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やましんの巻さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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601.  耳に残るは君の歌声
意外にも皆さん点数辛いので、あえて満点。ぼくには素晴らしい映画でしたけどねえ…。この20世紀を、たったひとりの少女の「父を訪ねて3千里」というパーソナルなドラマの中に描ききってしまおうという監督の野心は、見事に達成されているのではないですか。いっくらでも重厚に、かつドラマチックに作れるはずのプロットを、「ただ父の前で歌いたい」というシンプルな娘の願いと相対化することで、歴史そのものを内面化してみせたその才気。そう、「歴史」とは、ひとりひとりは無名の人間たちが生きてきたという事実の集積ではないですか。大文字の「歴史」観からは決して見えてこない、「個」としての人間の生の証し。そんな、実に当たり前のことを思い出させてくれる、本当に本当に美しい映画です。誰が何と言おうと!
10点(2003-06-06 15:49:12)(良:3票)
602.  ミスター・ルーキー
今年(2003年)の今頃に公開していれば、もっと話題になってヒットしたろうにね。残念でした。結構期待したんだけど、ドラマ部分の作りが散漫で、「こんなもんかあ」とガッカリ。せっかく長島一茂が意外な好演を見せているんだから、会社の人間関係や家庭内のあれこれを、『釣りバカ日誌』シリーズくらいにはていねいに描いてほしかった。所詮これじゃ、阪神タイガースファンご用達映画にしかすぎないよね。ちなみに小生は南海(現ダイエ-)ホークスのファンです。誰か『あぶさん』を映画化しちくりー!
5点(2003-06-06 15:26:14)
603.  ミクロの決死圏
SF映画史上の傑作であることは、今さら小生ごときが申すまでもありますまい。映画の冒頭、旅客機がヌーッと現れて、その横にタイプ文字でタイトルが打ち込まれる部分から、カッコ良すぎ! 個人的には、ラクェル・ウェルチの身体に血小板(?)が張り付くボンデ-ジ(笑)姿と、それをばりばりはがす男たちのシーンが、何痔見てもイヤラシクて大好き。片時もダレず、ムダのないファンタスティックな冒険譚として、さすがリチャード・フライシャー監督ならではだと、あらためて敬意を表したいと思います。
10点(2003-06-06 15:16:17)(良:1票)
604.  ミート・ザ・フィーブルズ/怒りのヒポポタマス
グロいよねえ。こんな悪趣味極まりないキワモノ映画を作ってた野郎が『ロード・オブ・ザ・リング』を撮るにいたるってのも、人類の”進化”の証明(?)と言えるんでしょうか…。もっとも、作品は実に面白い。十分に愛らしいパペットを使って、スプラッターな狂騒的ドタバタ残酷喜劇を展開するっていう、発想そのものがなかなかです。つまり、趣味の良い悪趣味ってやつですな。
7点(2003-06-06 15:04:21)
605.  マンハッタン無宿
マンハッタンでテンガロンハットを被った主人公の保安官が、街の人間に「テキサスか?」と聞かれて「アリゾナだ」と苦々し気に答えるシーンがくり返し描かれ、笑える。この男、常にクールだが女にだらしないってあたりの設定も、実に人間臭くてよろしい。そんな、けっこうダーティ(後のハリー・キャラハンほどじゃないにしろ)なヒーローを、イーストウッドが快演。ドン・シーゲルの簡潔明快な語り口も、最近のジェットコ-スタ-調の16(時には32)ビートじゃなく、8ビートの映画的テンポで快調であります。
8点(2003-06-06 13:44:33)
606.  まわり道
人生の目的なんてあるのか…という問いそのものを抱えて彷徨する主人公の”さすらい”ぶりと、その屈折感が画面から切々と伝わってくる。少しでも挫折を知る人間にとっては、何よりも共感と後ろめたさ(あれは自分自身だ…と、主人公の姿にどうしても自己を重ねてしまうから)を感じさせる、そういった意味で実に”重い”映画。青臭くってかなわん、とおっしゃる向きがあるだろうけれど、生きること自体がそもそもいつまでも青臭く、みっともないことの連続でしょ? 少女時代のナタキンが重要な役で登場し、真正ロリータぶりで見る者を狂わせてくれます。
9点(2003-06-06 13:33:42)
