481. アントマン&ワスプ:クアントマニア
《ネタバレ》 量子世界の帝国軍と反乱軍の戦いに首を突っ込んだアントマンファミリーでしたが、ミシェルファイファーにアクションやグリーンバックの演技はもう辞めさせてあげて。ご本人も何演ってんだかあまりわかってないんじゃないの。マイケルダグラスも変な操縦桿ばかりだし、ビルマーレーが出て来た時も、あ!ビルマーレー!って思っただけだった。この大御所たちを使う意味があるのかなあ。量子世界の生物たちの造形が全体的に滑稽よりで、やっぱり子供向けなのは仕方ないが、個人的にはあまり魅力を感じられなかった。次のヴィラン、カーンの紹介作品にしては、既に配信ドラマ「ロキ」で十分。カーンはサノスほどの凄みが全く感じられないから、全くワクワクしない。良かった点は、娘のキャシー。可愛くてカリスマ性も有りで良かった。ジェントーラという女戦士もかっこ良かった。蟻たちがまたちゃんと活躍したところ、くらいでしょうか。 [映画館(字幕)] 5点(2024-02-02 12:07:56) |
482. ラストナイト・イン・ソーホー
《ネタバレ》 美女二人とネオンサインのパッケージと、予告映像で見るカフェドパリなどのシーンから、タイムスリップミステリー的なものを勝手に想像していましたが、思ってた以上に普通にホラーでした。女の子がどんどん追い詰められ病んでいく姿は「ブラックスワン」を思い出しましたが、あちらの方はスポ魂ドラマでもありメッセージ性もあるので私にははまっていました。こちらは主人公がグレーの男たちに追われ絶叫し逃げ惑うシーンの連続。正直飽きました。代わりに例えばホラー色は減ってしまいますが、気を取り直してパーティーに繰り出す際お互いにハロウィンメイクを施し合っているような可愛いシーンとか、裁ちばさみで刺されそうになった女友達が警備員になだめられるようなシーンとか、ひと間違いで交通事故にあってしまった白髪の男の安否とか、そんな場面があっても良かったんではないかと。ま、あくまでも私の好みの話ですが。守護霊的なお母さんは娘の危機を救ってくれるでもなく途中全く出てこないので、サンディ=お母さん?と一瞬ミスリードされたりして(私だけ?)、ん~何だかいろいろ腑に落ちない部分が多っかったです。ラストの火事で全ての事件が焼き尽くされ何事もなかったように終わります。そこに長年隠されていた多くの死体が焼かれる臭いも感じられないままに。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-02-25 15:40:29) |
483. ワン・デイ 23年のラブストーリー
微妙な関係の男女の23年間のうち毎年7月15日だけを切り取った斬新な企画。 毎年7月15日に重要な事柄が起こる訳もなく、描かれた一日よりむしろ描かれない364日が重要だったりする。一日限定で切り取られた映像の行間に、その過ぎ去った364日を巧く表現することに成功すれば、この作品は凄いものになっていたかもしれない。その作業には高度な脚本力を要すると思う。主演の二人は悪くなかったのだが、結局は結ばれない運命だったのだなと、冷めた感想を抱かずにはいられない結果になってしまったのは、脚本が残念だったからとしか考えられない。 [映画館(字幕)] 5点(2014-04-26 20:42:44) |
484. ゴシカ
《ネタバレ》 夫役が全然似合ってないので、二人が生前愛し合ってたようにはどうしても思えないし、結局その夫が豚野郎だったという真実に何らギャップを感じることができない。ウィルスミスとかでしょ、ここは。演るわけないか。ペネロペの存在感が良いし、ハルベリもかわいい。ロバートダウニーJrもいい。何であんな夫…。 [地上波(字幕)] 5点(2014-02-23 18:42:57) |
485. ジャック・サマースビー
《ネタバレ》 過去の自分が嫌いで、他人に生まれ変わろうとする気持ちは何となく分かるが、死んじゃったら終わり。全てが終わりなのである。残された者の心の中に美しい記憶として生き続けるとでも言うのか。だとしたらこれは自殺なんだな。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-02-21 17:50:03) |
486. デイ・アフター・トゥモロー
ああ、また自由の女神があんな事に(嘆)。 [地上波(字幕)] 5点(2013-10-20 16:00:11) |
487. インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
