441. 野のユリ
《ネタバレ》 修道院の院長、信仰心は強いのだが、とにかくムシが良い。 好きになれない婆さんだなぁ。 でも、心温まる良いお話。 人間の繋がりが薄くなった現代において、この助け合いの精神はもう忘れ去られたか。 金、金の世の中になってしまったが、この助け合いの精神こそ、人間の原点か。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-08-14 14:14:10) |
442. キャッチボール屋
《ネタバレ》 スチール写真を見た感じで、勝手に出会いモノ恋愛モノだと思い込んでいたが、見てみたら野球色が強かった。 女性とやり取りするシーンも、そこそこはあったが、大半はオッサンとの交流シーン。 苦も無く最後まで見られたが、特に感動も共感も得られずしゅーりょー。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-08-14 10:04:00) |
443. マーティ
《ネタバレ》 細かくリアルに描かれており楽しむ事はできた。 その反面、ガールフレンドと自分の親との確執や、嫁姑問題、ガールフレンドが出来た時の友人のやっかみ等、リアル過ぎて見ていて疲れる部分も多々あった。 主人公の男女は、たとえこの後、結婚までゴールインできたとしても、その先には嫁姑問題や絶えない夫婦喧嘩が待っているのだろう。 それがまた、人生のリアルなんだと思う。 そして、それが嫌で結婚しなければ、この映画の冒頭で主人公が言われた「良い歳して独身なんて恥ずかしくないの?」と言う言葉を浴びせられる。 結婚と独身、どちらの道に進んでも、それぞれ苦労や苦悩が続く。 その内容を描いた本作は、時代が移れど変わらない普遍的なものを描いている。 本作は現実的過ぎる内容の為、映画を見て現実を忘れたい人には不向きな作品だ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-08-13 16:47:36) |
444. 父親たちの星条旗
《ネタバレ》 戦場のシーンが臨場感たっぷりでリアル。 話は淡々と進むので長く感じた。 硫黄島に関する知識を少しだけ得られた。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-08-12 18:34:49) |
445. 4ヶ月、3週と2日
《ネタバレ》 導入部分こそ、何の話やら見えず眠気に襲われたが、これが何やら堕胎に関わる深刻な話だと分かり、一気に物語に入り込んでいった。 ルーマニアの寒々とした風景に目を奪われた。 なんという寂しくて無機質な風景なんだろう。 訪れたこともない異国の雰囲気を味合う、まさに映画ならではの醍醐味だ。 闇医者の横暴な態度、相手の足元を見てやたらに偉そうにする。 どこにでも居そうな、いわゆる悪どい人間だ。 果てには、遠回しに女の体を要求するという陰湿なスケベさ。 (敢えて付け加えるならば、闇医者として人工妊娠中絶を生業としながら、同時進行で女性の弱みに漬け込み種付けをするという、極悪非道なマッチポンプ野郎!) 直接的に刺激的な描写は極力避けられており、そこには好感を持てた。 刺激的なシーンを全面に押し出すような悪趣味なものではなく、妊娠という動かしようのない事実に直面した際、最終的に辛い思いをするのは女性たちなんだと、静かに訴えかけてくる。 無責任に快楽優先で性行為をすること、それに伴い発生する困難な事態。 そして、その困難な事態に世間は無力であり、男性の理解も及ばない。 窮地に追い込まれた女性たちの行動や心理を、静かな中に確かに描いて見せた逸品。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-08-06 20:58:11) |
446. オン・ザ・ロック
《ネタバレ》 ソフィア・コッポラにハマり中。 という訳で、本作を見るために、わざわざApple TVと契約(無料お試しだけど)。 本作でもソフィア・コッポラの映像、音楽センスが炸裂。 特にラストシーンからエンドロールの音楽に至る部分、その美しいセンスに思わず唸ってしまいました。 話の中身はと言うと、そこまで楽しい話でもなく、夫の不貞を疑った妻が、父親と共に夫を追跡するが、その疑いはめでたく晴れ、ハッピーエンドといった感じ。 ソフィア・コッポラの監督した作品、大体は見てしまったけど、これからも新作に期待して追い続けていきたい。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-31 22:26:18) |
447. ブリングリング
《ネタバレ》 話としては途中で飽きてくるのだが、私はソフィア・コッポラと相性が良いようで、心地よさみたいなものが最後まで持続した。 やはり、ソフィア・コッポラの映画は音楽と映像センスが抜群に良い。 だから最後まで心地よく見られた。 物質的には満たされても、心はどこか空虚な様が絶妙に描かれていて、後を引く。 少女達の悪びれない様がリアルに描かれており、女流監督ソフィア・コッポラのセンスが光る。 [インターネット(字幕)] 8点(2022-07-30 23:21:48) |
448. 2つ目の窓
《ネタバレ》 生と死をストレートに描いた内容。 母親が死ぬシーンやヤギが殺されるシーンは、気分が落ち込んだ。 全体的に画像が暗いシーンが多く、好みではない。 楽しむというより、考えさせられる作品。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-07-28 14:35:48) |
449. われ幻の魚を見たり
