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ポテサラ頂戴さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 83
性別 男性
自己紹介 ポテサラは自家製に限る!!

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41.  飢餓海峡 《ネタバレ》 
骨太な作品でした。犬飼の流転の人生、八重の一途な人生、どちらもしっかり描けていて見応えありました。汽車での田舎臭い八重が、東京でしっかり垢抜けていました。(後半は少し病的な方向に行ってしまいましたが。)印象的だったのは東京に出て来て客引き中の八重が、取り締まりから逃げて店に入るまでの長いワンカット、狭い路地を上から見下ろすアングルで行き交う人々、戦後の混沌とした町並みが見事に描かれていました。長尺モノクロにも関わらず飽きさせない映画でした。
[DVD(邦画)] 7点(2008-10-27 15:08:55)
42.  イーグル・アイ 《ネタバレ》 
見ていて「2001年...」HAL9000を思い出した。声のトーン、ビジュアル的にも。まあ、緊迫感、閉塞感ともに及びませんが。とはいえコンピュータによって支配された日常世界は、ありそうでなさそうでいやいやあるかもー、ってなことでそこそこ楽しめました。それにしてもあれだけ完璧に、社会をコントロールして操ってきたコンピュータが鉄パイプみたいなのでポカッで終わんないでよって感じ。椅子からずり落ちました。アップアップの連続でどーなってんだか分からないカーアクションシーンも疲れました。
[映画館(字幕)] 5点(2008-10-26 23:29:25)
43.  アメリカン・ギャングスター 《ネタバレ》 
印象的なのは、デンゼルとラッセルが初めて対峙する教会前のシーン。バックには教会から流れる聖歌が聞こえ、二人は無言の会話、なかなか良いシーンでした。実話ということで、あまり派手な展開は期待してませんでしたが、それなりに楽しめました。ただ、二人を丁寧に描こうとするあまり、周囲の人物が希薄で深みに欠けた印象。
[DVD(字幕)] 5点(2008-10-26 12:08:27)
44.  ノーカントリー 《ネタバレ》 
エンドロールの後何かあるのかな??と思ってしまう映画。ラストが唐突であっけにとられた。それだけに、何だったのだろう?と考えさせるだけの力を持っているのは、繊細に表現されたディテールとモス、シガー、保安官、彼らの深みのある演技の賜物。シガーの静かな狂気はさることながら、モスのただ者ではないベトナム帰還兵っぷりも見事。川から上がった後、冷静に薬室の水気を抜いてから発砲したり、追手を感じわざと二つとなりの部屋から金を取り返したり、緊張感があり世界に引き込まれた。そんなモスがあっさりとメキシコ人に殺され、シガーも何の関係もない交通事故で重傷を負う。退職した保安官は死んだ父の後に着いて行く夢を妻に語る。作者が言いたい事とは違うと思うが、諸行無常という言葉を思い出した。「諸行は無常であってこれは生滅の法であり、生滅の法は苦である」
[DVD(字幕)] 7点(2008-10-26 11:00:59)
45.  キサラギ 《ネタバレ》 
そこそこ楽しめましたが、伏線としてはちょっと浅い感じがしました。演出、設定ともに舞台を観ているよう。サラダ油に引火ってちょっと無理がないか??ラスト如月の登場はぶち壊しだし、宍戸錠の針金も??って感じ後味悪く残念。
[DVD(邦画)] 5点(2008-10-18 12:06:25)
46.  トーク・トゥ・ハー 《ネタバレ》 