607.  真夜中のサバナ
アメリカ南部のサバナ(サバンナの方が正しいと思うけど…)が持っている、独特の頽廃感と妖しさが、とても良く表現されている。決して悪い映画じゃないと思うんだけど、ちょっとケビン・スペイシーの主人公に、いかがわしさが足りなかったかな。それと、やはり後半の裁判シーンがダレるのはイカンです。イーストウッド監督には、こういうスクエアな場面の演出が合わないのかも…。もっとも、どんな監督が撮っていても、裁判のシーンなんてたいていタイクツなんだけどね。やはりイーストウッドは、出演もしてくれなきゃ寂しいよぉ。
6点(2003-06-06 13:21:00)
608.  真昼の死闘
うん、めちゃくちゃ面白かったという幸福な記憶が、今もしっかりと残り続けているクリント・イーストウッド=ドナルド・シーゲルの名コンビ作品。ただ、これって明らかにシャーリー・マクレーンのために企画されたという感じで、そのためイーストウッドはどうしてもいつもより影が薄いかも。それでもクライマックスの大戦闘シーンは、シ-ゲル監督らしいあれよあれよの名調子で、見ごたえ十分っす。少々お下品なユーモアもいい感じだしね。
8点(2003-06-06 13:11:57)
609.  摩天楼を夢みて
こういう映画を”傑作中の傑作”と言うんです。とにかく、役者のひとりひとりを際立たせ、それぞれに存分な演技をさせながら、映画として見事に統一感がとれている。デイヴィット・マメットの原作戯曲も素晴らしいんだろうけど、やはりここはジェ-ムズ・フォ-リ-監督の、どんな些細なワンカットでも人物をこれ以上ない構図に治めてしまう「天才」こそを賞揚しようじゃありませんか。とにかく、素晴らしい映画だっ!!
10点(2003-06-06 13:01:27)
610.  マッドマックス2
単なるアクション映画というより、アクション映画の概念を変えてしまった稀有な1本。ひとつイヤミなことを言わせていただくなら、この映画、ちゃんと劇場のシネスコサイズの大画面で見ないと、その真価はぜ~ったい分かりませんぞ! ワイド画面のローアングルで捉えられた、疾走する車やオートバイのほとんど官能的なスピード感覚。ここまで映像の隅々にまでエナジーとスタイルと作者の世界観が込められたものなんて、そうはないと思う。ジョージ・ミラーはこの時点で明らかに黒澤明に匹敵する仕事をした。大袈裟じゃなく、ぼくの生涯のベストのひとつです。
10点(2003-06-06 12:52:42)
611.  マイ・レフトフット
いやあ、素晴らしいなあ。この手のストーリーにありがちなお涙頂戴的な作為や、深刻ぶった偽善調もなくて、まるでジョン・フォードの『我が谷は緑なりき』なんかのアイルランドものを思い出させる名調子。障害者の弟に対する家族…なかんずく兄たちのさり気ない心配りに、いや~泣けました。それにしても、何て恵まれた奴なんだ、この主人公って! ダニエル・デイ=ルイスはもちろん、主人公の少年時代を演じた子役の見事さにも拍手を。
9点(2003-06-06 12:41:13)
612.  マイ・ビューティフル・ランドレット
当時(たぶん、今も)の英国内事情を切実に描きながら、どこかポジティヴな前向きさを感じさせてくれるなかなかの逸品。ダニエル・デイ=ルイスのマッチョなパンク野郎ぶりと、コインランドリーとの奇妙なミスマッチぶりがいい味出してます。どんな世の中でも、どんなに八方ふさがりでも、ささやかな夢を持ちながら生きていこうよね。たとえ無慈悲に踏みにじられることがあろうとも、ご同輩。スティ-ブン・フリア-ズ監督も、この小品が最も良いのではないかな。
8点(2003-06-06 12:31:14)
613.  マチネー/土曜の午後はキッスで始まる
ジョー・ダンテらしいB級映画への偏愛とノスタルジア趣味が、もうこれ以上ないくらい美しく結実した奇蹟のような傑作。相変わらず、ガキッぽい体裁でありながら、実は『13デイズ』なんぞより、いっそう切実に「キューバ危機」を頂点とした冷戦時代のアメリカ市民のメンタリティを描ききっていて、鋭い社会派映画にもなっているし。それに、あの、ヘンテコな巨大アリ映画をわざわざ作っちまう邪気も、いつもなら悪ノリに陥りがちなのに、気持ち良く笑って楽しめる。はじめてダンテを「好き」になりました、ワタシ。
9点(2003-06-05 18:44:34)(良:1票)
614.  マキシマム・リスク
