541. アンナ・カレーニナ(1997)
予告編は最高。48年版のビビアン・リーが演じていたツンとした小生意気さをこちらのソフィー・マルソーが改善してより悲劇らしくはなっていると思う。いけない恋には全てを失う覚悟が必要であります。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-09-18 23:18:07) |
542. サイコ(1998)
オープニングからして何ともそっくりなので、やめようと思ってもついつい比べてしまいます。 いかにもスレた女に見えるマリオンにはオールドミスという焦燥感がなく、 ちんぴらみたいなサムは金に切羽詰った感じがしないので、 最後までこの二人の肩を持てずに終わってしまいます。 マリオンのファッションもいつの時代なのかわかりにくい上、同僚役リタ・ウィルソンの一着の方がプリント柄良しで。 浴槽の血はオレンジレッドのアクリル絵の具みたい、、とまぁ違和感の連続。これは考えあってのことでしょうね? なぜこうするのか意図がよくわかりませんでした。 <告白>向こう向きのウィゴ様が映るシーンは字幕を消し、ノーマンの壁穴前の効果音には戸惑いました(普段聞いたことがないので。爆)。 でもその後なぜ彼女を個人的に襲わないのかは不可解です。(←これがテーマやっちゅーの) [DVD(字幕)] 5点(2005-09-18 20:42:47) |
543. スピーシーズ/種の起源
これ放映の日は「9時までに、、ハッ、ハッ」といつになくそそくさと家事をこなす私であります。(情けない。でもハリ有。爆) 案外なかなか深いB級なのでは? 昔は「男は欲望ゆえ、、女は身ごもる為に交わる」なんて古ぅい考えがあったではないですか。 男女の本能、科学者(=人間)の欲とか力及ばずといったところまでスリリングに魅せてくれて私は大満足です。 特殊チームの面々がそれぞれもっと活躍できればさらに厚みができた気もしますけどね。 (でもマドセンにあんな目で見つめられたらインテリおばさんだってすぐ堕ちるよねぇ、、) 列車内の美術などは見てて恥ずかしいところもありますが(=よくできてる とも言う。母体への敬いとして採ろう。)、やはりいくつかの生命誕生シーンには毎回見入ってしまいます。 言うまでもなく、本作はナターシャ・ヘンストリッジの整った美しさにつきるんですが、 シルの少女時代を演じるミシェル・ウィリアムズも大変しっかりしてて可愛いです。 最近私生活では彼女大きなお腹してはりましたが、種の起源はヒース・レジャー氏に有りだそうで。結婚より先に子を残す、やっぱりシルやわ。お幸せに。 [地上波(吹替)] 5点(2005-09-18 16:54:50) |
544. オー!マイDJ
視覚障害の女性と不器用なバスの運転手のラブコメ?、またぁ、とわかっていてもやっぱり笑って泣ける。ずんぐりしたぐっさんみたいなイ・ボムスが上手。ムッシュかまやつみたいな目をキョロキョロさせたり、自信なさげに彼女を見たりする顔がよかった。 「誰にでも~」や「僕カノ」にも出てたデーブ大久保似の彼も柔道着かテコンドー着姿かで出ています(笑)。 今日はキスの日。彼女がボムスの顔をさぐってキスする場面(だったと思うけどちょっと忘れた!すんませぇん)はやっぱりキューンときた。 イ・ウンジュは愛するファンのリクエストに応えてくれなくなったね。合掌。 [DVD(字幕)] 5点(2005-05-23 22:17:25)(良:2票) |
545. ウィンブルドン
類人猿庭球映画(爆)すいませ~ん。 でもこの二人と、彼女の父親役に猿・似ーる、 解説には暴れん坊の負っけん郎さんをお迎えしていますし、 やっぱりみんなお揃いでしょ(笑)。 最初はCGかどうかわからなくて、ポール・ベタニーってすごい上手いわっ!と えらい楽しめました(恥)。 彼の家族についてはまぁまぁおもしろかったのですが、 彼女と父親の関係がなぁんか暗くて、心からテニスを愛する高潔な父娘っ、 という感じをもっと強調して欲しかったなぁと思います、竜崎家のように(爆)。 やっぱりテニスは「エースをねらえ!」(コミックとTVアニメ)に限りますねぇ。 (でもGWに夫・子どもをコナンに放り込んで私だけコレ観たのでちょっと気持ち良かった。どっちやねん。) [映画館(字幕)] 5点(2005-05-23 16:23:17) |
