521. みなさん、さようなら(2003)
いろんな賞をとったという期待をもって見に行くとまず満足できない映画。原題の先進国カナダで、末期の患者に麻薬を使わないで、家族がヘロインを探すというのがまずありえない。そのほかにも登場人物の行動が不可解。911のニュースに出てきた言葉を原題に使っているようだけれど、その関係も良くわからなかった。 4点(2004-07-18 10:02:21) |
522. アップタウン・ガールズ
ヒロインがかわいいとかきれいとか言うのは賛同しかねる。もともと親が早く死んで、金銭的には何不自由なく暮らしていたのに、働かなくてはならなくなるところから始まるわけだが、どうにも行動が理解に苦しむ。ダコタファニングは確かに昔の安達ゆみを見ているようで、いつものように妙に大人びた子供を演じていた。彼女がいなければ最後まで見ていなかったかも。 5点(2004-07-15 11:01:36) |
523. スパイダーマン(2002)
2を見るべきかどうか決めるためにDVDで見てみました。アメリカでヒットしたのはストーリの単純さのせいだと思いました。戦いの場面よりも前半のスパイダーマンになるまでのところのほうが面白かった。 7点(2004-07-14 09:49:11) |
524. ミスター・ベースボール
この映画を見て日本を理解した気になり話しかけてくるアメリカ人によく出会った。彼らに薦められたから見てみたのだが、別の意味で見てよかった。これで今度この映画の話をされたときにどう違うのか伝えることができる。この映画がはじめから存在しなければ問題なかったのだけれど、存在する以上誤解の元を知るためにはよい映画。内容については特に見るべきところもないでしょう。 4点(2004-07-14 05:32:47)(良:1票) |
525. シティ・オブ・ゴッド
カメラワークは斬新だと思うけど、基本的に殺し合いの映画ってあまり好きではないし、登場人物の区別もつきにくくて、話についていけなかった。すごい映画だとは思ったけどいい映画とは思えなかった。 6点(2004-07-13 12:19:57) |
526. 愛と追憶の日々
いつの間にか子供が生まれて、大きくなっていくので、そこで数年たったことがわかる。後半の最後のほうになるまでエピソードがとびとびで進んでいって、『え、この話はこれだけ?』と思うところが多かった。ニコルソンは良かったが、母娘にも夫にも感情移入できない。 5点(2004-07-12 05:04:51) |
527. Mr.ディーズ
アダムサンドラーが普通にいい人で、ほかの映画を見て彼に期待してこの映画を見ると少しがっかりするだろう。アメリカの田舎に住む普通の人たちは、正直者が馬鹿を見ないこの映画を安心してみたのかもしれないけれど、それ以上のものはない。詩の内容も映画の中で言われているように、子供が書くような内容だし、少し韻を踏んでいるのも日本語にしてしまうとわからない。結論としては、この映画はアメリカ人が何も考えないで見たいときのためにある映画である。 5点(2004-07-09 08:33:40) |
528. レベッカ(1940)
《ネタバレ》 死体が見つかるところまでは、ひたすらに意地悪される、昼にやってるドラマに良くありそうな展開だなあと思っていたら、そこかはしっかりサスペンスだった。デンバース婦人もレベッカの本性を知りながら、死後もその意思を引き継いでいたと思うとつくづく怖い。 8点(2004-07-07 09:45:07) |
529. 第七の封印
英語字幕で見たせいか、全体として何が言いたいのか良くわからなかった。細かいところどころのエピソードには面白いところもあったが。 5点(2004-07-07 00:32:50) |
530. スティング
音楽もいいし、ストーリーもいい。最後どうなるかわかっていてもわくわくしながら何度でも見れる。だます相手も普通の善人じゃないから見てるほうも不快に感じることはない。 10点(2004-07-06 03:51:48)(良:1票) |
531. ハスラー2
演技はよかった。でもビリヤードのルールが良くわからないから、映画の中のビリヤードのシーンは良かったのかどうか良くわからない。1を見ていれば、ポールニューマンの人物の背景がわかったのかもしれないなと思った。 6点(2004-07-06 03:46:01) |
532. 歩け走るな!
ケイリーグラントはこんな映画で俳優人生を締めくくって本当に良かったのだろうか。コメディとしては普通で可もなく不可もなくといったところだけれど、日本人の行動が変。こんな映画を見て日本人を理解した気になったアメリカ人が日本人を見ると意味なくぺこぺこお辞儀したりするんだろう。ストーリー上のオリンピックの関係で日本を舞台にしたのだろうが、もしこれが架空のアジアの国という設定ならそれほど不快にならずに見られたかもしれない。 5点(2004-07-05 00:14:52) |
533. 俺たちに明日はない
時代背景を実感できないからか、理性なく犯罪を繰り返す主人公たちをまったく理解できなかった。感情移入できないので『ラストシーン』を見ても、ふーんまあそうなるのもしょうがないよなあというふうにしか感じられず、衝撃ではなかった。 5点(2004-07-04 14:10:55) |
534. マイ・ルーム
出演者全員の演技がすばらしかった。ロバートデニーロは別の人でも良かったような気がするし、弟の存在は中途半端でいなくても話は成り立っていたと思う。英語タイトルのMarvinは姉妹の父親の名前で、邦題のマイルームが誰の部屋を指しているのか良くわからないけど、どっちも内容とあまりつながりがないように感じた。 7点(2004-07-04 07:27:37) |
535. コールド マウンテン
気楽な気分で見られる映画ではないし、しっかり見ても後に残るものは何もないストーリー。ニコールキッドマンは確かにきれいだし、いくつも映画で見たけれど、いまだに顔を覚えられない。声以外あまり印象に残らないのはなぜ? 5点(2004-07-03 06:34:58) |
536. アメリ
こういう映画がすごく好きな人がいるというのはわかる気がするけれど、自分には合わない。初めて映画館で見たときは途中で疲れて寝てしまったので再度ビデオで挑戦したのだが、寝てしまったのは体調のせいだけではなかったと思った。主人公が妄想だけで生きているという点では『愛してる、愛してない』と何一つ変わらない。 5点(2004-07-01 09:39:43) |
537. ディボース・ショウ
恋愛・結婚はまさにゲームといった感覚で、お互い殺しあおうとしたりするので、あまり笑えない。話もどうでもいいところでひねっていて、どんどん展開していくのでついていけないところがあった。なんか時間を無駄にした感じ。 4点(2004-06-30 08:58:39) |
538. 少佐と少女
見終わって『イヤー面白かった』と思った。振り返ってみると何が特に面白かったというわけではないけれど、台詞回しがビリーワイルダーらしく粋だった。 8点(2004-06-29 11:54:01) |
539. ウエスト・サイド物語(1961)
前半は歌も踊りも、明るく楽しげなのが多かったのが、後半はストーリーの流れから当然暗くなっていった。実は2日間の話なわけだが、そんなに急激に人を好きになって兄を殺したのも許せるものなのだろうか、というところまで考えさせないミュージカルの勢いがあった。これで後味がよければ・・・。 7点(2004-06-28 11:38:39) |
540. ボウリング・フォー・コロンバイン
マスコミに恐怖心をあおられるアメリカ人。この映画を見ていると、日本は、銃の所持が自由じゃないだけで、どんどんアメリカに近づいているような気がする。日本でも、幼い子供の事件が起こるたびに、『残酷な映画』を見たとか直接的な原因を見つけて解決したような気にさせられているところがあるけれど、本質的にはそうじゃないでしょう。どうすればいいというのは簡単に答えが出せることではないが、いろいろ考えるきっかけを与えてくれる映画だ。 7点(2004-06-28 01:46:31) |