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41.  花とアリス殺人事件 《ネタバレ》 
日常系というのでしょうか、ふわふわとしたシャボン玉の中を覗いているような、不思議な浮遊感のある映画でした。 猪突猛進タイプのアリス。ひねくれていながらも純真な花。キラキラと輝く彼女たちを取り巻く軽やかな日常の表現が見事。 サブエピソードも愛おしいものばかり。  特に平泉成演じるおじさんとアリスのやりとり。 「40年、短かったなぁ」 「長いよ」 「そうか。そうだなぁ」 この2人の感覚の違い、どちらも解るだけに妙にもの悲しく、微笑ましい。  いつまでもこの世界に浸っていたいと思えるほど、素敵な空気に満ちた映画です。
[DVD(邦画)] 8点(2017-01-19 14:56:49)
42.  百日紅 ~Miss HOKUSAI~
淡々と、楽しくも切ない日々を描く日常系アニメというジャンルだと思います。 とはいえ、ワンクールの連続アニメの構成を映画として持ち込んでしまったのは失敗。ぶつ切りのエピソードの羅列となってしまい、物語に大きな柱が存在しないので、え、これで終わり?と何とも拍子抜け。このストーリー展開であれば、物語の折々で触れられていた父の影から脱却。自分なりの絵の模索、自立、嫁入り、出戻りと結局ダメ人間の父を捨てきれない娘としての葛藤が柱となり得るとも思うのですが。  さらに、この音楽。なんでこんな音楽にしてしまったのかが解らない。普段は淡々と静かな音楽なのに、突然現代風のギターが鳴り始めても興ざめなばかり。いくら印象的なシーンだけに使われているとは言え、唐突感でいらっとしてしまいました。  雰囲気は良いので、もう少し構成と音楽に気を遣って欲しかったです。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2017-01-04 20:49:29)
43.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
「スパイがデス・スターの設計図を手に入れた」本編ではたったの一行で流された出来事。その出来事を描いたのが本映画。スターウォーズをコンサートに例えれば、ルーク達を歌手(主演)としたら、こちらは裏方のお話。デス・スターの設計図奪取というサブ的なエピソードなので、本編の世界観を踏まえた上で、どれだけ捨て石となった人々の意地を描けるのか? がお話のキモ。これが意外といっては失礼ですが、「弁慶の立ち往生」も含め、お見事なお話でした。本編は伝統のお伽噺そのものですが、こちらは最近映画で流行のダークでシリアス路線です。本編との毛色の違いを出しつつも、新しいスターウォーズとして作り上げられた本作。その毛色の違いも含めて本編よりもこちらの方が好みです。あえてフォースを持たない人々を描くことで、逆説的に「生きようとする強い意志。その意志が生み出す奇跡」こそがフォースである。誰にでもフォースは宿っている、と語らせたことも見事。決してep7のように不思議パワーとしてのフォースは描かれていません。帝国軍やダース・ベイダーも恐怖の象徴として圧倒的な悪の存在感を醸し出しています。特にダース・ベイダーに関しては白眉。本編すべて含めても、シスの暗黒卿の恐怖すら感じるような圧倒的な強さがこれだけ見事に表現されている映像は皆無ではないでしょうか。ただし、人物や背景紹介としての前編は退屈。ドニー・イェンが出てくるまではちと見るのがきつかったです。
[映画館(字幕)] 8点(2016-12-19 13:59:47)
44.  スーサイド・スクワッド 《ネタバレ》 
救いようのないワルが事情によって手を組まされるというのが話のキモ。にも関わらず、ウィル・スミスが主役クラスの出演という時点でお察しのでき。たがの外れた悪の魅力などこれっぽっちも描かれず、ひたすら悪役にも同情すべき点がある、というようなウェットな人情話的なものを延々と見せられても。そもそも原作のデッドショット(ウィル・スミス)は暗殺技術を磨き抜いた末に、自分以上の技術を持つ好敵手と死力を尽くして闘った末に破れ、華麗に殺されたいという願望を持つに至った狂人。好敵手を求めて自ら危険に足を踏み入れるような危うさが魅力のキャラクターでした。この映画ではウィル・スミスの善人キャラクターに遠慮したのか、狂った部分を省いてしまい、天才暗殺者。子煩悩な男という点のみのキャラクター設定になってしまいました。万事がこの調子。何もかもががっかりな出来でした。
