381. 陽なたのアオシグレ
《ネタバレ》 男子小学生版『アメリ』に近いように見えて、男から見た夢想にある種の気持ち悪さを感じる意見は分からなくはない。 ラッキースケベ演出が直球でパステルカラーの可愛い絵柄に惹かれるほど人を選ぶだろう。 監督のフィルモグラフィには少年少女のアレを何かと入れてくるので完全に趣味だよね。 スピッツの壮大なプロモーションビデオとして見るなら優れている、救われている部分はあるが。 ここまで来ると、この話の全てすら主人公の妄想じゃないの?と勘ぐってしまう。 雰囲気は好きなのに万人受けしない、だからと言って万人受けしまくっても物足りない。 その匙加減が難しいがこの突き抜け感は大事にして欲しい。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-11-10 23:59:48) |
382. ザ・キラー
《ネタバレ》 狙撃に失敗した殺し屋が婚約者を襲われ、報復で刺客と依頼者を淡々とじわじわと追い詰めていく。 まるで商品をただ消費するかのように、ルーティンワークの如く。 『セブン』の監督&脚本家の28年ぶりのタッグにしては非常にシンプルなストーリー。 その分、ストイックな空気感とソリッドな映像センスが際立っており、 立体的なサウンドデザインも合わさり、テレビの画面では堪能できないと思われる。 自己暗示をかけるが如く独り言が連なり、完璧な殺し屋になり切れない男のあがき。 最後の晩餐になってしまったティルダ・スウィントンによる熊と狩人の噺が象徴するように、 プロの矜持として後始末を全うしようとすることを建前に、 復讐という本音が僅かながらに彼を人間たらしめている。 婚約者とビーチで戯れる平穏なひと時も、殺し屋の宿命から逃れられないジレンマ。 アラン・ドロンの『サムライ』の系譜に近い、矛盾だらけの人間の美学を覗き込む。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-11-10 23:52:26) |
383. ウーマン・トーキング 私たちの選択
《ネタバレ》 2000年代後半、南米ボリビアのメノナイト(キリスト教一派)のコミュニティで日常的に起きていた昏睡中の性暴行事件。 その実話をモチーフに2010年の南十字星の見える英語圏某所に移し替え、 文字の読み書きも許されなかった被害者女性たちの決断。 テーマがテーマだけあり、娯楽要素を捨て去ってまで訴えたストイックな社会派会話劇。 去るか、闘うか、赦すか── 18世紀同然の生活を営む彼女たちと次世代の子供たちの未来を大きく左右する重い選択。 力では負けてしまう女性の立場なら、女性全員で村を去るでお終いだが、本当にそれで良いのか? その三つの選択をさらに深掘りして、民主主義が如何に築かれ、秩序が作られていくか、社会の問題が浮き彫りにされていく。 閉鎖的な世界で赦しの名のもとに弱き者への暴力の正当化。 宗教は救いにもなれば、都合の良い思考停止の暴力装置にもなりえるのだ。 次の世代へ負の連鎖を繰り返されないために価値観のアップデートと教育の大切さが可視化され、 それを担うのが外の世界を知っている書記担当の男性なのが皮肉に思える。 彼女たちは新たな"国家"の建設を目指し、モーセの出エジプトの如く大移動する。 希望の船出のように見えて、その一本の道が海のように閉ざされることはない。 家畜もいないと分かれば、時代遅れの屈強な男たちが連れ戻すために逆襲するだろう。 新たな秩序を築くだろう彼女たちがどう動くか、我々が生きているこれからの時代とリンクしている。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-09-29 23:39:03) |
384. わたしは最悪。
《ネタバレ》 何者にもなれない30歳女性の惑い。 自分がどうしたいのか分からず、やりたいことも付き合っている男もとっかえひっかえで長続きしない。 確かに原題通り、リアルに付き合ったら面倒臭い"最悪な人"なのだろう。 とは言え、昔と違って女性の自由も選択肢も広がり、 元カノの風刺漫画家に「女を侮蔑している」と意識高い系のフェミニストが発言できるくらい、 ヒロインの悩みがあまりにも贅沢になってしまったように感じる。 清潔感たっぷりなオスロの街ではなく、発展途上国が舞台だったらこうも行かないだろう。 元カノの漫画家が別れる際に「君はいつか後悔する」と発言し、事実、彼はガンに侵され死ぬことになった。 自分はこのまま何者になれず母親に落ち着いてしまって良いのだろうかと悩んでいるうちに、 足に地をつけなかった不安定な心を救ってくれる人がいることに気付いていれば、 きっとガンの早期発見はあったかもしれない。 その一方で新しい恋人との妊娠にすぐ向き合っていれば、たとえ流産でも破局はなかったかもしれない。 人生とは後悔の連続で、選択の積み重ねでもある。 主役にもなれない取り留めのない人生だとしても、何かを掴んだ彼女の人生は今日も続いていく。 レナーテ・レインスヴェが多彩な表情で痛々しくも呆れながらも好演していたのが性的シーンの下品さを和らげていた。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-06-04 01:51:27) |
