Menu
 > レビュワー
 > ぽん太 さんの口コミ一覧。3ページ目
ぽん太さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 196
性別 男性
自己紹介 映画を見てなにか感じたこと、考えたことを記録に残しておきたいときに、レビューを書いています。見た/見直した直後に書くようにしてます。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順12345678910
投稿日付順12345678910
変更日付順12345678910
>> カレンダー表示
>> 通常表示
41.  オデッセイ(2015)
力強い映画。アメリカ人のユーモアへのこだわりって、生きる術なんだなーといつも思うんだが、この映画の中でも、絶望的な状況において、そして誰も聞いてくれる人がいない状況においてすら、ユーモアに溢れた言葉を言うことこそ、正気でいるための技術なんだな、と思った。そして、これまでどちらかというと無表情でなにか闇を抱えた役柄が多かったマット・デイモンが、極めて自然にそんなユーモアに溢れたいかにもアメリカ人然とした役を演じていたのが印象的だった。すっかりおっさんになったマット・デイモンにもようやく年相応の、そして今後に向けて広がりのある役が来てよかったなー、というのが感想。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-20 05:03:07)
42.  ジャージー・ボーイズ 《ネタバレ》 
エンタテイメントに対する、監督の敬意を感じた。あのマフィアによる仲裁のシーンで、ニックやボブがトミーのだらしなさをここぞとばかりに言い立てたあと、フランキーはニックに対して「音楽に対して真摯でないのが残念だ」とだけ言うんだよね。それまで、ニックへの評価を曖昧にしてきたフランキーのこの言葉にこそ、監督がいかにエンタテイメントに深い敬意を抱いているかが表れていると思った。 もちろんイーストウッド作品なので、人間ドラマも描かれてはいるが、フランキーの家庭の壊れ方なんかはわりとステレオタイプな感じがして、ちと残念。 この作品もまた、一流エンタテイメントへの敬意を持ちつつも、気楽に楽しめばそれでよいのかな、と思った。
[映画館(字幕)] 7点(2014-10-09 20:49:01)
43.  真夏の方程式
純粋に楽しめた。何よりストーリー。吉高の演技がどんなに酷かろうと、風吹ジュンがどんなにやりすぎであろうと、ストーリーが面白ければ、引き込まれるものだ。決してスッキリとするエンディングではないし、やりきれない内容ではあるけれど、でもそれが人間なのだという説得力が、この話にはあると感じた。主役の福山ですら、ストーリーとそれを織り成す人間たちを前にして脇役にしてしまう、潔い演出が成功していると思う。
[映画館(邦画)] 7点(2013-08-14 20:24:37)
44.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
面白い。けど、一方でこれは失礼な映画だと思った。ジャマールが2000万ルピー、そしてラティカを手に入れたことは「運命」だと語られたわけだが、だとすればまったく同じ境遇に育ちながらあのように死んでいったサリームの人生も、また「運命」だということか。それはちと、違うだろうと思った。たとえば幼少のころにサリームがジャマールの宝物(サイン)を勝手に売ってしまうようなシーンをはさむことで、まるで兄の行く末が彼の生来の性格によるものであるかのように、この映画は観客の理解を密かに誘導している。もちろんジャマールのマジメで素直で一途な性格描写は、それは2000万ルピーもラティカも手に入れて当然だよね、という理解の誘導であり、そういう意味で実はこの映画は客観的に運命というものを描いているわけではなく、「マジメに生きていれば報われる」という道徳を描いているのだ。でもさ、この映画にたくさん出てくる子どもたちのように、実際にはマジメに生きていても報われない人生はあのスラムにはたくさんいるのであって、そんな甘っちょろい道徳を描くための背景にスラムを持ってきたことは、報われない多くの人々に失礼だと思う。ま、でも、面白い映画であることには、間違いはない。
