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なたねさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1180
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年齢 58歳
自己紹介 短くって、切れ味のいいレビューには「良」投票してしまいます。

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41.  高速道路家族 《ネタバレ》 
公式サイトでは「パラサイティック・スリラー」とありますが、恐怖映画的な要素はありません。これがスリラーだったら、この間観た「八甲田山」の方がよっぽどだ。それはさておき。■ワタシは、本作は「万引き家族」や「パラサイト 半地下の家族」のアンチとして作られたものだと思っています。これらの作品同様、本作でも社会の隙間に入り込んだ風変わりな家族が、重篤な事件を起こします。しかし、「万引き〜」、「パラサイト〜」では、大変な家族だとは思いつつも、そのしたたかな力強さや、歪だからこそ生まれる情愛に感心(?)したりもしていましたが、本作の家族は、本当にただ単に大変。だから、父親のどうしょうもなさはリアルガチ。こんな父親でも慕う子供の姿は、健気と言うより浅はか。で、切ない。わかるよ。オラもどうしようもなくって、浅はかだから。ある種、振り切ったものを観たような気がしています。だから、「万引き〜」らと同じの8点にします。
[DVD(字幕)] 8点(2023-10-28 20:36:43)
42.  国葬の日 《ネタバレ》 
あ、終わった。というのが観賞後の第一感。淡々としてたというか、散漫だったというか。捉え難かったこの映画、どういったものだったのか。■これはつまり、いわゆる「国論を二分した」と言われがちだったが、世論調査でははっきり否定的な結果が出ていた安倍晋三元首相の国葬が行われた2022年9月27日には、①沖縄県ではいつも通りに辺野古で座り込みがありその立ち退きがあり、②自然災害があり(静岡)、それを助けるボランティアの若者がおり、③いわゆるリベラルの人たちのデモ活動はどうしてか元気がなく、アベ政権の支持層の支持理由はなんとなくボワッとしており、⑤福島の被災地の風景は美しく、しかし、311から発生した状況はいっこうに変わっておらず、⑥一人一人は優しいのに、組織になるといきなり感情がないという、いつもの通りの日本だった、という映画ではないかと思っています。何があっても何も変わらない。だから、やったもん勝ち。■記録映画として、もしかすると30年後に価値が上がるかもと思います。あの頃がターニングポイントだったんだなあ、なんて。戦争前夜の様子ってこんななんだあ、みたいに。
[映画館(字幕)] 4点(2023-10-21 19:18:10)
43.  ハマのドン 《ネタバレ》 
確かに、ハマのドン、藤木幸夫はかっこいい。話が上手くって、間(ま)がいいんでしょうなあ、うまい落語家みたいなんだ。もっと話を聴きたくなる。一番しびれたエピソードは、野球チームを作って、野球もするけど、みんなで自分の意見をいう勉強をしたというところ。素晴らしい。しかし、本作はこれでいいのか。■映画の終盤に藤木本人も言っていたが、「市民が主役、ワタシは脇役」。かっこいいんだけど、この人はあくまでもドキュメンタリー映画の主役になる人ではないのではないか?■メインの登場人物が全員男の年寄りであったり、山中横浜市長のその後の迷走などを見るにつけ、そう思う。ここで語られていない話が相当ありそうなのだ。この物語の、主人公ではなく一歩引いたバイプレイヤーとして登場できなかったか。【補記】あの選挙で山中候補を勝たせた、もう一人の功労者は林元市長だったのね。敵役から反転した林氏のストーリーも、本作に入れ込めればもう一枚層が厚くなったと思っています。
[映画館(邦画)] 5点(2023-10-21 17:15:43)
44.  宇宙人のあいつ 《ネタバレ》 