この監督はいろいろな愛の形を考えさせる、オールアバウト・・に比べると整理された映画だった。レオノール・ワトリングの美しい寝姿はこの世界を構築する上でなくてはならなかったものだと思う。ベニグノの行動は当然許されるものではない、この男をただの変態男としてくくってしまうのは簡単だが、劇中劇「縮む男」を観て、最後の心の箍が外れてしまった彼を頭ごなしに否定する事はできなかった。この映画がチープで卑猥なものになっていないのは、中性的なこの監督ならではの繊細な手腕によるものだと思う。ベニグノがもう少しでも普通の男だったり、アリシアがもう少しでも卑猥だったりしただけで崩壊していただろう。アリシアが昏睡から目覚めダンス教室に現れたときは素直に喜べたし、その後の、アリシアの事故前とは少し変わった柔和な表情は、ベニグノの行動を許してさえいるよう。ラスト観客席で見つめ合うマルコとアリシアに射す光は、二人の物語に明るい希望を感じさせた。
[DVD(字幕)] 7点(2008-10-17 13:32:18)
47.  リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 
凝った展開や、まさかのドンデン返しはないけれど、最後にとてもいい気持ちにさせてくれる作品でした。とにかくフランクとフーバー一家、全ての人間が個性的で魅力的でした。ミスコンに向かう一行に起こる出来事(夫婦は破産、フランクは自殺未遂後また絶望、ドウェーンは夢破れ、おじいちゃんは他界)は最悪。しかし、オリーヴは一人腐る事なく場違いなダンスを全力で披露し、彼女の天真爛漫なダンスはそんな最悪な出来事を全て綺麗に洗い流してくれた。みんなで車を押し、足の遅い順に飛び乗って行く、ミスコン会場を後にする時には愛に満ちて美しささえ感じられます。意外と思えるほどあっさり終わったラストは、エンドロールでの余韻となって心に残った。安っぽくお涙頂戴的になってもおかしくないこのストーリーを、絶妙な演出と距離感でまとめた作品。
[DVD(字幕)] 7点(2008-10-17 03:52:11)(良:1票)
48.  裏窓(1954)
改めて見直してみると、フラッシュで何回も怯む犯人がちょっとわざとらしかったり、単純な時計の経過で時間を表すなど、ややストレートすぎる表現やオチに「まあな」と言う感想だが、設定の面白さやグレース・ケリーの美しさは、十分楽しめた。今となってはあんなにオープンな状況は稀だが、ノゾキという何かしら一度は経験した事のあるドキドキ感は、サスペンスとしては十分に楽しめる映画でしょう。初めて犯人と目が合った時のハッとする一瞬や、ギブスで自由が利かないジェフの部屋に迫る犯人はうまく表現していた。
[DVD(字幕)] 6点(2008-10-16 22:38:57)
49.  楢山節考(1983) 《ネタバレ》 
緒形拳さんを偲んで見直してみました。 綺麗ごとではない人間の生と死を、厳しい自然の中で生き物として暮らす人間を通して、今村監督ならでは生々しいタッチ描いていた。緒形拳の力強い眼差しと顔に刻まれる皺は、心優しく無口な辰平を表現していた。盗みを働いた一家を生き埋めにして根絶やしにする村人を、客観的な視点で長廻ししていたのが印象的だった。老いたまま生きながらえる事を許さない村の掟に従い、家族のため自分を山に捨てろという、おりんの心情は計り知れないものがある。
[DVD(邦画)] 6点(2008-10-12 15:08:09)
50.  消えた天使 《ネタバレ》 
撮影監督出身の監督だけあって、視覚的に訴えてくる映画でした。アップの使い方やカスティスの潜伏場所での色の使い方、手ブレ映像の使い方などは、効果的だったと思う。(フラッシュ的なカットの切り替えはお腹いっぱいな感じ)リチャードは、静かに時に荒々しい怒りでこのギリギリの精神状態の主人公を演じていて、今まで知る事のなかった元犯罪者の監察官という激務を表現していた。一見悲しい被害者であるビオラの異常者への変貌ぶりも見事だった。そしてこの映画は、原題がThe Flock=群れ(犯罪者の)という通り、性犯罪歴のある人間の情報を市民に開示するこの法律が、逆に性犯罪者同士を結びつけているという側面も訴えている。目を背けたくなる映像表現は、決して遠い国のお話ではない、ある種の現実性をもって迫ってくる。