385. ファウスト(1994)
《ネタバレ》 人間の顔をした"悪魔"に気を付けろ。 そこには奇跡も魔法もないんだよ。 怪しげなビラに記された地図に導かれ、満たされない日々を送る男が体験する悪夢。 欲しいものと引き換えに悪魔に魂を売り渡す契約をしたが最後、 台本通り動く操り人形の如く、地獄へと一直線。 現実と虚構が曖昧になっていく中、道化師の呪文に右往左往される悪魔が笑いのツボに入った。 どこか既視感があると思ったら、過去作の『ドン・ファン』の要素も多少入っているのだろう。 もう一度言うが、人間の顔をした"悪魔"に気を付けろ。 心の隙間に入り込み、魂を食い物にする。 序盤に主人公とすれ違って逃げた男、新聞紙に包めた身体の欠片を見るに、 奈落への入り口に我々は立っている。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-05-24 21:39:57) |
386. スパイダーマン(2002)
子供の頃、リアルタイムで映画館で観たことがあったが、3億ドルかけた割にどこが良いのかさっぱりだった。 ただ、久しぶりに三度目を視聴した結果、 「大いなる力には大いなる責任を伴う」が社会人になって身近に感じるようになった。 後天的に授けられた能力が羨ましくある半面、それが誰にも言えない秘密だったらという苦悩が 等身大のヒーローとして胸に響くものがある。 一方で内なる願望が歪んだ形で表面化し、ある意味で精神の自由を得たグリーンゴブリンとの対比が、 力を持つことの意味を際立たせていた。 その後、様々なスパイダーマン映画が役者を変えて監督を変えて繰り返されてきたが、 ハリウッド初の長編映画化という意味で原点にして頂点。 下手に改変しまくるよりは正攻法で安心して楽しみたいという時点で歳を食ってしまったと感じる。 [地上波(字幕)] 6点(2023-04-30 23:45:59) |
387. スイス・アーミー・マン
《ネタバレ》 物語の8割は二人芝居で占め、それも死体に下ネタという奇妙な作りなのに心に残る。 何もできない死体から徐々に生を取り戻していく難役を演じたダニエル・ラドクリフと、 過去のトラウマから逃げ続けていたポール・ダノの二人の曲者俳優が作品の強度を支えている。 メニーという死体が何者なのかは最後まで分からない。 虚実を入れつつも、ハンクの抑圧された自己を投影したイマジナリーフレンドかもしれないし、 森の中の一連のオブジェが現実に向き合おうとする通過儀礼にも思えた。 現実ではただの頭のイカれた変態にしか見えないハンクには厳しい現実が待ち構えている。 それでもメニーに別れを告げた彼はこのどうしようもない世界と折り合いをつけていく意思を感じた。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-03-31 23:43:39) |
388. エクストリーム・ジョブ
《ネタバレ》 期待しすぎたかな。 前半までがピークでちょっと長く感じてしまった。 かつての香港映画でお馴染みのおバカな警察コメディを彷彿とさせながらも、 リアルで痛そうな暴力描写は韓国らしい。 チキン屋が予想以上に繁盛しちゃって、本筋から脱線しかける展開はなんとも可笑しいが、 後半はチキンに絡む要素が少なくなって寂しい限り。 まあチキン屋で不祥事が発覚して、チェーン化でさらなる問題が発生しちゃったから、 ラストで警察辞めてチキン屋やると少しは期待していた自分が悪い。 (高い失業率の韓国では敷居の低い飲食店で食い扶持を稼ぐしかない笑えない事情がある)。 序盤で犯罪者に盗られそうになった車を奪還するオバさんの件が一番笑えた。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-03-21 21:57:40) |
389. アナザーラウンド
