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カリプソさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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自己紹介 うどんと映画とマーク・ノップラー。これさえあれば幸せです。

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41.  かもめ食堂
北欧の小さな食堂を中心に、とても静かに進行する物語なのに退屈どころか、充実感一杯でした。シナリオもいいのだろうけど、3人の役者がとにかくうまい。片桐はいりはやや、くどかった(いや、いいんですよ)ものの、小林さんのナチュラルさとモタイさんの重厚な演技は絶品です。それにしても小林さんは年を負うごとに綺麗になっていく。それも作品を見終わった後に強く感じるのが、不思議です。最後の“いらっしゃい”はその人となりを端的に表した、素晴らしい演出、演技でした。そうそう出来るものではありません。
[DVD(邦画)] 8点(2007-09-14 00:05:47)
42.  リンダ リンダ リンダ
題名とあらすじで流行の“非現実的スポコン文化祭”ものと思っていた。しかし、似ているのは表面だけで中身には“ふつうの青春”がぎっしりと詰まっていた。ロックをやってきた彼女たちの文化祭での演奏までを異性や友人関係を交えながら、バカ騒ぎするでもなく、割りと淡々と写してゆく。僕が高校生だったころの匂いを少し嗅げた気がした。これでは松ヶ根やコケッコーも見なければなるまい。ペ・ドゥナが歌う“僕の右手”も良かったよ。
[DVD(邦画)] 8点(2007-09-09 03:38:58)
43.  穴(1957)
赤線地帯でもそうだったが、京マチ子がセリフの中でしれっと言うアドリブ(たぶん)がたまらなくおもしろい。コミカルでキュートでグラマラス。なんて魅力的なんだ。もちろん物語の面白さもあるけど終始、京マチ子の軽快で小憎たらしい演技に圧倒されました。そんな彼女について少し調べました。80を超え、もう隠居かなと思っていたら、なんのなんの去年は京都南座の舞台で主演されてるではないですか。今年はお休みのようだが行きたかったなぁ。ここならすぐに行けるのに・・。これから南座は要チェックです。そして更に驚いたのは、この歳まで彼女は独身を通したらしいのですよ。信じられません。しかも現在も演技されている。この銀幕のヒロインが現役のうちに是非、その演技を目に焼き付けたい。若尾文子といい香川京子といい、この時代のヒロインたちは今も尚、本当に元気で美しいです。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-08-25 01:40:20)
44.  太陽のとどかぬ世界 《ネタバレ》 
凄いな~クストー船長は。40年もむか~しの作品なんだが、SFの世界を完全に作っちゃってます。水深11Mにむさ苦しい男が何人も生活できるコテージ(洗面器に空気を入れたまんま沈めた感じ)を造り、26Mに実験的な居住スペース、50Mに鮫避け檻、300M近く潜れるアダムスキー型潜水艇(二人乗り)ともうあっけにとられっぱなし。この潜水艇の海底ドックなんか面白すぎです。前作よりもかっこよくなったウエットスーツにボンベを背負ってコテージの底からまるで勝手口から出入りするように海中へ泳ぎだす。水中スクーターなんか更に進化していて、もうやりたい放題。いろんな生物も捕まえたり、寝ている魚を観察したり、テズルモズルに驚いたり(これは僕もびびった)と楽しそうで楽しそうで。オープンウォーターとしてはうらやまし~。でも潜水艇の探検はもっと凄い。今ではたいした深度ではないが、なにせパイオニアだから緊迫感が違う。真っ暗な海底に何がいるんだろうとドキドキしてくる。オンデンザメ?が出てきた時は音楽もあって本当にびっくらこいた。珍しい深海生物を探しながら今回は300Mで終わったが、更に深い底を覗き込む映像とナレーションがとっても印象的でした。次は「海の百科」でも見るか~。
