Menu
 > レビュワー
 > まさかずきゅーぶりっく さんの口コミ一覧。31ページ目
まさかずきゅーぶりっくさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 848
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。

ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!

レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
414243
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
414243
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
414243
>> カレンダー表示
>> 通常表示
601.  ランブルフィッシュ 《ネタバレ》 
兄に憧れ、喧嘩や遊びにあけくれる弟ラスティジェームスをマットディロン、カリスマ性を持ち、カリフォルニアから戻ってきた兄モーターサイクルボーイをミッキーロークが演じた。昔はその名を轟かせるリーダーだった兄も、暫くぶりに戻ってきたら別人のようになっていた。それに戸惑った弟。彼女に浮気がばれ、彼女も仲間に奪われ理想の兄も想像と変わっていた。そんな弟の葛藤を、マットディロンが見事に演じていた。しかし、やっぱり兄役のミッキーロークがすっごくカッコいい!喧嘩にあけくれる弟を1段上の視点から見守る様が素晴らしい。俺には兄弟はいないが、兄に憧れた事のある弟ならばなおの事共感出来るのではないだろうか?喧嘩に加担しなかった兄が、弟を刺した相手をボコボコにするシーンが何故か強烈に脳裏に焼きついた。  全編モノクロなのは兄のモーターサイクルボーイが色盲で難聴という設定だからだろう。その他にもデニスホッパー、ニコラスケイジ、ダイアンレインなどスターがかなり出ている。地味な内容だが最後が印象的。ネタバレになりそうだが、ペットショップで檻の中のランブルフィッシュを逃がしてやろうとする兄は、つまりこの狭く荒み切った街から、弟を逃がしてやる比喩めいたものを感じた。そして兄の最後のセリフ。「俺のバイクに乗って海岸へ走れ」は、まさしく水槽の中の魚が海に帰る事、自由になる事と、弟の自由に生きろとの、兄の最後のメッセージそのものだったのであろう。「アウトサイダー」よりも暗く、分かりづらいシーンもあったが、それでもコッポラの青春映画は完成度が非常に高いと思った。
6点(2004-09-22 18:14:35)(良:1票)
602.  レディ・キラーズ 《ネタバレ》 
まず、さすがのコーエン兄弟の脚本。ファーゴ、ブラッドシンプルにも共通する、1度は犯罪が成功しながら1つ計算が狂い歯車が噛み合わなくなって落ちてゆく様が見事です!そして個性的な4人の手下を演じた出演者の演技!爆発物のエキスパートで彼女に計画をばらしてしまったパンケイク、船内で働きスパイ役を演じる偵察のガウェイン、トンネル掘りのエキスパートでずっとタバコをくわえている将軍、知能は少し低いが腕力のあるランプ。皆個性的で魅力的な役者が演じています。そして老婦人役の女性も上手い!お人よしな未亡人ながら時には正義感溢れ厳しい事を彼らに言います。  そして、勿論主役、トムハンクスがいい♪今回もうさんくさい教授役の為に生み出された独特の笑い方(声に出さない気色悪い笑い方)にこれまた嘘くさい笑顔。話術に長けていて作り話は絶妙だがピンチの時にすぐに顔に動揺が出る表情。そして歯をわざと味噌っ歯にしてインチキくささを増した。コメディアンの真骨頂!最近ずっとシリアス路線を進んでいた彼も、まだまだコメディいけるぞ!ってとこを観れて本当に楽しかった!実はとっても悪役なのに、そう見えないキャラなのも彼にぴったりです!期待通りの面白さで、1800円出す価値は十分にあったと思います!カメレオンアクターと天才兄弟の初タッグは大成功だったようです!!  ちなみに、米ではあまり興行成績が芳しくないといわれているこの映画ですが、上映館数の関係もあるし、必ずしもそれがつまらないという評価には繋がらないと思います。ちなみに、コーエン兄弟の映画の興行成績の中では「オーブラザー」に次ぐ2番目に良い興行成績です。「ファーゴ」「バーバー」や「ディボーズショウ」「バートンフィンク」より↑ですしね、悪くないですよ絶対!!
