41. ローマの休日
まるで小さな宝石のような、美しい映画ですね。オードリー・ヘプバーンに見惚れてしまいます。 8点(2003-12-02 00:01:18) |
42. 夜の大捜査線
最初はバージル(シドニー・ポアチエ)に感情移入しながら観ていましたが、最後の方はギレスピー(ロッド・スタイガー)ももう一人の主役なんだと納得しました。ジットリとした熱さを感じるテーマ曲もよかったです。 8点(2003-11-27 22:21:12) |
43. 緋牡丹博徒
藤純子演ずる「緋牡丹のお竜」が活躍する任侠映画シリーズ第1弾。話の筋は様式化された東映任侠物の女性版というところですが、登場人物がとにかく魅力的です。まず、女心と渡世の狭間で揺れるお竜にマジ惚れてしまいます。脇では、お竜に恋心を抱き、暖かく見守る兄貴分の熊虎親分(若山富三郎)がいい味を出してますし、お竜の力強い味方、堂万一家の女親分おたか(清川虹子)も貫禄たっぷりで、この二人はシリーズのレギュラーとなります。あと本作では、コワモテの悪役イメージの山本麟一が朴訥なお竜の子分を演じていたのが印象的でした。今のご時世、本作のような義理人情ものを受け入れられる人が果たしてどれだけいるか疑問ですが、私は久々に観て新鮮にすら感じました。ただ・・・、本シリーズ最強のずっこけポイントは藤純子自ら歌うテーマ曲のメガトン級のヘタクソさ(激汗)。しかしまあ、ご愛嬌で許してやっておくんなさい。 8点(2003-11-22 15:51:58) |
44. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐
前作で「おあずけ」を食った分、おいしく頂けました。しかしまあ、ルークとレイアが老けていたので、時の流れを感じてしまいましたね。変に理屈をこねて娯楽性を損なうよりも、安直に大団円という締め括りで良かったと思います。 8点(2003-11-21 20:57:23) |
45. モスラ(1961)
唯の巨大な芋虫と蛾であるモスラが何故人気ある怪獣キャラになったのか。それは「怪獣」に感情移入できるシナリオの勝利と言えるだろう。ザ・ピーナッツ演ずる双子の小人という「小美人」もインパクト大。文句なしに日本特撮映画の傑作であろう。 8点(2003-11-18 18:56:17)(良:1票) |
46. ガメラ2 レギオン襲来
前作が良かったので、かなり期待して観ました。期待通りの展開で終盤を迎え、最後はガメラ渾身の必殺技に度肝を抜かれました。あっぱれ、です。 8点(2003-11-15 20:00:49) |
47. レザボア・ドッグス
冒頭に登場する男どもの面構えを眺めているだけで楽しくなってきます(ブルーとブラウンが早々に舞台から消えてしまうのは残念ですが)。いかにも低予算なのに、それを補って余りあるパワーを感じます。 8点(2003-11-15 17:14:28) |
48. 乱
まず絢爛豪華な映像に唸らされます。特に三の城攻めの描写は鳥肌ものでした。何だかんだいってこんな画は黒澤監督にしか撮れません。ドラマについては所謂「悲劇」なので面白いという感じではないですが、憐憫の情を感じさせるラストが印象的です。 8点(2003-11-10 09:49:04) |
49. となりのトトロ
初見時すでにひねた大人になっていた私は、素直に観れる自信がありませんでした。でも、気持ちよく観ることができました。めでたし、めでたし(笑)。 8点(2003-11-09 06:14:38) |
50. ミッドナイトクロス
緊張感のある展開から一転して、見終わったあとに虚しさが漂います。この落差が本作の醍醐味だと思います。デ・パルマ監督の傑作の一つです。 8点(2003-11-04 21:49:48) |
51. トラ・トラ・トラ!
《ネタバレ》 初見時は史実を知らずに観ていたので「南雲、なんでもっかい攻撃せえへんねん!」とエキサイトしてしまいました。昨今では、外務省のヘボぶりが頭に来てしまいますが。決行までの過程もうまくまとめて描かれているし、艦載機の発艦、湾への侵入・攻撃シーンなど映像も凄いし、真珠湾攻撃を知りたいならこの一本ですね。 8点(2003-11-03 04:53:47) |
52. 燃えよドラゴン
子供の頃、ブルース・リーの真似が流行ったことを思い出します。私もご多分に漏れずビニール製のヌンチャクを買いましたっけ。改めて本作を観てリーの凄さを再認識しましたが、敵役がもっと強そうなら言うこと無しなんだが、とも思いました。 8点(2003-11-02 18:32:38) |
53. 刑事コロンボ/逆転の構図<TVM>
この作品、犯人は用意周到で偽装工作も非常に手が込んでます。それに対するコロンボの追い込みですが、とぼけてるというか、人を食ったというか、いやはや何とも(笑)。ドラマの合間の愉快な一幕とともに、印象深い一本です。 8点(2003-11-02 03:44:08) |
54. 柳生一族の陰謀
《ネタバレ》 お堅い権力の犬である但馬守の冷静な仮面が剥がれるラストが見所。ほかにも梅津栄、成田三樹夫らの白塗りの公家など、観るものを楽しませる要素がテンコ盛りです。 8点(2003-10-30 21:52:04) |
55. 刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM>
犯人役、パトリック・マッグーハンの存在感は見事です。コロンボの犯人追い込みネタも秀逸、シリーズ屈指の傑作であり、観て損はしないとおもいます。 8点(2003-10-30 05:52:27) |
56. ストーカー(1979)
初見はTVの深夜放送で、何気なく観ているうちに、わけの判らないまま終わってしまいました(汗)。ただ、映像がとても気持ちよかったので、ソフトを見かけたときおもわず買ってしまいました。私にとっては、癒し系の映画です。 8点(2003-10-30 04:27:59) |
57. 仁義なき戦い 完結篇
《ネタバレ》 「代理戦争」、「頂上作戦」の後日談的作品といえるが、完成度は高いとおもいます。シリーズ初期からのお馴染みの面々が、あるものは殺され、あるものは引退していく。やはり、ここまで見届けないとすっきりしないし。シリーズ全体では10点満点、ぜひ全編を通して観てもらいたいです。 8点(2003-10-25 14:53:20) |
58. 仁義なき戦い 頂上作戦
《ネタバレ》 「仁義なき戦い・代理戦争」とセットでご覧になることをお奨め致します(笑)。頂上作戦とは警察の暴力団対策の名称で、組織のトップを検挙することで、抗争の拡大を未然に防ごうというもの。原作ドキュメントでは警察サイドにも力点を置いていますが、本作ではあくまで中心は極道たちで、深作監督らしいまだるっこしさのない娯楽作品に仕上がっています。 8点(2003-10-25 14:31:38) |
59. 仁義なき戦い 広島死闘篇
《ネタバレ》 やはり、千葉真一演ずる大友のブチキレぶりが一番印象に残っています。この大友は完結編で宍戸錠で再登場します。このシリーズは登場人物が別の役者に替わったり、同じ役者が別役で何回も登場したりするので注意してみる必要があります(笑)。 8点(2003-10-24 21:43:03) |
60. ミクロの決死圏
子供の頃に観て大好きになった作品なのですが、記憶にかなり補正が入っていたようで、後年LDを購入して観たときには少々ガッカリしたというのが正直なところです。映像重視の人はここでの評価を若干差し引いた方がよいでしょう。とか言いながら、やっぱり好きなのでこの点数です。 7点(2004-04-30 23:26:34) |