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ボビーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1016
性別 男性
ホームページ http://blog.livedoor.jp/gepper26/
年齢 37歳
自己紹介 いつまでもこどもでいたいから映画は感情で観る。その一方で、もうこどもではいられないから観終わったら映画を考える。その二分化された人間らしさがちゃんと伝わってくる映画が好き。

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501.  図鑑に載ってない虫
映画監督には作家性というものがつき物で、その人にしかできない演出、その人だからこそ作りあがれる雰囲気が無ければならないと思います。その点で、三木聡監督は満点だと思います。また、小さな笑いのオンパレードの中に、確実にメッセージやテーマを持って作り、ただのコメディで終わらせていない点もとても凄いと感じます。とても楽しかったです。
[DVD(邦画)] 7点(2007-12-30 15:17:09)
502.  トランスフォーマー
何も考えず、ただただ単純でわかりやすいストーリーを眺め、リアルでかっこいい映像に見惚れるばかりでした。後には一切何も残りはしませんでしたが、観ているその瞬間瞬間で楽しめたので十分だと感じました。原作も一切知りませんし、ロボットに関する細かいストーリーにも全然興味ありません。それでも、映画を観ているその時間だけはロボットがとてもかっこよく思えましたので、まぁ、よかったとおもいます。
[映画館(字幕)] 7点(2007-08-07 00:00:59)
503.  レミーのおいしいレストラン 《ネタバレ》 
冒頭のレミーの紹介から中盤のレミーがリングイニと一緒に料理を作るまではとても面白い発想ですごく引き込まれるものがありました。この世界にしかない世界としてしっかり完結していて、違和感なく見ることができました。ただ、気になったのレミーはリングイニの気持ちを知れるが、リングイニはレミーの気持ちがわかれていない設定に違和感を覚えました。観ている人間は、ネズミ語がわかるのでレミーの気持ちが分かりますが、リングイニはレミーのことを全然知らない。家族がいて、人間を恐れていて、料理が大好きなど、そういったレミーの感情をリングイニとは共有していないので、どうしてもこの二人の関係が薄く感じてしまいました。しかも、終盤ではほぼ全てがナレーション。説明でしかありません。結果としてそうなったのはわかるのですが、なぜそうなったのかこっちに伝わってこないので不完全燃焼な気分です。あと、あまりにも人間とネズミが近い存在になりすぎたのも納得ができません。非現実なのは全然問題ありません。でも、この作品のようにそれがあまりにも現実とくっ付きすぎると、違和感を抱いてしまいます。そして、無理に結論づけてハッピーエンドで終わらせようとしたラストは、多少強引すぎるのではないかと感じました。
[映画館(吹替)] 7点(2007-07-28 00:54:28)
504.  300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 
とりあえず、観た後に「スパルタァー!」つって何かをドーンッ!と蹴飛ばしたくなりましたね。もう身体の奥深いところから漲るこの何とも言えない高揚感、興奮感。「スパルタ教育ってこれか!」とぶつぶつ呟きながら映画館から出たものです。 映画そのものに関しては、戦闘のシーンがすごかったですね。スローモーションを多用して、ドロドロベタベタした質感が画面から伝わってきます。エグくてグロくて、何度も目を瞑ってしまいましたが、すごかったです。 ナレーションに鬱陶しさを感じましたが、終盤のシーンで「あ、そういうことね」と気付かされ、この映画は歴史のお勉強だったのだと知りました。 説明が多くて、とてもわかりやすい作品でした。
[映画館(字幕)] 7点(2007-06-15 19:50:21)
505.  チルソクの夏 《ネタバレ》 
あの時代にぼくは生まれていない。だから、どういう生活があり、どういう社会背景があったのかさっぱり知らない。そのおかげで、別に突然歌いだそうが、驚くほど元気一杯だろうと気にならなかった。 ぼくが観ていてもっとも心引かれたのは、彼女と韓国人の青年との間にある壁だった。身分の違いを無視して愛し合ったロミオとジュリエットを比喩して、二人が住む世界が違うというのを壁にしていたのは巧い演出だと思った。観ていても少しも臭くないのは、やはり映画全てがそういう演出方法で構成されているからだった。 さらに主人公の少女は走り高跳びという競技をしていたが、これもまた比喩がされており、彼女は越えるべきバーに挑み続けている。無理だと思わないその精神が、ストーリーの中にも巧く描かれていた。 韓国人の青年に対しての思いを迷った瞬間に、全てが一緒に無理だと思い始める。何のために今までやってきたのかわからなくなる。誰しも感じれる心。非常にスタンダードな恋愛映画ではあるけれど、この作品の壁の置き方は素晴らしい。 ただラスト、現代に戻ったところで「あの頃は良い思い出」というような締めくくりになっている。それは少々唐突ではないだろうか。せっかく本編で少女、あるいは青年に感情移入していた心はどう持っていったらいいのだろう。何十年という月日が流れ、心も身体も大人になった、それはわかるけど、でもぼくはそこまでは着いていけなかった。
