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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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481.  妖怪大戦争(2005) 《ネタバレ》 
大映の妖怪三部作をベースにした妖怪映画だが、子供向けとしてもイマイチとしか言いようのない出来で、仲間内だけで盛り上がってしまっているような映画になってしまっている。(大映の三部作は「妖怪百物語」しか見ていないが、ちゃんと見ている人のことを考えたつくりになってたし、既に子供ではない自分が見てもけっこう面白かったのだが。)水木しげるロードや、記念館が登場するのはまだいいが、宮迫がビールを飲んでいるのは完全にCMとしか思えず幻滅。企画に参加している作家たちのカメオ出演もちょっとなあ。その作家たちのうち、原作としてクレジットされてるのが荒俣宏で、ボスとして加藤保憲が登場するのだが、演じているのは嶋田久作ではなく豊川悦司。悪くはないのだが、どうしても嶋田久作が頭をよぎってしまう。というか、「帝都大戦」でヒロインを演じていた南果歩が出ている(あんまりストーリーへの絡みはないが。)のだから、よけいに加藤役は嶋田久作が良かったと思えてしまう。おそらく、それだけで本作への自分の評価は少しは上がったはずだ。たぶん。
[DVD(邦画)] 3点(2021-05-12 23:14:29)
482.  あゝ声なき友 《ネタバレ》 
所属していた部隊でただ一人生き残った男が、復員後、亡き戦友たちが書いた最後の手紙をその親族に渡すために全国を渡り歩く姿を描いた今井正監督の反戦映画。今井監督の「喜劇 にっぽんのお婆ちゃん」に脇役で出演していた渥美清が企画の段階からかかわり、主演した作品で、この頃、「男はつらいよ」シリーズで人気を得ていた彼の寅さんだけではなく俳優としてもっといろんな役を演じてみたいという意欲が感じられる作品となっていて、コメディータッチのシーンは一切なく、非常にシリアスな展開だが、今井監督らしいメッセージ性の強い力作で、映画としては佳作といっていい出来。しかし、春川ますみや財津一郎、松村達雄など「男はつらいよ」シリーズでも何度か見かける面々が何人か出ている(倍賞千恵子も出てるし。)こともあってか、渥美清のシリアスな演技に妙な違和感を感じてしまうのも事実。確かに今井監督はこういうテーマの映画にはうってつけの監督で、さっきも書いたように見ごたえのある力作に仕上げているし、これも繰り返しになるかもしれないが、寅さんのイメージを打破したかった渥美清の意欲も分かる。だがもし、今井監督でなく、野村芳太郎監督や山田洋次監督など渥美清と付き合いの深い監督がこの映画の監督だったら、この映画の印象はまったく違うものになっていたかもしれないし、なによりも渥美清という俳優の持ち味がもっと発揮される映画になったかもしれない。見終わってついそんなことを考えてしまった。
[DVD(邦画)] 7点(2021-05-12 23:02:41)(良:1票)
483.  ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団 《ネタバレ》 
これは円谷プロがタイの映画会社と提携して製作したウルトラマン映画。しかし、ウルトラマンはあくまで脇役で、主人公はハヌマーンとかいう猿に変身するコチャンという少年。コチャンがハヌマーンになる経緯が冒頭に描かれるのだが、開始早々コチャンは仏像泥棒に銃殺されてしまい、それを見ていたウルトラの母が空から手を伸ばし、コチャンの死体をつかんで消える。まずこのシーンがこわい。さらにウルトラの国でハヌマーンになったコチャンは自分を殺した仏像泥棒に報復。「仏様を大切にしない奴は死ぬべきなんだ!」とか言いながら踏み潰す様は絶対にトラウマを生む。そして、渇水のため太陽を説得しに行く。「そう言えばそうだ。」とあっさりひき下がる太陽が情けない。そして最後はウルトラ兄弟と協力して怪獣軍団をリンチするという暴挙に出る。最後のゴモラが哀れ。個人的にウルトラマン映画と認めたくない作品である。
