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天地 司さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 79

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41.  炎のランナー
社会人になって何年目かの休日の前夜でした。彼女のいない私はいつものように映画館に行きました。予備知識も先入観もなしにこの作品を観た記憶があります。確かにヴァンゲリスの音楽、浜辺を走る映像は印象的でしたが、主人公の一人が競技中に転倒し起き上がって走るシーンはより強く印象に残っています。そのとき一切の音が無くなり、脚が大地を蹴る力とスピードだけが描写されたように記憶しています。人間が呼吸を止めて風神に化身したような凄みがありました。ラスト、主人公二人のその後が字幕されますが、このような作り方に感動してしまう私はもちろん目頭を熱くしてしまいました。後先のことを思い煩うことなく今、ここで自分らしく燃焼する一瞬。その一瞬一瞬が永遠につながるのだろうなどと自分の感想を持ちながら場内の照明がつくまでスクリーンを観続けていました。休日明けの職場内、書類を抱えてあたふたと通路を走る私の姿に同僚が「炎のランナー」のタイトル曲を口ずさんでくれたものです。
7点(2003-06-15 15:03:43)
42.  天地創造
映画好きの兄が「ピーター・オトゥール(アラビアのロレンス主演)が出演しているぞ!」と興奮して言うので観に行きました。当時、週刊誌などでアダムとイブ誕生のシーンが少し下世話な話として取り上げられたりしていたために小学生の私は少しドキドキしていましたが、映画そのものは映画で学ぶ聖書という印象でした。俳優さんたちはこの作品に参加できたことを誇りに短い出演時間の中でも熱演しているようでした。ピーター・オトゥールの青い瞳、表情が神々しい光を放ちスクリーンに不思議な緊張感があったことを覚えています。
7点(2003-06-09 16:26:46)(良:1票)
43.  脱走特急
公開当時、小学生だった私は結構感動したことを覚えています。フランク・シナトラが何者か知らずにただ渋い俳優さんだと思っていました。この映画は当時、週刊誌に読みきり漫画としても載っていました。走る列車の床板に穴を開けて外に出るシーンとか、シナトラが敵兵の銃弾を受けながらも走り始める列車に向かって必死に走るシーンなど思い出します。皮ジャンの着こなしとか、斜めにかぶった帽子とかシナトラはいかにもカッコつけてますが、仲間を生かすために最後まで敵との前線に残る姿はまさにヒーローそのものという印象でした。
7点(2003-06-09 15:57:07)
44.  ブルース・リー/死亡遊戯
皆さんのコメント通りだと思います。これはブルースファンのための作品だと思います。1973年、名作「燃えよドラゴン」で衝撃を受けた当時16歳の私は皆さんと同じように、生活のいたるところにブルースの影響が出ていました。実生活で闘うことはなかったですが、歩き方、食べ方、うなずき方、笑い方・・・ブルースの表情、動作が頭にインプットされていました。公開当時、この作品だけは初日に映画館に行きませんでした。当時、民放ラジオで映画の宣伝が流れていましたが、深夜放送の時間帯に空気を震わせる怪鳥音が聞こえるたびになぜかついに完成!の興奮と同時に見納めのような悲しさを感じていたからです。それまでとは逆に観たい気持ちを抑えつつ、映画館の公開最終日に足を運びました。泣きました。ラストの歌がブルースへのレクイエムに聞こえました。大好きな「危機一発」のシーンが最後に使われていたことも感動でした。唯一絶対、神格化のヒーローであることを改めて確信しました。そしてこの作品を観て、ブルースの武術ジークンドーが「燃えよドラゴン」で有名になった「考えるな!、感じるんだ!」という言葉が意味する、求道の精神が形となって現れている奥深さ感じました。この作品以降ブルースの記事から彼の内面、心情を考えるようになりました。
7点(2003-06-08 18:03:45)(良:1票)
45.  卒業(1967)
兄に連れられて封切り館(懐かしい)に行ったのは小学生の時でした。当時はまっすぐな主人公に素直に共感しましたが中年になった今、改めて観なおしてみると何とも言えずに「うーん」と考えてしまいました。時代が作った名作には間違いないのですが、いろいろと現実を重ねてしまいました。ただ、この映画はハッピーエンドではないんだと確信しました。若気の至りが底辺にあるのかなと妙に納得もしました。結婚はみなに祝福していただくほうがいいですよね。順番を間違えるとついつい相手を責めたりしてしまいます。自分が悪いのに・・・・・。奪い取っても努力をしても縁がなければ離れます。それは成長するために必要なこと。同様に縁があればいつか一緒になれます。その時は絶望しても相手の幸せを心から願えて、そして相手が思い出に変わる頃に縁があれば・・・。踊子さんが冷ややかに笑みを浮かべるシーン、うれしそうに見てる主人公はX。かわいそうですね踊子さんが(?)。バスに座った主人公の表情はプライドを間違って使った顔のようです。でも花嫁さんは信じてますよ。お幸せに!!がんばれ!!二人とも!!