[映画館(字幕)] 6点(2004-09-22 18:13:29)
603.  非情の罠 《ネタバレ》 
67分の物語。日本初公開時は43分。切られたであろうおそらく暴力的なシーンはどこだか検討がつきますが、オリジナル完全版しか知らない私にとって、どうせ43分にするならもっとテンポ良く全体を進めた方がいいのでは?というくらい、ある意味キューブリックらしくゆっくりな展開です。  しかしながら目を見張るシーンも非常に多い。ボクサーが悪夢にうなされるシーン(ネガ反転映像が、高速で街中を直進するシーン)は、「2001年宇宙の旅」に出てきたスターゲイト突入のシークエンスを思い出すし、光と影のコントラストも、カメラマン出身のキューブリックならではの芸術的センス。ボクシングシーンも、スコセッシの「レイジングブル」や、タランティーノ作品に影響を与えた事は必至で、翌年の「現金に体を張れ」でより浮き彫りにされる事となります。最後の格闘シーンは、ビルの上を噂では許可を得ずに撮影したとか?マネキンのあるラストの格闘も実に大胆な構図でカッコいい!  「金が無いならアクションかサスペンスを撮影しろ」という時代に、今までに無かった大胆な撮影法で映画界に挑戦状を叩きつけたとまで言われた「非情の罠」。キューブリックの原点たるこの野心あふれる作品を、お時間がある方にはお薦めします。
[DVD(字幕)] 6点(2004-09-22 17:57:53)
604.  女学生の友 《ネタバレ》 
居場所も無く、親類は自分の財産ばかりに目を付けている、だったらその金を人生に有効に使えないかと考える男性と、援助交際に走りお金が全てと考える仲間に違和感を覚える女子高生。人生に物足りなさを感じた2人が偶然出会い、意気投合するのです映画ですが、今の世の中において、そんなに現実離れした空間にも感じない世界にも感じました。途中までの展開はとってもリアリティがあって惹きつけられるのですが、残念なふがら押しが弱い。冒頭からとラストまで、一貫した映画の方向性を出すべきなのに、ある意味逃げてしまっている感じがして、最後で台無しと個人的には感じました。お互いが必要と感じ、一時的には求め合いながら(男女としてではないけど、そうとも捉えられる)結局別れる。男は現実社会から離れ、女子高生は現実に戻る。きっとそれが一番現実的なんだろうけど、もっと想像を超える先の展開が欲しかった。上手く言えないけど凄くコンセプトが良かっただけに、現代の社会をモチーフにした傑作になりうるべき、原作をぶっ壊す位の展開にして欲しかったです。
[地上波(邦画)] 6点(2004-09-22 17:38:29)
605.  RONIN
ジョンフランケンハイマーという監督さんは、この作品が遺作となりましたが6,70年代に大活躍された名匠との事です。この映画の公開は98年ですからCGも全盛(同年公開作品にアルマゲドンなどもある通り)でしたが、全編CGを使っていない映像は圧巻の大迫力です(@@;CGも絡んでるアクションに見慣れた我々にとって、新鮮な驚きがありました!そう思って見返すからこそ余計に楽しく感じるのでしょうね!?  「西部警察」ってドラマを小さい時に見てた世代なのですが、やはり炎や爆発やカーアクションが「リアル」なモノはCGモノとは違うなぁと再認識しながら拝見してしまいました(^^)
6点(2004-09-22 17:29:36)
606.  ゴシカ
ロバートゼメキスがプロデュースするホラーって、ぶっちゃけ期待してないんですが(TATARIのトラウマで 苦笑)これは結構面白かったですね!佳作だと思います。義父を殺害した容疑で先に収監されていたペネロペクルス演じる女性との絡みも、謎も色々伏線を張っておいて、最後に解決させるという意味ではハッピーエンドだったと思います。  ネタバレさせる気がないので、オチは書きませんが。やはりむごい事をする大人にはそれなりの報いを受けるべきだなと感じました。殺された登場人物は、私が見ても最も許せない事を犯した奴ですから・・・。  しかしほとんどノーメイクのハルベリー、綺麗ですよ(笑)幽霊なんか信じない人たちが、信じざるをえなくなる状況に追い込まれていく様が分かりやすく描かれていて、98分の映画ですがあっという間に感じました♪「自分が正常だ!」と主張してる事をいくら話しても「お前は異常だ」と言われ続けたら、「もしかして俺は異常なのか?」と暗示にかかりそうな恐怖も描いていますです。