[映画館(字幕)] 3点(2016-11-17 21:05:23)
45.  スター・トレック/BEYOND 《ネタバレ》 
スター・ミッション・インポッシブルといった映画でした。MIシリーズでは主演のトム・クルーズ自身が嬉々として危険なスタントを考え、こなしてきているので、最新作になるにつれて見応えも増してきていますが、こちらはどうにも凡庸なアクション映画。特に敵役に関してはとってつけたようなバックボーンを見せられても、という感想。スター・トレックに求められるものは宇宙のロマンでしょうが、そういったものを求めず、手軽な脳筋アクション映画としてみれば良いのかと。
[映画館(字幕)] 4点(2016-10-24 13:25:33)
46.  シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 《ネタバレ》 
前作ウィンターソルジャーを見て膨らんでいた期待がやや萎む映画でした。どなたかもおっしゃっていましたが、これではアヴェンジャーズ2.5。キャプテン・アメリカとは少し違います。一連のマーブル物を見ていないと完全に置き去りになってしまうでしょう。キャップとバッキーを中心に、5人のウィンターソルジャーとのエピソードを掘り下げて欲しかった。とはいうものの、アメコミ原作物がここまで陰惨に描かれるのは予想外でした。ルパン三世で例えるなら、ルパンと次元が仲違いした挙げ句、激化していく抗争の中でルパン側の不二子が銭形に銃撃されて半身不随に。ルパン自身は次元と五右衛門に叩きのめされた挙げ句利き腕を破壊され、次元は愛銃を、五右衛門は斬鉄剣を喪い、双方ともに満身創痍で完全に袂を分かつ、といった救いのない流れ。良くここまでアヴェンジャーズを破壊するのが許されたもの。ここから一体どのようにリブートしていくのか、想像もつきません。流れとしては政府の管理下に置かれたアイアンマン率いるアヴェンジャーズと、離反したキャップ率いるアンチアヴェンジャーズの誕生が描かれています。この二つの組織がこの先一体どのような展開を見せるのか? 次作があれば見てみたいと思います。
[映画館(字幕)] 6点(2016-05-17 16:00:44)
47.  ギャラクシー街道 《ネタバレ》 
笑えないお笑い芸人のショートコントの詰め合わせのような映画でした。酷評されるのが当然、これを見るなら寝ている方がまだまし、そんなことを言いたくなる映画です。
[ブルーレイ(邦画)] 1点(2016-05-03 21:09:50)
48.  バットマン vs スーパーマン/ジャスティスの誕生 《ネタバレ》 
話の枠組みはスーパーマン VS レックス・ルーサーであるのに、バットマン(とワンダーウーマン)を絡ませることでしっちゃかめっちゃかになってしまった残念な映画でした。バットマンが主体でウダウダウジウジと話が進んでいく(特に映画開始からの90分間)ので割を食ったのが本来メインであるはずのスーパーマン側。描写が薄く、完全に脇になってしまった影の薄いスーパーマンと、何がしたいのかさっぱり解らないレックス・ルーサー(メタ・ヒューマン-異能力者を目の敵にしているのは解りますが、周辺事情が描かれていないので良く解らないキャラクターになってしまいました)。一応伏線はあっても、無理に詰め込んだ感が否めないワンダーウーマン。90分を過ぎて、話の本来の枠組みであるスーパーマンVSレックス・ルーサーに話が戻っても、それまでのスーパーマン側の描写が薄すぎるので今更感が否めませんでした。この話の流れであれば、メタ・ヒューマンを敵視するレックス・ルーサーを主軸に据えて話を展開していった方が良かったような。もう少し筋がまとまっていればまだ見れたかもしれません。
[映画館(字幕)] 4点(2016-04-06 18:30:31)
49.  マン・オブ・スティール 《ネタバレ》 