[DVD(邦画)] 7点(2007-04-15 11:12:57)
506.  かもめ食堂
この作品には基本的に葛藤が描かれていない。主人公である女性は常にポジティブで、例えお客がどんなに来なくても、文句も愚痴も決して言わない。だから観ているこっちといては感情移入できたとしても、心の揺れ動きが描かれていないためさほど感動はしないし、出来ない。だが、それでもこの作品を好きになってしまうのは、その主人公の女性が本当に魅力的なのだ。優しくて、穏やかで、上品で、まさに日本を見ているような心境になり、感情移入というよりは、応援したくなる。それはやはり作品の中でも同じ事が言える。店に入ることを躊躇していたフィンランド人も、彼女の穏やかな笑顔に釣られて、入ってしまう。入ってしまうと彼女の優しさに触れてしまい、離れられなくなる。彼女の周りには終盤に向かうに連れて、人が次々集まってくる。ぼくは不思議な心境にとらわれた。この作品は主人公に感情移入するのではなく、お客に感情移入してしまうのだ。ぼくらは画面、あるいはスクリーンという名のショーウィンドウの向こうから“かもめ食堂”を覗いているのだ。だから、観終わった後、無償に豚のしょうが焼きやおにぎり、玉子焼きや鮭の塩焼きが食べたくなるのだ。入りたい、あの店に行ってみたい、そう思ってしまうのだ。ぼくはこの作品は凄い作品だとおもう。
[DVD(邦画)] 7点(2007-01-24 00:36:54)
507.  それでもボクはやってない
この作品を観終わった後、電車に揺られて家に帰った。その間ずっと、痴漢に間違えられないように怯えながら帰った。この作品の中にあるもの全てがあまりにも距離が近い。いつ、どんな形で同じ目に合うかわからない。ぼくはこの映画を観終わった後、どうしようもなくイライラした。それはこの作品が悪いわけではない。この日本の現状に腹が立ってしょうがなかった。日本の法律、それを取り巻く警察、検察、裁判官、その全てに腹が立ってしょうがない。裁くべき人間を裁かず、裁かれるはずのない人間が何を償えばいいのかもわからない状態で牢屋に押し込められ、時間を奪われる。そんな事、一分でも、いや一秒であってもあってはならない。この作品を通して監督が訴えたいことが心に染みた。もしかすると、満員電車が怖くて乗れなくなるかも…恐ろしい恐ろしい…
[映画館(邦画)] 7点(2007-01-20 18:35:05)
508.  手紙(2006) 《ネタバレ》 
現在の社会で、殺人事件があまりにも多発しすぎていて、当たり前のように日々報道されている気がします。それは数ヶ月経てば報道もされなくなり、忘れ去られていく出来事が多いとも思います。また、それらはいつだって他人事でしかなく、新聞やニュースなどの報道では伝わってくる物は表面上のものでしかないため、本質は何も訴えられていないように思います。それは確かに事実ではありますが、本質ではないような気がします。この作品は、本来目にする事ができない本質を訴えているような気がしました。人の命を奪うという事が、他に何を奪っていくのか、それらをしっかりと知ることが出来ました。人生を奪われ、人生の選択肢を奪われ、それは加害者も被害者もこの作品の中では同じでした。血の繋がっている家族も、血の繋がっていない赤の他人であっても、その事実がそこにあると言う事は、関わる周りの人々に大きな影響を与えていました。その真実をこの映画を観て、考え、そして学びました。知るという事は辛い事ではあるけれど、それをそれぞれの人々がそれぞれの考え方で乗り越える事に意味があるのだと思いました。この作品は、被害者ではなく、加害者側の家族の視点からそれらを観た事で今まで知らなかった事を知り、また気付かされる事も山ほどありました。ただ、この映画には多少、甘えがあったような気がします。どこまでも痛烈な差別が原作にはあったのに、この映画化では沢尻エリカの存在があまりにも大きいせいで、本当に描かれるべき部分が弱まっていたような気がします。最後に見せればいい筈の優しさが沢尻エリカが終始出続けていたせいで、優しさが当たり前のように作品にあったのは残念でした。
[映画館(邦画)] 7点(2007-01-07 18:34:02)
509.  悪魔のいけにえ 《ネタバレ》 