[DVD(字幕)] 8点(2007-07-12 01:30:57)
45.  祇園の姉妹(1936)
溝口作品はどの話もとても判り易いと改めて感じた。なんだろう時代はやっぱり古いのだが時代を感じさせないというか、逆に新しさを感じたりもする。カメラワークなどERのようである。そして流れるような自然な演技も凄い。役者とはこういうものか。本物の祇園の芸子のよう。そう、祇園の町の情景といいドキュメンタリーといっても言いぐらい。でも、こんなに凄い溝口作品の数々をどれだけの人が知り、そして見ているのだろうか。このサイトの役割は大きそうだ。
[映画館(邦画)] 8点(2007-05-02 00:41:59)
46.  十五才 学校Ⅳ
自分の殻に閉じこもる世間知らずな15才が旅を経て、少しづつ成長するという話も良かったが登とのエピソードは特に良かった。そう、あの浪人の詩が何故か心に響いた。世知辛い世の中だと感じる者には何かしら訴えるものがあるのかもしれない。現実には中々そうはいかないがこういう想いを胸に生きて行きたい。雲より遅くてじゅうぶんさ。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-04-30 13:47:52)
47.  ストロベリーショートケイクス
いい映画ですね。大都会で孤独に生きるリアルな日常を切り取り、それぞれが抱える期待と苦悩を静かに映し出している。歯ブラシをそっと持ち帰るちひろやハムスターを埋めてやる塔子、坂道を自転車で勢いよく駆け上がる秋代や神様にお願いをする里子。そして、それぞれを写す背景描写も印象的。新しい何かが始まりそうなラストも好感がもてる。深夜にそっと見ればなお良いような気がした。秀作。
[DVD(邦画)] 8点(2007-04-30 13:23:11)(良:1票)
48.  カーズ
ピクサー好きなんだけど、どうも擬人化した車をイメージできず、ここまで未見だったのだが、なんのなんのやっぱり面白いではないですか。66号線の連中は愛嬌たっぷりだし中でもフェラーリ好きのタイヤ屋コンビは最強でした。ラストのタイヤ交換なんか胸の好く思いでしたよ。素直に楽しめました。でもピクサーのCGの進化を見ていると近い将来、実写は廃れるのではないかと少し不安になったりもします。車のコーティングの光具合やアスファルトの質感、夜のネオンまで本当にすんごいです。どこまで表現するのでしょうか?まあ楽しみではありますけど。7月公開のレミーなんちゃらも面白そうです。是非、行ってみたいですね。そうそう忘れてました音楽もグッドです。
[DVD(字幕)] 8点(2007-04-26 23:45:05)(良:1票)
49.  ファウスト(1994)
たしかにあの操り人形は恐ろしい。滑稽さが余計に怖い。でもそれ以上に、人間の描写が怖い。特に顔のパーツや手足のアップはおぞましい。そう、食事中もおぞましい。この作品、もし子供の頃に見ていたら絶対、トラウマになってそうな気がする。でも表現力は凄いんだなぁ。
[DVD(字幕)] 8点(2007-04-21 18:21:24)
50.  近松物語
はぁ~美しい画の数々に惚れ惚れした。峠の茶屋でおさんを置いて行こうとする茂兵衛に気付き、振り返るおさんの表情には最高に鬼気迫る美しさがあった。だが、その美しい画とは反面、おさんと茂兵衛が互いに想いを寄せる出発点が不透明で、死を覚悟してでも添い遂げようとする激情に達するまでの説得力が弱いような気がした。そう、お玉の存在も理解に苦しむし。美しさには酔いしれたが・・少し残念。
[DVD(邦画)] 8点(2007-04-11 01:36:45)
51.  世界の果てへの旅
