かいことは抜きしにして、人型ロボット同士の格闘技はダイナミックかつスタイリッシュで興奮必至。ロボットバトルはほぼCGだが、登場ロボットがアシモなどの現実に存在するロボットを髣髴とさせ、ピカピカの新品ロボットだけではなく、使い込まれた質感を表現することで、見事なまでの存在感を醸し出している。更に破壊された部品は実物の小道具を使用して上手い具合に切り替えており、素晴らしいリアル感が演出される。ロボット同士が戦う「ロッキー」という感が無くも無いが、十分及第点。
[映画館(字幕)] 8点(2011-12-12 23:20:50)(良:2票)
23.  機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 《ネタバレ》 
機動戦士ガンダム劇場版三部作の最終章。地上での激戦の後、宇宙へと出たホワイトベース隊は一年戦争終結に向けた激しい戦いを繰り広げる。そんな中、アムロはジオンのニュータイプ、ララァ・スンと出会い、本格的にニュータイプへと覚醒してゆく。ララアの死を通し、アムロとシャアの最終対決が描かれる。「めぐりあいそら」。アムロとララァ。アムロとシャア。キャスバルとアルテイシア。ホワイトベース隊の面々。「人は分かり合える」というテーマを全面に押し出したストーリーは感動の終幕を迎える。地球の重力の呪縛から解放された人間は、本当の意味で互いに理解しあえる存在へ進化してゆく、というテーマは深く重い。また、ガンダムシリーズでは、互いに理解しあえるようになったが故に互いを許容しがたくなり、また争うようになっていくという裏テーマがあるように感じる。とにかくアニメ好きには珠玉の一本となっている。
[DVD(邦画)] 8点(2011-05-22 10:30:24)
24.  機動戦士ガンダムII 哀・戦士編 《ネタバレ》 
久しぶりに観たくなったので続けて鑑賞。ストーリーはTVシリーズの第16話~第31話までを再編集したもの。この2作目からアムロやセイラ、ミライなどの主要人物が、ガンダム世界の裏テーマとなっている「ニュータイプ」の片鱗を見せ始める。敵味方問わず兵士たちの存在感と生き生きとした息遣いにあふれ、ホワイトベース隊の少年たちが大きな敵との戦闘を通して成長し始めていることを実感する。「青い巨星」ランバ・ラルやハモンとの出会い、アムロのマチルダへの淡い恋と別離、ガンダムと「黒い三連星」の戦い、カイとミハルの悲恋など見所は多い。また、エンディングテーマとして流れる井上大輔の「哀戦士」は名曲。名も無き兵士の切なさを表現した歌詞はストーリーと完璧にマッチして心に残るものとなっている。
[DVD(邦画)] 8点(2011-05-22 10:11:14)
25.  キック・アス 《ネタバレ》 
期待に違わぬ快作で得した気分。現実と虚構、悲喜劇の混ざり加減が絶妙。主人公が自分の無謀さから偶然手にした特殊能力が、「鉄の骨格と無痛覚:プチ・ウルヴァリン」なところもシニカルで面白い。ヒットガールが人気あるのは分かるが、自分としては主人公の彼女の方が魅力的だった。現在の普通の米国女子はあんな感じなのかなと。悪役側も含めて登場人物の心情や今に至る裏側が丹念に描かれており、感情移入し易い。暴力的ではあるが、心地よいカタルシスを味わった後の、美しい朝日のラストシーンは癒される。ただ、ヒーロー=正義を為す者は、自分が思う主観的な正義を実践する傾向が強く、その正義は必ずしも万人の正義ではないのだなということを強く感じた。また、リンチや子供による大量虐殺など、容赦ない暴力シーンが取り沙汰されているが、それは普通の人間の所業こそがえげつないものなのだ、ということではないだろうか?兎にも角にも、なかなかの秀作であることは間違いない。続編もできるそうなので、そちらも必ず観たい。
[映画館(字幕)] 8点(2011-01-25 22:44:02)(良:1票)
26.  ヒックとドラゴン 《ネタバレ》 
ドラゴンたちの表情や仕草による感情表現が非常に分かりやすく可愛らしい。飛翔シーンが臨場感タップリで、この映画こそやっぱり3D映画館で観るべきだったと後悔。ヒックをはじめとするバイキングとドラゴンの関係が対立から和解、信頼へと変化していくさまも簡潔にうまく描かれており好感が持てる。それでいて子供向けの物語に終わっていない深さもある。ボスドラゴンを倒してハッピーエンドなのは、ちょっと短絡的過ぎだが、ラストのヒックとトゥースの真の意味での調和(尻尾と脚)には深い意味があると思う。いずれにせよ、珠玉の一本として紹介したい作品だと思う。
[DVD(吹替)] 8点(2011-01-17 11:45:18)
27.  インセプション 《ネタバレ》 