[ビデオ(吹替)] 1点(2021-05-12 19:51:48)
484.  眼下の敵
前に見た時ははっきり言って地味な印象しかなかったが、久しぶりに見てみるとめちゃ面白かった。ただひたすら駆逐艦とUボートの戦いを描いているのはすごく分かりやすくてかつスリリング。ロバート・ミッチャムとクルト・ユルゲンス演じる両艦長ともにかっこよく、また駆逐艦とUボートどちらか一方に比重を置いた描き方をせず、双方が対等に描かれているので偏りがなく二人の艦長が主人公のような扱いなのでこの二人の人間ドラマとしてもじゅうぶんに楽しめた。
[ビデオ(字幕)] 8点(2021-05-11 18:54:51)
485.  男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎
マドンナの印象がすごく薄い。渡瀬恒彦は全体の雰囲気から浮きすぎてる。
[地上波(邦画)] 3点(2021-05-09 22:16:50)
486.  男はつらいよ 寅次郎春の夢
これもマドンナの香川京子や林寛子との絡みよりも変な外人とのやりとりのほうが目立っている感じ。でもかなり映画自体の印象は薄いので、シリーズの中では失敗作の一本だろう。マイケル・ジョーダンという役名に今となっては某バスケットボールの選手を思い浮かべてしまい、ちょっと笑える。
[地上波(邦画)] 5点(2021-05-09 21:58:34)
487.  男はつらいよ 寅次郎頑張れ! 《ネタバレ》 
シリーズ20作目。食堂で働く幸子(大竹しのぶ)に失恋したと思い込んだ良介(中村雅俊)がとらやの二階で自殺未遂騒動を起こすシーンが最高だった。それにしても大竹しのぶも中村雅俊も若いなあ。
[地上波(邦画)] 6点(2021-05-09 21:49:17)
488.  男はつらいよ 寅次郎忘れな草 《ネタバレ》 
浅丘ルリ子演じる寅さんといちばん相性のいいマドンナ リリーが初登場するシリーズ11作目。北海道の港で出会うシーンから二人はかなりいい雰囲気で、リリーの登場する最初の作品であるこの作品から既に寅さんのベストマドンナはリリーだと感じさせてくれる。でも、この映画のラスト、なぜリリーは寿司屋(演じるのは「ウルトラマン」のアラシ隊員や「ウルトラセブン」のフルハシ隊員で知られる毒蝮三太夫)と結婚したのだろう。もっと余韻に浸れるような別な終わり方のほうが良かったのではないかと思う。
[地上波(邦画)] 7点(2021-05-09 21:34:03)
489.  怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス 《ネタバレ》 
円谷プロの創立10周年を記念した劇場オリジナルの怪獣映画。円谷プロの映画といえばどうしてもウルトラマンとかのテレビシリーズの劇場版しかないイメージだったので、こういう映画があること自体が珍しく新鮮に感じられる。ストーリーはというと、自衛隊によって倒された怪獣の子供が宇宙からやってきた凶悪怪獣に立ち向かうというこの頃のウルトラシリーズにもありがちなもので、登場する主役怪獣ダイゴロウのデザインもコミカルな感じのいかにもこのころのウルトラシリーズに出てくるような造形で、仕草やキャラクターが人間臭いのもなにかテレビ的に感じられるのだが、それがなにか懐かしく思える。全体的にも完全にコメディータッチの作風で、前半は国の管理下のもと、島で生活しているダイゴロウの処遇をめぐる話が描かれているのだが、それよりもこの前半では発明家のおじさん(犬塚弘)、熊五郎(三波伸介)、八五郎(三角八郎)の三人のやりとりなどがコミカルに描かれていて、あまり深刻な感じにはなっていないのだが、あくまでも喜劇として見ればそこまで気にはならない。