[DVD(字幕)] 6点(2008-10-11 12:22:12)(良:1票)
51.  ジャンパー
どこかの子供向け漫画で観た事あるようなお話を、まあ頑張って実写化しましたよってとこ。いかんせん脚本に「!」や「?」が無さ過ぎ。ただヘイデンとサミュエルの追いかけっこ。それでもって主人公が魅力的でないと来たら楽しみ方が見つからない。
[DVD(字幕)] 1点(2008-10-11 11:15:52)
52.  寝ずの番 《ネタバレ》 
これだけお通夜の連続だと、観ていてかなり単調な印象。テンポや画的にもう少し抑揚がほしかった。結果的にラストも盛り上がりに欠けていた。中井貴一は結構なハマり役で好演していたし、他の俳優陣もそれぞれ良かったが、堺正章の登場で一気に粗が見えてしまって残念。鉄工所の社長が一番の芸達者だったのでは、観ていて冷めてしまうというものだ。
[DVD(邦画)] 4点(2008-10-10 17:00:25)
53.  ジェシー・ジェームズの暗殺 《ネタバレ》 
主にジェシーの晩年に焦点を当てていて、彼について予備知識なしで観てしまったので、中で止めて思わずジェシーについてググってしまった。最終的には、ジェシーを殺したあと、たくましくも自分たちで暗殺場面を舞台上演し、嫌われ、兄は自殺、弟は殺される、悲しいフォード兄弟の生き様の方が興味深かった。時々挿入される回想シーンでの、画面周辺がぼやけた映像は印象的だった。やはり全体的には長過ぎです。
[DVD(字幕)] 5点(2008-10-10 14:43:10)
54.  死ぬまでにしたい10のこと
サラ・ポーリーがよかった。娘として、妻として、母として、そして女としてののアンを見事に演じ切っている。今まで辛く厳しい病気との戦いをリアルに描いた映画は何本も見た。今作はそれをあえて描かず、生への執着と闘いながら、ひたむきに死に向かって行く女性を淡々と描く事によって、なにげない暮らしの中にあるかけがえのないものを浮き彫りにしてたと思う。リアルな描写や演出は、そんな世界にすんなりと引き込んでくれた。現実的には、この若さである日突然訪れた死を、これほど真正面から受け止め、綺麗に死んで行く事は難しいだろう。しかし、余計なものをぎりぎりまで削ぎ落としたこの作品は、人として大切なもの、忘れてはならない感覚を気付かせてくれた。 邦題はちょっとない「My Life Without Me」このままで良い。
[DVD(字幕)] 7点(2008-10-10 09:32:52)
55.  殺人の追憶 《ネタバレ》 
韓国映画はあまり観ないので友人に勧められなければ観ることはなかったこの作品、完全に食わず嫌いでした。冒頭で未解決事件と分かってしまい「なんだどうせ犯人捕まらないのか」と思って観ていましたが、重厚なトーンと、リアルな描写、ソン・ガンホの演技力にあっという間に引き込まれ、夢中になっていました。食べる芝居ががうまい役者は大好きで、ソン・ガンホもその一人に加わりました。脚本も絶妙で、シロということでノーマークだったグァンホが実は目撃者だった、というラストへの展開は見事で唸らされました。ラストはものすごく雨をうまく使っていて、雨に滲む血や、列車に裂かれぐちゃぐちゃになる容疑者シロというDNA鑑定書など、やりきれない刑事達の思いを表現していると思う。すべてにおいて表現の巧みな作品。
[DVD(字幕)] 8点(2008-10-07 12:24:36)
56.  おくりびと 《ネタバレ》 
