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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1991
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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501.  利休 《ネタバレ》 
細部までこだわった、某局の大河ドラマといったとこか・・ 話のクライマックスが見えづらく、ただ歴史通には面白い会話が続く。  山上宗二の打ち首がひとつのポイントである。 まぁ秀吉は利休にコンプレックスを抱いていて、かつ生き死にの局面を迎える侍たちには 利休のしたり顔が面白くなかったのも、分からないでもない。  利休の伝記といった感じの映画である。 利休がなぜ秀吉に許しをこわなかったか?そこに肉薄しているのは 熊井啓監督の映画「本覺坊遺文 千利休」である。
[DVD(邦画)] 7点(2019-10-26 18:48:12)
502.  母と子(1938) 《ネタバレ》 
タイトルほど簡単な話ではなかった。 妾とその娘の話である。  妾を囲ってる男が完全にマヒしてて、 その女性が亡くなった時も仕事が忙しいからとか言う感じである。 妾の娘も強引に他につきあってる女性のいる社員とくっつけようとする男だった。  最後、その男の会社の業績発表の場で終わる。 戦前の映画だが、組織の非人間性が現れてきている。 妾の娘を若き田中絹代が活き活きと演じていたのが救いだった。
[ビデオ(邦画)] 7点(2019-10-22 12:13:50)
503.  淑女は何を忘れたか 《ネタバレ》 
ほんの2~3本前までサイレントを撮っていた頃の作品。 小津らしいコメディ映画である。 やはり小津の笑いのツボはサイレントで鍛えられたらしい。 是非、小津のサイレントも観なければ・・  この映画、面白いところは多いのだが、何といっても おじさんと親せきの娘さんの名コンビぶり。 二人がコート着て、娘さんはちょっと酔っていて、 この二人で動く動きが絶妙!
[ビデオ(邦画)] 7点(2019-10-20 10:46:02)
504.  来る 《ネタバレ》 
最初はCMに出てくるような裕福層の不安みたいのを描いてると思いきや、 後半、からっぽ親子に育てられた子どもの孤独や中絶された子の命などがテーマに なってきて、日本の文化のお祓いとの対決になってくるとこは、見ごたえあった。  大友克洋の「童夢」のような話に意味を与えたような作品だった。
[DVD(邦画)] 7点(2019-10-19 23:17:47)
505.  はつ恋(2000) 《ネタバレ》 
篠原監督は、麗奈ちゃんの魅力を引き出すのが上手いなぁ。 「山桜」といい、本作品といい・・  実にしっとりくる本作品。 なんか言葉にできない味わいがあるんだよね。 家族とは、恋とは、そんなものを静かに描いてる。  跳んだり跳ねたりする麗奈ちゃんがホントにいい。 今度はお母さん役の麗奈ちゃんを篠原監督が描いたらどうなるか、興味あるところ。
[ビデオ(邦画)] 8点(2019-10-18 12:48:42)
506.  風の中の牝雞 《ネタバレ》 
観る前は、え、あの小津さんがこういう映画を?と思った。 女性のチャーミングな振る舞いを映画の演出のツボにしていた小津には冒険だったろう。  観てみると、なるほど小津の笑いがどこにもない。 この映画は興行的にも失敗し、小津はこれ以降、比較的裕福な中流階級の家庭を描くことになる。  しかし、鑑賞後、小津の感性で、このような敗戦後の日本の負の側面を描き続けたら、 どんな作品ができたろうかと惜しむ気持ちも僕にはあった。
[ビデオ(邦画)] 7点(2019-10-17 03:06:43)
507.  戸田家の兄妹 《ネタバレ》 
今、戦前の映画に興味をもって観ているが、 小津安二郎が国策映画を撮ったから、あのような 独特の小津映画ができたのかなと思っていたが、その仮説が 見事に間違いと気づかされた一本。  国策映画の創られてた頃のこの作品に もう小津安二郎は自分のスタイルを完成させていた。 この映画がそれで、東京物語を思わせるようなストーリー。 でもちょっと後半のあのお兄さんの説教は 勝手だなと思わせる。 説教を垂れる映画は多いが、その大半はうなづけるもの。 勝手な理屈の説教を垂れる映画も珍しい。 小津さんはでもそんな勝手な人間を愛らしく描く。 凄いです。
[ビデオ(邦画)] 7点(2019-10-16 11:13:21)
508.  剣鬼 《ネタバレ》 