《ネタバレ》 世界観も入り込みやすく、ヴァンパイアたちの苦悩も分かりやすく、ブラピも与えられた役をしっかりと演じ切っています。原作通りなんだと思います。読んでないけど原作者が満足したと聞きますので。キルスティンダンストなんて天才子役現るってなぐらい存在感と透明感のある美しさ。今は少し残念な感じですが。トムも期待以上に美しく冷酷なヴァンパイアで、最後まで楽しませてくれました。でも!グロすぎます。エロもあります。あの変な形の剣は切れ味が良過ぎます。ブラックスワンみたいなエログロはなぜか受け入れられる(というか素晴らしかった)のですが、こちらの作品は人様に勧める気持ちにもならないし、これ好きと公言することをはばかられる作品に仕上がっております。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-09-02 12:42:57) |
488. チャーリーズ・エンジェル(2000)
なかなか見る機会が無く、初めて拝見。冒頭の飛行機脱出シーンを見て、あ、これ面白い、さすが人気シリーズと思ったが、最終的に後味は「くだらね~」(良い意味で)。小ネタは一つ一つ面白いが、う~んと唸らせる様なものが欲しかった。画面は常に斬新で、監督誰だ?と思ったら、誰やねんていう・・・ 見て損はないが、見なくても損は無い。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-03-03 15:41:32) |
489. アパルーサの決闘
《ネタバレ》 一風変わった西部劇だった。主役と早々に意気投合したヒロインはまさかの天然男好き。主役はちょっとアホなのか、難しい単語が言えない。やれやれこの二人どんなもんかと、途中退屈になる程お話は淡々と進む。4対2の決闘もあっさり膝を砕かれ終了。もしやこの先何事も起こらず終わってしまうのか?と思いきや、今度こそ真の決闘。で、まさかの主役脇役逆転劇です。何だか不思議なものを見た感じ。最初からヴィゴモーテンセン主役と思って見たらまた違う印象なのか。どちらにせよ可も不可も無いだろうが。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-12-27 15:49:19) |
490. ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ
《ネタバレ》 デニーロこんな作品出ちゃダメ。オチが想像出来ちゃうので。この手の作品で想像通りのオチでは結果的に失敗作かと。と思ったらもう一つのオチが用意されているわけなんだが、一瞬ゾッとするんだけどそのまま終了~。「で?」って感じ。ファムケヤンセンにはもっと活躍していただきたかった。 [地上波(字幕)] 5点(2012-10-12 16:51:09) |
491. 失踪(1993)
面白かったが映画のスケールではない。2時間サスペンスな感じ。新恋人リタが強くて良かった。 [地上波(字幕)] 5点(2012-10-10 16:08:10)(良:1票) |
492. ランボー/最後の戦場
残虐度が高すぎて、ほぼ全編見ていて感じるのはストレスしか無かった。そのストレス全開殺戮の末、ラストで生き延びたアメリカ女性とランボーが見つめあうシーンでランボー「結局お前等がやった事は偽善だっただろ。だから最初からオレ止めとけって言っただろ。でもさ紛争虐殺は悪、つーか極悪?それに比べたらあんた等の偽善は一応善だし、まだいいよ、何事も変えることは出来ないけどさ、この紛争という極悪よりは偽善の方がいかばかりマシだよ。」と、そんなような事を言っていた。確かにそう言っていたような気がした。 [DVD(字幕)] 5点(2012-04-06 22:17:24) |
493. ディボース・ショウ
《ネタバレ》 二人の立場が二転三転するところは面白かったが、なぜ二人が惹かれ合ったのかが分からない。駆け引きを繰り返すうちに何となく燃え上がったのだろうが、またすぐに波乱がありそう。ハッピーエンドで終わらせるような話で良かったのだろうか? [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-01-12 17:41:09) |
494. ザ・タウン
