521. 武士の献立
時代劇は毎回何か新しいことを教えられるので、大変興味深いです。そろばん侍も面白かったのですが、こちらでは加賀藩の饗応料理をもっとみたかったです。騒動とは別のところを日々生きて、藩を支えた人々がいて、あの盛衰があったのですね。上達が早すぎたり、食材をもっと詳しく教えてほしいと思ったのと、現代風にアレンジしすぎたていがあるので5点にさせていただきました。 エンディングの歌はXです! [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-03-07 10:27:14) |
522. セッション
日本の昔でいうスポ根ものか。どちらも異常ですがどっちかが負けると、「ああ」なってしまう。「ああ」なった教え子に涙も流す、でも「ああ」なってない新たな教え子はとことんしごく。そしてぶつかりあう。 同じ楽器でも、「ドラムライン」とは全然違うものを見せられているようだ。 シモンズはこの年の賞を総なめしている、あの目がたくさんのことを物語っているようにみえ、皺もいいふうに顔に刻まれ、深い味になっている。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-03 10:37:39)(笑:1票) |
523. イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
エニグマ、知れば知るほど怖いくらい。 この映画は余分なこともなく、足りないところもない、素晴らしい映画でした。 ストーリーが事実だったことに仰天し、そして同時に連合軍が勝たせてもらっていたことに、英国がいつまでも「偉大」とされていることに納得。恋の駆け引きが何かを知らない主人公が戦争の駆け引きに勝った。忘れられない一本になります。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-03-02 12:17:09)(良:3票) |
524. キューティ・バニー
片意地張らずにすっとみられて、結構笑えました。王道だけど、見どころがありましたし、豪華二世役者さんも活躍していました。アンナ・ファレスは声でもアニメ映画にたくさん出演していて、実力ありますね。 ZETAは「翔んで埼玉」でいうZ組くらいの扱いで、面白かったです。 [インターネット(字幕)] 5点(2020-03-01 00:07:38)(良:2票) |
525. フィフティ・シェイズ・フリード
監督の好みで好き放題やっているのかと思いましたが、1作目は違う監督なんですね。目の保養というか、リゾートか何かの宣伝のような映像です。ストーリーは無視した方がいい。ダコタ・ジョンソンは他の作品より生き生きしているように見えます。 [インターネット(字幕)] 5点(2020-02-29 18:28:59) |
526. ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ
「天使。。。」の一節の言葉はなんて美しいんだろうと思いましたね。さて、配役が絶妙で、押さえている人と爆発させている人のメリハリが完璧だと思います。「天才」が認める「天才」、「天才」に囲まれている「天才」、自分こそが「天才」と豪語する「天才」、支える愛の「天才(?)」。大変興味深いものでした。すばらしい作品です。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-02-28 10:49:01)(良:1票) |
527. 完全なるチェックメイト
「ボビー・フィッシャーを探して」(8点)から4年、ボビーがテーマの読み物もついつい手に取ってしまいます、それでも今作にまだドキドキ感がありますね。主役のトビーがボビーになりきっていました、素晴らしい役者さんです。リーヴ・シュレイバーや脇役の役者さんたちもまさに適役、見応えがありました! 天才がうらやましい、なってみたいとは思いますが、ここまではさすがに…あ、、天才じゃなくてよかった(笑。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-02-27 15:02:04) |
528. ファースト・マン
悲しいことがあの裏にあったからこそ強いのか、空白の10分の説明になるのか。見てからずっと静かな感動に浸っていられます。初期のiPhoneほどの計算能力もなかったロケットに命を預けた男の挑戦。アポロ11前後の出来事は沢山映画化されていますので、どれも重要な歴史の一片で変わらない。 ドラマ「ザ・クラウン」でフィリップ王配がニールたちに会いガッカリするくだりがありますが、ニールたちの立場をこの映画の角度から窺い知れるのは貴重な機会です。(奇しくもクレア・フォイの次のシーズンのお話しでしたが。) CGの消し忘れ?が一箇所あったような気がします、大きい画面でもう一度見てみたいです😊 [インターネット(字幕)] 8点(2020-02-26 11:42:52) |
529. アバウト・レイ 16歳の決断
女性三代、それぞれの時代にあった幸せのかたちがありました、それぞれの演じ方がすばらしかった。ナオミ・ワッツは薄幸が似合ってしまう、エル・ファニングも繊細に子供っぽさもきちんと演じていました。おばあちゃまのスーザン・サランドンもさすがでした。彼女ならこの娘と孫とうまくいくだろうと納得です。 [映画館(字幕)] 6点(2020-02-25 09:22:42) |
530. エージェント・ウルトラ