[映画館(字幕)] 7点(2009-05-16 20:56:27)(良:1票)
45.  トーク・トゥ・ハー 《ネタバレ》 
これは、すごい映画だ。そりゃあベニグノの行為を責めることは簡単だけれど、そんなことに意味はない。だって、彼は知らないのだから。アリシアとの結婚の考えをマルコにとがめられた時のベニグノの顔を見れば、彼が望み作り上げたアリシアとの関係が社会的には許されないものだということを、彼が本当に知らないのだということに僕らは気付かざるを得ないわけで、それは良いとか悪いとかいうことではなく、要するに客観的な「悲劇」でしかない。でもこの映画がすごいのは、単にそういう悲劇を描いていることではない。むしろこの映画のすごさは、たとえば「リア王」のようなシェイクスピアの悲劇ならば主人公は必ず最後に知らなかったということを知るわけで、その意味で悲劇は主人公に訪れるのに対し、この映画では主人公のベニグノが結局知らなかったということをことを知らずに死んでしまうということ、そのことにある。悲劇は主人公にとっての悲劇ではなく、残されたマルコやアリシア、そして観客に押し付けられるのだ。それはなんとも不快な出来事ではあるが、考えてみれば必ずしも人生にはカタルシスが用意されているわけもなく、押し付けられた悲劇とモヤモヤとした不快感は、僕らのリアルな世界をきわめて直接的に表現していると感じた。
[DVD(字幕)] 7点(2008-09-27 17:52:55)(良:2票)
46.  もしも昨日が選べたら 《ネタバレ》 
こりゃあ、面白い。もし邦題どおりに巻き戻しが可能なリモコンだったら、ストーリーの可能性は広がるけど、どうしてもSF的な「ありえない感」が出てしまうだろう。でも、早送りで嫌なことを飛ばせるっていうのは、もちろんありえないんだけど、でも巻き戻しよりは体感的に身近な感じがするし、だからこそ妙にリアルな面白さがある。リモコンに学習機能が!、とか、水泳のコーチが妻と!、とか、予想しない展開が細々出てくるのも楽しい。アダム・サンドラー一流の軽さゆえ、説教くさくないお気楽さが心地よい、よく出来たコメディ。
[DVD(字幕)] 7点(2008-09-23 15:56:02)
47.  アヒルと鴨のコインロッカー
一度散らばった要素がジグソーパズルのようにはまり込んでいくところに、快感を覚える、よく出来たミステリー。そして同時に、どんな物にも、どんな人間にも、パッと見ではわからない多様な面が隠されていることを、濱田岳と一緒にはじめて学んでいるような感覚になれる、よく出来た青春映画でもある。何度も見たい映画ではないが、なぜかこの映画のことを憶えていたほうがよいような気がする、不思議な映画。
[DVD(邦画)] 7点(2008-08-02 13:24:10)
48.  銀色のシーズン
ああもう、雪山好きな自分にとっては、ゲレンデが舞台な映画というだけで点数が甘くなってしまう。すんません。実はこれをみる直前に、飛行機で「私をスキーに連れてって」を見る機会があって結果的に見比べることになったのだが、もちろん映画の狙いの違いこそあれ、スキー滑ってるシーンの素晴らしさには隔世の感があり、撮影技術というのはどんどん進化しているんだなあと感じた。もちろん、ゲレンデやスキーが舞台になっているわけだが、むしろテーマは青春の挫折と再生。こう書くと古臭いテーマではあるが、非常に明快に、しかもカッコよく作りこまれていて、よかったと思う。瑛太のナチュラルな演技も良かったのではないだろうか。
[映画館(邦画)] 7点(2008-01-21 19:25:45)
49.  私をスキーに連れてって