546. 誰にでも秘密がある
「それはママですわ」なら2重オチ!・・でも違うよね、きっと。ラブコメにもかかわらず、下ネタと時間軸のズレと臭ーい密度に圧されながら緊張して見ないといけなかった。恐るべし韓流パワー。そして公開初日早朝よりワイワイと行列作って先着プレゼントをゲットしようとするさらに恐るべしオバチャンパワー。見てあんまり感じいいものではありませんね。それにこのカレンダー、半年分しかない上、ビョン様とジウ姫しか写ってない。色っぽい長女三女も載せて下さい。せっかくトイレ前から並んだんやし。 5点(2005-01-13 20:51:45) |
547. 海猫
もう感動!素ぅ晴らし~満点!~の主題歌♪が流れる中、観客の半数が立ち上がったことがすべてです。御婦人を動員させるのならはっきり言って失敗。TAKUROさんとMISIAさんはがっくりしてはるでしょう。とにかく薫(伊東美咲)のいくつかの決心、これが唐突すぎることに尽きますね。愛しさや迷いや苦悩、といった女心・コンプレックス・母性などが、ほとんど何も伝わらない。これは不倫劇にとっては致命的です。(これなら、失楽園やマディソン郡の方がまだぐっときますで。)女優陣は伊東・三田・小島の3人が役柄なのか演出なのかへにょにん~として気っ色悪いです。かたや男性3人(佐藤・仲村・深水)の気持ちは女にもとてもよくわかって、ここが最も良かった点です(特に深水クンは◎)。ですので、男性の方のほうがウケはいいかもしれませんね。あと言いたいのは、着メロ音、ちゃんと脱いでない(!)ヌード、できてない老けメイク、ちっとも感動しない古典手法のラスト1分、漢字間違い、など萎えてしまう所も多々・・あぁ、けなしまくるつもりは’毛頭’ないんですが・・とにかく待ちに待っていただけにメロドラおばさんは肩を落として出てきました。次の上映に入っていくおばさんたちが「案外さめて出て来はるで!」と不安そうにおっしゃってました。これでも目を押さえて出てきたのに・・・あ、ミムラのシーンはちょっと泣かされたので・・。 5点(2004-11-21 22:04:42)(良:1票) |
548. スウォーズマン/女神復活の章
《ネタバレ》 へちょちょ先生、おじゃましますぅ。。痛快アクション+もうひとつの' LOVERS’?でして、私は大好きです~(爆)。生きててよかった!の東方不敗が明の提督と一緒にニセ東方不敗を征伐しに行く、ところがどっこい・・・でしたっけ?・・・たしか火薬の使い方もストーリーも途中からむちゃくちゃでございましたね。波打ち際のシーンが美しいです(画面=カメラ に波しぶきがかかる、という正真正銘のロケでして)。 勿論私の見どころは・・『女役だが男の格好をする女』と『男役だが女の格好をする女』がアヘンを介するシーン。これに『一応男役の女』と『女役の女』が酒を介するシーンが重なり・・もう・・(タカラヅカでいうと、全盛期<すんません>の大地真央さんと天海祐希さんみたいな感じかな)・・何度も見ましたです(喜)。 5点(2004-11-11 17:46:10) |
549. 輝きの海
あのヴァンサン・ペレーズがすがるような目でこっち向いてるんですよ・・・助けなかったら女ちゃいますで・・・と勝手に言うてますが、ストーリーはまるで子どもに聞かせる昔話のよう。’よそもの’を受け入れることと偏見、このギャップが印象的でした。私の好きなキスシーンBEST10に入ってます(「風~」「花嫁はエイリアン」には及ばないですが。)。 コスチュームのレイチェル・ワイズが麗し~ですね。(ケイト・ウィンスレットに似てるとこあります。メンデス監督が好きなタイプなんやね。) 5点(2004-11-10 00:23:07) |