少し昔のホラー映画の感覚としてどういう状況が怖かったのだろう?現代ではホラー映画に多いのは、恐怖というよりは驚きが多いような気がする。ビクッとする感じ。あれはあれで冷や冷やさせられるけれど、怖さと違う気がする。この頃のホラーの感覚は多分、そこに何かがいる事への不安が恐怖だったのではないだろうか。恐ろしい存在がある家の中にいて、そこに入った者が次々と殺されていく。しかもそれには理由がないのだから兎に角逃げるしかないわけで、それは多分、怖いと思う。チェーンソウを持った男がとにかく追いかけてくる。日が出ていようが沈んでいようが、兎に角走る走る。一体いつになれば体力が尽きるのだと思うほど走る。よくもまぁあんな重そうな物を持ってあれだけ走れるもんだと褒めてあげたいものです。逃げる恐怖。追われる恐怖。逃げ切った時に思わず笑ってしまう少女の血に染まる笑顔の恐怖。これは立派なホラー映画だと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2006-12-25 10:15:06)
510.  スネーキーモンキー/蛇拳
確かに内容が薄く、リアリティーゼロな格闘シーンの数々には思わず笑ってしまいます。無駄にカット割りが多くて、無駄にクローズアップが多い。なんともベタな演出が次々と観られます。でも、なぜでしょうこの面白さ。友人たちと笑いながら見たのですが、誰一人として観終わった後つまらないと言わなかった。むしろ、面白かったと言ってしまう。なぜだろう、とにかく面白い。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-11-16 23:46:21)
511.  ラブ★コン
この映画を観た後、原作マンガも何冊か読んだのですが、かなり巧い脚本だったことがそこで気付きました。根本的に同じような内容が繰り返されるようなマンガではありますが、要点をしっかりつかみ、何を描き、何をテーマに描こうとしているかがはっきりしていて、とても内容がわかりやすく楽しんで見ることができました。映像的にも、とてもマンガチックではありましたが、それもまた巧く、この映画のらしさを引き立てる要素になっていました。主演の二人の演技もこれと言って突っ込むような点もないですし、多分、原作好きなら問題なく見れる筈です。ただ、一つ言うならば、最後のバスケシーンは最低でした。バスケ経験者としては、あのシーンは悲劇的です。よって7点ですね。あのシーンさえもっと別な何かで描いて頂けたらよかったのですが…残念です。
[映画館(邦画)] 7点(2006-10-27 00:12:32)(良:1票)
512.  フラガール
泣きました。とにかく泣きました。これでもかってほど泣きました。感覚で言えば、半分くらいの時間泣いていたような気がします。映像の美しさに涙し、役者の演技に涙し、ストーリーの素晴らしさに涙しました。そして、観客の多くが一体になって映画を楽しみ、また涙しているその空気にも感動しました。左隣に座る老夫婦のすすり泣く声や、右隣の強面のおじさんが涙を拭う姿が視界に入り、また涙しました。観客の思いを一つにしてくれる映画です。ひさしぶりに、映画館の巨大なスクリーンで映画を観る事の醍醐味というか素晴らしさを痛感させられました。できればまた映画館へ足を運び、あの感動をもう一度味わいたいです。
[映画館(邦画)] 7点(2006-10-02 03:27:49)
513.  アバウト・シュミット
終始、イライラ。何かがチクチクと体の中の“ムカツク”という感情を突付いていた。それはジャック・ニコルソンの名前を思い出せなかった自分に対してか、それともジャック・ニコルソンの顔にか、はたまたストーリーの地味なドロドロ感にか。わからない。全部が的外れのような気がするが、逆に全部当たっているような気もする。まぁ、でも、終わってみればそんなことはどうでもいい。最後のジャック・ニコルソンの笑顔と涙に馬鹿みたいに感動して泣けたから。あ、違うな。エンドロールで「あぁ!ジャック・ニコルソンかぁ!」ってなって、初めて泣いたんだ。
[DVD(字幕)] 7点(2006-03-22 22:55:14)
514.  Mr.&Mrs. スミス
人類史上最も過激な夫婦喧嘩。ヤベェ~
[映画館(字幕)] 7点(2005-12-31 13:49:52)
515.  ハリー・ポッターと炎のゴブレット
すっごい好き、というわけでもないのに、今まで公開されたハリー・ポッターシリーズは全て映画館で観ている。どういうわけか、観たくなる。そんなに期待もせず、高ぶりもせず、それなのに気付くと映画館へ足を運んでしまう。大満足、なんて言葉はこのシリーズできっと味わうことはないような気もする。でも、もしかすると、このまま全てを映画館へ足を運び続けて観たら、最終作では泣くかも知れないな、と思った。少しずつ大人になっていく主人公たちと一緒なスピードで大人になっていく僕は、彼らと一緒に大人になりたいと思っているのかもしれない。まぁ、僕はハリー・ポッターが嫌いじゃないんですね。というか好きなんですね。
[映画館(字幕)] 7点(2005-12-31 13:43:43)(笑:1票)