NHKか何処かで何度か目にしたことのある映像ではあるが緊迫感が全然違うんだなぁ。パイオニアであるが故に危険が一杯。南極の氷に閉ざされた海をカリプソ号がグングン進む。砕氷船でもないのに・・。流石。だが、そうして辿りついた世界は生物も豊かでペンギン達にいたってはリアルハッピーフィート状態だ。もの凄い数である。そんな生物と戯れながらまた、危険な探検に出る。クレパスだらけの氷河を足元を確かめながら進んだりする。ハラハラドキドキものだ。「沈黙の世界」でもそうだったが彼らのチャレンジャーっぷりは尊敬に値する。でも、常に無茶が通る訳でもなく、前回の子クジラ同様、痛ましい事件も起こる。これだからNHKのように気楽に見ることが出来ないんだ。だが仕方がない本物の冒険だから。この作品を見終わってふと思う。白瀬隊長は何十年も前に極点近くまで到達したのかと。やはりここは世界の果てだ。
[DVD(字幕)] 8点(2007-03-28 01:57:19)
52.  少林サッカー
子供が最高の脚本を書いて、それを大人たちが大真面目で作ったような作品。ここまでやってくれたら逆に感動すら覚える。でもね、ただのバカ映画とは違い、少林寺と太極拳が主題になっているおかげでメリハリが利いているんだなぁ。陰と陽、攻と守でありサッカーにぴったり。そのテーマが作品に奥行きを持たせ、ある意味、上質の恋愛映画にもなっている。ラスト、ムイがシュートを止めた?シーンでは鳥肌がたつほど痺れた。あ~ムイの饅頭が食べたい。
[DVD(字幕)] 8点(2007-03-24 17:50:01)
53.  氷海の伝説
天と地が判らないような壮大な氷の世界。登場人物はイヌイット(おそらく本物)のみでやたらと演技がうまい。どうやって撮ったのだろう。まるでドキュメンタリーのような映像にびっくりした。こういう作品がもっと、表にでてくればと思う。秀作。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-03-05 17:18:24)
54.  銀河ヒッチハイク・ガイド(2005) 《ネタバレ》 
いや~楽しかった。もうネーミングからしていい雰囲気を醸し出してますよ。こっちはSFと思って見ているのにいきなりイルカが出てきて変な歌(♪さかなをありがとう~♪) が始まるし、やっと始まったと思ったら、みんなバカだし、ヴォゴン人は気持ち悪いし、大統領は新庄のマスクみたいだし、マイナス思考のロボット(マーヴィン)が役立たずで、いやこれは、妙にかわいいけどね。とまあ、随所で楽しませてくれる。でも冷静に見たらアイデアや独創的な造型が素晴らしいんだなあ。ビームサーベルと思いきや、パンを切りながら焼く装置とか気持ちが伝染する銃とか・・結構、洒落が利いてて感心する。肩の力を抜いて見れば最高ですよ。原作も見よっと。DVDのメニュー画面に熱核爆弾がクジラと鉢植に変わったボタンがあるから勇気を出して押してみて。あわてずに・・。
[DVD(字幕)] 8点(2007-03-02 03:01:04)
55.  黄金の七人
金塊盗んだまでは良かったがそれからは敵、味方がころころひっくり返り、どんでん返しすぎて元に戻ったりして、ほんとに最後まで気が抜けない。取り仕切るはずの教授がもてあそび過ぎ。それに振り回される仲間たちも実に滑稽。お洒落でかっこいいのにおもしろい。思わずニンマリさせられましたよ。コーエン兄弟あたりがリメイクすればおもしろいかもねえ。いや、もうレディ・キラーズ でこけてたか。
[DVD(字幕)] 8点(2007-02-22 20:12:42)
56.  ギャラクシー・クエスト
なんて夢のある作品なんだ。それにCG?何あれ?8年前ってこんなに技術あったっけ?ものすごくリアルで驚きました。ほんと脚本がいいんだろうね、こんなにバカバカしい話が整合性がきちんとあるおかげでサイコーにおもしろい。しかしラストの着陸のシーンは何人か死んでるはずだ。
[DVD(字幕)] 8点(2007-02-18 02:57:35)(笑:1票)
57.  沈黙の世界 《ネタバレ》 