《ネタバレ》 中年の危機に直面した男性教諭4人がかつての輝きを取り戻そうと、 ほろ酔い状態を保てば最良のパフォーマンスが発揮できるという実験に生真面目に挑む可笑しさが滲み出る。 当然ながら酒の量が増え、結果的に家庭や職場に不和を及ぼす事態に陥る。 監督もそれは分かっていたはずで、論理的な実験と言いながら逃げているだけだった男4人の陰影を生々しく映す。 未来溢れる若者と対比して、多くのものを失った経験を持つ男たちはその喪失感と己の弱さに向き合う。 もう失点を取り返せないかもしれない、それも引っ括めて、己の人生も他者も肯定していく。 マッツ・ミケルセンのキレのあるダンスが、人生の眩しさと翳り、喜びと悲苦を全身で表現する。 本作を避けては通れない、象徴すると言っても良いエンディング。 ディカプリオがハリウッドリメイク権を獲得したが、彼のダンスを再現できるのだろうか? [インターネット(字幕)] 6点(2023-02-23 22:31:25) |
390. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
《ネタバレ》 監督がアルフォンソ・キュアロンに変わったため、少し大人でダークな雰囲気になり、 新たな風を吹かせたことには成功した…かもしれない。 原作は読んでいたため、タイムパラドックスを取り入れた展開が一番面白く見られた。 本作を最後にリアルタイムでハリポタシリーズを見ることを断念しており、 原作が複雑長大化して読む体力が続かなくなったことが以降のシリーズ鑑賞のハードルを上げている気がする。 肩肘張らずにいつか4作目以降も見てみたい。 [映画館(字幕)] 6点(2023-02-11 01:07:50) |
391. 漁港の肉子ちゃん
《ネタバレ》 公開時、キャッチコピーで炎上していたが気持ちは分かる。 吉本興業と明石家さんまが関わっているだけあり、どこか偽善的でキャスティングにきな臭さは感じなくはない。 とはいえ意外にも違和感がなく、STUDIO 4℃制作なので世界観のクオリティの高さは折り紙付き。 フレンチトーストやミスジステーキ丼といった料理のディテールに本気が感じられる。 かなり重くなりそうなエピソードもコッテコテの三枚目の肉子のお陰で緩和されていた。 娘の出生の秘密についてはかなり早い段階で分かってしまうし、もう少し意外性は欲しかった。 お互いの想いを打ち明けた血の繋がらない母娘は、これからもこの漁村で終の棲家として、 前を向いて生きていくだろうと思わせる温かな人間模様。 笑いも悲しみも一緒くたに包み込んだ、ザ・人情喜劇と言ったところ。 [地上波(邦画)] 6点(2023-01-06 23:54:58) |
392. ホーム・アローン2
《ネタバレ》 前作同様、やってることは変わらないのでインパクトはそれほどでもない。 ただ、前作を覚えていると楽しめる要素はあるので、それなりに暇潰しにはなる。 そもそも色んな悪戯を仕掛けられるケビンの賢さなら行き違いで迷子になっても、 空港に留まって連絡すれば家族と再会する手もあっただろうに。 そんなことしたら映画として成立しないし、無理矢理作らされた感は否めないかな。 タイトル詐欺も良いところ(工事中の空き家を使っているからセーフ?)。 多くの人が指摘しているように泥棒コンビが前作以上にこれでもかと痛めつけられ、 笑えるかどうかというあたりレビュアーの時代の変化を感じさせる。 フィクションと言えばそれまでだけど、普通は死にます。 [地上波(字幕)] 6点(2022-12-23 23:35:17) |
393. 天使にラブ・ソングを2
前作に比べたら明らかに質は落ちるが、それでも面白さは一定に保たれている。 やはり歌のパワーは凄いと改めて実感できる反面、ラストを描きたいがための強引でご都合主義な展開が鼻につく。 それでも描きたいなら生徒の個性や心の揺れ動きにもっとフォーカスして欲しかったと。 前作みたいに正体がバレたら生命の危機というサスペンスもなく、 デロリスことウーピーでなくてはならないというストーリーではないのが一番痛い。 [地上波(字幕)] 6点(2022-12-23 23:16:24) |
394. 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
《ネタバレ》 このアニメに関する知識はテレビ版の総集編と外伝を見た程度。 劇場版だけ見ると消化不良になるのは確実なので、最低でもテレビ放映分は抑える必要がある。 ヴァイオレットが行方不明になった恩人のギルベルトを探すエピソード。 余命いくばくもない少年の代筆を引き受けるエピソード。 50年間、誕生日に亡き母から手紙が届いた少女の孫娘が、ヴァイオレットの足跡を訪ねるエピソード。 3つのエピソードが同時進行で展開していき、 先の見える顛末を細かい描写の積み重ねで感動に導く巧さは流石といったところ。 特に死の直前の少年と友人のくだりは確実に止めを刺しに行くレベルに達している。 とは言え、その3つのエピソードが単独同然で終わり、一つに収束するにはあまりにも弱すぎる。 結局、どれをクライマックスにしたいの?という気持ちになる。 単純にヴァイオレットとギルベルトの話だけで良いのでは? 離れた想いを届ける手段が手っ取り早い電話に代わっていき、手紙は時代の流れで廃れていく。 それでも文字が、文体が人の心を震わせるのが手紙の魅力だろう。 多くの人の想いを届けたヴァイオレットは、ギルベルトへの想いが成就し、最後は"人形"から"人間"になれた。 そのシーンが素晴らしかっただけに、複雑な構成は要らないと思った。 [地上波(邦画)] 6点(2022-11-26 00:26:17) |