《ネタバレ》 完璧なまでの銀行襲撃、命がけのカーチェイス、白昼の銃撃戦、アクション部分は素晴らしい。芸術的に素晴らしいと思った。けれど、銀行強盗が世界で一番多いという街の銀行支店長がなぜ女なのかとか、最後の大仕事が銀行や現金輸送車でなく、なぜメジャーリーグスタジアムなのかとか、FBIは四人を押さえておきながら、なぜ最悪なラストを迎えなければならなかったのか、FBIにもその責任はあるのではないかとか、いろいろ考えてしまうわけだが、細かいことは抜きにして、友情としがらみと、親子愛と生業の葛藤渦巻く「タウン」の感じは少し感じるものがあった。てことは、女支店長、いらない? [映画館(字幕)] 5点(2011-02-11 22:42:09) |
495. ノルウェイの森
原作を読んでない人は絶対に見てはならない作品に仕上がっている。話題性と松ケン目当てで間違って見てしまうとどうなるか。三人のエロ女と優柔不断な男の話でしかないではないか。そのような印象を与えてしまいかねないのは、本当に怖い、としか言いようがない。もちろん、尺や版権などの関係で原作どおりに行かない事は理解するし、必ずしも原作どおりに作ることを目的としそれに成功した作品が良作とは限らない事も分かっている。更に「ノルウェイの森」には読者それぞれのイメージ、思い入れ、好きなセリフ、心に残るシーンがあるわけだから、それを映画化(映像化)したときに、正解なんて無いのも当たり前。読者1000万人の頭の中に、雲のように漠然と浮遊した映像を、かき集め、くっ付けたり剥がしたりしながら作り上げた作品なのだろう。だからなのか、切り張りしたようなカットの羅列は、何の脈絡も持たない身勝手な登場人物の行動発言になってしまっているではないか。原作の全てを表現してくれとは言わないが、きゅうりのシーンと、ギターでお葬式のシーンは入れてほしかった(ギターのヘッドがチラッと見えてるだけに終わっていた)。「ノルウェイの森」を題材にした、セリフ付の美しい写真集といった感じか。叙情的かつ叙景的な原作の、叙情の部分を削り、極力叙景的に表現したのは、正解なのか、否か。 [映画館(邦画)] 5点(2010-12-27 16:15:41)(良:1票) |
496. シャーロットのおくりもの(2006)
見た目や立場の違いがあっても、そこに真の友情が芽生える事だってある。そんなメッセージが子供達に伝われば、それで良いと思う。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2010-07-12 20:27:40) |
497. 私は貝になりたい(2008)
可もなく不可もなく。某模倣犯での過去を払拭すべく、SMAPリーダーはシェイプし坊主にし、真面目な一兵士を不可なく演じていたと思う。作品自体もドラマ史に残る文字通りドラマティックな素晴らしい作品なのだとも思う。それなのになぜか全体的に物足りない。致命傷はやはりラストを知っちゃってるところにあるだろう。矢野・石坂浩二中将が自分の罪を認め部下の解放を求めても、妻・仲間由紀恵が署名を集めても、鶴瓶が大統領に手紙を書いても、結果は分かっちゃってる。どんなに期待してもどんでん返しは決して起こらないのだ。映画としては致命傷。しかしそれを知っていても映画館に足を運ぶのは、やはり主人公の清水豊松という人物に感情移入しラストで号泣してやろうという期待からなのだが、残念ながら劇的な感情移入も号泣も私は出来なかった。配役や演技云々の理由だけでなく、淡白でやや時代遅れな脚本に物足りなさを感じてしまったのだろう。久石譲のドラマティックな音楽がどんなに盛り上げようとしても、淡白なセリフは心をスルーしていく。全編を通して心に残ったのは矢野中将の最後の言葉と、「貝になりたい」という加藤哲太郎の原作遺書の言葉だけだった。 [映画館(邦画)] 5点(2008-12-02 16:12:32) |
498. ハウルの動く城
つかみどころの無いハウルとつかみどころの無いストーリー。メッセージ性も無い。魔法とファンタジーと初恋、どれも説得力が無い(ファンタジーに説得力を求めるのは無理だが)。脈絡もとりとめも無い。とにかく無いもの尽くしのままラストを迎えてしまうがのだが、見終わった後、爽快感や躍動感のようなものが残像となって残るような不思議な作品であったことは確か。これが宮崎ワールドなんだろう。 [DVD(邦画)] 5点(2008-11-24 17:30:37) |
499. ハムナプトラ/失われた砂漠の都
《ネタバレ》 B級と言われながらも大ヒットしたらしいですが、やっぱりB級でした。 [地上波(字幕)] 5点(2008-09-11 21:00:35) |
500. フレンチ・コネクション
殺し屋が乗る電車を車で追うシーンが凄かった。凄い執念。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-05-11 15:40:17) |