7点(2003-06-07 17:01:39)
46.  砲艦サンパブロ
軽快な身のこなし、アクションが取り上げられることの多いマックィーンですが名門アクタースクール出身の演技力を前面に出した名作です。生い立ちがまなざしに表われていると言われる彼ですが、それは彼の感性がなせる演技力だと思います。ラスト、仲間がいるふりをしながら生きるために孤独な突進をする姿。撃たれた現実を理解できない一瞬の表情に公開当時、小学生の私は胸が熱くなりました。常に自分に責任を持っているようなストイックな生き方は他の作品にも観ることができますが、この作品では与えられた自分の人生をまっすぐに生きる不器用なほどの男らしさと渋さを感じます。階段の手すりを使って滑り降りる何気ない身のこなし、やっぱりかっこいいなあ。
7点(2003-06-06 19:05:36)
47.  ドラゴン怒りの鉄拳
1973年、当時高校生だった私にとってブルースリーとの出会いはその後の人生に影響する大きな衝撃だった。この日本公開第3作(香港主演第2作)は初日に映画館に並んだ記憶があります。当日私は白いTシャツに白いジーンズという服装でした。冒頭ブルースが白の上下で恩師の葬儀に駆けつけるシーンで「おお!同じ白だ!」と(今では笑ってしまいますが)感動していたことを思い出します。そういえば帰りに寄った中華料理店の店員さんもみな白の上下でした。この作品でブルースは中国人としての、武道家としての誇りを真正面から演じています。昔何かの本に、来日の際ブルースがスーツを作ろうとしたところ店員の態度が非常に悪かったためにこの2作目で日本人が悪役になったとありましたが、昔も今も半信半疑です。もしかしたら別の意味があるのかもしれませんが・・。他の主演作品とは異なり道場で多勢相手の格闘シーンがありますが、この時のブルースは狂犬のような凄みがあります。また、この作品は香港に帰省後のブルースが自身の武術ジークンドーを世界に広め、同時に世界に通用するスーパースターとなるためのプロセスとして取り組んだ意味でも重要な作品です。1作目、2作目でブルースは香港を中心にアジアのスターとしての地位を不動にできると確信したはずです。観客に支持されるよう配慮しているせいか、設定当時の中国人になりきっています。アメリカ暮らしで洗練されたセンスは、あえて控えめにしているように観えます。演技力もすばらしいですが、格闘シーンは誰もが初めて目にする本物でした。主演作で死んでしまうのはこの作品だけですが、私には「東洋人としての誇りを失ってはならないが、東洋に偏ってはいけない」というブルースのメッセージに思えます。事実、次の作品でブルースは世界へ飛び出していきます。虎は死して皮を留め、龍(ブルース)は死して名を残しました。世界でスーパースターとなった最初の東洋人、そして武道家です。本物は美しい。
7点(2003-05-20 16:50:59)
48.  プライベート・ライアン
最初の30分が特に凄い!との評判に期待をして映画館に入りました。確かに、冒頭のノルマンディー上陸作戦のシーンは逃げ場のない臨場感がありました。不安、恐怖が色濃く出ている、ぼやけた夢の中のような息苦しい映像は私にとってうなずける光景でした。次第に銃砲の音が遠ざかっていく頃からはスクリーンから息苦しさがなくなっていきますが、これは兵士たちが死に対して感覚麻痺を起こしはじめたように感じました。冒頭のシーンは「生き残った」ではなく「死ななかった」ことを伝えているように思えました。戦争とはそういうものだというメッセージにも聞こえました。確かに戦場では前線であるほど死ぬ確立のほうが高いわけですから、毎日「今日は死ななかった」という言い方が適切なのでしょう。最後まで死ななかった者たちが「生きていく」のは多くの犠牲の上に成り立っていることは事実。苦しいことでしょう。世界中の人々が、死ななかった感謝ではなく生きられた感謝で1日を終えることができるよう望みます。ゆえに戦争は放棄すべき、そんな感想を持ちました。少し間延びしたシーンもありましたが最後の戦闘シーンで手に汗を握らせるための演出なのでしょう。