プロポーズシーンがクールだ!「ハンナ」と似ているが、こっちの設定に夢があって好き! こちらで不評なアニメで〆にも好感が持てました。 バカップル二度目の共演で息ぴったりでお似合いだし、アクションもバッチリ👌続編ある?? [インターネット(字幕)] 7点(2020-02-24 07:40:08)(良:1票) |
531. 日日是好日
音がとても静かできれいな映画ですね。わざとらしい演技が少なく、樹木希林さんの 存在感が光る作品です。世の中にはすぐにわかるものと、すぐにはわからず時間がか かってわかるもの。いまなら納得です。お茶の世界、全く知らなかったので興味深 かったです。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-02-23 15:52:46) |
532. イヴ・サンローラン(2014)
ファッション界のことはさっぱりわかりませんが、一方でアルジェリア独立戦争の徴兵のことや21歳からディオールのデザインをYSLがしていたのも知りませんでしたから大変勉強になりました。主役ピエール・ニネがとても繊細で線の細さを丁寧に演じていました。アフリカ生まれだからか、有色人種をモデルの第一線に押し上げた功績は大きいのでしょうね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-02-22 09:28:06) |
533. レッド・エージェント 愛の亡命
邦題どうにかして。レッド・エージェントなんて台無し!愛の亡命もひどい!!!! さて、スウェーデン生まれですがレベッカ・ファーガソンさんほどロシアが似合う方もいないでしょう(ハリウッドスターのミラ・ジョヴォヴィッチさんは別として)、悲しい物語ですが60年代の主人公を儚く美しく凛々しく演じ切っています。現代の方は少し変装がおかしいのでところどころ、あのくだり、いるかなってところも含めて、7点にさせていただきました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-21 07:43:07)(良:1票) |
534. ズーランダー NO.2
こんな無茶な映画に出た豪華な出演者に3点、衣装1点、映画を撮った勇気に1点。前作のほうが笑えたかもしれません。しかしちゃんと一応筋を通しているストーリーなんですね、不思議と。1点、面白くないギャグでとやりすぎなところ(-1点)。ズーランダー、でも癖になってしまったりして… [インターネット(字幕)] 5点(2020-02-20 09:36:14) |
535. 彼女が目覚めるその日まで
《ネタバレ》 クロエ・グレース・モレッツさんが立派にきれいなハリウッド女優に成長したなあ、と最初は見ていられました。 ストーリーは、奇跡ほどの実話ということで凄まじいです。 周りのいい人しか書けないのもあるでしょうが、いい人に恵まれて本当によかったと思える。あきらめないでプレッシャーをかけ続けるという方法をどこかに覚えておきたいです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-02-19 09:28:58) |
536. ロスト・イン・スペース
B級丸出し、もっと笑わせてくれたらいいのだが。なんでシリアスな方にいったのかな。CGもちゃちぃ いいところを探そうとしたけどむなしく撃沈… [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-02-18 09:01:24) |
537. 間奏曲はパリで
《ネタバレ》 人生長い目で見たときの一休みなのか、ラスト死海でプカプカが気持ちよさそうでうらやましい。 牧場で働いていた人に救われましたね、あの人が悟らせてくれなかったら…この夫婦はラッキーです。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-02-17 10:43:14) |
538. シェイプ・オブ・ウォーター
《ネタバレ》 とてもよくできていましたがちょっとトラウマになりそうなので、点数は低めです。水=愛のカタチ、なるほど!傷の形が鰓になるとは。声帯を直さなかったのは、話さなくても完美だったんですね。主演の女優さんがすごくぴったりでした。美しい [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-16 00:23:02)(良:1票) |
539. ミンクの手ざわり
ドリス・デイが今にも歌いだしそうで!楽しいどたばたですが、あの時代だからこそ成り立つのかなと思ってしまう。だけど満足すぎる労働者は雇用者に、という皮肉の方が面白かったです。脇役たちがよい、ルームメイトさんと顧問役が完璧。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-02-15 13:40:35) |
540. リリーのすべて
《ネタバレ》 実際は20数年の結婚生活があったわけですが作品中は10年未満にしていました。本当はもっと葛藤やら戦いがあったわかだと思うのです、ここではあっさりすぎるように見えてしまっています。手術を受けないと今度は心がついていけなくなったのかと想像しています。だが、その手術で結局は命を落としてしまう、最期にみた夢がはかない。。。沼の景色が本当に美しくて、心をひきます。いい役者さんたちが作品を盛り上げていましたね。 2009年の段階ではニコール・キッドマンが性転換手術を受けたアイナーを、シャーリーズ・セロンが妻役、という予定もあったそうですね。それはそれでみたかったとも思う。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-02-14 17:26:08) |