41. ボーン・アルティメイタム
よかった。3作の中で一番よかったかも? ストーリーはともかく、アクション、尾行、監視、どれもひきつけられる。緊張感を切らさないカメラワーク。とにかくテンポがいいね。マット・デイモン、この作品があってよかった。本当によかった。 [地上波(吹替)] 6点(2009-11-02 18:37:10) |
42. 幸福な食卓
《ネタバレ》 よかった。けっこう好きだな。「父さん、父さんをやめることにした。」っていうキャッチーなセリフの予告編を何度も見せられていたので、もっと重い映画かと思って二の足を踏んでいたけど、そういう人多いんじゃないかな。自分の基準で言えば、青春恋愛映画ですな。生活感がなく地に足がついてないところが、そう思わせるのかな。いつもきれいに整頓された家の中。こぎれいでバランスのとれた料理ののった食卓。誰が家事全般やってるのかな? 経済面はどうなってるんだろう? 家があり、毎日食べられ、金銭的な心配がなく学校に通えて、塾にも行ける。家族の会話もたっぷりとあるし・・・。つまり生活は全く破たんしていない。これよりひどい家はたくさんあるだろう。そういう意味では父さんはりっぱな父さんだし、家族は全然崩壊なんかしていない。でもそんなところを掘り下げて暗い映画にされたのではつまらないから、少し物足りないくらいがいいのだろう。 ところで、羽場さん、ちゃんと演技できる人なんだって見直しちゃった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-09-24 19:27:28) |
43. スターシップ・トゥルーパーズ
あまりにストレートな戦争映画で思想的には抵抗感が無い訳ではないけれど、単純におもしろい。『ガンダム』の原案でもある原作をスーツぬきの歩兵として映画化。青春の色恋。成長していくリコといかにもという軍隊生活。バグズを殺しまくる痛快さ。チープさを感じさせない特撮。B級映画のトップレベルって感じかな。でも、同じ高校の新卒仲間で入隊してるのに、どれだけ能力差があったとしても、こんなに階級が違うなんてあり? [DVD(字幕)] 6点(2009-03-05 20:26:42) |
44. Jam Films
オムニバスの場合、一番良かった作品の点数をつけることにしてるので・・・。やっぱり岩井俊二はレベル高いなあ。登場人物は広末だけ。しかも出てくるのは後半のみ。なのに、あれだけ惹きつけて、しかも広末を可愛く撮って、うまいね。短い作品の方が、監督の力量がはっきりでるのかもしれないね。あと、篠原哲雄監督の『けん玉』もいいなあ。 北村監督はダメダメ。 [DVD(邦画)] 6点(2009-02-25 19:28:37) |
45. LIMIT OF LOVE 海猿
《ネタバレ》 驚いた! 日本でもこれだけの映画が作れるようになったんだね。良いことか悪いことかは別として、ハリウッド映画を見ているようだった。対策本部になぜか民間人の彼女が入ることができて、彼氏の行動に一喜一憂し愛の言葉を交わし合う・・なんてところまで、ハリウッド映画のお約束パターン。伊藤英明はあまり好きな俳優じゃないし、もちろんつっこみどころも満載だけど、それでも十分おもしろかった。やあ、なかなかでした。 [地上波(邦画)] 6点(2009-02-23 17:01:30) |
46. イルマーレ(2000)
《ネタバレ》 自分も『猟奇・・』でチョン・ジヒョンに興味を持ち、当時、レンタルショップで、吹き替え版のビデオしかなかったけれど借りて観た。始めは「えーっ、珠緒が吹き替えなの!?」と動揺したけれど、そのうち気にならなくなった。逆に、ちょっとクセになっちゃった感も・・・。 日本なら笑いや感動系に逃げて(?)しまうファンタジーに自然に取り組んでいて違和感がない。韓国映画独特の空気感っていうのかな。ソンヒョンがあんまりいい男じゃないところが良い。ファンタジーだから、タイムパラドックス的なつっこみはしないけど、魚をポストに入れるくだりは、かなりきわどいね。映像もきれいだし、途中のエピソードもいい。あの家は映画のために作ったのかな? もともとあったのなら、あの家を見たら創作意欲わいちゃうよなあ。でも、ラストだけは納得いかない。あそこにかよっ?って感じ。 [ビデオ(吹替)] 6点(2009-01-29 20:40:28) |