まさに実写版ドラゴンボール。迫力のCGシーンが目白押し。とはいえそれが面白さと繋がっていないのが映画制作の皮肉なところでしょうか。あまりにやり過ぎるとリアリティが損なわれ、退屈してしまう見本のような出来です。ストーリーの方はというと、途中からゾッド将軍を応援していました。クリプトン人再興を願って気の遠くなるような年月をかけて星々を巡り、乏しい資源をやりくりしながらようやく地球に到達し、さあ地球のクリプトン化作業を開始した、と思いきや、再興の要である種族再生装置をスーパーマンに破壊されてしまう。鎧を脱ぎ、首を折られて絶命したのは絶望から来る自殺のように見えました。こんなことを考えてしまうのも、スーパーマン側の描写が薄く、行動に説得力を持たせられなかったからだと思います。色々と残念な作品でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2016-03-28 19:00:41)
50.  スウィートホーム(1989) 《ネタバレ》 
まごう事なき珍作です。この年代特有のチープさもさることながら、裏でゴタゴタがあった影響がそこかしこから伺うことが出来てしまいます。その浮いた感じがこの映画の痛々しさとして出てしまっています。中でも、文芸大作にでも出演しているかのような伊丹十三の大仰な演技。宮本信子の似合わないこと甚だしいふわふわのドレス姿。チープな作りとは裏腹な異様にミスマッチな部分は監督と、制作側のゴタゴタが端的に出ているのかなと。それが良い意味ではなく、珍奇な方に出てしまっているので見ていて痛々しい作品に感じてしまいました。
[ビデオ(邦画)] 3点(2016-03-23 15:36:02)
51.  人造人間ハカイダー 《ネタバレ》 
雨宮慶太は美術デザインとヴィジュアル(宣伝用のポスター等)だけに専念した方が良いものが作れると思う次第。
[ブルーレイ(邦画)] 2点(2016-03-09 18:19:43)
52.  バケモノの子 《ネタバレ》 
観ている最中、赤川次郎のコメントを思い出していました。赤川の小説作法は、大まかな流れのみを最初に考えておいて、犯人や動機などを決めずに書き始める。中盤に差しかかったところで改めて最初から見返して、犯人になり得る人間を見つけ出し、終盤は動機付けなどに費やす。読者に先読みをさせない工夫だといっていましたが、お察しの通り行き当たりばったりで説明的、無理のある薄っぺらい話が量産される所以でしょう。この映画も同様で、終盤の唐突な一郎彦の暴走からの下りはまさにとってつけたよう、一郎彦の掘り下げがまったく足りていないので唐突に暴走されても白けるばかり。友達A程度の扱いだった人物が突然ボス化されてもねぇ。他にも多々雑でとってつけた展開が見受けられたのが残念でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2016-03-03 10:51:43)
53.  es[エス](2001) 《ネタバレ》 
この実験最大の悪役が誰かと言えば、やはり主人公ですね。良い記事を書きたいばかりに無理矢理騒ぎを起こして事態をエスカレートさせていった責任は免れないでしょう。彼がいなければここまで騒ぎも大きくならず、現実の実験に即した結果に終わったのかもしれません。無責任な立ち位置から騒ぎを仰ぎ立てる傍観者。改めて考えてみればゴシップに群がって有名人をバッシングせずにいられない我々一般民の醜さを暗示しているのかとも思ったり。色々と考えさせられる映画です。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-03-01 23:09:57)
54.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
ご都合主義に最大限目を瞑ったとしてもこの点数が限度。中盤、ラティカを救いに売春宿に乗り込んでからの陳腐なストーリーにがっかりしました。ラティカにあれほど執心する、その核が描かれていないので余計にそう感じられるのでしょうか。序盤から中盤にかけての腐臭さえ漂ってきそうなインドの情景が痛いほど心に突き刺さってきただけに残念でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2016-03-01 23:01:56)
55.  ターミネーター 《ネタバレ》 
映画はつくづく偶然の支配する芸術だと感じます。当初の予定通り、カイル役をアーノルド・シュワルツェネッガー、ターミネーター役をランス・ヘンリクセンが演じていたならこれほどの名作にはならなかったと思います。ジェームズ・キャメロンもこの映画で終わっていたのかもしれません。しかしシュワルツェネッガーの、自分がターミネーターを演じた方が良いのではないか? というひと言で歴史を動かすような名作が生まれた。偶然の巡り合わせに感謝。今見ても怖さは一級品。素晴らしい映画です。