それに初期のウルトラシリーズにも参加していた飯島敏宏監督はこの頃、木下ドラマを中心に手掛けていたこともあるのだろうか、普通にホームドラマのようなシーンも特に違和感なく楽しくみる事ができた。熊五郎の衣装がどことなく寅さんを思わせているが、三波伸介は渥美清をライバル視していて、ものまねも得意だったというので、おそらく意識してやってるんだろうなと思う。クライマックスは敵役であるゴリアスの角を破壊しにおじさん、熊八コンビが行くというのもいかにも喜劇的である。このあと、この三人がゴリアスの背中に乗るシーンがあるのだが、この怪獣の背中に人が乗るというのは見ていて「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」を思い出すのだけど、こっちが先なんだなあと思ってしまった。(明らかに別撮りと分かるんだけどね。)ダイゴロウに対してゴリアスの存在感がイマイチ薄い気がするのが少し残念に思わないでもないし、下の方と同じく主人公は斎藤(小坂一也)と鈴木(小林昭二)の方がしっくり来ると思ってしまうのも事実ではあるものの、最後まで(喜劇映画としても)気楽に楽しむことができた。ゴリアスをロケットにくくりつけて宇宙へ帰すラストシーンも「大怪獣ガメラ」を思い出すが、こういう結末も子供向け映画にはアリだと思う。
[DVD(邦画)] 6点(2021-05-05 22:34:12)
490.  南の島に雪が降る(1961) 《ネタバレ》 
加東大介が戦地での自らの体験をもとに書いた小説を自身の主演で映画化した作品。脚本や監督が「社長シリーズ」や「駅前シリーズ」の面々なこともあってか、さほど重くもならず、明るい雰囲気で見ることができた。伴淳三郎やフランキー堺、森繁久弥に渥美清まで出ていて彼ら一時代を築いた喜劇俳優たちの贅沢な共演も見どころで、ピアノを弾くフランキー堺はさすがにうまく、舞台上で子守唄をうたう森繁も実に良いが、伴淳が夜中に一人で練習に励む姿がとても印象的である。舞台の衣装や照明、背景の水車や桜を見て内地を思い出す兵隊たち、たぶん実際もこんな感じだったんだろうなあとつい思ってしまった。ラストも感動的。これだけ喜劇色の強い俳優たちを起用しながらただの喜劇に終わらず深く考えさせる映画になっているのは実話、しかも当事者が出ているからかもしれないが、当時の映画人たちの意気込みが感じられる。あまり知られてないみたいな映画だが、これは隠れた名作だと思う。95年にリメイク版が作られたらしいが、そちらはどうなのだろう。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2021-04-24 11:28:25)(良:1票)
491.  ハナ肇の一発大冒険 《ネタバレ》 
肉屋の主人がふとしたことからダイヤモンドをめぐる騒動に巻き込まれ、ヒロインと大冒険を繰り広げるというストーリーで、カーチェイスや銃撃、殺人、山岳遭難ありとこれだけ書くと本格的なアクション・アドベンチャー映画のようだが、山田洋次監督のハナ肇主演によるコメディー映画である。これと同じプロットを深作欣二監督あたりが手がけていればもっと泥臭い映画になったところを山田監督の演出はそれを避け、実にからっとしたコメディーに仕上げており、軽い気持ちで何も考えずに楽しめた。ヒロイン役は倍賞千恵子。山田監督とハナ肇のコンビ作で倍賞千恵子がヒロインを演じる作品はかなり久しぶりに見た気がするが、二人とも息のあったコンビネーションを見せていて楽しい。ハナ肇演じる主人公は「社長」と周囲から呼ばれているのだが、「男はつらいよ」シリーズを先に見てるからヒロインが主人公を「社長さん」と呼ぶとタコ社長(太宰久雄)の顔が思い浮かんでしまう。主人公たちと知り合った男が旅に加わるという展開は「幸福の黄色いハンカチ」を彷彿とさせているが、動かなくなった車を二人で後ろから押してるシーンなんかあったりしてますます「幸福の黄色いハンカチ」を思い出して久しぶりにまた見たくなったなあ。ラストの倍賞美津子の使い方が面白い。そういえば姉妹で同じ画面に出て共演してるのを見たことがないのだが、「男はつらいよ」でマドンナを演じる倍賞美津子を見てみたかった気もする。