7点(2003-05-18 18:15:55)
49.  続・男はつらいよ
TVシリーズでは最終回に奄美大島でハブに噛まれてその後がわからない寅次郎(違っていたらすみません)だったので映画化の話は本当に嬉しかったです。劇場映画のシリーズはどれを観てもそれぞれが傑作ですが、この「続・・」は名作とも言われる作品だと思います。マドンナの佐藤オリエを慕う恋心も泣かせますが、寅次郎が産みの母親と再会するくだりは人情ドラマの最高傑作としての名場面です。男は多かれ少なかれ甘えん坊です。母親は心の中で特別な存在なのでしょう。寅次郎に気をつかい「母」という言葉を避けようとして裏目に出る周囲の人たち、味噌のTVコマーシャルはおかしく哀しい。ラスト、母親と一緒にいる寅次郎が目撃されるシーンで映画館にいる男たちは皆目頭を熱くしていました。もちろん、私もです。
7点(2003-05-17 13:52:13)
50.  真昼の死闘
思い起こせば映画館の切符売り場横にポスターが貼ってあり、イーストウッドはそれまで出演していた西部劇とは少し違う表情をしていました。なるほど、一匹狼クリント・イーストウッドがこの作品ではシスター(修道女)と旅は道連れとなります。シャーリー・マクレーンは御年を感じさせない美しさとエネルギッシュな演技を観せてくれます(いいですねえ)。ラバにまたがり鞭を扱う姿はとても愛らしく、思わず守ってあげたくなります。イーストウッドが関わりたくないのにせずにはおけない気持ちがよくわかりました(?)いつものように葉巻をくわえたイーストウッドは絵になりますが、この作品ではとてもアクティブで表情もやわらかく、長袖シャツをまくった若い姿は西部劇版アクション映画を観ている面白さがあります。葉巻の火でダイナマイトを点火し器用に投げ入れるシーンはかっこいいですよ。ガンマンから刑事へ、まさに中間のイメージ?があります。彼の出演作品のベスト10に入るのではないでしょうか。
7点(2003-05-17 13:20:52)
51.  北京の55日
公開当時、小学生だった私はチャールトン・へストンが頼れる男そのものに見えましたね。戦いながら城塞の坂を上って行くシーンは画用紙に描いた記憶があります。サントラレコードに収録されていた北京の55日マーチ(曲名が違っているかもしれません。すみません)で各国の国歌がアレンジされて演奏されますが、最後の最後に君が代が妙な旋律で流れるのが気に入ってました。余談ですがブラザースフォー(ビジーフォーじゃないですよ)の歌う北京の55日やアラモ(ジョン・ウェイン主演)、良かったなあ。
7点(2003-05-15 13:33:27)
52.  遊星からの物体X
映画館の座席で恐怖に体をこわばらせた経験は何回かありますが、この作品もその一つです。ドキドキした映画は結構ありますが恐怖シーンが記憶に残っているという意味ではベスト10に入ります(順位は付けられないですが・・・)。映画を観にいった日の体調や気分にも影響されるとは思いますが、この映画の犬のシーンや血液検査、心臓マッサージのシーンなどは恥ずかしいですが中年になった今でも恐怖として鮮明に記憶しています。50年代60年代の映画に観る恐怖シーンもショッキングですが、想像し得る悪夢を映像化したような作品としては異色でした。残念ですが、恐怖のあまりラストの(ネタばれ)は気が付きませんでした。今度ビデオで観直そうと思っています。ありがとうございます。
7点(2003-05-14 18:36:18)
53.  レッド・サン