6点(2004-09-22 17:21:46)
607.  U-571 《ネタバレ》 
監督は「ターミネーター3」のジョナサンモストウ。主演はマシューマコノヒーですが、「評決のとき」や「コンタクト」よりも男くさくて全然良かったと思います!あとチーフをやったハーベイカイテルもさすがの存在感!最後の方で何とかドイツ軍の攻撃を逃れながら、残り一機の魚雷でドイツ船を爆破成功させた時には、それまでのクルーの苦悩が全て報われた気がして本当にほっとしました(^-^)ジョンボンジョヴィは吹っ飛んだ仲間の1人だよね?違ったかな?初めて観たので分かりませんでした(涙)  ドイツの駆逐艦がノシノシ近づいてきたり、潜水艇ぎりぎり横を魚雷がすれ違った時とかハラハラしっぱなしでしたよ!120億円の制作費ということですが、CGをほとんど使ってないって所も最近ぽくなくて良い♪エニグマ奪取までは良かったけど、さて帰るかって時に魚雷で自船が沈んだ時は、映画なのに「うわうわ~(@@;」と思いましたが、ハッピーエンドで良かったです!まっ戦争映画にハッピーも何も無いのは承知のうえでのコメントです。
6点(2004-09-22 17:17:11)(良:1票)
608.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト 《ネタバレ》 
まず、私は「結末を見せない」というホラーの形として1つ評価したい。賛否両論分かれる部分ですが、怖いモノ全てに必ずしも理由も結論も不要だと思うので、きっとあの終わらせ方は、それこそホウキにまたがった魔女が映るよりずっと怖い。観た者1人1人が創造する恐怖は、形で見せ付けられる恐怖より上をゆくと思うのです。もう1つ気の毒だったのは、日本では「魔女」はなじみが薄い。よっぽど「幽霊」の方が身近に恐怖を感じたと思う。  もう1つは徐々に冷静さを失ってゆく者同士の恐怖。「CUBE」や「エレベーテッド」のように閉ざされた空間で冷静さを失ってゆく様は非常にリアルだし、誰でもああなりかねないと思う。仲間が地図を投げ捨てて、それを後で知ったら「俺を殺す気か」と激怒するだろう。  客観的に観て「魔女伝説」「樹海潜入」「想像を超える何かの恐怖」を期待して観てしまうと思うので、あの結論は消化不良に感じるのであって、いざ自分が例えば富士の樹海に仲間と潜入して、帰り道が分からなくなってしまう恐怖を想像すると、あのVTRの学生の気持も投影して分かる気がするのである。  「サイン」や「ドリームキャッチャー」で中盤まで「何かが起こる・・・」と引っ張っている部分まで「すげぇ面白い!」と思ってたら、いざクリーチャー登場で、やれモンスターだエイリアンだとなったら急に萎える人にとっては(俺もだが)、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のあのしめ方は「アリ」なのです。
6点(2004-09-22 17:14:17)
609.  獣の剣
「三匹の侍」のような荒々しくもダイナミックな活劇を期待すると若干肩透かしくらいます。登場人物それぞれに志があり、基づいて動いている訳ですが、それぞれが心境が変化するまでの掘り下げが甘いのでご都合主義感が否めません。  メンバーも豪華だし展開も破綻してないし悪くないのですが、これからという終盤にあっさり終わるので、もうすこし先の展開も期待してしまいました。 平幹二朗演じる主人公からも序盤こそ見えましたが物語が進むにつれてそこまで獣感がなくなってくるので、もう少し全体的にギラギラした演出が欲しかったのと、特出の天知茂の使い方もったいなさすぎます。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-04-15 22:37:41)
610.  鬼平犯科帳