395. 101匹わんちゃん
《ネタバレ》 幼い頃、ビデオで何度も見ていた思い出。 とは言え、子犬が誘拐されてから脱出を決意するまでの展開は少しダレるか。 クルエラの強烈なキャラクター性に尽きる。 成犬になるまで待てば良いのに(良くないが)、すぐにでもという狂気こそクルエラたる者だろう。 作曲家の妻とは友人らしいのだが、犬の毛皮に拘る彼女に対する妻の曖昧な対応は如何なものか。 曲の大ヒットで大金持ちになれたから田舎の屋敷に引っ越して101匹買えるでしょうけど、 近親相姦リスクに多頭飼育崩壊、クルエラの逆襲と問題が山積み。 ディズニーよ、本当にこれで良いのか…という大団円ぶりがある意味清々しい。 [ビデオ(吹替)] 6点(2022-09-29 22:34:44) |
396. クローバーフィールド/HAKAISHA
《ネタバレ》 全編POV撮影をブロックバスターに織り込んだ(恐らく)最初の作品。 一般人目線で描かれるため、何が起こっているのか分からない、 真相も一切明かされない、その混沌が恐怖を煽る。 あれほどのパニックでも頑丈なビデオカメラに、大怪我している割に結構歩ける恋人は気になるが… 怪物の正体は最後までハッキリ見せない方が却って良かった気がする。 上書きされる前の幸せだった時のビデオ映像が後味の悪さを際立たせる。 何気ない日常が明日には一瞬で破壊されるかもしれない。 怪獣はありえなくてもそんなリアリティがどこかあった。 [DVD(字幕)] 6点(2022-09-29 14:32:53) |
397. マスク(1994)
ジム・キャリーとキャメロン・ディアスが魅力的。 主演二人と作品の相性が抜群で、全盛期と言っても良いくらい全てをかっさらう。 ジム・キャリーの顔芸のお陰でCGショットを大幅に減らせたというエピソードがあるくらいで、 燃え尽きてしまう心配をするくらいハイテンションのままテンポ良く突き進む。 頭を空っぽにして楽しめるコメディの快作と言ったところ。 ハイレベルな演技をこなした犬のマイロに助演男優賞を。 [地上波(字幕)] 6点(2022-09-24 00:40:04) |
398. 座頭市(2003)
《ネタバレ》 北野武本人も勝新太郎の座頭市を超えられるとは思ってはないし、 だからと言って変に意識しなくても良くないしで、 積み木崩しのようなギリギリのバランスで作ったのがこれ。 金髪やらジーンズやらタップダンスやら時代考証はお構いなし、 彼にしては異色のマンガチックでシンプルな勧善懲悪娯楽活劇。 勝新の豪快さと差別化するようなスピーディーで洗練された殺陣。 これだけなら良作なのだが、 人間ドラマに比重を置いている割には薄いし中弛みを感じてしまう。 もう少しストイックにコンパクトに纏められなかったのか。 実は盲目ではなかったという設定を見るに、 名前で呼ばれているのは冒頭のみで、自ら本名を名乗るシーンがなかったことから 本物(勝新太郎)とは別人のもう一人の座頭市ではないかな。 [映画館(邦画)] 6点(2022-09-16 22:10:15) |
399. ローラーガールズ・ダイアリー
《ネタバレ》 かつて人気子役としての絶頂からの転落、そして見事な復活劇を果たしたドリュー・バリモアにとって、 母親との確執という実体験を取り入れながらもエレン・ペイジ演じる主人公に投影していた部分は大きいだろう。 真に打ち込めるものとかけがえのない仲間を手に入れた少女の物語を元気いっぱいに描き出す。 ドリューにとって本当にやりたかった人生なのかもしれない。 確かに捻りもないくらいベタで欠点も少なくないけど、特筆すべきはエンディングで、 たとえ決勝で負けてもナンバー2と誇り高く自分たちを肯定するシーンは素晴らしかった。 演じている誰もが楽しそうで見ている側にも伝わってくるのが良い。 [DVD(字幕)] 6点(2022-09-11 00:46:00)(良:1票) |
400. ルナシー
ヤン・シュヴァンクマイエル特有のアニメーションは章に挟む程度で控え目。 正気と狂気の境目を行き来する主人公が体制に翻弄されていく。 自由を掲げる左側も、管理を掲げる右側も極端すぎて、 いや、その両方を含有する狂った世界に自分は生かされている現実を突きつけられる。 人によっては「それで?」で終わってしまう作品かも。 主人公同様、どうすることもできないから。 [DVD(字幕)] 6点(2022-06-28 22:04:02) |