全編を通して哲学的だが、俳優たちの演技が巧く、難解な世界設定にもかかわらず物語に没入しやすかった。エレン・ペイジは特に注目すべき。パッと見ちんちくりんだが非常に美しく感じさせる。他人の夢に入り込む技能にも、キャラクターごとに各々得意科目(設計、抜き取り、擬装、調合など)があり、階層構造を成す夢世界を能力を存分に活かして縦横無尽に冒険する姿は、新たな映画の舞台として非常に魅力的。ある夢世界の物理現象が一階層奥の夢世界に対して干渉する(特に重力)のは斬新な設定だ。ラスト間際の「キック」の連鎖による覚醒は、時間制限の緊張感とも相まって、大きなカタルシスを感じる。ラストの止まりそうで止まらない独楽の演出も良い。ハッピーエンドであって欲しいが、夢から覚めないほうが良い場合もあるかも。非常に楽しめた。
[映画館(字幕)] 8点(2010-08-03 23:42:03)
28.  第9地区 《ネタバレ》 
いきなりエイリアンが栄養失調の状態で第三種接近遭遇とは斬新なオープニングだった。見た目とか匂いが臭いとかで、人間はすぐに差別の対象とするが、種の保存という観点からすると本能的に当たり前のことなのかもしれない。倫理的にはよろしくないことだとわかっている人も多いのに、自分よりレベルの低い差別対象を無理にでも求めてしまうのが人間の宿命か。黒い液体は要素がイマイチ不明だが、エイリアンたちの文明が、自らのDNAを使用して燃料や機器制御に使用するものと解釈すれば何となく納得いくと思い込む。最初の方はブラックなギャグ満載でコメディタッチだが、だんだんと社会派的な重い話に移行し、人種や身体障害に対する偏見を暗喩しているかのごとき内容になっていく。ちょっと前半と後半のバランスが悪い感じがしてしまうのは否めない。母船が稼動してエイリアンの兵器類が自動起動した時は、彼らの周到な侵略作戦だったかと思ったがそうではなく、彼らはただ母星へ帰還したいだけだった、という事実がさらに重く圧し掛かる。ラスト間際のパワードスーツと傭兵の戦闘は、直前のヴィカスの裏切りと悔悛を受けて燃える効果を生んでいるし、ラストのブリキの花一輪は涙を誘う。稀に見る良品であると思う。
[映画館(字幕)] 8点(2010-04-11 23:58:05)
29.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 《ネタバレ》 
主人公がビフからドクにシフトして俄然面白さが増した。主な舞台が西部に固定されたため、より単純なストーリーになったが、絶妙なオーバーテクノロジーの混ぜ加減もあり、1作目のようなジェットコースター感も復活した。ドクの恋バナも適度に散りばめ、2作目で回収し切れなかった伏線もざっっとさらって、感動のラストに突き進む。機関車と未来カーのハイブリッドタイムマシンは、この3部作の真髄を体現しているかのようである。今観ても十分観るに耐えうる内容の高級品だと思う。
[DVD(吹替)] 8点(2010-03-18 00:02:34)
30.  バック・トゥ・ザ・フューチャー 《ネタバレ》 
まさにジェットコースタームービー。これから起こることを期待させながら、ゆっくりと始まり、観客を徐々に物語りに引き込んでゆく。コース(物語)に中だるみなどなく、急降下(ピンチ)と急上昇(勇気ある行動)を繰り返し、最後まで一気に魅せる。そこかしこで張られた伏線はラストまでにすべて回収して「ああ!」「おおっ!」の連続。また、マーティがチョッカイ(?)を出すことで、彼に関わる人々(ほとんど家族だが)が目に見えて成長してゆく様も心地よい。たった一度でも「行動」できた人は自分の未来も切り開けるぞ、と言っているようだ。あと、ドクは誤解を受けやすい言動ばかりしているが、非常に面倒見の良い、信頼するに足るすばらしい人だと思う。珠玉のエンターテインメント映画の一本。
[DVD(吹替)] 8点(2010-03-15 23:33:43)
31.  ブラッド・ダイヤモンド 《ネタバレ》 
最初はアメリカへの国際線で鑑賞。他の映画を観尽したあと「主役がディカプリオじゃな」の印象だったが仕方なく観る。だが観終わると「ディカプリオやるじゃん」の感想へ変貌を遂げる。誰もが取っ付きやすい社会派アクションエンターテインメントとして始まり、誰もが何かしらを考えさせられるであろう物語として幕を閉じる内容は、一流の内容であると思った。だが彼の最後はもっと激しく重い死に様のほうがよいと感じた。最近また観直したくて再度DVDで鑑賞。ジェニファーコネリーのふとした瞬間の笑顔に美しさを見出す。すっぴんに近い薄めの化粧ではあるが、アフリカの地で見せる笑顔には華があると思った。サイモン・フンスーの愚直な現地人の演技もなかなか。役者が自分の役柄を的確に表現しているのが好印象だった。最近稀に見る面白い作品だと思う。
[DVD(吹替)] 8点(2010-02-27 19:59:21)(良:1票)
32.  チャーリーとチョコレート工場 《ネタバレ》 
