381. リービング・ラスベガス
孤独。サインカーブの谷で終わるような人生。どん底から這い上がろうとせず、すべてを受け入れたこの主人公は想像をぜっする孤独感を味わったことだろう。仏教では煩悩を捨てれば苦しみから脱する事ができるらしいけど、それがどれだけ寂しい事かこの映画を観ていると感じる。まるで一人で呑んでいるような感覚にさせられた。 6点(2004-04-27 15:12:20) |
382. リアリティ・バイツ
イーサンホークは口を開け過ぎ。色男が口を開けると母性本能をくすぐるという話を聞いた事があるけど、それを狙っているんだろうか。ウィノナライダーはなぜかこういう馬鹿役がよく似合う。いつもあんまり魅力を感じない。この二人が主人公のラブコメは痛い。コメディというだけなら結構いいけど、ラブの部分が理解不能。 3点(2004-04-27 15:08:09) |
383. バットマン(1989)
どうもジャックニコルソンは苦手だ…。今の時代に見ると物足りなさを感じずにはいられない。でも多くのファンを惹きつける何かがあるはず。それが分かるのは10年後か、10年前か…。 5点(2004-04-20 18:29:10) |
384. バーディ
あっけらかんとした面白さ。これも青春…。しかしどうしてもニコラスケイジの頭に目が吸い寄せられる。 5点(2004-04-20 18:26:35) |
385. ラン・ローラ・ラン
ローラ役のフランカ・ポテンテ、ぶさいくー。まぁ猛々しさがあってこの映画にあっているといえば合ってるけど…。しかしこれはパラレルワールドであって欲しい。人生やり直せたら面白くないと思う。こういうユーモア好き。 6点(2004-04-17 17:59:27) |
386. らせん
リングを見ずにこっちを観たけどそこそこ楽しめた。まぁ何のこっちゃあんまり分からなかったけど、SFと考えればいいのかな。 5点(2004-04-17 17:56:10) |
387. ラスト・オブ・モヒカン
情景描写がすばらしい。美しく壮大な自然におのずと心が大きくなる。そんななかで人間同士が土地の所有権なんかで争いをしてる様子が本当に醜い。皆残酷で野蛮。でも、この血生臭さの中にこそ、生命の力を感じることができる気がする。闘争本能剥き出しのインディアンたちの野獣のような力強さ、これをしっかり表現されている点を評価したい。 6点(2004-04-17 17:46:48) |
388. ラウンド・ミッドナイト
ジャズのことはよく知らないけど、好きなので見応えあった。終始静かでムーディな雰囲気に包まれていて、観ていて心落ち着く映画だった。デクスター・ゴードンのハスキーなその声には、演技ではない本物の深みがあると思う。しかし、ちょっと眠たい…。 5点(2004-04-17 17:24:59) |
389. Lie lie Lie
豊川悦司はうさんくさい役が似合う。だからこの映画はすごくナチュラル。個性というほどのものでもないけど、淡々と我が道をいっている雰囲気はよかった。でも、鈴木保奈美だけ少しイメージと違うんだよなぁ。 6点(2004-04-17 17:10:23) |
390. ライフ・イズ・ビューティフル
家族愛というより父親愛と言ったほうが適当。それだけロベルト・ベニーニの熱演が光ってる。うるさいけど…。けっこう笑えた。あちこちに伏線が散りばめられていて、いつ来るか分からないけどいずれ登場人物がひっかかる、みたいな、ドリフ的な笑い。戦争と笑いはよく合う。 6点(2004-04-17 16:59:25) |
391. 戦場のピアニスト
これはドキュメントに近い。ありのままを観て、体で感じろというのだろうか。何にしろ、なかなかこの世界に溶け込めず、ただ傍観者に徹することしかできなかった。躍起になって文句を言うような作品ではないが、あえて言うならバラードを端折らないでほしかった。 4点(2004-04-17 16:44:52) |
392. マッチスティック・メン
何に騙されたって予告に騙された。リドリースコットの挑戦状?主題はそんなところにないと思う。切ない男の哀愁を嫌味なく見せてくれた味わい深いヒューマンドラマ。この役はニコラスケイジ専用かも。 7点(2004-04-16 20:27:28) |
393. 誘拐犯(2000)
登場人物すべてにそれぞれの企みがあり、みんな悪者というところが面白い。映画全体としてはたるくていまいちの出来なんだけど、随所にみられるあっと驚かせるアクションはクールでなかなか味があった。ただのごり押しのアクションとは一味違う。でも、その気になればもっと面白くできたんじゃないかと思う…。デルトロはあいかわらず良い。 6点(2004-04-16 15:40:06) |
394. 遊星からの物体X
気分爽快なSFXは必見。CGでは味わえない質感とよく言われるけど、まさにその通り。感触が伝わってくる。一番好きなのはやはり犬。スクエアのパラサイト・イヴでパクられてた。まぁSFXだけでなく、演出も素晴らしい。カーペンターの中でもスターマンと並んで大好きな作品。 9点(2004-04-16 15:34:33) |
395. ユージュアル・サスペクツ
何より登場人物とその配役、BGM、カメラワーク、映画から流れてくるすべてがかっこいい。このかっこよさは男むけかも。デルトロが捕まるシーンでゾクゾク。これを観て映画を好きになった。 10点(2004-04-16 15:29:24) |
396. やかまし村の子どもたち
これじゃあ教育ビデオじゃないか。と、最初は思った。でもだんだん、このストーリーの無いやかまし村の日常に心が溶けこみ、最後のほうではまるで村の一員になったかのような気分にさせられた。とにかく自然が綺麗。こんな映画もありかも。 7点(2004-04-16 15:25:01) |
397. モンスターズ・インク
《ネタバレ》 キャラクターの表情を細かく書き分けるCG技術と製作者のセンスに関心した。これを子供映画とあなどることなかれ。童心に返らなくても十分楽しめる。腐りきった大人の心を癒してくれる。ストーリーは無難だが、ラストはちょっと気に入らない。ドアは直らないほうがいいんじゃないかなぁ。再び会える事だけがハッピーエンドとは思わない。 7点(2004-04-16 15:21:00) |
398. メメント
斬新なアイデアが売りだが、おかげでちょっと難解。慣れてないから結構頭が混乱した。観終わってから考えると、あらすじ自体はとてもクリアーなんだけどな…。ストーリーを整理することをパズル感覚で楽しむ映画なのかも。 5点(2004-04-16 15:12:52) |
399. めまい(1958)
いきなり何がどうなってるのかさっぱり分からず物語にひきこまれた。そして最後まで息もつけず、ただただ面白かった。ミステリーとロマンス。堂々と王道を突き進みながら、そして王たる貫禄。さすが。しかし、キムノヴァクの眉毛が気になる。 9点(2004-04-16 15:09:47) |
400. ムトゥ/踊るマハラジャ
インド。インド。異常なテンション。すごい。すごいけど、面白いかどうかとは別の話。インドっぽい顔。インドっぽい髭。インドっぽいタオル。ミーナはめっちゃ美人。インド美人。インド美人は本当に美人。他にもインド美人が出てたが皆美人。日本の美人みたいに好みが分かれるような美人じゃなく、文句を言わせない美人。馬もインドっぽい。象はもちろんインド象。コブラももちろんインド産。全てにおいてインド。つうか長い。 5点(2004-04-16 15:05:53) |