[DVD(邦画)] 7点(2021-04-21 23:03:50)(良:1票)
492.  サイドカーに犬 《ネタバレ》 
あまり期待はしていなかったし、淡々とした印象もあるのだが、だんだん引き込まれた。話自体は大人の視点から見ればけっこうなドロドロ系なのにあくまで小学4年生の少女・薫とヨーコさん(竹内結子)との交流に主題が置かれているためあまりそうは感じないし、純粋に小学生のひと夏の思い出を描いた作品としてよく出来た清涼感のある映画になっていて、ヨーコさんと自転車を一緒に練習したり、コーラを買ったり、一緒に旅行に行ったりといったエピソードや、そんなヨーコさんとの交流を通して少しずつ変わっていく少女が丁寧に描かれている。それがあるから、突然訪れるヨーコさんとの別れや、ラストの父に対する頭突きが切ない。ヨーコさんがとても魅力的で、演じる竹内結子もすごくハマっていた(とくにファンである女優というわけではなく、見た役柄で思い出すのは未だに15、6年前の朝ドラのヒロイン役だったのだが、それが少し変わるかも。)し、もちろん、主人公の少女を演じた松本花奈の演技の自然さも良い。同じく両親が離婚することになった小学生を描いた映画としては相米慎二監督の「お引越し」があり、見ながらつい思い出したが、あの映画とはまた違った良さがある。そして出番は少ないが、樹木希林のコミカルで強烈な演技はやっぱり面白く、シリアスな演技もいいが、やっぱりこの人にはこういう役がいちばん合っている気がする。
[DVD(邦画)] 7点(2021-04-13 22:50:39)(良:1票)
493.  武士の家計簿 《ネタバレ》 
原作となった新書をもとに物語を構築しているらしいが、ただエピソードの羅列に終始している感じで、とりあえず新書から物語をおこし、それを型にはめるのに精いっぱいだったのだろうなあ。そのエピソードの数々も、そろばん侍と呼ばれる主人公(堺雅人)の活躍を描くのではないので、この主人公がそろばんバカ、そろばん侍と呼ばれるほどのすごさは感じられないし、一家の倹約生活もさらりと流して終わってしまい、後半の父と息子の確執を描く親子のドラマにシフトするという至って普通の展開。企画の着眼点は面白いのだから、型通りではなく、もっと設定を膨らましたほうがよかっただろうにと思えてしまう。息子の祝いの席で出される膳に乗った鯛の絵のシーン(予告編等で使われている。)が印象に残り、その絵を持って祝いの出席者たちが縁側を歩くシーンは確かにイキイキとしているが、この一連のシーンがこの映画の中で森田芳光監督らしさがいちばん出ていると思う。主演の堺雅人と仲間由紀恵はまずまず好演しているが、最後の方で晩年を迎えた主人公夫婦を息子が訪ねてくるシーンで、堺雅人が見事に老け役をこなしているのに対して仲間由紀恵の老け役はかなり違和感があった。でも、とくにあたり障りのない人情時代劇として見ればまあまあそれなりか。
[DVD(邦画)] 5点(2021-04-13 22:28:13)(良:1票)
494.  映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険 《ネタバレ》 