バレンタインデーということで再見。驚異的な売り上げを誇るお菓子メーカー"ウォンカ"の招待のもと、幸運に恵まれた5組の親子が、彼の工場の中で夢のような不思議な体験をしていく。しかし、まるであらかじめ仕組んであったかのようなさまざまなハプニングが起き、子供たちは一人、また一人と消えていく。マザーグースの「10人のインディアン」を彷彿とさせるイギリス文化を体現した物語は奇妙な不安感を抱かせるが、ウンパルンパの風刺歌を伴う、小生意気な子供達の「処刑」は爽快感を感じさせる。よく考えると説教くさくもあるが、子供というものは出しゃばらずに大人しくしている方がよいと言っている内容は、日本の風土にも合っており馴染める。家族が居ることの暖かさを表現したラストも心地よく、記憶に残る一本となった。
[DVD(吹替)] 8点(2010-02-14 22:12:41)
33.  ウルヴァリン:X-MEN ZERO 《ネタバレ》 
非常に面白かった。登場するミュータント各々の見せ場が用意され、それぞれが格好よく表現されており、興奮必死。アクションエンターテインメントとしては上出来。また、冒頭の戦争シーンの件だけで、闘うことでしか居場所を見出せなかった兄と弟の間に、次第に精神状態や考え方が微妙にズレていくのが表現されており、簡潔に状況を描写できている。ウルヴァリンの名前の由来や、彼が古いバイクをに乗り、皮ジャケット、ネルシャツ、ジーンズの格好をし続けるに至ったであろう出来事も描写されており、今までのシリーズを観て来たものにとってはうれしい。ある程度各キャラクターの心情も表現されており、ケイラの裏切りと真実、償いは悲しいし、セイバートゥースですら単なる悪者として描かれていないのは好感が持てる。(映画1作目に登場したセイバートゥースと、今作の彼が同一人物なのかイマイチ判然としないが)でも、ウルヴァリンが記憶を失う理由が科学的に納得いかない。新シリーズとして展開していきそうな勢いなので、次作以降で記憶を失うという展開でも良かったのではないか?ただ、全体としては近年稀に見る面白い映画であることは間違いない。
[映画館(字幕)] 8点(2009-09-13 20:04:27)(良:4票)
34.  ターミネーター4 《ネタバレ》 
機械の側から人間を見詰める内容とは逆に、人間の側から生命の本質を見詰める内容となった新シリーズの開幕作品と言えよう。今ままでの作品で、「機械」を表現してきたターミネーターと、今作で「人間」を表現したマーカスは同じ立場に思える。生命とは?ブレードランナーに通じる哲学はいやが上にも鑑賞者に考えることを強いる。キャメロン監督の1, 2とはまた違った魅力を感じ、ファンとしては嬉しい限り。ただ、ラストの「心臓移植」関連のエピソードはいただけない。あなたは元々獣医ではないのか?どうせなら、ジョン・コナーに「機械軍のテクノロジーを使用」した上で、「機械の心臓を植付けても生き永らえさせる」状況の方が危機感や運命を圧倒的に表現できたような気がするのだが。ちょっと残念。
[映画館(字幕)] 8点(2009-06-14 20:24:04)
35.  ターミネーター 《ネタバレ》 
映像的に昔っぽいのは否めないが、今観ても十分に楽しめる内容。感情表現のド下手なシュワルツェネッガーが、逆に機械を見事に演じてハマリ役となった。公開当時流行していた核戦争後の未来から送り込まれた刺客であるターミネーター。資金難から舞台を現代にせざるを得なかった状況を逆手に、未来と現在を上手く繋ぎ合わせた展開は秀逸。ストーリーは結構単純で単なる追いつ追われつの内容だが、タイムパラドックス的な内容も孕んでおり、当時は夢中になって何回も映画館に足を運んだ。撃たれても轢かれても燃やされても爆破されてもプログラム(命令?本能?)に忠実に追いかけてくるターミネーターは、非常に衝撃的で怖かった。あの頃の映画雑誌では、この映画、ゾンビ映画に分類されていたような。私にとってターミネーターは、私の青春時代を代表する映画の一本となっている。
[DVD(吹替)] 8点(2009-06-11 22:29:54)
36.  スター・トレック(2009) 《ネタバレ》 
全編通してだれる所がなく最後まで非常に楽しめた。無鉄砲で傍若無人、無闇に争いばかり起こすカーク。でも時間を追うごとに明らかになる常識に囚われない発想と冷静な判断力・統率力。何事にも冷静に対応し、論理的・合理的に考え行動するスポック。でも時間を追うごとに明らかになる秘めたる感情・情熱。完璧に対照的な彼らのコンビは、だんだんと感じてくる2人の魅力も然ることながら、彼らの飛びぬけた才能が渾然一体となり、新しいシリーズにとっても最強のコンビであると感じた。ただ、カークやスポックの人となり紹介が大雑把で、ストーリー展開にご都合主義的なところがあり、ツッコミどころ満載で今ひとつのめり込めなかったのが残念。でも、未来のスポックをストーリーに取り込むことで既存のシリーズから独立したストーリー展開も見込める。さらにエンタープライズの主要なブリッジクルーたちが心地よいキャラクターの持ち主ばかりで、続編に大期待。(絶対あるよね!)