なにやら飛行機に乗ったら今さらながらに流れていたので、思わず見てしまったのだが、今見ても充分楽しめる映画だと思った。飛行機のパンフレットでは、「トレンディドラマの先駆けとなった作品」みたいな説明があったのだが、むしろこのときのホイチョイは、トレンディドラマの先を行っていた気がする。というのも、この後迎えたバブル・トレンディドラマ全盛期の頃のドラマの主人公(男)は、たいていカッコいい職場で仕事をばっちりこなし、しかも軽いノリで女を扱える、そういう人物造形がメイン。ところが、なんだか優しいだけの優柔不断な男が主役になってくるのが、バブル末期~崩壊後の「東京ラブ・ストーリー」「あすなろ白書」「ロングバケーション」。そう考えると、なんだか仕事は出来ないし、うまく女とも付き合えない、スキーしかとりえがない、そんな男を主人公に持ってきたこの映画は、バブルの酔狂に浮かれたトレンディドラマには終わらず、成長物語を取り入れたという意味でトレンディドラマの先を行っていた、そんな評価が出来るのではないかと思った。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2008-01-21 00:37:25)
50.  マルチュク青春通り 《ネタバレ》 
「25年目のキス」を見たときにも思ったのだけど、高校生の世界にはその世界なりの「論理」がある。大人になってから見るとバカバカしい世界だけれど、当人にとってはそこで生きるということはそれは大変なことだ。ヒョンスも、そしてウシクも、最終的に自分にとって大事なもののためにそんなバカバカしい世界を卒業したわけで、それはめでたいことだけれど、彼らが同時に他の何かを諦めたということは大人になるということの寂しさを感じさせ、その独特な感傷がこの映画の素晴らしい点だと思った。俺は決して高校時代に戻りたいなどとは思わんが、でも、当時の自分にはまだ失うものがたくさんあったとのだということを思うと、やはり高校時代を振り返ると切ない思いを感じる。
[DVD(字幕)] 7点(2007-07-16 19:11:38)
51.  ジョー・ブラックをよろしく 《ネタバレ》 
役柄上、いつものような過剰さのないブラッド・ピットも悪くなかったが、この映画はなにより、アンソニー・ホプキンスのものだと思った。仕事も、家族も、すべてをやり尽くしたという満足感をもって死に臨む、そういう姿に嘘臭さを感じさせないホプキンスの演技が素晴らしい。だからこそ、ホプキンス演じるウィリアムが語る言葉に説得力があるし、それに魅かれてやってくる死神という突拍子もないストーリーですら、真実味を帯びている。若干長すぎる感がしなくもないが、時間分、深い感動を与えてくれる佳作。俺も充分やりきったと思って死ねるように、がんばって生きよう。
[DVD(字幕)] 7点(2007-04-30 13:14:51)
52.  2番目のキス
きわめて個人的なことなのだが、最近ドリュー・バリモアの映画を見るたびに、彼女にはまっていく自分が怖い・・・。そんなことはともかく、お気軽なラブストーリーを楽しみながら、アメリカンジョークとか文化とかを学ぶことができる、楽しい映画だと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2007-03-04 19:30:58)
53.  イン・ハー・シューズ
人を赦すことは難しいことだけれど、そうすることが出来たら、より強い関係を作ることができる。この映画は姉妹に体現させると同時に、わずか2時間の間に観客にその可能性を感じさせてくれる、すごい映画だ。はじめはわざわざ姉妹の理解しがたい面をあえて観客に見せつつ、最後は観客も彼女たちを赦してしまう。その不思議なカタルシスに、この監督の異能を感じた。
[DVD(字幕)] 7点(2007-02-08 16:10:26)
54.  ボーイズ・オン・ザ・サイド
人間のどうしようもない寂しさが描かれた、貴重な映画。そして、たとえばパズルのようにピタッと誰かが誰かを支えるなんてことはできないというやるせなさを前提にした上で、それでもなお人が人を思い合うことでかけがえのない関係を作れるのではないかという可能性を感じることのできる映画でもある。この感情をなんと呼ぶのかわからないが、ドリューが帰ってくるシーンで涙を流した。
[DVD(字幕)] 7点(2006-07-22 14:49:37)
55.  M:i:III 《ネタバレ》 