《ネタバレ》 男のロマンだか生き甲斐だか知らないが、それにこだわるあまり、家族に苦労を強いて、あげくにはリウマチこじらせたカミさん殺しちまう。 ろくでもない男だ。 そんな事にこだわるなら独りでやればいい。 およそ、家族持ちがやるべき事ではない。 それに、カミさんが危篤なら、まずは側に付いてあげるべきだろう。 勲章を見せて喜ばせたかったとは言え、勲章授与式でスピーチなぞしてる場合ではない。 あと息子の戦死を知った際、泣いたとはいえ、すぐに魚を見に行きやがった! 息子が死んだと知ったら、魚なんかどうでもよくなるはずだ。 魚なんかどうでもいいから、もっと家族を大事にしろよ! [CS・衛星(邦画)] 2点(2022-07-23 21:11:47) |
450. 日本暗殺秘録
《ネタバレ》 とにかく革命、暗殺に対して真っ直ぐで真面目な内容。 オムニバス形式ではあるものの、千葉真一のパートが極端に長過ぎて、間伸び感、退屈感あり。 そこそこ楽しめたが、特筆するほど凄い映画とは思えず。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-07-19 19:46:44) |
451. あの子を探して
《ネタバレ》 主演の女の子の執念に敬服しました。 テレビ局長が眼鏡をかけていると聞いて、テレビ局の門から出てくる全ての眼鏡の男に声をかけます。 丸一日、それをやります。 夜には疲れ果てて、路上で寝てしまいます。 でも、翌日もテレビ局の門の前に居ました。 この執念が実り、局長の目にとまり、ハッピーエンドとなる訳です。 この当時の中国の惨状を映画を通して知ることが出来ました。 それだけでも、大変、興味深かったです。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-10 20:05:14) |
452. エレファント
《ネタバレ》 何気ない日常風景から、殺戮現場への急転直下。 見せ方はうまいが、引っ張り過ぎで、途中で眠くなる。 最後は後味が悪いだけで終了なのだが、この救いも無くオチも無いのが、まさに無差別殺人の理不尽さ、理屈の無さを表現しているのかもしれない。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-07-04 22:41:13) |
453. 旅立ちの島唄 ~十五の春~
《ネタバレ》 南大東島には高校がない。子供たちは皆、十五の春に島を旅立つ… もうこの時点で泣けるじゃないですか! 出てくる人達は皆、心の温かい人ばかりで、真っ直ぐな映画だと思います。 とてもピュアな映画でした。 最後の卒業コンサート、涙なしでは見られませんでした。 しかし、娘と離れる事になる父親、島を出る娘、二人とも卒業コンサートのシーンで泣きません。 それは、旅立ちを祝福する時だから、泣かないようにしてるのでしょう。 本当は寂しくて、泣きたいに違いありません。 それなのに、微笑みながら目線を交わします。 これは珠玉のシーンですね! 沖縄を観光地目線で描いた作品は多いけど、ここまで地元目線で描いた作品は珍しいです。 そういう意味で、貴重な映画だとも思います。 [インターネット(邦画)] 8点(2022-07-03 17:58:40) |
454. 奇跡の人(1962)
《ネタバレ》 サリヴァン、ケラー共に渾身の演技が凄まじい。 子供の頃に見て感動したこの作品を、この歳になって再鑑賞。 さすがの名作。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-07-02 13:12:28) |
455. CINEMA FIGHTERS/パラレルワールド
《ネタバレ》 ダンス馬鹿がダンス馬鹿に送る映画、というかEXILEのPV。 光の使い方に、河瀬直美らしさは感じた。 [インターネット(邦画)] 1点(2022-07-01 21:41:30) |
456. ダーティハリー
《ネタバレ》 西部劇では無敵なイーストウッドが、本作では結構なやられ役。 そこが新鮮で楽しめた。 ラスト、警察官の立場を投げ打ってでも、悪を成敗する。 とてもスカッとした! [インターネット(字幕)] 6点(2022-06-29 07:35:45) |
457. 遠い雲
《ネタバレ》 テーマははっきりとしてはいるものの、面白くはない。 ラストの幕切れには驚いたので、この点数で。 しかし、木下恵介は人の苦悩を描くのが好きだなぁ。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-06-27 00:22:25) |
458. バッド・ルーテナント
《ネタバレ》 これってハッピーエンドでいいんかい! ヘルツォーク監督作品だから見てみたものの、これはハズレかな。 ヘルツォークにまとも(これもある意味、まともじゃないが)な作品は不向きかな。 それと、主人公に都合の良く問題が解決し過ぎ! [インターネット(字幕)] 4点(2022-06-14 21:08:56) |
459. ションベン・ライダー
《ネタバレ》 とにかくエネルギッシュで、とにかくつまらない映画。 内容はめちゃくちゃだが、80年代日本映画の特徴が凝縮されている。 [インターネット(邦画)] 4点(2022-06-12 00:12:17) |
460. モラン神父
《ネタバレ》 メルヴィル監督作品なので鑑賞したものの、カトリックの話なので感情移入できず。 ストーリー展開自体は悪くはない。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-06-04 19:48:16) |