公開時、中学生だった私は友人と観にいったのですが何でも感動してしまう年齢だったためか、ラストシーンの電線を見て目頭が少し熱くなってしまいました。忠義心は西部劇の中では「男気」になるのかななどと勝手に納得していました。男の世界といえばマンダム=ブロンソンですが、この作品でもさりげなくウェットな部分を見せています。アラン・ドロンはちょっとかわいそうかも。世界の三船はこれぞ「サムライ」を演じておりしっかりと三つ巴に描かれているのがうれしかった記憶があります。最近、テレビ番組の秘境探検シーンでこの映画のテーマ曲が使われていました。懐かしくなり簡単Reviewに投稿させて戴きました。
7点(2003-05-14 18:00:40)
54.  ある愛の詩(1970)
当時、中学生だった私は素直に感動してしまった。愛する人のために生きることが自分の生きがい。そのように見えた。いつの時代でも恋愛には世代のギャップがある。わかり合おうとしても十分ではない。当然だろう。たとえば貧しさを貧しさと感じないのは恋愛に喜びと果てしない夢があるからだ。どんな形にせよ恋愛が人を成長させることは事実であり、こればかりは親も友人も介入できないし代わることもできない。ただ実体験のみがすべての答えなのだろう。この一瞬、ジェニーを楽しませようと見事なスケートをするオリヴァー。思いを伝えるジェニー。一生懸命であることは後悔を越える力をも生む。フランシス・レイの音楽は永遠を奏でているようにも聞こえる。時代は変わっても「二人でいれば何も怖くない。それだけで幸福」という恋愛感情は変わらないのだろう。打算的な恋愛、かけひきの恋愛、ゲームのような恋愛、そして常識をものさしにした恋愛はいくら経験を重ねても本当の自分の成長にはならない。残るのは後悔だけなのだろう。あれから30年以上経ちましたがラブストーリーの原点として、今でも名作の一本だと思っています。
7点(2003-05-13 17:48:57)
55.  スター・ウォーズ
リアルタイムで観た3部作ですが。この記念すべき第1作の頃は正直なところ高校時代に観たブルース・リーの影響をまともに受けていたので「話題作を観た。面白かった」の域を越えてはいませんでした。つまりはマニア、フリークにまではならなかったのです。ただし映画が観た人のその後の人生に影響することがある、という事実はよくわかりますし後年「エピソード1」公開にあたり「スターウォーズってどういうの?キッズウォーみたいの?」という、知らない世代に対してまるでマニアの気持ちを代弁するように熱く語る自分に、やはり時代を代表する傑作だったのだと改めて認識しました。他の方々も書いていらっしゃいますが有名なテーマ曲とともに始まるオープニングは本当にわくわくします(最近は前置きが長い映画が多いのでかえって新鮮です)。スペースファンタジーとしてSFアドベンチャーとして、また人間ドラマとしても楽しめます。正統なファミリー向けの寓話ともいえるでしょう。あれから20数年たった現在、スクリーン上の光と電子音がゲームを始め私たちの生活の中にあたりまえのように存在していることもこの映画の影響なのかもしれませんね。
7点(2003-05-08 14:38:31)
56.  スリーパーズ
正直なところブラピとデ・ニーロを観たくて映画館に入りました。幼少期のトラウマを扱った作品は多いですが、映画を観終った後に席を立つ気になれずに続けてもう一度観ました。大人になっても心の中で停止している年齢がその後の人生を不安な現実感のないものとしてしまうことは非常によくあると思います。自分が今、ここにいるのは事実でも頭の中は心の中は「あのとき」を見続けている、感じ続けている。その苦しみから解放されたいと思っていた彼らが選んだのは復讐、というよりも「わかってほしい。解放されたい」という切なる願いだったのでしょう。少年時代の気持ちが暗くなるほどの描写は、彼らが毎日の生活の中で無意識にあるいはフラッシュバックのように五感に六感に受けている悪夢なのでしょう。ラストに語られる、ブラピが独り静かに人生を過ごしたというくだりは2回目に観たときに「解放」と感じられました。それでようやく席を立つことができました。