俺的には一作目の重々しい切り口がお気に入りだったが、二作目がああなった以上、もうその路線でいくしかないのは当然。しかしそれにしても、緻密な作戦など無縁に、個人技と運に頼りきったストーリーはいただけない。だいたいそもそも、最後は「愛のために」って、「ミッション」でも何でも無いじゃん(笑)。でも、ジョン・ウーとはまた違った長回しのアクションシーンはまた面白く、トムちゃんが全力で走りまわる姿が際立って、それはそれで楽しかったかも。あれで43歳とは。。。
[映画館(字幕)] 7点(2006-07-09 02:11:22)
56.  アンジェラ(2005)
リュック・ベッソン版「電車男」。思いっきりわかりやすい成長物語に、はじめはくだらないな~と思いつつも、いつの間にか主人公に自分を重ねて観ていた自分に気付き、一人赤面。エンディングは「フィフス・エレメント」よろしく仰天のハッピーエンドになっちゃっていて評価が分かれるだろうが、これはこれでよかったと思った。そうじゃなかったら、色々あっても主人公の人生は結局モノクロなまんまになっちゃうから。自信を無くしている時に、夜中にこっそり一人で見たい一本。
[映画館(字幕)] 7点(2006-05-26 21:42:56)(良:1票)
57.  ダ・ヴィンチ・コード 《ネタバレ》 
バチカンからは猛烈な反発があったらしいが、この映画の中ではテーマとなるスキャンダルに対してあらゆる価値判断をしないように気を使って作られていたと思う。そして、観客にもスキャンダルの正当性について思いをめぐらす暇をあたえず、そのかわりにむしろ宗教とか伝説が長い間語り継がれていることの不思議さを純粋に感じさせてくれる。たいしたメッセージがあるわけでもないが、俺みたいな歴史に不勉強な日本人でもヨーロッパの歴史世界に入り込める、良く出来た娯楽作。
[映画館(字幕)] 7点(2006-05-20 22:22:13)(良:1票)
58.  キャプテン・ウルフ
しまうまさんのご指摘のように、「キンダーガートン・コップ」のアイデアそのものではあるけれど、よく考えられたストーリーでなかなか楽しめた。おそらくヴィン・ディーゼルのために作られたキャラクターなのだろう、いつになくナチュラルに演技するディーゼルがよかった。こういう余計な、というか、複雑な感情とか関係を抜きにして、かつハートウォーミングな映画が作れちゃうのは、ハリウッドならではだよな~。
[DVD(字幕)] 7点(2006-05-13 18:23:25)(良:1票)
59.  50回目のファースト・キス(2004)
たいしてイケてない女とたいしてイケてない男によるリアリティー皆無のラブコメだが、余計な背景とか省いちゃった潔いストーリーで、素敵な映画になっている。毎日恋人と新鮮な気持ちで知り合えるなんて、正直うらやましいな~、などとおき楽なことを思いながら楽しんだ。いかんせん、タイトルが直截的すぎる気がした(原題)。「Good morning, Lucy」のほうが良かったのに・・・というどうでもいい個人的な感想。
[DVD(吹替)] 7点(2006-04-29 20:12:41)
60.  Vフォー・ヴェンデッタ 《ネタバレ》 
初日で込み込み、なんだか知らんがピントが合っていない画面、そして前後でいびきかいて寝ているおっさんが・・・という劣悪な環境で見たのだが、その環境を忘れてなかなか楽しめた。すでに多く語られているとおり、ウォシャウスキー兄弟はマトリックスの世界観を踏襲し、人間の解放を謳いあげていたりするわけだが、改めて思うのは、自分を含めてこの映画を楽しんでしまうようなサブカルチャーずぶずぶのメディア耽溺人間が、じゃあ解放されて謳いあげる何かを持っているのかというと、必ずしもそうではないということをおそらく兄弟が気付いているということ。彼らがそれを揶揄しようとしているのか、あるいは本気で変えられると思っているのか分かりかねるところに、微妙な苛立ちを感じる映画でもある。
[映画館(字幕)] 7点(2006-04-22 23:35:16)
010.51%
121.02%
263.06%
32110.71%
42311.73%
53216.33%
63819.39%
73819.39%
82211.22%
9126.12%
1010.51%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS