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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2673
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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561.  モロッコ 《ネタバレ》 
惹かれ合いながらもお互い心に壁を作っているアミーとトム。共に二度と同じ思いを味わいたくない、傷つけあう恋愛を経てきたのでしょう。二人のザラザラした心中はやるせないものがあります。彼女は最後の最後に自分に正直になり砂漠の彼方へと消えて行きました。再び傷ついてしまうのに・・・・・。その光景は観客と共にべシェールの眼にも焼き付いているのです。彼の様な男性を紳士と呼ぶのでしょう。彼に点数の全てを捧げます。
[DVD(字幕)] 8点(2009-05-16 02:10:36)(良:1票)
562.  刑事コロンボ/ビデオテープの証言<TVM>
テープを使ったトリックはテープが致命傷となる事は想像がつき、警部と共に私も両画面に目を凝らしましたがわかりません。観終わって犯行後の部分を再度確認すると確かにソレを持って出かけています。妻が椅子の上に見えた物の件と併せて理詰めな警部の思考に今更ながら感心させられます。今作のお目当て、私の敬愛するジーナ・ローランズは、やはり気品が漂っており圧巻のラストシーンに流石と満足しました。
[DVD(字幕)] 8点(2009-05-11 02:26:06)
563.  太陽がいっぱい 《ネタバレ》 
本作をたまたまテレビ鑑賞したことがきっかけで映画の世界に引き入れられ、アラン・ドロンに中学生になるまで夢中になりました。約40年を経ての鑑賞です。当時は理解できなかった「太陽がいっぱいだ」という一言から満ち足りた表情で電話の呼び出しに向かうラストシーン。夢と命の終焉を告げる音楽はやはり切ない響きがありますが、「願いが成就した時が終わりであること」の幸福さを感じました。陽の光を浴びたいという狂おしい程の一念を青い瞳に宿したアラン・ドロンは今観ても一世一代の名演技でした。
[DVD(字幕)] 8点(2009-05-10 23:57:07)
564.  刑事コロンボ/殺しの序曲<TVM> 《ネタバレ》 
今作で「頭が良い事」について考えさせられました。IQだけで頭の良さのみならず人間の優劣も測り常に他人を見下す犯人が、刑事になった経緯を語る警部との最後の対決で、我を忘れて口走ってしまった事に、一瞬「こんな事が起こり得るのか」とあっけにとられましたが、頭の良さの質の違いがもたらした結末なのだと納得しました。
[DVD(字幕)] 8点(2009-05-10 02:26:16)
565.  道(1954) 《ネタバレ》 
自己を不必要に低く評価し、好きになる事・好かれる事に生きる意義を求め、どんな扱いにもひたすら従順なジェルソミーナ。壊れてしまった都合のいい女を持て余し見切りをつけたザンパノ。支配する者とされる者の恋、上下の隔てのある恋をまざまざと見せつけられました。「好きだ」の一言をかけてもらえなかったジェルソミーナの胸中は察するものがあります。砂浜に突っ伏するザンパノの姿は、何の痛痒も感じぬ事に比べ救いがあるのかもしれませんが、お前はこの先どのように生きるのかと作者が問うているように見えました。
[映画館(字幕)] 8点(2009-05-02 23:37:27)(良:1票)
566.  サンライズ 《ネタバレ》 
こんなに古いサイレント作品であることも知らなかった予備知識が皆無の作品です。教会に辿り着くまでの世も末かという重苦しさ、教会を出てからのユーモアをちりばめたみずみずしい喜びに溢れる楽しさ、帰路の悲劇とハッピーエンドの結末。ありきたりで分かりやすいストーリーですが、最後まで見入ってしまったのは、主役2人の演技力ときめ細かい演出によるものなのでしょう。私も教会の神父さんの言葉にホロリとさせられました。悪女がもう少し絡んでくれればよかったのですが、美しく清純で可憐な奥さんと対決させるなどというのは罰当たりな事であって当時では考えられなかったのでしょう。
[映画館(字幕)] 8点(2009-05-01 01:05:39)
567.  犬神家の一族(1976) 《ネタバレ》 
本作で記憶にあるのは、金田一が石坂浩二、音楽、逆立ち死体、喋る偽スケキヨ、お琴の師匠の5点。30年を経ての鑑賞となりました。インパクトのある猟奇の演出は表面上の恐ろしさであり真の恐ろしさは肉親との愛憎から人は鬼になれる事を見せ付けた松子です。演ずる高峰美枝子に圧倒され胃にズシリと堪えました。金田一探偵の飄々さは胃薬のようで縋ってしまう私がいました。余韻の残る去り方は作品全体の味わいを深めるもので見事さに唸らされました。
[DVD(邦画)] 8点(2009-04-26 03:19:30)
568.  マンマ・ミーア!
予備知識はアバのみ。中学・高校時代アバに夢中でしたので、全編に亘る楽曲の数々に歌い出してしまいそうになるのを何とか堪えました。もう、ストーリーは二の次、三の次です。期待以上だったのが、メリル・ストリープ、コリン・ファース、ピアーズ・ブロスナン、ステラン・スカルスガルドが歌って踊っていた事で心底驚きました。弾けている皆さんに「眉間に皺寄せてばかりでなく、元気出して、明るく暮らそうや」と励まして戴きました。     ♪♪So I say thank you for the music ♪♪
[映画館(字幕)] 8点(2009-02-01 22:11:25)(良:1票)
569.  赤い殺意(1964) 《ネタバレ》 
初めて観ました。貞子、その亭主、貞子にまとわりつく男、亭主の愛人、それぞれ個性が際立った4人が織り成す人間模様の生々しさは、手に汗が滲むものでじわりじわりと画面に引きずり込まれてゆきました。従順で愚鈍な貞子は哀れみを誘いますが、なかなかどうして、打たれ強く生きる女性だったのです。依存するだけの男と中途半端に利口な愛人が共に自滅してしまったのとは対照的です。写真を見せられてもシラを切り通す貞子の姿は圧巻でした。誰が誰を手にかけるのか?と数多の想像が空振りしてしまった結末は、妻を露骨に使用人扱いする嫌らしい亭主の立場が将来は逆転するであろう事が想像されるもので、私の考えは浅いと思わされるものでした。
[映画館(邦画)] 8点(2008-11-02 20:26:20)
570.  白い馬(1952) 《ネタバレ》 
躍動感、臨場感、ほのぼのさが溢れる映像です。心穏やかな少年の内に秘めた芯の強さ、白馬の誇り高さには驚かされます。絆の強さ故の戻る事を全く考えぬラストシーンに呆然とさせられました。白馬と少年が穏やかに過ごせる場所がこの世にはないのでしょうか。世間の常識、倫理観とやらいうものから外れた友情や愛情がこの世から除外されなければならないのでしょうか。そうであったとしても絆を互いに切る事をしない「意志」に感じ入った作品です。
[映画館(字幕)] 8点(2008-07-28 01:15:53)(良:1票)
571.  赤い風船 《ネタバレ》 
映画の旧称が活動写真である事を思い起こさせる、動く写真の魔力を実感させられました。ラストは切ないです。少年と風船が穏やかな日々を過ごせる場所は空の彼方しかなかったのでしょうか。
[映画館(字幕)] 8点(2008-07-28 00:58:52)(良:2票)
572.  また逢う日まで 《ネタバレ》 
念願の初鑑賞。伝説のキスシーンに関しては、生涯ただ一度交わした口づけがガラス越しであったと想像していましたので肩透かしを受けました。しかし、互いを隔てるガラスという障害は克服出来た二人が戦争という障害に抗えずまた逢う日が訪れなかった儚い恋物語は見応え充分でした。「1間でいいから・・・フライパンを買って・・・子供は何人がいいかしら・・・」「絵の勉強をしなさい・・・・本は読まなくちゃいけない・・」「何としても生きてなきゃ・・」別れの悲しみは口にせず将来を語り合うシーンは何ともやるせないものです。「お国の為」を謳いながら国の民のささやかな願いを踏み潰す戦争の過ちを唱える監督の信念がずしりと響く作品で、この先忘れる事はないでしょう。
[DVD(邦画)] 8点(2008-06-07 00:38:16)(良:1票)
573.  髪結いの亭主 《ネタバレ》 
深刻ぶらず心地よさだけを求める事を信条とする表面上の穏かさとは裏腹の激しい心情を持つ夫婦の朝も昼も夜も離れずに暮らす10年の歳月。客は「今は魅力でも何時か消える、魅力を感じなくなったら他のを探すだけ・・・」と語ります。苦楽を共にする、表裏一体の愛憎。これらの心地よくない部分を受け入れる事を拒否した女房の幕引き。残された亭主の佇まい。浮世離れしたお伽噺にほろ酔い加減の心地よさとほろ苦さを噛み締める作品でした。
[DVD(字幕)] 8点(2008-05-18 14:49:04)
574.  アンタッチャブル
ギャング映画に於いて「ボス率いる一味対司直」というお話は奥行きのないものですが、最後まで退屈する事なく鑑賞でき何度も観た作品です。デ・パルマ監督の暴力描写は特有の生々しさがあり、体現しているデ・ニーロ、ショーン・コネリーに惹かれるのです。中でも、食事会におけるデ・ニーロが見せる表情は圧巻で、「デ・ニーロ名場面集」1,2を争うシーンです。マイナス点は白ずくめの男に対する制裁で、感情的にどうであれ私は支持出来ません。