リニューアルされてからのドラえもん映画は何本か見ているが、過去作のリメイクではない作品を見たのはこれが初めて。ジブリ出身という高橋敦史監督自ら担当した脚本はよくできていて、いつもならタイムマシンで10万年前にタイムスリップするところをタイムベルトというその場で時間だけ移動する道具を用いることで、今回の冒険の重要な要素であるタイムトラベルを活かすことに成功していて、この手の展開にありがちな時間軸に関する矛盾も極力回避されていて、純粋にタイムトラベルSFとしてなかなかよくできていて面白い。また、演出にもいつもより躍動感が感じられていたのも良かった。氷漬けにされたドラえもんが出てきて「魔界大冒険」のようなパターンかと思わせておいて、ミスリードだったりするところはひねりが効いているし、擬態能力を持つ敵の登場も今まであまりなかったことで、新鮮味があるし、その敵がドラえもんに擬態する展開はけっこうスリリングで、思わず見入ってしまった。クライマックスに出てくるブリザーガが「もののけ姫」のダイダラボッチのようであるなど、ところどころにジブリっぽさが出ている部分もあるが、そこはやはりジブリにいた人が監督なのでということで気にはならなかった。むしろこのクライマックスのブリザーガとの対決もなかなか見ごたえがあり、スペクタクルとしての見せ方もうまく、このあたりがきっかけで高橋監督が今月から始まったゴジラのテレビアニメシリーズの監督に抜擢されたのかなとも思う。南極を映画の舞台にという構想は生前の藤子・F・不二雄の構想にもあったらしく、今回、それをオリジナル作品で実現した形になるのだが、南極の描き方が美しく、壮大さやロマンも感じられるものになっていて、それをうまく「ドラえもん」に落とし込んでいて、オリジナルでもじゅうぶんに面白い映画が作れることへの証明になっている。もちろん、藤子・F・不二雄の描く「ドラえもん」とは少し違うかもしれないけど、確実に意思は受け継がれていると感じることができた。そう感じられただけでも、初めて見る今のドラえもん映画のオリジナル作品に本作を選んだ価値はあったと思う。
[DVD(邦画)] 7点(2021-04-11 15:36:54)
495.  特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 《ネタバレ》 
終盤が迫った放送中のシリーズとその1つ前のシリーズが共演する趣向の戦隊シリーズの劇場版シリーズの一つで、本作ではゴーバスターズとゴーカイジャーの共演を描いている。ゴーカイジャーは3話分ほどしか見ていないのだが、やはり一応気にしなくても見れる内容にはなっている。しかし、仕方ないことかもしれないが、2大戦隊の共演というところが最大のポイントになっていることもあり、イベント性がゴーバスターズの単独劇場版よりも強くなっていて、上映時間が単独劇場版よりも長くなっているが、テンポが早く、かなり目まぐるしい感じ。タイトルの「VS」というのは「共演」という意味だと理解しているが、前に見た「カーレンジャーVSオーレンジャー」のように本当に2つの戦隊が冒頭で戦っているシーンがあって、戦隊同士のコラボ作品はいつもそうなのかと思ってしまった。(「ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー」はそうじゃなかったよなあとか、5対3はフェアじゃないよなあとか思いながらこのシーンを見てた。)予告的にゴーバスターズの次の戦隊であるキョウリュウジャーも登場しているが、キョウリュウレッドがレッドバスターとゴーカイレッドの前に一人で現れ、一人で戦隊と名乗って突っ込まれているのがなんか笑える。ゴーカイジャーは歴代の戦隊に二段変身できる設定なのだが、彼らが変身したゴーグルファイブやサンバルカンになにかなつかしさを感じる。それに、今回の2大戦隊とは別シリーズの登場人物(志葉薫)や怪人(ヤツデンワニ)も登場していて、自分が子供のころに見ていた戦隊シリーズとはだいぶ違うが、少子化などの時代の変化もあるのだろうなとつい思ってしまう。
[DVD(邦画)] 5点(2021-04-11 12:10:35)
496.  学校
初めて見た山田洋次の映画。中1で見るには少し地味すぎたが、なんか印象に残る映画だった。田中邦衛も初めて見たのがコレで、今でもこの映画の彼はよく覚えている。「いけー!オグリキャーップ!」
[地上波(邦画)] 8点(2021-04-06 08:50:07)
497.  GODZILLA 星を喰う者 《ネタバレ》 