うーむ…。よかったですよ。子供向けマンガみたいな話とも思います。しかし、本作は、家族をうまくやっていくには、隠し事はダメで、そのためには、それぞれの打ち明け話を真摯に受け止めること、という話と受け止めました(マジメ過ぎます?)。勇気がないがばっかりに、相手を信じられないからか、「心配かけたくないから」、「よかれと思って」、我々は自分の殻の中に閉じ込めておいたりしますが、ノーガード戦法の勝利です。話すことは、放すこと。長男のキャラクターは今どき、マッチョすぎないかとも思いましたが、ワタシにはかなわないと思いました。【追記】ただ、こんな深刻な告白は、飯を食べている最中はやめて欲しいとも。せめて、食べ終わって、お茶でも飲んでいるときにお願いします。
[インターネット(邦画)] 8点(2023-10-15 18:30:10)
45.  八甲田山 《ネタバレ》 
「無能な大将 敵より怖い」とか「服従と責任放棄」とか、人間側のドラマを見て考えたりはするけれど、まあ、なんと言っても本作の主役は「八甲田山」なわけで。とにかく、冬の八甲田山が人間を容赦なく飲み込んでいく姿を見せつけられる。徳島隊は最善を尽くしたのだと思うが、それでも冬山に見逃してもらえたのはとても運がよかっただけ。ぎりぎり。40年前に小学生のワタシがまちの公民館で見て以来の、トラウマ映画。大竹まこと氏のベストアクト。北大路欣也が舌を噛んで死んだとか、三國連太郎が銃で自殺したとかはさっぱり忘れてたけど。大竹氏が雪洞を出てすぐ発狂して(最初に)死ぬシーンは恐怖と共に覚えてました。なお、3日かけてようやく再見しました。怖すぎて。
[DVD(邦画)] 7点(2023-10-12 20:51:02)
46.  タンポポ 《ネタバレ》 
再見。面白い。もっと手取り足取りのラーメン指導だと思ってましたが、最後の決め手は自力で獲得させていたのですね。見直しました(2つの意味で)。チャーハンのエピソードはいいなあ。ご臨終の後も食べてたんですね。「あったかいうちに食え」。ご飯の作り手になった今、ものすごいいい言葉です。なお「これはラーメン・ウエスタンだ!」という惹句について。当時からピンときませんでしたが、あらためて本作の見方を狭めてしまっているように思います。それだけではない、もっと変てこな映画ですし、また見た後の感想として、ああメインのストーリーはそうだったんだなと観客が気づけばいいことを、あらかじめ教えるなよということですな。
[DVD(邦画)] 8点(2023-10-09 20:52:35)
47.  オフィス 檻の中の群狼 《ネタバレ》 
うーん。ノルマに追われて、評価に縛られ、人間性をなくしたオフィスの中で、不器用なタイプがそうではないタイプの人から、まるで踏み台か弾除けにされるというステロタイプ。今の世の中ってこんなもんだろってしたり顔。手帳に「会社は狼たちが互いに牙を向き合う世界だ」って書くかなあ?会社、馘首になった日にさらに、同類だと思っていたインターンの子に拒絶されたとしても、たとえそれが引き金に過ぎなくもっといろいろな蓄積があったとしても、りんご剥いて食べてる家族を、かなづちで殺せないでしょう。なんか、不愉快な映画でした。そういうための映画(どういう?)だったとしたら、すみません。
[DVD(字幕)] 2点(2023-10-01 16:12:47)
48.  恐竜グワンジ 《ネタバレ》 
うーん、面白くは、ない。特撮は「がんばってるなあ、うまいなあ」とは思うんだけど、しかしつまりそこに没入できるほどではない。おそらく「大聖堂でむかえる恐竜の最期」というイメージのみがあって、あとはそこまで行き当たりばったりみたいな物語。最初の犠牲者であるカルロスの死が、あまりにあっさりしていて(「あれ、カルロスは?」みたいな)、そこは妙におかしかったなあ。恋愛パートなど、この状況でなにやってんのというようなおかしさもあったが、しかしそれらは制作側の本意ではないでしょう。小馬が一番よかった。
[DVD(字幕)] 3点(2023-10-01 11:28:46)
49.  SOSタイタニック 忘れえぬ夜 《ネタバレ》 
被害状況を把握し、冷静に事態を予測するアンドリュー設計技師がかっこいい。間違いなく自分の最高のキャリアが失われた瞬間であったろうに。だから、そんな彼が沈没前にカップルに生き残るための具体的なアドバイスをしたあとの、カップルの片割れ(男)のセリフ(日本語訳)が解せないのですね。「あきらめてる」。アンドリューは乗客の救助の後には、事故の詳細の報告が必要と考えるキャラクターのはず。軽々に命を粗末にしない人物でしょう。おそらくあの日本語訳は、誤訳。■嫌なんだよ、船と命運を共にするのが美学みたいなの。□しかし、本作は面白い。主だったキャストが緊急事態に際して、隠蔽とか重要な情報を握り潰すとかしないんですね。あと、ボートに救われた人が、沈没した人のために祈るところとかもいいなあ。もちろん、阿尾驚嘆と修羅場の後半なんだけど、だからこそ、そんな紳士と淑女の行動がすばらしいんですよ。