[映画館(字幕)] 8点(2009-06-11 21:50:55)
37.  ウォーリー 《ネタバレ》 
ウィーリーとイヴ、個性など顕れるはずもない機械たちのほんわり演技は感動もの。でも冷静に考えるとツッコミどころ満載な感じもあり。未来人もあれだけの科学力で制御されているなら、カロリーや栄養の計算も完璧に制御される訳で、肥満化する訳がない。これは地球に人類を還してはいけないと画策する「オート」の遠謀と考えてみると面白いかも。また、地球も700年も経てば食物連鎖や生物の組成も変化して然るべきな訳で、「植物が生えたから地球に還れる」という考え方は、ちょっと短絡的過ぎるかも。あれだけの科学力でこれといった争いもなく宇宙で暮らして行けるなら、そのまま過ごす事が人類にとっては幸せかもと思ったりして。やっぱりあの体型と筋力では、1Gの重力下で延々と過ごすのは地獄だと思うのだがね。でもまあ、さすがピクサーのCGアニメという感じで及第点の内容に変わりはなしでした。
[映画館(字幕)] 8点(2009-01-04 22:29:57)
38.  アイアンマン 《ネタバレ》 
スパイダーマンの爽快感、ダークナイトの重厚感、X-MENの多様性はないが、けれんみタップリのアイアンマンが格好よかった。ダークな面がない大天才が、自分で思う本当の正義に目覚めていく物語が好感持てる。正義は主観だしね。パワードスーツ開発に必然性があり、その改良過程を丁寧に魅せる点が新鮮だった。武器を使用するときの見得を切るかのような仕草が、日本の昔のロボットアニメ好きにはたまらない。もっといえば、火器管制をすべて音声認識にして技を叫ぶ!ってのはどう?「リアクタービィィィムッ!!」とかね。でも普通の人が、テロリストとはいえ、あんなに人殺したら捕まっちゃいそうだけど。あと、主人公の胸のリアクターって、もともと心臓を爆弾の破片から守るものじゃなかったっけ?いつの間にやら強力なエネルギー源になってしまったが。突っ込みどころ満載だけど、とにかく久しぶりに何も考えずに楽しめた映画です。
[映画館(字幕)] 8点(2008-10-04 11:50:34)
39.  ミスト 《ネタバレ》 
キングの小説は、脇役含めた登場人物の細部まで深く描きこむことで、キャラクターに生き生きとした命を吹き込む。それが映画になると時間的な制約が大きいため、人物描写が浅くなりがちなのが面白くない映画が多い原因か。だがこの映画は、淡々と起こることを叙事的に描くことでキャラクターをストーリーに埋没させて1つのピースとし、同じように観客も登場人物の一人に仕立て上げているように感じた。いつの間にか自分も彼らの一人になり、霧に囲まれたスーパーマーケットに一緒にいる気分になっていた。恐怖、絶望、悲しみ、彼らと一緒に感情を抱きつつ心のどこかで安全な場所にいるのを実感しながら。ラストは絶望とはこのこと、といわざるを得ない状況だ。あと15分早ければ。さらに冒頭で見捨てた母親と再会した際の冷たい視線が心に突き刺さった。痛い。エンドロールのヘリの音がさらに効果的に感じた。
[映画館(字幕)] 8点(2008-05-24 20:01:01)
40.  プラネット・テラー in グラインドハウス 《ネタバレ》 
敵役がゾンビではなくウイルス感染者なので、銃で撃ったら簡単に倒れてしまい物足りなさがある。でもやっぱり片足マシンガンのインパクトは大きい。グレネードの爆圧で大ジャンプして壁を越え、一気に感染者達のど真ん中に突っ込んでからの大立ち回りは最高だった。どうやって弾撃ってるの?なんて細かいことなんかどうでもよくなるほど夢中で観ました。一番笑ったのはポケバイねw、それと、エルレイって何?
[DVD(吹替)] 8点(2008-04-27 10:13:55)
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