47. 僕の彼女を紹介します
この作品はチョン・ジヒョンを見せる為、そして『猟奇・・』ファンに見せる為に作った映画だよね。だから、チョン・ジヒョンに興味のない人が見ても評価できる部分は少ないかもしれない。でも、僕は彼女が好きなので、この作品きらいじゃない。彼の学校を訪ねて来た時の制服姿、カッコいいね。それと、警察署で思わず手をつないでしまっている場面、彼にちょっと嫉妬しました。韓国映画ってファンタジーに普通に取り組んでる感じがいいな。 [DVD(字幕)] 6点(2009-01-26 14:30:45) |
48. 四日間の奇蹟
《ネタバレ》 最初は、よくある『転校生』まねの入れ替わり映画かと、ちょっとがっかりしたけど、なかなかどうしていい作品だった。灯台の明かりがステンドグラス越しに入り、奇跡を表現するような演出って過去にもあったのかな? 少し感心しました。 尾高杏奈、はじめて見たけれど注目の女優さんですね。まり子役は竹内結子の専売特許って感じの役がらだけど、年齢的にはやっぱり石田ゆり子だったのかな。あと、でてくる人が皆いい人すぎる(元ダンナの一家以外)感があるけど、まあ、ファンタジーだからいいか。 [地上波(邦画)] 6点(2009-01-15 16:04:36) |
49. 檸檬のころ
悪くない。まず、こんな弾けた谷村美月は初めて見た。もっとこういう役をやればいいのに。それと、今回、からみはないけど「カナリア」でのコンビ、石田法嗣と谷村美月を同じ作品中で観られたのはうれしい。榮倉奈々は可もなく不可もない。柄本佑の役には、共感しづらく、石田法嗣はただ暗いだけの役。女性の原作、女性の監督だから、男はこんな描き方になってしまうのかな。作品としては、特別なストーリーがある訳ではなく、文字通り「檸檬のころ」の感覚を味わう(思い出す)ことができれば成功なのだろう。あと、谷村美月の自宅の様子がリアル。兄貴がパン一でうろうろしてたり・・・。こういう細かいとこ重要だよね。 [DVD(邦画)] 6点(2009-01-07 12:38:14) |
50. 学校の怪談2
あまりの評価の低さにビックリ。我が家では家族全員大好きで何度も見てる作品。皆さんのレビューを読んでると、ホラー映画として鑑賞してがっかり、というパターンが多いように思われます。 この映画シリーズ(学校の怪談1と2)は、日本の「スタンドバイミー」だと思うんだけど・・・。子供達の好きなお化けや妖怪を介して思春期の子供達が成長していく物語でしょ。友情あり淡い恋愛あり、勇気と行動力が試される小さな大冒険でしょ。だから大人にも十分楽しめる作品です。そう思って皆さんもう一度、見てみてくれないかな。 ただし、学校の怪談3は「スタンドバイミー」的な要素が少なく、子供むけのホラーとして作られた為、本当につまらなくなってしまったと自分は思っています。金子監督は嫌いじゃないんだけどね。4は子供をバカにせず、1と2のテイストを残しつつ本気でホラーに取り組んだという感じ。でも、自分は1・2と3、そして4は全く別の3作品だと思っています。 ところで大人をも意識してのキャスティング、演出なのかどうかはわからないけど、この学校の怪談2での前田妹はかなりエッチっぽい。 [DVD(邦画)] 6点(2008-12-26 21:15:30)(良:1票) |
51. Wの悲劇
《ネタバレ》 思ってたよりずっと良かった。薬師丸ひろ子の脱アイドル映画だね。25年前の作品ということで古くささはしょうがないけれど、途中からは気にならなくなった。前半に、処女だの処女じゃないだの、寝たの寝てないのという会話が何度かでてくるけど、実際、当時芝居をやってた若い連中ってあんな会話してそうだし・・・。最後に、高木美保がナイフを持って襲いかかるシーンも舞台がかっていて、もしかしてここまで含めてお芝居でした・・・っていうオチになるのかと思ったほどだった。舞台と現実を重ねたストーリーに仕上げなければ、ただの2時間ドラマになっちゃうわけだから、ほんと、うまいこと作った映画だよね。正直おどろいた。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-12-25 15:57:23) |