もう随分前、たしか小学生だっただろうか、教室か何処かで見たのを憶えている。夏には海でサザエを取ったり、素潜りで魚を突いたりして変わった生き物なんかを探すことが大好きだった僕にとって、大興奮するべき貴重な作品のはずなのに記憶に残っているのは子クジラがスクリューに接触してしまい大量の血煙りを海水に撒き散らしながら必死に逃げ惑うシーンだけが脳裏に焼きついていて離れず、他は憶えていなかった。大人になった今、改めて見てもあのシーンは変わることはなく強烈で生々しくとても怖ろしい。捕鯨とは違う凄惨さがある。もちろんそれは事故であり、この作品のほんの一部でしかない。当時の人たちは、海洋ドキュメンタリーの草分け的な本作を胸を躍らせて見たに違いないだろう。たしかに今見ても現在の海洋ドキュメンタリー作品にはない興奮が全編に渡り伝わってくる。それは広大なサンゴ礁や魚たちの圧倒的な美しさもあるが、たぶん時代による彼らのがさつさや危うさを感じるせいかも知れない。窒素酔いになるまで潜ったり、鮫を殺したり結構無茶してる。だが彼らは間違いなくチャレンジャーだと思う。でもこの記念碑的な作品に、もしあの子クジラのシーンがなければこれほど印象に残っただろうか。あの戦場にも似た現実感が僕には強烈すぎた。カリプソ号は文句無くかっこいいけどね。
[DVD(字幕)] 8点(2007-02-16 03:35:39)
58.  パトリス・ルコントのDOGORA 《ネタバレ》 
独特の映像処理を施されたオーケストラが奏でる音楽、合唱は聞きなれない音楽にも関わらず、あまりの躍動感に脳裏に焼きついて離れない。また、この曲がルコントの映し出すカンボジアの圧倒的な生命力と広大な風景に奇跡的に融合する。内戦により徹底的に傷つけられ、貧困に喘ぐ人々の生活をまるで彼らの叫びのような「DOGORA」という曲に乗せ、ただただ静かに追い続ける。何万という地雷が眠る大地に、抜け出せない貧困のスパイラルの中、たとえ悪臭とダイオキシンの漂うゴミの山を漁ってでも生きようとする人間の本能が悲しくも壮絶であるし、そこに生まれてくる子供たちはこの世界が全てであるかのように無邪気に生きていくのであろう。しかし、こういった絶望的な生活の中ででも人々は活気に溢れ、生を全うしている。この悲惨な状況とは比べようもないのだが、今の僕や日本とどちらが幸せなのだろうか?とふと思う。それほど、彼らの生活や雄大な景色、特に子供たちの姿に感動してしまうのだ。川沿いを延々と歩く少女の行く末には川の中に点々と建つ、あばら屋、不謹慎だがとても美しいと思えたし、足の届かない大人の自転車を乗りこなす少女の逞しさには昭和の記憶にも繋がる。土手にちょこんと座る子供たちが見つめる霞むように輝く荘厳な風景に息を飲んだ。あどけない子供たちの生気に満ちた目がとても印象的である。でも、この作品に点数を付けるとなると困惑する。この作品よりもっと饒舌にもっと幅広く表現したドキュメンタリー作品はたくさんあるだろう。美しい風景の中、貧しい人々が織り成す、生の営みや渇望を切り抜き「DOGORA」という稀有な音楽と融合させた、この作品をどう捉えるのか。難しい・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2007-02-14 03:59:04)
59.  バグダッド・カフェ
一見、冴えないジャスミンが彼女の持つ独特な感性で荒んでいたバクダット・カフェの住民たちの意識を氷を溶かすようにゆっくりと変えていく。実際に見ている僕もブレンダたちと同じようにジャスミンのマジックによって彼女に持っていた印象を変えられてしまった。それにしてもブレンダはこの店によくマッチしている。怒った顔は怖いけどね・・。
[DVD(字幕)] 8点(2007-02-11 00:43:03)
60.  素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 
天使が出てくるまでは「う~ん?」という感じで、今ひとつ入り込めなかったが、それからは妙にシリアスでラストでは気づかぬうちに泣かされていた。やはり(生まれていない世界)がボディーブローのように効いていたのだろう。因果応報、情けは人の為ならず、という諺をそのまま映画化したような健全で心温まる秀作。
[DVD(字幕)] 8点(2007-02-05 22:38:41)
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