516.  eiko【エイコ】
疑うことを知らないエイコ。生まれてくる時代を間違えてしまったのかのような純粋さ。汚れ知らず、信じることがエイコにとっては息をするのと同じくらい当たり前で日常的。でも、そんな純粋なエイコの心に土足で踏み込んでくる汚れた人間たち。そんな人間たちをも信じ、エイコは優しく向かい入れてしまう。今のこの世の中で、エイコのように人を素直に信じることができる人はどれくらいいるのだろう?ぼくはエイコみたいにはなれない。疑わないと生きていけない世の中だから。だけど、心の中ではエイコのように素直に信じられるような人になりたいと本当は思っている。だから、エイコの優しさはぼくの目標だ。
[DVD(字幕)] 7点(2005-12-17 10:36:14)
517.  Laundry ランドリー
ここの評価ほどつまらない映画だとは思いません。むしろとても良い映画だと思います。不器用で、まさに半人前の男女が二人揃うことで、一人一人が一人前になれる。「人という字は、人と人が支えあって“人”になる」とテレビで髪の長い誰かが言っていたけど、この映画はまさにそんな感じです。人の温もりを感じます。結末ありきの過程と感じる人がいるようですが、それもまた個人差があるようです。僕はそんなふうにはまったく感じませんでした。むしろ結末よりも過程の方がよっぽど優れていると思います。脆く傷付きやすい人間の姿がとても共感でき、ガスタンクのように感動も膨らんでいきました。
[DVD(字幕)] 7点(2005-11-22 18:19:37)
518.  ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
簡単に宇宙に行くことができる近未来と、自動車がまったく進歩していない近未来。進歩していたりしてなかったり、すごく中途半端で近未来という設定にリアリティーがまるでない。まぁ、そんなことはどうでもいいや。個人的には透明人間になるのが長年の夢なので、非常に羨ましい想いでスクリーンを眺めていました。ストーリーはとてもテンポよく進み、特殊な能力が登場するのも早く、ラストの戦闘シーンではそれぞれの特殊能力がとても魅力的に描かれていて、個人的にはとても楽しませてもらいました。
[映画館(字幕)] 7点(2005-10-16 16:48:25)
519.  星になった少年 Shining Boy and Little Randy
人間の不器用さが全面に溢れている作品でした。主人公も主人公の母親も、みんな不器用で、思っていることを素直に口に出そうとはしません。それはこの映画の中だけの話ではなく、今を生きる人々は大概不器用なものです。だから、遠回しな行動で思っていることを時間をかけて伝えようとしていたのが、この映画の主人公でした。やはり時間がかかりましたね。心が痛いです。純粋に動物を愛し、その愛情もストレートに動物たちにそそいでいた。だけど、人間(母親)には上手く愛情を表現できなかったのでしょう。切なさが胸一杯に広がりました。時間の儚さと、素直に想いを伝えることの大切さや必要性を学びました。
[映画館(字幕)] 7点(2005-10-08 18:29:54)
520.  容疑者 室井慎次
『踊る大捜査線』が始まったころ、僕はまだ小学生でした。あの頃の僕はなぜか『踊る大捜査線』の全てが大好きでした。織田裕二の歌うエンディングはいつも鼻唄まじりで口ずさみ、青島の着る拙いコートになぜか憧れ、友人がそれに似たのを着ていて僕はそれを無理矢理奪って着てみたり、深津絵里演じるすみれさんの逞しさの裏にある女性っぽさに淡い恋心を抱いた幼心は今も鮮明で、この世を去るにはあまりにも早過ぎた、和久さん役のいかりや長介の名演技にはいつも感動していた。でも僕が『踊る大捜査線』の中で一際僕の瞳の中で輝き続けているのは何と言っても“室井慎次”でした。室井さんはいつも威圧感と存在感を感じさせる力強い音楽と共に登場していて、その音楽がテレビのスピーカーから流れ出すたびに僕の背筋がピンッ!と真っ直ぐになる感覚は今も身体がしっかり覚えています。そしてその記憶を呼び起こしながら観賞しました。冒頭と終盤はストーリーの複雑さに梃子摺りましたが、やはり室井慎次の今まで見せた事のない一面が観れたのはとても新鮮でした。圧倒的な権力の下で、身動きの取れなくなった室井さんの切ない表情や弱々しい顔つきが何とも痛々しく感じ、それでも崩れはしない室井さんの信念の強さに感動し、小学生だったころに感じていた『踊る大捜査線』を大好きだった感情がそれと一緒に込み上げてきました。時間によって失われるものもたくさんありますが、それによって生まれるものも数え切れませんね。この映画を観終わってそう感じました。 最後に一言。「室井さん、これからも頑張ってください」
[映画館(字幕)] 7点(2005-08-31 00:37:35)
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