421. 12人の優しい日本人
素直に面白かったです。特に笑い所はありませんでしたが…。キャラがわざとらしすぎるきらいはありますが、類型的な日本人像が有りました。ただ設定の面白さは本家のものなので、あとは脚本ですが、これも非常に良かったと思います。無理矢理な感じは否めませんが、なかなか意外な展開で楽しめました。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-31 20:13:16) |
422. 世界最速のインディアン
《ネタバレ》 どことなく途中までは「ストレイト・ストーリー」に似ていますが、あの作品ほど旅が強調されているわけではありません。人と出会い、協力をもらいながら目的地までたどり着く、というありがちなストーリーで、その人々も意外と普通だったので拍子抜けしました。「よくある」出会いなんだもんなぁ。 ただやっぱり大会のシーンは感動的ですし、ストレイトストーリー、ウォルター少年らへんが好きな俺にとってはけっこうツボな映画でした。ほのぼの。実話ってことを最後に知ってさらにツボ。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-24 22:09:55) |
423. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
三部作の真ん中ということで、微妙な感じになるかと思いきや、壮大な映像世界がまた繰り広げられて、楽しめました。 城の戦いは圧巻。良かったと思います。ただ映像以外に良かった点というのも見つけられませんでしたね。指輪物語の世界観はやっぱりまだ表現しきれていないです。 [映画館(字幕)] 7点(2007-08-19 15:51:56) |
424. ダイ・ハード4.0
《ネタバレ》 このシリーズは大好きです。一応シリーズ全体の流れを踏襲しつつもさらに大規模なストーリー展開になっていますが、そのストーリーがまず甘いのと、アクションを使いたいだけの道具になっている気がします。 しかしそのアクションは迫力十分で興奮しますし、マクレーンのキャラもちゃんと堪能できます。ただそのマクレーンがあまりに無敵化しているという指摘は多いようですが、私もその通りだと思います。そういう点は原点に立ち返ってほしいです。 戦闘機なのにホバリングしたり、ゾンビみたいな敵が居たり(マクレーンもゾンビ並ですが)「いやいや」みたいな無理な設定はありますが、たいしたことではないです。純粋にアクション映画として楽しめば続編というハードルの高さを考えても、このくらいの点数が妥当だと思います。 [映画館(字幕)] 7点(2007-07-29 22:49:35) |
425. そして父になる
多くの人間との関係を描くというよりは、中心となる人物のを巡るストーリーで、中心となるのが福山雅治だったのは残念と言うほかない。電車の中で「二人でどっか遠くへ行っちゃおうか」と母が言い、電車がトンネルへ入ったときのキュビスム的形象は最高だった。ラストシーンのクレーン撮影も美しい。 [映画館(邦画)] 6点(2013-09-29 23:27:18) |
426. オン・ザ・ロード(2012)
あまりにも「モーターサイクルダイアリーズ」と似ているので、既視感が拭えなかったというのが正直なところで、もう少し短ければさらによかったと思う。役者の顔は抜群に良かった。 [映画館(字幕)] 6点(2013-09-10 23:43:25) |
427. 愛、アムール
テーマとしては凡庸(これはやはり特殊日本的な事情なんだろうか)だが、良質のドラマ。ハネケらしい不気味さというか、ぎこちなさ、居心地の悪さが随所に感じられて非常に「らしい」映画になっている。よく言えば円熟味を増してきたというところか。ハトや執拗なまでのドアの描写は非常に巧みだが、やはりテーマ、その切り口に凡庸さを感じざるを得ない。 [DVD(字幕)] 6点(2013-08-19 22:51:46) |
428. メランコリア
この不安定さ。全員が惑星が接近していることを知っているという前提がある。後半はひたすら美しい。 [DVD(字幕)] 6点(2013-07-19 23:03:10) |
429. 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
評価が難しい映画は観た直後の点数を。 [DVD(邦画)] 6点(2013-07-16 23:22:47) |
430. SHAME -シェイム-
《ネタバレ》 ラストシーン、虚ろな目をしたファスベンダーの後ろにある「world trade center」のポスター。明らかに意図的だが何を意味するのか。 [DVD(字幕)] 6点(2013-07-13 23:41:05) |
431. ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
これはキューブリック。 [DVD(字幕)] 6点(2013-06-24 22:17:12) |
432. 菊次郎の夏
いい音楽ですね。これはタイトルが全てです。 [DVD(邦画)] 6点(2013-06-16 15:10:28) |
433. リアル 完全なる首長竜の日
要するにRPG、現実と虚構の交錯は黒沢清の長年のテーマ。どこまでうまくいっているかは微妙だとしても、一貫した作家性を感じる。明らかに作為的。 [映画館(邦画)] 6点(2013-06-10 23:07:29) |
434. サマリア
いまひとつ。ありがちなシーンのつなぎ合わせにしか見えず、残念。特に前半は見飽きたような光景。中盤以降盛り上がるが、どうも乗り切れず…。監督はロマンチストなんだろうが、ややついていけないと感じる。 [映画館(字幕)] 6点(2013-05-30 11:31:23) |
435. デッドゾーン
凡作だが、ウォーケンの名演技に注目。 [DVD(字幕)] 6点(2013-04-04 08:31:46) |
436. 荒野の用心棒
この映画から感じられる素っ気無さは、セルジオ・レオーネのハードボイルドな演出によるものだろうが、ややシーン間のつながりが悪いような気がする。イーストウッドのかっこよさは文句なしなのだが、ストーリーがなめらかではない。 [DVD(字幕)] 6点(2013-04-03 08:17:12) |
437. ゴーストライター
《ネタバレ》 二流の政治サスペンスに成り下がってしまった。ポランスキーは雰囲気を作り出すことにかけては一級品だが、どうもそれが他の要素とあいまって昇華することが少ないように思う。脚本の問題かもしれないが…。ラスト近くのシーンは素晴らしい。ブレッソン「スリ」を思わせる手紙の手渡し、事故が起こった後の紙吹雪(?)は美しい。が、それ以外において雰囲気だけはあるものの、低俗さばかりが目に付くつまらない映画になっている。 [DVD(字幕)] 6点(2013-03-23 12:11:20)(良:1票) |
438. ヤング≒アダルト
定番の流れなら反省して最後に違う幸せを見つけそうなもんだが、かつての自分のような考え方を持つ妹に説かれ、あっというまに元通り。そもそもその兄とベッドを共にした翌朝のシーンは、最初の方のシーンと全く同じ構図。観客はそこで違うものを想像する。例えばベッドから抜けずに寝ている彼を優しく抱擁するとか、また幸せそうに眠りにつくとか。しかし彼女は全く同じようにベッドから抜け、着替え、妹の居るリビングへ行く。そして説き伏せられもとの自分に戻るのだ。つまりベッドを抜けた時点で元の自分のままでいることが暗示されている。車と同じように、へこんだまま走り続けるのだ。そこが定番の映画と一味違う脚本のよさだろう。佳作。 [DVD(字幕)] 6点(2013-02-26 23:29:02) |
439. がんばれ!ベアーズ
ほほえましい映画。テイタム・オニールの輝き。ターナーも非常に良い演技をしていた。勝利市場主義ではない結末が好み。 [DVD(字幕)] 6点(2013-02-21 08:17:08) |
440. コヤニスカッティ
恐らく当時としては画期的だったのだろうが、今となっては色あせてしまった。グラスのサントラを聞くためだけの映像。 [DVD(字幕)] 6点(2013-02-17 17:26:33) |