52. ブギーポップは笑わない
全く予備知識なしで見たら、はまってしまった。全体の雰囲気がいいし、キャストもいい。前後する時間経過も独特の雰囲気を作り出している。あわてて原作を読んだら原作がいいんだね。でも、映画も悪くない。吉野紗香ってあまり好きじゃなかったけど、宮下藤花役はピッタリ。ちょっと好きになりました。最近は全く見なくなった黒須麻耶もいいし、川岡大次郎、高野八誠もいい。でも一番興味がわいたのは三輪明日美。もっと彼女の作品が見てみたい。 原作はティーンズ向けのファンタジーということなんだろうけど、おじさんの自分にも十分楽しめる映画でした。 [ビデオ(吹替)] 6点(2008-12-18 18:01:54) |
53. 天使(2005)
《ネタバレ》 よかった。ほとんど予備知識なく見たけど大好きな作品です。全体の雰囲気もいいし、ストーリーも脚本も映像もいい。キャストもいいね。小林明美が見られたし、佐藤めぐみ、小出早織、内田朝陽、永作博美ほか、よく集めたね。森迫永依の「ほんとのこと言うと、ちいが泣いちゃうからね」というセリフにはまりました。ただ、小林の姉役西田尚美の職業(?)が気にかかる。あと、やっぱりジンライムが飲みたくなったな・・・っていうか飲んじゃった。 [地上波(邦画)] 6点(2008-12-18 12:13:23) |
54. ハンナ
思っていたような殺人マシーンではなく、感情や少女らしさが垣間見える分、逆にチョットした恐さも感じられ、けっこう面白かった。ハンナ役の女の子も良かったし、続編が見たい。 [DVD(吹替)] 5点(2013-11-14 06:33:50) |
55. スター・トレック(2009)
期待せずに見たが、思っていたより良かった。リスタートということでもあり、エピソードがたっぷり詰まっていて飽きさせない。映像もきれい。チープさも感じさせない。それにしても、アメリカ人って、型破りの不良少年→優秀な士官(リーダー)に成長、という設定が大好きだね。 [DVD(吹替)] 5点(2013-11-11 10:31:35) |
56. のぼうの城
《ネタバレ》 かなりな話題になったわりには、少しガッカリ。ま、小さな城の小さな戦の話しだから、いくらデフォルメしてもこんなものなのでしょう。それにしても、三成、あまりのおバカで酷すぎるね。それに、無駄に命を落とした領民達。城主でもなく、城代でもない、城代のバカ息子に翻弄された可愛そうな領民達の物語だね。 [DVD(邦画)] 5点(2013-11-11 10:16:40) |
57. 桐島、部活やめるってよ
好きだな。こういう青春群像劇。いつも思うけれど、青春映画って、青春をとうに過ぎてしまった大人たちが見て楽しむものであって、今、リアルに青春の中にいる世代にはつまらないもの違いないと。でも、この作品は若い世代にも評価されているようで自分には不思議。 頑張っている子、頑張っていない子、頑張りたい気持はあるのに頑張れないでいる子。そんな子たちの物語。うん、見て良かった。 [DVD(邦画)] 5点(2013-11-11 09:45:14) |
58. ストロベリーナイト
テレビドラマの映画版としてはよくできたほうだと思うけれど、姫川班他、お馴染みの面々の存在感が薄く残念。姫川は、ドラマよりも原作の人物像に近いかなあ。より女の面が強く描かれています。 [DVD(邦画)] 5点(2013-11-11 09:34:15) |
59. ALWAYS 三丁目の夕日‘64
《ネタバレ》 回を重ねる毎に茶川さんのキャラがたっていく(笑)。安心して見られる良いシリーズ作品ですね。ただ一つ、今回ひっかかったのは森山未来演じる医者があまりに良い人すぎることかな。 [DVD(邦画)] 5点(2013-11-11 09:12:32) |
60. コンテイジョン
印象に残らない作品でした。キャストは豪華。 [DVD(吹替)] 5点(2013-11-11 09:00:41) |