三隅、雷蔵コンビの剣3部作。 どれも傑作だった。本作も好きだ。  犬の子と馬鹿にされ、花を愛する青年。 しかし剣の天分があり、藩に逆らう剣士の刺客となる。 藩主が人望薄く、雷蔵演じる青年は藩命で、藩を変えようとする仲間すら斬っていく。 花を愛する青年、その裏の面が妖剣を扱う孤高の剣客。 実に面白い。  しかし藩主の突然の死に、事態は一変する。 仲間と壮絶な戦いの末、心許した女性が悲しむ中、身を消していく。 もうね、この3部作で市川雷蔵の魅力を絞り出してる。 これは是非、三隅監督の眠狂四郎も拝見せねばなるまいぞ。
[DVD(邦画)] 8点(2019-10-08 16:34:52)
509.  蜘蛛の巣を払う女 《ネタバレ》 
リスべット再び!  格闘技とか銃撃戦になったら、女性は不利なので、 今回はパソコン、オタク仲間、子ども、記者、軍人を味方に 敵と戦う。 前作のフュンチャーのリスべットは変態男にブチ切れたけど、 彼女の父親もそういう血筋だったんだね。  女性がヒーローなので、すぐ窮地に追いやられるが、そこはダイハード。 センスある場面が多く(特に向かい合ったエレベーターでの連絡の取り方)、イカスのだが、 映像が暗いので、疲れてしまう。 女性の感性のとらえる世界は、このようにダークな世界なのでしょうか・・
[DVD(字幕)] 7点(2019-09-28 18:28:52)
510.  ヒポクラテスたち 《ネタバレ》 
最後まで観ると、味わい深いですね。 全体的に録音がひどくて、会話が聞き取りづらくて、困りました。  まぁ命を軽んじる人は、医者には向いてないということですね。 看護婦と不倫する医者なんてドラマをよく見ますが、ありえないということでしょう。  最後、伊藤蘭演じる女性の自殺は、大森監督の周囲にそういう女性がいたんでしょうね。 この話の筋からは、ちょっと理解できなかったです。 真の医者の想いみたいのを描いてたら、またちょっと違ったのでは、と思います。
[ビデオ(邦画)] 7点(2019-09-24 01:48:02)
511.  ツォツィ 《ネタバレ》 
南アフリカでも、アメリカのドラマに出てくるような暴力が現れるのですね。 これからフロンティア国が発展していくと、どんどんあちこちの国で このような光景が見られるのでしょうね。  でもツォツィには地面に根差したような逞しい性根を感じました。  誘拐した赤ちゃんと触れるうちに、芽生えた感情でしょう。 ラストの涙は・・
[DVD(字幕)] 7点(2019-09-23 15:18:35)
512.  ビブリア古書堂の事件手帖 《ネタバレ》 
また、こりゃ使えない男(ヒーロー役)だな~と失笑してしまったが、 訳があったんだね。 因縁の二人の対決だったわけだ。 でも最後の台詞は、君のものじゃないね(笑) 華ちゃんの笑顔がナイスでした。  う~ん、本とミステリー、相性いいので、面白い素材だとは思うけど、 せっかく鎌倉が舞台なら、「鎌倉ものがたり」であれだけのSFXを使ったんだから、 もっと創造力豊かな、名作「薔薇の名前」のようなミステリーが観たかったというのが正直なところ。  でも三島監督だもんね。女性らしいまとめ方で好感持てます。 誰か骨のある監督さんが創る、日本文学史とSFXを使った歴史ミステリーで挑む 壮大な本の物語を観てみたいですね~
[DVD(邦画)] 7点(2019-09-23 00:21:03)
513.  64/ロクヨン 後編 《ネタバレ》 
誘拐犯からの電話は、誘導先からの電話ばかりで探知できない。 そして逆探知できる一瞬のチャンスを、警察側のミスで永瀬演じる被害者しか犯人の声を聞けなかった。 ミスを隠ぺいする警察組織と、その声を手がかりに、一人で犯人を見つけ出す永瀬。 その間に隠ぺいして、嘘でこわばっていく組織の中で、自分を見失うまいと頑張る佐藤浩市演じる警察官。 まさに組織の時代の昭和、携帯電話のない昭和にしか生まれえなかった傑作です。  瀬々監督は、事件の裏にある人間への関心が強い。 佐藤浩市演じる人間であり続けた警察官と、分厚い電話帳の中から犯人の声を探し出す永瀬演じる被害者。 この二人の強烈な人間に、エンディングの後、彼らといつまでも一緒にいたいという余韻をもたらしてくれた映画だった。  瀬々監督、これからも人間描いてくださいよ。
[DVD(邦画)] 8点(2019-09-22 17:01:24)
514.  64/ロクヨン 前編 《ネタバレ》 
面白い! 錚々たる顔ぶれで贈る大作である。  腰掛なんていない、誰しもが体を張って、自分が正義と思った世界の中で生きている。 しかし組織は、そんな個人の想いと別に配属されていく。 昭和最後の誘拐事件未解決のまま、県警広報課として、警察の顔に配属された警察官を 佐藤浩市が全身全霊で挑む。 実名報道の議論で、警察広報と記者クラブがぶつかる。 組織との板挟みになり、苦悶の末、自らの首をかけて、働く人々の良識を信じ、 記者クラブに誘拐事件長官訪問の取材を記者クラブに許可させたその時に、 あの未解決事件の犯人がまた事件を起こしたと思われる展開。  県警組織すべてが騒然とした中、以下、後篇に。 俳優も本気なんだよ!と言わんばかりの熱い男たちのドラマが映画の中で展開される。 待て!後編へ!
