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やましんの巻さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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381.  メトロポリス(2001)
皆さん、辛口だなあ…。ぼく的には、ヒゲおやじこと伴大作氏が大活躍してくれるだけで、もう全然OK! なんですけどねえ。正直、後半の展開などは大友克洋があまりに自分の世界にもっていったような違和感が拭えなかったものの、あの切なくもほほえましいラストカットの”絵”に、大友を含めた作り手たちの手塚治虫への愛が感じられて救われたし。実は宮崎駿を含めた日本のアニメが苦手なんだけど、これはとてもとても良いと思います。あのロボット少女の姿に、人々が「天使」を見る場面なんか、素晴らしいじゃないですか。
8点(2003-07-23 14:11:19)
382.  渚のシンドバッド
ゲイであることをカミングアウトしつつデビューした橋口亮輔監督の長篇2作目は、何といっても浜崎あゆみの鮮烈な演技によって記憶され続けるのでしょう。が、別に同性愛がどうのこうのといった下世話な部分以上に、生き方が不器用な青春の肖像を、終始一歩引きながらも温かく見つめ続ける作り手の視線が素晴らしい。素直に感動し、少し胸が切なくなる佳作です。ただ、いつも思うんだけど、橋口監督ってどうして女優を必要以上にダサく撮るんだろう? ここでも、あゆみ嬢はチンケなイモねえちゃんだし…(それがまた良かったりするんだけど…って、フォローになってませんね。ハハ…)
8点(2003-07-23 12:01:38)
383.  ジョン・カーペンターの要塞警察
初見参はテレビだったのだけど、もう画面に釘付け状態。この陰惨な現代版『リオ・ブラボー』には、確かにジョン・カーペンターのすべてがあるなあ。あの主人公なんて、完全に『ニューヨーク19997』や『エスケープ・フロム L.A』のスネークだし。何なら、カート・ラッセルを主演に、これを”スネーク三部作”のひとつとしてリメイクすればいいのに…などと、思ってしまうのですが、どう? とにかく、カーペンターはやはりいいなあ。暗いくせに、ヘンテコなユーモアもあるし。あらためてリスペクト!
8点(2003-07-17 14:19:11)
384.  英国式庭園殺人事件
フフフ、英国の鬼才監督も、ここじゃボロクソですなあ。ぼくもグリーナウェイはむしろ大ッキライな御仁だけど、この長篇デビュー作は、それ以降の嫌味な韜晦趣味よりも、よりストレートな才気と気負いがワンカットごとにほとばしっていて、ぼくはそれなりに興味深く見ました。もちろん、単純に面白がれるって代物じゃないですが。知的パズルめいた構成を、知ったかぶって楽しみましょう。
8点(2003-07-15 15:02:30)
385.  雪の女王(1957)
昔、小学校の門前でおじさんがこの映画のタダ券を配っていた。で、町の公民館で見たのが、もう、30年以上前…。それでも、しっかりと覚えていたのは、子供ごころにも「感動」したからでしょう。幼なじみの男の子を雪の女王に連れていかれた女の子が、女王の住む山まで苦難の旅を続けるという、その旅の部分が本当に波乱万丈で、興味しんしんで。そう言えば、同じ頃、やはりタダ券で公民館にて見たのが『太陽の王子・ホルスの大冒険』。何か似ていると、ガキだった当時にも思った記憶があるけど、本当にこのソ連製アニメの影響を受けていたとは(↓【あつむ】さんのご指摘のおかげで、いろいろすっきりしました。ありがとうございます!)。ひょっとして、あの校門前のおじさんは宮崎駿だったのでは…まさかね。
8点(2003-07-14 18:18:50)
386.  インド夜想曲
それまでハードボイルドもどきの犯罪映画なんかでお茶を濁していたアラン・コルノ-監督が、別人のごとき冴えを発揮。とある人物を探して彷徨を続ける男(だが、探しているのは一体誰なのか。あるいは、彼自身?)を追うキャメラのけだるいというか、アンニュイなタッチが絶妙でありました。ジャン=ユーグ・アングラードも、ドンピシャのはまり役。個人的には、彼の代表作じゃないかと。
8点(2003-07-14 17:44:55)
387.  アクシデンタル・スパイ
アメリカ映画界での成功後、「しかし俺はあくまで”ジャッキ-映画”を撮る!」とばかりに情熱を注ぎ込んだジャッキー・チェン近来の快作。『ラッシュアワー』も悪くないけど、やっぱりジャッキーには、自作自演で彼らしいスペクタクルの創造に励んでいただきたい。幾つになっても…。
8点(2003-06-30 14:02:21)
388.  8 Mile
監督がご贔屓カーティス・ハンセンなんで、「何でアイドル(?)歌手が主演する映画なんぞを彼が…」と半信半疑で見たところ…ハイ、すっかりハマッってしまいました。エミネムとその友人たちの閉塞感、街そのもののどんづまり感が実になまなましく表現されていて、しかもさわやかな余韻を残してフィニッシュさせるなんざ、お見事の一語。風俗的には「現在」なんだけど、映画的にはむしろ50・60年代風の「古風さ」を感じさせるのが良くも悪くも普遍的な青春映画たり得たポイントなんでしょうね。それにしても、キム・ベイシンガー、よくこんなアバズレおっ母さん役を引き受けたもんだ。拍手!