[DVD(字幕)] 7点(2016-02-27 17:16:56)
56.  インファナル・アフェア 終極無間 《ネタバレ》 
善人になるため(組織の犬としての自分の過去を抹殺するため)、警察に潜り込んだ犬と見なしたヨンを執拗に追い続けるラウ。精神に異常をきたしながら追い続けたヨンの無常なひと言(オレは警官だ-を裏付ける、ヤン、ヨン、シェンが職務に忠実な警官であったという事実の発覚)が引き金となり、追い続けた幻の犬は自分だったということに気づき、最後は自分を殺そうとするも、叶わず。といった話でしょうか。時系列を弄くりすぎたうえに、妄想まで絡んで来るので話が解りづらいのがマイナス点。さらに説明不足な点が目立ち、何度か見直さないと解らない部分も多かったように思います。この映画は以前にも見ていますが、ほとんど内容を覚えていなかったというのも、難解にしすぎた弊害で物語に入り込めなかったということだと思います。このシリーズは1で完結していて、2.3はファンムービー的なものと考えれば良いのかもしれませんね。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-02-22 11:06:52)
57.  スター・ウォーズ/フォースの覚醒 《ネタバレ》 
ルーカスの偉大さを再確認する映画でした。ルーカスの作る映画が子ども向け(シンプルな筋書きと、緻密に作り込んだ世界観で魅せるもの)であるなら、最新作のこちらは残念ながら子供だまし。スターウォーズらしく作ってはあるけれど、全体的に作り込みが浅く薄っぺらい。代表的なのは仮面の男、カイロ・レンの性格を表す場面。直情型で自分の感情を抑えられない未熟さを表す場面で、失敗のイライラでライトセーバーで周囲の物に八つ当たりして壊しまくるという、あまりに安っぽい演出を筆頭に、これくらいで良いか、の連続。話の展開が全て偶然だよりのご都合主義というのもがっかりしてしまいました。
[映画館(字幕)] 4点(2016-01-03 19:11:01)
58.  メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮 《ネタバレ》 
中学生が書いたライトノベルのような映画でした。1は巨大迷路の突破という目的があり、その上で人物描写などもあったのでまだ見られたのですが。こちらは行き当たりばったりのご都合主義の連続で、見ていて辟易。話が進むわけでなし。見る価値がまったくない映画です。
[映画館(字幕)] 3点(2015-12-21 22:21:19)
59.  007/スペクター 《ネタバレ》 
色々と雑さが目立つ映画でした。特に致命的なのが敵組織の描き方。クレイグボンド歴代の悪の組織を束ねる恐怖の上部組織が今回の敵なのですが・・・。ボスと刺客役の肉ダルマ以外はほとんどがMOBキャラ。話に他の構成員がまったく絡んできません。どうにも影の薄い二人でボンドを追い詰めていくのですが、やり方が脳みそまで筋肉で出来ているようなごり押しで案の定あっさりと重要拠点を破壊され、逃げられる。組織力を生かす場面や、組織の恐ろしさが描かれている部分が皆無。諜報組織にすら存在が定かでなかった謎の組織の恐ろしさがこの話のキモでは? ボスが動けば動くほど組織にダメージがもたらされるというのも酷い話。さらにボスの個人的な恨みで組織を動かし、今までボンドに嫌がらせをしてきただけということが判明してしまい・・・なんともがっかりな映画でした。
[映画館(字幕)] 5点(2015-12-02 16:17:03)
60.  飢餓海峡 《ネタバレ》 
八重が犬飼と再会するシーン以降、ただの2時間ドラマになってしまったのが残念。こうに違いない。こうだろうという憶測と閃きだけで話が転がっていってしまう。筋を追うだけで精一杯で、大切なものを置き去りにしてしまったような部分も多々見受けられます。時代だからといってしまえばそれまでですが、そういう部分を大切にしないとリアリティが失われてしまうのかなと。
[DVD(邦画)] 5点(2015-11-17 19:55:19)
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