[ビデオ(字幕)] 8点(2008-03-16 10:52:43)
575.  斬る(1962) 《ネタバレ》 
冒頭のただならぬシーンから一気に惹きこまれ最後まで画面に釘付けとなりました。実の両親、旅で出会った女性の非情な最期に潔く臨む姿に心打たれてしまいます。出生の秘密を知り、慈愛に満ちた養父の仇を斬った時点から信吾の最期が予感され、養父と同じく慈愛に満ちた大目付が謀に倒れる一連のシーンでのウグイスの鳴き声にいよいよかと覚悟してしまいました。信吾が懸命に大目付を探す城内の無人で異様な静けさにこの上ない非情さを感じました。「わが剣を破る者があれば、剣とともにわたくしも滅びたい」の願いが叶わぬとも潔く果てた姿に感服しました。
[DVD(邦画)] 8点(2007-12-22 00:04:59)
576.  チャイナタウン
完全にニコルソンの虜になり、ポランスキーに興味を抱くきっかけとなった思い出の作品です。30年ぶりの鑑賞となりました。ゲティスは、はしたないジョークをとばし、のされてヨレヨレの姿を晒す完全無欠でない人物ですが鼻に絆創膏を貼り付けようともビシッと決めたいでたちに、当時わけもなく色気を感じました。その色気は仕事で笑われたくないという信念からくる打たれ強さであり、悲しい思いに押し潰される事なく背負って生きていこうとする芯の強さからくるものなのだと今は思えます。人間外見ではなく中身であるとは小さい時から聞いてきましたが、外見が中身を造り中身を語る事を気づかされました。そして、とてつもない辛苦を背負いながらこのような作品を作り上げたポランスキーがゲティスとだぶって見えました。死体の描写と依頼人の父親の欲望の生々しさにポランスキーの怨念のようなものを見た気がしました。
[DVD(字幕)] 8点(2007-11-19 22:10:10)(良:2票)
577.  シンシナティ・キッド
エドワード・G・ロビンソン目当てでの初の鑑賞でしたが充分に満足できました。若き日のロビンソンが重なり合う、度胸満点で向こう見ず、野心に満ちたキッドを演ずるマックィーンに相対した姿に、歳を取ってしまったのではなく、歳を重ねた者が持つ凄みを見ました。大勝負の駆け引きは無論のこと、男と女の駆け引きも見応えがありました。そして、舞台となったニューオーリンズ、惹かれるものがありました。一度行ってみたいです。
[DVD(字幕)] 8点(2007-05-31 16:13:07)
578.  犯罪王リコ 《ネタバレ》 
成り上がりから破滅へ。物語はお決まりの展開ですが、圧倒的な存在感で作品を支配するリコは数多あるギャング映画の中でも傑出したキャラクターで、そのふてぶてしさには、魅了されます。一片の情が破滅の末路へと向わせるジョーと相対するシーンと最期のシーンは忘れ難い名場面です。ここ一番の場面で情け容赦なく行動できる者だけが頂点に昇る事ができるのだという事を実感させられました。
[DVD(字幕)] 8点(2007-05-19 01:19:09)
579.  戦場にかける橋 《ネタバレ》 
決して節を曲げず部下の前では背筋を伸ばして歩き、仕事を通じて部下を成長させようとするニコルスン。現実を把握し、独り悔し泣きにのたうちながらも譲歩した斉藤大佐。リーダーのあり方を考えさせられました。爆薬の設置から爆破に至る息詰まる展開を経てのラストシーン、 madness madness 狂った指導者が巻き起こす戦争という気違い沙汰を知らしめてくれます。今回、劇場で鑑賞出来た事は幸運でした。
[映画館(字幕)] 8点(2007-04-21 01:29:27)
580.  自転車泥棒 《ネタバレ》 
泥棒行為の背景にある、敗戦による庶民の疲弊した暮らしぶりの描写は当時のイタリアのありのままの姿なのでしょう。親子の自転車追跡の過程での世間の非情さもありのままの姿なのでしょうか。万策尽きた父は泥棒をしてしまいます。「逃げ切れ」と願いましたが、本作はそれを許しませんでした。唐突なエンディングで理不尽さに不愉快になりました。しかし、考えてみますと、監督は父の背に「悪条件に負けて自らが罪を犯してはいけない、苦しくても前向きに生きよ」と言っているのであり、その事を学んだ幼い息子の大きな財産にもなったのです。嫌な人物ばかりの中で、警察に突き出す事を堪忍してあげた武士の情けを知る者がいた事は救いでした。
[DVD(字幕)] 8点(2006-12-11 00:35:27)
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