重い映画かなと思っていましたが、前半の軽快なコメディータッチにすんなり映画に引き込まれた。(初任給50万でちょっと引いたが)すべての役者が存分に実力を出しきっていて、役者の力、演出の力を感じました。特に山田辰夫、吉行和子の芝居には泣かされた。山田辰夫に至っては「この後いい人になるんだろな」と分かっていても泣かされてしまう。そして相変わらず山崎努は実にうまそうに食べますね。 残念だったのは、後半の展開が早々に読めてしまい、なおかつ、実父の納棺をぞんざいに行う葬儀屋に、大悟がキレるところがあまりにミエミエでラストはちょっと冷めてしまったところ。久石譲の音楽も最初はとてもいいんだけど、ここまで感動シーンの連発で繰り返されると後半はちょっとお腹いっぱい。とはいえ、山崎努の納棺師としての美しい所作や、本木雅弘の奏でるチェロの演奏シーンは、死を扱うこの職業を崇高なものにしていて、それに心動かされる人々に見事なまでに感情移入してしまう。心に染入る作品でした。
[映画館(邦画)] 8点(2008-10-07 11:49:14)
57.  容疑者Xの献身 《ネタバレ》 
原作未読、TV未見で観賞しましたが、楽しめました。松雪泰子は薄幸な母親に見事にハマっていたし、石神役の堤真一も抑えた感情表現で天才数学者を表現していて好演でした。本編との絡みのないクルーザーを爆破するくらいなら、石神の背景をどこかで少し見せて欲しかった。冒頭での爆破シーンは、ハリウッド映画の常套手段だが、今作の場合静かな印象の本編に対して変に浮いていた。福山雅治のお芝居はなんというか相棒の水谷豊とダブってしまい、キャラ作り過ぎで気になりました。言葉は悪いけどTV的な感じ。とはいえ、全体的には脚本がしっかりしていて、うまくまとまっていたと思います。改めて原作を読んでみたい作品です。ラストの私なりの解釈は、すべて計算通りだった石神の筋書きが「一緒に償います」という一言で覆されてしまった絶望。でも、そんな形でしか愛情を表現できない石神が、おそらく初めて触れた人の体温なのでしょう。
[映画館(邦画)] 6点(2008-10-07 06:25:10)(良:1票)
58.  陰日向に咲く 《ネタバレ》 
後半に向かって高まってゆく過剰な演出(スローモーション連発やお涙頂戴的音楽連発)が気になってどんどん冷めてしまった。ギャンブル癖の意志の弱い男が岡田、アキバオタクが塚本は興行的にはしょうがないかもだけど違和感あります。年とった伊藤淳史が西田敏行ってちょっと無理。もうちょっと、さらっと見せてほしかった。お話的にも少し強引に絡み過ぎていて、もう少し必然性を感じたかった。ベストセラーを旬の役者をふんだんに使って作りましたって感じの作品。
[映画館(邦画)] 4点(2008-10-03 11:13:17)
59.  オール・アバウト・マイ・マザー 《ネタバレ》 
観終わって「はあ、疲れた」という感じ。いろんな人がいろんな事抱えて生きていて、それらを見せるには時間が足りていない印象、結果少し消化不良気味。監督の視点がやはり同性愛者といこともあってか、「ふーんなるほどね」という感じであまり感情移入できるところがない映画でした。エイズ、性転換、臓器移植、痴呆、それらが愛に包まれているような映画。
[DVD(字幕)] 6点(2008-10-02 17:23:11)(良:1票)
60.  ああ爆弾 《ネタバレ》 
とにかく小気味いい映画。伊藤雄之助と越路吹雪の掛け合い「どんっ。。どんどんっ。。。おいっ。。おいおいっ」。沢村いき雄の「三百万っ三百万っさーんびゃーくまんっ」心地良過ぎて何回もリフレインです。カットのテンポ、お芝居のテンポ、音楽(お経、狂言など)時折みせるシンメトリーなカメラアングル、それらがセンスよく絡み合い、全く古くささを感じない作品。万年筆爆弾、ゴルフボール爆弾、どれも、仕掛けたはいいが、自分のところに戻ってくる。。娯楽大作です、岡本喜八の映画的リズム感、無条件に楽しめました。
[DVD(邦画)] 7点(2008-10-02 14:08:10)(良:1票)
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