7点(2003-05-06 14:12:47)
57.  大地震(1974)
公開当時、劇場が揺れるというのでけっこうドキドキしながら映画館に行きました。確かに音響効果の振動が伝わり高校生だった私は「実際に地震が起こったら・・」と考えつつスクリーンに観入った記憶があります。冒頭チャールトン・へストンが体を鍛えているのを観て「この俳優さん現実にこうやって体を維持してるんだろうなあ」などと余計なことに感心した事も覚えています。あれはいつまでも若くありたい(恋人のためにも)という主人公の心情をそれとなく表していたのでしょうか?。当時、妻を選んだラストは「この人の良心なんだろう」と思っていましたが中年になった今、改めて観てみると「きっと心のどこかで妻がこうなったのは自分のせいもあると苦しんでいたんだろうな」などと身にしみてしまいました。結婚している男を好きになると辛いこともあります。(関係ないですね。失礼)
7点(2003-05-01 17:14:25)
58.  レイジング・ブル
現在のところ唯一、試写会で観た作品としても記憶に残っていますが冒頭のオぺラ「カヴァレリアルスティカーナ」間奏曲をバックにリング上でシャドウボクシングをしている孤独な姿とカメラのストロボがたかれるシーンが主人公をイメージしているようで印象的でした(昔の記憶なので違っていたらすみません)。人生を、生き方を花火にたとえることがありますがスローモーションでたかれるストロボ、しかもモノクロームの陰影は激しく狂おしく、かつ求めても理解されることなかった主人公の人生だったように思えます。相手を受け止めることも大切なのに、力尽きるまでパンチを繰り出すことでしか安心できなかった脆さと哀しさは他人事ではないかも。デ・ニーロは演じるというより本人になってしまった。凄い。突然カラーになるシーンは主人公の至福の時間なのでしょうか?。改めてビデオで観たいと思います。
7点(2003-04-28 17:08:59)(良:1票)
59.  バングラデシュのコンサート
1971年8月。ビートルズのメンバー、ジョージ・ハリソンが開催した「バングラデシュ難民救済コンサート」の記録映画です。ファン以外はほとんど関心がないと思いますが、一切脚色のないドキュメンタリー映画として彼が訴えたかった姿勢を評価したいです。また、これ以降多くのミュージシャンたちが自分の立場、役割を生かして「救済コンサート」の類に参加しはじめたことは事実であり、影響を与えたジョージに拍手を送りたいと思います。
7点(2003-04-23 15:39:03)
60.  シカゴ(2002)
ミュージカル「シカゴ」の映画化とは知らずに観始めました。勝手にミュージカルスターのドラマなのかなと・・・(無知ですみません)。よく言われますが原作とその映画化が似て異なもの、のようにミュージカルの舞台と映画化も同様なのでしょう。いずれにしてもそれぞれ楽しみ方が違うと思います。ストーリーそのものは正直あまり面白く感じませんでした。が、舞台ではあまり観られない表情のアップや細かい体の動きは映画ならではの面白さ、美しさがあり楽しめました。特にマリオネットを操るようなのようなナンバーは印象的でした。リチャード・ギア、好きな俳優です。女性に囲まれて歌う1曲目とてもシャイでしたね。タップのシーンは気合十分、見事です。暗闇の中、鏡に浮かぶロキシーはまさしくスターそのものでした。また、役柄よりもキャサリン自身が「水を得た魚の如し」で、舞台を観ているような臨場感もありました。歌声もなかなかのものでした。   
7点(2003-04-23 15:04:41)
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