まず何より、映画としてよく完成されている。いきなりヴァン・ダムが死んでしまう意外な冒頭から、「1人2役大好き(?)」なヴァン・ダム作品のパターンを踏襲しながらも、敵・味方の絡ませ方が実に納得できるものだった。見せ場にしても、さすがリンゴ・ラム監督らしいパンチとスタイリッシュさが効いているじゃありませんか。だてにフランスの演技派ジャン=ユーグ・アングラードを相手役に迎えちゃいないな、という立派に「アクション映画」の佳作であります。…文句のある者は、一歩前に出るように。
8点(2003-06-05 18:33:53)
615.  マウス・オブ・マッドネス
ちょっと理に溺れ過ぎかな…と思わせなくもないけど、実にスリリング! スティーブン・キングというより、まさにラブクラフト風な邪悪さが気色いいです。カーペンター作品としては、『エスケープ・フロム・LA』みたいな一見ノーテンキな作品の方が好みなんだけど、これは彼の「実は俺ってばインテリなのよ」という一面が最も良く出たものとして、評価したい。まさにメタ・ホラー・フィルムですな。
8点(2003-06-05 18:23:36)
616.  マーヴェリック
ううっ…(感涙)。リチャード・ドナーの映画で、かくも皆さんに受けの良い映画などそうそうありますまい。彼をアメリカ映画の中でも傑出した(しかしあまりにも理解されない)天才(!)だと信じて疑わない者としては、それだけでもう大満足。ほんと、この映画にしても、撮影現場での和気あいあいとした雰囲気が、そのまんま画面に反映されている。この幸福感こそ、ドナー作品の最も大きな魅力のひとつだよね。すべてにメカニカルになった昨今のアメリカ映画界にあって、彼の「人間味」は実に貴重なものである、と言っておきましょう。とにかくまあ、メル・ギブソン以下あのジョディ・フォスターまで、なんて楽しそうで幸せそうなんだ…あ、嬉しナミダが出てきた…
8点(2003-06-05 12:51:53)
617.  ホワイトハンター ブラックハート
これは、イーストウッドにとって監督というより役者としての「野心作」じゃあるまいか。ジョン・ヒューストンをモデルにした破天荒な映画監督役を、これまで彼が見せたことのなかった腹芸たっぷりの演技で喜々としてこなしている。特に、あのセリフの多いことったら! まるで自らイーストウッドという偶像破壊を楽しんでいるかのような、と同時に、”映画というものの業の深さ”をかくも優雅に描き出すという、まさに円熟の境地。『真夜中のサバナ』でケビン・スペイシーが演じた役も、本当はこの頃のイーストウッド本人が演じていたなら、もっとスリリングだったろうなあ。
9点(2003-06-05 12:35:34)
618.  ぼくの神さま
こういう単なる「カトリック礼讃の宗教プロパガンダ映画」風メロドラマを、さももっともらしい「良心作」として商売の道具にする風潮は21世紀にはなくなってほしいです。一方で、こんな”ある種の意図”がミエミエの映画を、何故そこまで絶賛したりホメたりできるんですか? …すべてにあざとく、すべてに類型的。死者にたいする痛みも悼みも、実のところない。オスメントの演技も、ただただ醜悪。すみません、この作品(映画、と言いたくない)って、ホントだめなんです。唯一、ロケ撮影による風景のみずみずしさと、ウィレム・デフォーに1点。
1点(2003-06-03 19:00:05)
619.  ポーラX
決して悪い作品だとは思わない。あの破滅的なまでに絶望まっしぐらの(内容も文章も)原作を、よくぞここまで映画化したと、ホメてあげてもいいくらいだ。が、一番のモンダイは、カラックスが自分で抱えていると思い込んでいる「絶望」とやらが、本人が信じているほど深いもんじゃないだろ…ってことが、図らずも透けて見える点。世の中、アンタ以上に”地獄”を生きてる者がいっぱいいるんだよ、お坊っちゃん。
6点(2003-06-03 18:44:27)
620.  ホーンティング
ウヒャ~、何なのこの評判の悪さ! 確かにちっとも怖くない「幽霊屋敷もの」なんて、インチキみたいなもんだけど、やたらグロに走ったり、暗闇でワッと驚かすようなショック描写に頼りすぎな昨今のホラー映画とは別の「冒険映画」として見る分には結構楽しめるじゃないですか。特に、この豪華キャストに合って実質的主役があのリリ・テイラーだとは…。この意表の突き方も、シャレっ気があってぼくは好きですね。
6点(2003-06-03 11:10:34)
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