8点(2003-06-30 13:23:11)
389.  フロム・ヘル
昨今のCGまみれな劇画調伝奇ロマン(クソくだらない『ヴィドック』とかね)かと思いきや、19世紀ロンドンの、いかにももっともらしい雰囲気を実に良く漂わせた秀作じゃんすか! 特にヘザー・グラハムたち娼婦の描写が見事で、こういう題材じゃない、ディケンズの小説の映画化なんかをヒューズ兄弟監督には期待したいとも思った。あのエレファントマンの唐突な登場のさせ方も、ほんと才気を感じさせるし。良いっすよ、ダンナこれ!!
8点(2003-06-30 12:54:56)
390.  
水・火・風・土(大地)の四元素とは、タルコフスキー作品を構成する原イメージ。それだけで、自身の記憶を再構築してみせた、さながら「タルコフスキー大全」といった趣の映画っすね。文字通り、全編息を飲むくらい美しく、夢幻的で、隠喩に富んでいる。けれど、正直言ってイメージに惑溺しすぎている感もある。溺れるにしてはタルコフスキーの執着するイメージって、例えばパラジャーノフとかみたいに破天荒さがない、ただ端正なだけ弱いんだよね。『ノスタルジア』のときみたいに、あくまで主題を補完するときにこそ魅力的なんだと、ぼくは思うんだけど…。
8点(2003-06-28 17:00:34)
391.  影武者
もはや「人間」そのものを描くんじゃなく、「運命」こそを主人公とする黒澤流シェイクスピア劇のひとつ。個人的好みを越えて、やっぱりさすがの見事な構成力であり、表現力です。ただ、役者が弱い。仲代達也以下、ほとんどの役者の顔が、画面に映えていないってのは、どういうことなんだろう…。唯一、油井昌由樹だけがしっくりおさまっていたけど、ショーケンなんてヒドイものだった。せめて、主人公が当初の通り勝新太郎だったらなあ。
8点(2003-06-28 16:20:22)
392.  顔のない天使
メル・ギブソンって、実はシェイクスピアが大好きなんじゃないのかな。彼の演技的バックボーンにあるのが、実は古典演劇の素養であることを、この初監督作が証明しているように思う。シェイクスピアを朗唱する時のギブソン、ほんと気持ちよさそうだもんなあ。作品的にも、素直に感動できる良い内容です。ラストの感情をグッと抑えたハーフビターさも、見事だし。
8点(2003-06-28 16:06:41)
393.  アフリカン・ダンク
世間的にはともかく、小生的には『クール・ランニング』よりもこちらを買うね。万事に定石通りな展開ながら、アフリカの見事なロケーション効果と現地の役者(?)たちの得難いキャラ、それにケビン・ベーコンのイヤミのない爽やかさがマッチしている。何より、カメラワークが実に良い! 確か、イギリスのマイク・リ-監督とのコラボレーションで知られる撮影監督じゃないかな。真冬のアメリカ小都市の雪景色から一転して、アフリカの緑と土の鮮やかさをとらえた色調・構図とも、さすがに見事ですぞ。
8点(2003-06-23 18:53:04)(良:1票)
394.  青いドレスの女
とにかく時代色の描き方が、絶品。第二次大戦後のアメリカ社会が持つ光と影の”影”の部分を、見事に捉えている。それを、ひとりの「宿命の女」探しというハードボイルドな探偵物語の中に織り込んでいく監督は、ただ者じゃない。皆さん酷評ですが、そこまでおっしゃらなくても…
8点(2003-06-11 17:58:43)
395.  アイリスへの手紙