550. スキャンダル(2003)
これって「危険な関係」やん、と怒っていたらこれ原作だったんですね。危険な賭けを持ちかける妖婦イ・ミスクはパーフェクト!(グレン・クローズ様に負けてません)。かたやマトにされたチョン・ドヨン・・堅くて淡白そうな女ほど、いったん目覚めると一途になってしまうのですね(気をつけよ)。 この韓国トップ2女優にちょっとおされ気味のヨン様(大沢たかおをちょっと連想)、ですが、気の入ってないキスシーンは良かったです。こんな風にはされたくないなー(うそうそっ)。なんじゃこれ?と思いながら最後でそうか・・と切なくなれました(キュン)。 5点(2004-10-19 21:34:27) |
551. モンスター(2003)
《ネタバレ》 自業自得、の感がぬぐえません、すみません。彼女の悲惨な過去の描写があまりにも少なく、わかろう、わかろうと努めても同情するまでいたりませんでした。 やっと一緒にいたい相手(リッチ)ができたのに、もう少し何とかできなかったんかい?なんでそんなに暴走する?と残念無念。罪なき相手に銃を放つのは勿論、職探し、レストラン・法廷における態度など、すぐキレるのであっけにとられました(その愚行が悲しいとも言えるが)。高評価の中ごめんなさい。スクリーンで見るべきだ、と思えるシーンをよう見つけられなかった私はビデオでいいと思うので5点です。 セロンは熱演で受賞は納得ですが、増量とメイクがもっと弱い設定であれば、ナオミやキートン(他のお二人は未見、すみません。)に行ってもいいと思います(私はセロンの’演技のファン’であるがそう思ってしまったの、グス)。リッチとダーン(知人?大家さん?)は役柄をとても堅実に嫌味なく名助演、素晴らしい。 5点(2004-10-12 21:11:51)(良:1票) |
552. ニューヨーク 最後の日々
《ネタバレ》 きょうかさんに同感。パブリシスト?という職業を知りました。この仕事とNYという街がアルパチさまの神経をボロボロにしたのですね(哀)。厨房で大男たちに囲まれてるシーンがなぜか好きです。ヤクに浸かる女優役の女優さんはモルダー夫人ですって(DVDインタビューではいい人そうだったわ)。私はライアン・オニールの口元に今更ながら失望してました、あぁ緩い。しかし、、何といっても!桃子さんのおっしゃるとおり、おすすめはキムが出る2シーン!・・涙が出るほどホッとします。多くの女優さんは40歳代後半に説得力がぐんと増して素晴らしいと常々思っております。61歳と48歳のツーショットだけでもレンタル代(100円やったけど)の元が取れました。でもくたびれた~。 5点(2004-08-16 23:10:12) |
553. ナチュラル
《ネタバレ》 審判がベースをシャカシャカしたので、これは血染めのベースタッチになるっ、と予想してしまった・・。それはどうでもいいけど、これ、RRの自己陶酔映画に思えてならない。女性から観るとあまりにもアンナチュラル。同じように怖ーい顔した3人の女を配してる中、星明子が残るのはあからさまだし、女や裏の人間関係によって彼の成績を上げ下げしすぎて、かなり萎えてしまった。養成ギブス・鉄球打ち、とまでは言わないけど、グラウンドでの努力をもっと見せてほしかったなぁ。なに?これは男のロマン・おとぎ話? うーん、それならRRのパーフェクトなナル振りを期待したいのだけど、キムとのクライマックスのシーンなどRRは老人に見えるし、序盤のハーシーの手は映したらダメだと思う。’追憶’ごっこ2シーンも今イチ感動できなかった。RRファンあまたいる中、ここのレビューが少ないのは以上の理由もあるかも、と思い、迷いつつレビューしました。キム様が以後出世したので+1点。(この作品を愛されているかた、本当にごめんなさい。率直なおばさんを許してませませ。) 5点(2004-08-04 21:23:07)(笑:2票) (良:1票) |
554. サンタクロース・リターンズ! クリスマス危機一髪