テレビシリーズ開始から6年、50代に突入し一番脂の乗り切った吉右衛門鬼平の頃の作品です。 吉右衛門没後も時代劇専門チャンネルやBSフジ等で何度となく再放送され、どのエピソードも非常に内容、テンポ、役者の演技力すべて完成度が高いのですが、唯一のこの映画版の出来が、ワーストに入るほどの残念な仕上がりです。 105分の尺ながらエピソードのつなぎ方もあまりうまくなく、キャスティングが豪華ですがそこに気を遣い過ぎた事も要因か、多くの人物描写にも物足りなさを感じます。テレビシリーズのスペシャルのように1本の原作を元に制作した方がまとまり良かったのではないかと思いました。 あとせっかく大物、藤田まことさんが出演するなら、そのカリスマ性を描きながらも吉右衛門鬼平とガッツリ共演する所が見たかったです。勿体ぶらせ方がガッカリ感に繋がってしまってます。 他にも書かれている方いらっしゃいますが、手に取りやすい映画版の吉右衛門版の鬼平を見て、こんなものかと思われるのは非常に残念です。連ドラ版、テレビスペシャル版の吉右衛門鬼平の面白さも知っていただきたいです。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-03-10 18:21:59)
611.  サブウェイ123 激突 《ネタバレ》 
オリジナル未見なので、タイトルの印象から、暴走した地下鉄を主人公が止めて切り抜ける物語なのかと思っていたから、余計に交渉メインの地味な展開の作品に映りました。主人公にも犯人グループにも感情移入できず、意外な展開もなかったので余計に薄い作品に感じました。デンゼルも仲良しのトニースコットというだけで引き受けたのかなと。役者は上手い方が多かったので脚本の残念さが目立ちました。トラボルタが何故無抵抗だったのかもちょっとわからなかったです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-01-16 16:41:17)
612.  スプライス 《ネタバレ》 
オスカーでのエイドリアン・ブロディ(ハルベリーにキスしたシーン)を観た時から、脳裏に (この人は演技上手いけどスケベだ)と刷り込まれてしまっている私は、あの生命体が大人の女になったら 絶対やるだろうなーと冒頭の時からずっと思ってて。 案の定やってるところを彼女に見られて洋服上げながら彼女を追う情けない顔をしてて (やっぱりエイドリアン・ブロディは俺の思った通りのスケベだった) と妙に納得してしまう、そんな作品でした。  追記・レイプされた生命体との子を産むような女とやるよりまだマシという声もあります。
[DVD(字幕)] 5点(2019-02-25 19:34:08)(笑:1票)
613.  ダンケルク(2017)
戦争映画にしては映像が綺麗すぎる。それゆえにリアルさが無い。 感情移入できるキャラクターがいないのはともかく、ただでさえ説明の少ない映画で陸海空を交互に見せていくのがあまり構成として活きていない気がしました。 ハンス・ジマーの音楽も観客を煽る演出には一役買っているもののサスペンスチックでミスマッチかつワンパターンに感じる部分も多々あり少々不満。 ノーランというだけで私も見る前に勝手にハードル上げている部分あって悪いですが、どうせ戦争映画を撮るならもっと人間くさくて血なまぐさいシチュエーションを切り取ってほしかったかなと思いました。 唯一リアルだった水に溺れかけるシーンは息苦しかった。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-09-05 18:09:00)
614.  4匹の蝿
アルジェントらしさはありますが、物語的には及第点かなーと。まずやっぱり音楽はゴブリンでもっと煽ってほしかった。いつの間にか「サスペリアPART2」みたいな、映像作家みなぎる謎解き映画を期待してしまってるのかなと。犯人知ってからそれまでの展開を思い返した時に「ん?」って疑問に思う所も多く、アルジェントの初期の作品の1つが観られた喜びは確かに大きかったですが、脚本がイマイチだったかなと思いました。ただカメラワーク(電話してる時に電話線をずっとナメて追う所とか)や無表情な仮面のアップ使ったりと、随所に私の観たいアルジェントのねちっこい部分を垣間見れてのは嬉しかったです!