アメリカ南部の地方色も、そこで慎ましく生きる人々の喜怒哀楽も、ほんとシンプルに、美しく表現されている。地味で面白味に欠けるかもしれないけど、こういう映画をもっと大切にしたいなあ。自分が文盲であることを恥じていたデニーロが、好意を寄せる女性に「字を教えてくれないか…」と願うシーンで、思わず感動しました。うん、いとおしい映画です。
8点(2003-06-11 17:49:04)
396.  OUT(2002)
勢いに乗っている監督ならではの、”熱気”を感じさせてくれます。何より主演女優それぞれに存分な芝居をさせ、それを1本の作品に束ねていくあたりの手腕こそ、平山監督の真骨頂。女たちによるハードボイルドとして、個人的には『愛を乞うひと』よりも好きだな。ただ、佐竹のキャラクターだけは、あまりに薄っぺらなのではないでしょうか。一種の”ターミネーター”に仕立てたかったにしても、もうちょっとこの悪党の背景を描き込んでほしかった。間寛平がガンバってたんで、余計に惜しいです。
8点(2003-06-11 17:39:43)(良:1票)
397.  愛と野望のナイル
頬を槍(矢だっけ?)がズブリと貫通! 耳の中にゴキブリ(キャ~!!)みたいな虫が侵入! …こういうディテールが実に丹念に描かれていて、バートン卿の冒険記に熱中した時の興奮が蘇ってきた。実に見ごたえのある大作なのに、何で忘れられたままになっちゃってるんだろうなあ。ただ、アメリカ人である監督の西欧コンプレックスがちょっと鼻につくって気もしなくもないが。
8点(2003-06-11 17:11:46)
398.  ロンゲスト・ヤード(1974)
この映画の監督作品って、男も女も人間のエゴや弱さみたいなものを露悪的にさらけ出すところがあって、けっこう胃にもたれることが多かったんだけど…。いやあ、これは素晴らしい! 最後には男の心意気がすべてを昇華してくれたって感じで、笑い、手に汗握りながら、感動しちまいました。バ-ト・レイノルズ以下、役者たちがみんな最高です。でも、同じアルドリッチ監督の『カリフォルニア・ドールズ』の方がもっと素晴らしいですよ!!
8点(2003-06-11 16:19:21)
399.  レッドソニア
ブリジット・ニールセンが唯一魅力的だった作品。クライマックス、無数のロウソクがゆらめく場所で女同士がくんずほぐれつ(?)する対決場面は、実にファンタスティックでありました。決して悪くない…どころか、かなりの”傑作”だと思うのに公開当時も、今も、無視され続けるのは、こういう職人気質なスタッフが低予算ながらにがんばっている映画への「愛」や「敬意」が、もはや存在しないってことなのね…。
8点(2003-06-11 15:03:05)
400.  ルーカスの初恋メモリー
まるでひと昔もふた昔も前の少年漫画みたいなストーリーだけど(頭はいいけどチビで家庭に問題がある男の子が、年上の少女に恋をするが、彼女はハンサムなスポーツマンの別の男の子に恋をしていて…)、実に繊細かつ優しく主人公の日常を見つめる眼差しに好感大。”弱者”に対しての想像力が欠如したものの多いアメリカの青春映画にしては、ハートを感じさせてくれる貴重な作品かな。主人公にひそかな好意を持つ内気な少女役で、あのウィノナ・ライダー(映画デビュー)がとっても可憐な存在感を放ってるのもマル。DVDを買って持っておきたい1本です。
8点(2003-06-11 13:49:21)(良:2票)
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