(腸炎様 お先にすみません)季節外れなのですが、蒸し暑い裏イヴに雪を見ようと思い、借りました。若い島かおり&ドヌーヴな(似てないかも。だけど私にはそう見える)エリザベス・ミッチェルの豪快闊歩とケラケラ笑いが好きでして。。子どもたちはちょっとドタバタ、、なんだかブラックな感じも受けました、でもお子たちが観るには楽しいのかな? 逆に主役の二人はラブコメの王道、大人たちのクリスマス会にはなんだか泣けた~、まさにディズニーでしたわあ。 5点(2004-06-24 21:25:06) |
555. 真夜中の恋愛論
夜中に観ると、すっかりジャン・ユーグと一緒にいる気分で困ります(何が?)。 めちゃめちゃ眠たくて、何をごちゃごちゃ言うてるの、状態を抜けると美しいラストの窓辺にたどり着けます。昨夏どうして!・・今は亡きマリー・トランティニャンに合掌。 5点(2004-06-10 16:54:49) |
556. フォーチュン・クッキー
ニューハーフに見えんでもないおっかさんが熱演。娘のギターもキマッてる、ように見える、そのリンゼイ嬢ということで、ファミリー・ゲームのような感動とハンカチは期待したらダメですが、そこそこ楽しめます、家族はわかりあいましょう。男性陣かわいい。残念ながら私のトシでは目まぐるしく変わる画面はキツかったのでビデオ鑑賞に賛成しときます(中年限定)。 5点(2004-05-14 21:54:27) |
557. バックマン家の人々
う~~む、、、めちゃ落ちこんでる時に「頑張ってぇ」と言われてもあんまり効果ない、あのときのような気分~でした。子どもに難儀してると励まされるのかな? 難儀してないから励まされるんじゃないの?とも思いますが。 しかし私は、子どもだけが全てじゃないってことも思います、ソレちょっとカマしてほしかったです・・そういう映画じゃない?・・ですね。ダイアン・ウィーストにエール!でも考えたらこのヒトが一番まともやん。 5点(2004-05-04 13:41:19) |
558. ラブレター/誰かが私に恋してる?
サブタイトルのように”誰かが私に恋してる?”と、小さな町の人たちが勘違いするお話。 昨日や~っとオチを思い出した、それほど小ぢんまりとしてるんですが、40半ばで爽やかに脱いでくれたキャップショーのラブシーンはニコニコしながら観てた記憶があります。エレン・デジュネレスは私生活のイメージがどうも強くて、いったい誰を襲うのじゃ?・とおそるおそるでしたが心配なかった、と思いマス確か。オススメはできないが自分一人でホッとするラブコメ見飽きた族の隠れた小作でありましょう。 5点(2004-04-28 21:19:35) |
559. ダンサー・イン・ザ・ダーク
世の中、エライ順番に★「視覚>子ども>金>男>女>母親」と言わんばかり? と考え込んでしまう作品。観る時によって10点の時も0点の時も有る(トーク・トゥ・ハーもこんな感じだった)ので点数は真ん中取りました。不条理な現実を映す揺れ揺れ画面VSミュージカルの見事な画面・・この対比についやられちゃうでしょう。また子どもを持つ女性にとってはことに衝撃的なテーマなので、これを「観(視聴す)るために鑑賞料金をオトす」・・要するに↑★の通りではないか?と思い、またダメ母な私は落ち込みます。しかし、こんな愚かな私でもわかることが1つ。母親が必要なのはセルマ、あんたやで!ということです、できるなら私がなってあげたい。それにしてもドヌーブは素晴らしかった、工員に見えない美しさが、かえって尽力及ばず、な感じを出してて良かった、そりゃオファー受けるはずだわこの役。(・・って満足してはったかどうかは知らないけど。) 5点(2004-03-27 11:37:48) |
560. 僕が僕であるために<TVM>
壁にぶち当たり、つまずきながらも新しい生き方に踏み出していく若者たちを描いていたと記憶しています。キムタクの彼女:鶴田真由が健気でいじらしく胸キュンいたしました(、と思う確か)。 5点(2004-03-18 15:10:44) |