[DVD(字幕)] 8点(2023-09-16 21:15:12)
50.  福田村事件 《ネタバレ》 
いつかこんな映画だか小説を観た(読んだ)ことがあるような気がするんですよ。恐怖と猜疑心に駆られた善良な小心者(松浦祐也)の過剰反応から転がり出すドタバタコメディ。ドリフのいかりや長助さんが薬売りの団長(永山瑛太)の役だったり、福田村の村長(豊原功補)役がハナ肇さんだったり。ただ、本作は、ガッツリ二枚目や美人の女優さんが、史実にインスパイアされたドラマとして、ドキュメンタリーを主戦場にした監督が作ったものなワケです。もうこういう映画をコメディとして消費できるような余裕が世の中になくなってきたということではないかと危惧しています。荒唐無稽、ありえないこととして、笑い飛ばせない。最期のシーン。ふるさとに戻ってきたところで、もう以前の場所には戻れないことが分かった少年の表情。差別とか偏見とかも大きなモチーフの映画ですが、これで業の深さというか、普遍的な人間のドラマに仕上がってたような気がしています。■残念なのは、道具の使い方がイマイチのところ。鍬だったり、船の櫓だったり、軍剣だったり。
[映画館(邦画)] 8点(2023-09-11 16:50:37)(良:1票)
51.  夜明けまでバス停で 《ネタバレ》 
バス停で女性のホームレスが殺害されるという実際に起きた事件を元にした「based on a true story」な映画だと思ってました。雇用されるつもりだった介護施設とのいきさつなど「なるほど、ありえる」と。事実を調査してそれに基づいてるんだなと思ってた前半は、負の連鎖で観るのがおっくうな気持ちになってました。なので終幕に心底ホッとしています。人が死ななくてよかった。映画の中で殺人なんて山ほど観ましたけど。つまり、ああワタシ、この映画にけっこう入れ込んで観ていたんだなと。■「あの人のやってることはめちゃくちゃだけど、今自分がこうなったのは全部自分のせいだと思います」と主人公に言わせた、(おそらくいわゆるリベラルな)監督の真意をもう少し考えたい。【追記】文春オンラインで実際の事件のアウトラインを見ました。やりきれない。本作のラストにホッとしたのは、彼が殺人者にならずにすんだからかもしれない。
[DVD(邦画)] 7点(2023-09-08 06:37:25)
52.  RRR
アストロ球団的、だよね。
[DVD(字幕)] 8点(2023-08-11 11:15:45)
53.  飛べないアヒル 《ネタバレ》 
全くその気がなかったかに見えたゴードンでしたが、ハンスから受け取ったスケート靴を履いて池に立ったとき。ホントの居場所に帰ってきたがごとく、滑らかに氷上を滑るシーンが好き。体が勝手によろこんでいるように見えます。しかし。相手チームとの力の差を縮めるための設定なのだとは思うが、バンクスを相手チームから、いままで一緒にプレーした仲間から簡単に引き離すようなストーリーはそれで良いのかな?主人公のクビと同じくらいの重みが、バンクスにもあったはずなのに。「がんばれ!ベアーズ」と比べて、何となく浅いんだよなあ。
[DVD(字幕)] 5点(2023-08-10 12:57:18)(良:1票)
54.  ツユクサ 《ネタバレ》 
これは、アイドル映画です。隕石が衝突したのに無傷というファンタジー、キスシーンの処理、そしてラストシーン。おばちゃんアイドル・小林聡美のファンのための映画。マーケットはそこそこありそう。あ、ケチつけてるつもりはないですよ。ワタシもその一部だから。「ツユクサ2」があったら、それもみたい。でもまあ、点数はこんなもんで。しかし、それで満足。
[DVD(邦画)] 5点(2023-07-30 11:13:06)
55.  息もできない 《ネタバレ》 