アニメ映画版ゴジラ三部作の完結編となる第3作。最後でいきなり面白くなるわけはないと思いながら見始めたのだが、やはり今回も登場人物たちの会話によるやりとりが中心で、しかも延々宗教談義が繰り広げられるので単純に見ていて退屈だし、相変わらず主人公のハルオをはじめ、感情移入できるというか、好きになれる登場人物がいないので、もう完全に置いてけぼりを食らったような感じで、もう勝手にやってくれという気分になる。前作で存在が示されていたギドラが登場し、ゴジラと戦うという怪獣映画定番の展開が最後にきてようやくあるわけだが、なにか意表を突きすぎな感じで逆に盛り上がらなくなってしまっていたのが残念。それに今まで見た2本同様、ゴジラ映画なのにゴジラの存在感が感じられず、最後まで見てもゴジラが少しだけ登場するSFアニメという印象は拭えなかった。ハルオの最後の特攻も自己満足にしか感じられずに、第1作の芹沢博士とは雲泥の差があり、同列に並べて語るのも拒否感を感じてしまった。哲学的な内容をやりたかったのかもしれないが、それがなにかこういう怪獣映画と相性がよくない気もするし、その内容にあまり深みも感じられないので結局この三部作は何だったのだろうと見終わって思ってしまったというのが正直なところではある。取り合えず見ておこうと思って見始めた三部作ではあったが、すべて見終わって「やっと終わった」という安堵感のほうが達成感よりも強かった。
[DVD(邦画)] 4点(2021-04-04 23:21:07)
498.  北の国から '87初恋<TVM> 《ネタバレ》 
好きなシーンはいっぱいあるが、ラストの古尾谷雅人演じるトラックの運ちゃんと純のやりとりが感動的だった。その後のシリーズも見ているが、僕にとっての「北の国から」シリーズはこれで完結したと思っている。
[ビデオ(邦画)] 10点(2021-04-03 19:25:37)(良:2票)
499.  北の国から '83冬<TVM>
「北の国から」スペシャル版第一作。ラストの笠智衆がすごく印象に残っている。だけど、作品全体の印象はけっこう薄い。
[ビデオ(邦画)] 6点(2021-04-03 17:57:08)
500.  GODZILLA 決戦機動増殖都市 《ネタバレ》 
アニメ映画版ゴジラシリーズ三部作第2作。前作から引っ張っていたメカゴジラがシティと化している設定はぶっ飛んでいて面白いのだが、そのメカゴジラが本来の姿のビジュアルすら登場していなかったので、なにか説得力に欠けるものがあり、やや唐突に感じるし、小美人を思わせる双子の登場もなにか思わせぶりなだけになってしまっていて、(前作同様に)肩透かしに感じられてしまうのがやはり残念。前作に続いて主人公のハルオを含め登場人物に魅力が感じられず、そのせいで映画の大半を占めるこの登場人物たちの会議や対立といったやりとりが非常に退屈に感じてしまった。ゴジラ対策のやりとりが中心というだけなら「シンゴジラ」と同じような感じかと少し思ったのだが、「シンゴジラ」はそれを繰り広げる登場人物たちに個性や面白さがあったからこそそれが映画自体の面白さになっていたわけで、本作はそれがなく、あらためて登場人物の魅力の大切さを感じた。そんな問答のあとクライマックスの(ようやく登場した)ゴジラとの戦いになるわけだが、正直言ってやってることが前作のゴジラとの戦いとあまり変わらないような感じで、ぜんぜん盛り上がらないし、ゴジラ自体にも存在感が感じられないので、なにか、おたく向けのSFアニメにゴジラが少しだけ出てくるというような印象が強いのが事実。次が最後で、エンドロール後にギドラの存在が明示されて終わるのだが、果たして本当に登場するのかが気になるところ。最終回も期待はできないが、とりあえず最後まで見届けよう。
[DVD(邦画)] 4点(2021-03-27 22:43:43)
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