[DVD(邦画)] 8点(2019-09-22 14:28:23)
515.  楢山節考(1983) 《ネタバレ》 
とにかくこの頃の日本映画は不評だった。 日本映画はつまらない、というのが映画を観ない人には常識だった。 その頃のカンヌを「戦メリ」と競い合って、この映画に軍配が上がった。 前半はそれほどの映画か?と思うのだが、観終わると感動がある。  舞台はいつの時代かは不明だが、貧しい山の農村。 そこでの姥捨てを描いた話だが、「生と死」というテーマは多いのだが「性と老死」というのは 今村監督ならではのユーモアというかセンスというか・・  戦後、アメリカ文化がどっと流れ込んでくる中で、多くの映画監督がアメリカ文化に影響を受けたが、 今村監督はセックスを果敢に映画にとり入れた。 そもそもがセックスの日本語訳はないので、日本に相性のいいものかどうかは置いといて、 前半はとにかく童貞喪失のドタバタが続く。しかしそれは山の生活を描写するためで、 本筋は後半の姥捨てである。 もう坂本スミ子と緒形拳の別れのシーンはもう涙なしでは観られない。  カンヌを取ったのもうなづける逸品だ。
[DVD(邦画)] 7点(2019-09-21 18:32:32)
516.  地の群れ 《ネタバレ》 
社会派の熊井啓。 彼は人間を見つめることで社会を問う。 決してシステムなどには目を向けない。  鑑賞後、問われているのは私たちだ、という作りである。 原爆の苦しみ、その後の日本での差別の苦しみ。 被爆者の行き場のない気持ちは、女の子の暴行事件を起こしてしまう。 その女の子もまた、日本で差別されかねない地域の子だった。 そして高度成長の日本の置き忘れている問題を表すかのように、 女の子の恋人がもがき苦しむのを、団地の若奥さんたちが鈍感に笑う。 心を失った医者の存在も我々に突き付けてくる。  長崎という場所の特殊性もある。 原爆を落とされたうえに、米軍基地があるのだ。 被爆者の複雑な気持ちは、想像ができないほどのものだろう。  熊井啓監督は、冷徹なまでの演出技術で、怒りを伝えてくる。
[DVD(邦画)] 7点(2019-09-21 14:54:24)
517.  十九歳の地図 《ネタバレ》 
ちくしょう!チクショウ!畜生!  この主人公の最後の方の叫びは、悲しい。 現実はこうだ。  が、その時、マリアに彼は出会うことになる。 ゴミ捨て場から洋服を見つけたマリアの幸せそうな表情。 男の凍った心に熱いものを感じさせたろう。 柳町と中上のコンビの映画は、どこか心に刺さる。 「火まつり」も好きな映画だ。
[DVD(邦画)] 7点(2019-09-18 23:11:07)
518.  運び屋 《ネタバレ》 
イーストウッドの映画は、大きく分けて3つに分かれると思う。 まず、売れっ子の頃の西部劇、ダーティハリーもののアクション映画。 次が監督をし出して、自分を投影させたような人物を自身で演じる映画。 そして自身は出演せず、アメリカの歴史を描いた映画。 この「運び屋」は2番目の自分を投影させた映画だ。  まだ壮年の頃は、「目撃」のように絶体絶命の場面から逃げ切る映画もあった。 だから僕も、この映画も最後はうまく逃げ切るのではないかと思ってた。 でも、イーストウッドは無理をしない。 派手なカーチェイスもなく、あっさり幕である。  最後の刑務所で喜々と花を育てるイーストウッド演じる老人が幸せそうなのが、嬉しかった。
[DVD(字幕)] 7点(2019-09-14 16:22:12)
519.  日日是好日 《ネタバレ》 
一期一会の精神を、お茶を通して学んでいく、大事にしたい小品。  「ゲルマニウム」や「さよなら渓谷」の大森監督がこの作品を撮ったのが興味深い。 彼は、映画を創ることで色々考えるために、作品を選ぶのかもしれない。  それにしても、これがうわさに聞く楽茶碗か!? 写真でしか見たことないが、映画で見るとなかなかグッとくるものがありますね。
[DVD(邦画)] 7点(2019-09-14 13:08:02)
520.  イレイザーヘッド 《ネタバレ》 
心に封印した、子どもの頃の小動物を虐待した記憶を 引っ張り出すような映画。 まぁそういうのもアートの役目なのかな。  何してるんだろ、この人、何者だろ、この人、リンチのそういう演出術は もうこの頃から出てきてるね。  SFXを白黒で撮影すると、悪夢みたいな新鮮な映像になるのは、発見だった。
[DVD(字幕)] 6点(2019-09-13 20:53:16)
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