なぜだか惹かれていく、チンピラと女子高生。おそらくお互いの不幸の匂いで惹かれたのだと思うが、実はお互いの不幸のことをあんまりわかってはいないという心許ない風情。また、主役のヤン・イクチュンの、とんぼの頃の長渕剛みたいな息苦しさ。それらが魅力の本作なのだとは思うが、しかし。暴力がヒリヒリしすぎで見てられなかったなあ。どうしようもない嫌悪感。切実なものを見ているような気持ちにもなっていましたが、おそらく切実なのは「貧困」だったのだろう。オラは好きじゃない。
[DVD(字幕)] 3点(2023-07-29 14:04:48)
56.  シン・仮面ライダー 《ネタバレ》 
イチローとの対決以前までは、好きでした。サム・ライミのスパイダーマンみたいなダークな質感の和物ヒーローもの。こりゃイカレてるとわくわくしながら見てました。しかし、最期のバトルは、妹との交際を認めてくれない兄貴のところに、友達もろとも直談判に行き、とうとう手が出ちゃったみたいな。いやそんな成り行きでは一切ありませんが、そんなことを思い重ねながらみてました。この監督は、趣味に走りすぎると、そこで満足しちゃって終幕なんてどうでもよくなっちゃうんじゃないでしょうか。そして。あなたはタキだったのね。それでまんまと+1点です。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-07-22 16:50:17)
57.  君たちはまだ長いトンネルの中 《ネタバレ》 
なんとなく漂うNHK教育テレビっぽさ(Eテレではなく)。政治的にラジカルな中学生日記(高校生だけど)。全体にぎこちない演出は、それを狙っていたのではないかと思う。はっきりと説明的な主張がなされますが、ワタシはそれで良いと思う。彼女のその後の成長が見たい。
[インターネット(邦画)] 8点(2023-07-13 19:17:54)
58.  謀議<TVM> 《ネタバレ》 
「ヒトラーのための虐殺会議(2022)」を経由して本作にたどり着きました。映画的には本作の方が上だと思う。忖度と同調圧力が渦巻いて、ひたすら気色悪い「ヒトラーの~」と比べると、マッチョなハイドリッヒと法律家のシュトゥッカートの対立とか、エンドロールでこの会議に出席した面々のその後を教えてくれるのとか。アイヒマンが「1日6万人」と言ったときに、一様に息をのむ面々とか。歴史的な素養がないので、ワタシ置いていかれてましたが、休憩時間の小グループでのやりとりもホントは恐ろしいものなんだろうなと想像しています。ただし、より史実に近いのは、気色悪くて居心地が悪い「ヒトラーの~」ではないかなとも思っています。
[DVD(字幕)] 7点(2023-07-09 06:28:45)
59.  非常宣言 《ネタバレ》 
予告編を見たときには、「日本列島七曲がり」(筒井康隆)を思い出しましたが、そんなドタバタコメディではなく、力ずくでゴリゴリと面白い。あんまりこういうアングルで見たことなかったようなシーンが多い(カーチェイス中に事故って横転する車内の様子、きりもみ状態で墜落する飛行機の中の様子とか)。緩急がないとも言えるが、直球派。劇画調のおもしろさなんですよ。ラストであのシーンを見せるのも好き。オラはよかったなあ。
[DVD(字幕)] 8点(2023-06-19 17:10:40)(良:1票)
60.  ヒトラーのための虐殺会議〈TVM〉 《ネタバレ》 
原題はDie Wannseekonferenz(ヴァンゼー会議)、英題はTHE CONFERENCE(会議)。硬派なタイトルにふさわしく、登場人物に激しく感情を高ぶらせることなく、ごく淡々と会議は進んで行きます。■ただ正直言って、自分がちゃんと理解できたか心許ない。この会議のあとに行われたことを思えば、それを決定した会議がこんなビジネスライクで事務的でいいのかという怖さはあるもの、会議参加者のうちアイヒマンくらいしか知らないワタシは、本当の怖さが分かっていないような気がする。視聴後、ニュルンベルク法のことをちょっと調べて、ああそうであったかと思うような次第。■おなじヴァンゼー会議を扱った「謀議(2001)」を見てみたい。そしていつかまた、本作をもう一度観てみたい。【追記】①邦題は、扇情的すぎてカッコ悪い。②上司にかわいがられつつ、秘書の女性に食べ物を運んでやりながら、はにかみつつもテキパキと「ユダヤ人問題の最終解決」にむけた仕事をするアイヒマンはやっぱり怖いよ。
[DVD(字幕)] 6点(2023-06-11 08:59:03)
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