[DVD(字幕)] 5点(2016-08-29 00:59:06)
615.  アンチクライスト 《ネタバレ》 
トリアーは演出家として役者の煽り方は毎回凄いと思う。この作品以外でも役者は皆とりつかれたかのような演技で観るものを圧倒します。この映画の主演2人も本当に鬼気迫る素晴らしい演技でした。ただあまり宗教的な部分を理解できていない自分としては、悪魔がどうとか森の中で異変を起こしていく過程と、息子を亡くした心情がシンクロして何故こうおかしくなっていくのかあまり繋がらなかったです。あと神とか悪魔とか人間の域を超越したテーマっぽいのに、突然生々しいセックス描写が出てきたり股間打ちつけたり性器切り取ったりする俗っぽい演出がこれでもかと入ってきた瞬間、ああ、良くも悪くもトリアーらしいなって残念な感じがしてしまって。ストーリーが難解だと言われていますが、鬱の時に作ったトリアー自体、そこまで明確なメッセージ持たずに作ったんじゃないかと思いました。点数つけるのものすごく難しいですけど、トリアーと予め理解して観たわけで、それなりに覚悟と期待をしてた自分の鑑賞後の気持ちでつけます。
[DVD(字幕)] 5点(2014-11-09 16:43:34)
616.  ノックは無用 《ネタバレ》 
振られたスケベ心で近づいた男がモトサヤで結果一番トクするという不思議なドラマでした。しかし3年も精神病院にかかっててあれじゃあ怖くていけませんね。マリリンはよく大根だって言われてますが、結構本当に危ない女に見えましたよ?(笑)  しかしあそこはエディじゃなくジェッドが殴られるべきでしょ!7歳の女の子バニイも本当に可哀想だったし。あまりに自分勝手なネルにイライラ。目の色や髪の色など外見が全然違うのに、ノイローゼにかかるほど愛した男間違えるなよ!(笑)  皆さんおっしゃるようにマリリンとアンの役回りが逆で、ヒッチコックほどのサスペンスの名手が演出だったらもっと傑作になってたかもしれませんが、演出も展開そのものもベッタリしてるので、観終わった感想は単純に(マリリンほど美人でもあんな危ない女はイヤ・・・)って感じでした。  大女優アン・バンクロフトのデビュー作なんですね、観終わった後に知りましたが、唄も上手くて美人でとても良かったです。
[DVD(字幕)] 5点(2010-05-02 00:42:59)
617.  ナイアガラ 《ネタバレ》 
日本の2時間モノのテレビドラマのようなシンプルなサスペンスですね。マリリン・モンローの魅力を期待して観たらガッカリするでしょう、確かに美しいですが…。序盤で思い出の曲「キス」を口ずさむシーンは良いですが、まぁ必見というほど長い時間でもないですし、悪女役というにはなんとも抜けてます。  そしてモンロー演じるローズと不倫相手のテッドはもとより、最初に命を狙われた夫のジョージにまで感情移入できないという困った作品です。巻き込まれるカトラー夫妻だけがただ気の毒。特に妻のポリーは優しさが仇になったような感じで可哀想でした。展開も、起承転結一応は成っているのですが、90分間さほど大きな起伏もなく淡々と進む印象でした。  1番怖かったのは滝の観光時、ジョージに追われてたポリーが掴まった柵がポキっと折れた所です。思わず「あっ!」と声が出てしまいました。反対に1番魅力的だったのは、終盤(滝に流されそうになるボートの中)のポリーのジーン・ピータースの健康的な太ももです。ってどっちもモンローじゃないんかい!(笑)
[DVD(字幕)] 5点(2010-05-01 18:08:11)
618.  デイ・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 
うーん・・・。まぁ怖いっちゃ怖いですけどねぇ・・・。原題がロメロの「死霊のえじき」と同じなので、どうしても比較してしまいます。でもオリジナルとは全くの別物ですね。  私が残念なのは「全面にCGに描写を頼りすぎてること」と「ゾンビと人間の強さのバランスが悪いこと」「ゾンビ発生(感染)原因を説明しすぎること」です。85分間という短い尺で展開もパワフルで面白いんですけど、あまりにゾンビがモンスターすぎる。走ったり知恵を持ったりするゾンビが数も半端ないので、絶望感を味わえる半面、昔ながらのゾンビ映画を期待してると少しさめてしまいます。○○をどう研究したからゾンビが出来たとか、細菌兵器がどうとかも要らないんですけどねえ…。  それにあれだけゾンビが強いと、自然と闘い慣れてる人間との対決に集約されてきますので、ホラーというよりアクション映画の雰囲気に近くなり、完全に「映画の中だけの現実」と感じるので、リアリズムという怖さとは異なるものになってしまいます。  ゾンビの圧倒的な強さを描きたいからといってCGでゾンビだけ速度が倍になるのはズルイでしょ。一旦死んでからゾンビになるのではなく、病気の人間がきっかけで直ぐにゾンビに変わる設定も個人的にはあまり…。オリジナルのバブみたいな愛嬌あるゾンビがいないのもマイナス…(バドがそこに当たるのでしょうけど)。  ロメロゾンビが好きなのでどうしても厳しく見てしまいますね、すいません。でも亜流のゾンビ映画とは違うマジメさはいいです。「バイオハザード」「28日後」とかが好きな方にはオススメかも。蛇足ですが「新ビバヒル」のナオミ役の彼女が結構大きな役で出ています。ヒロインの女性も美人です。
[DVD(字幕)] 5点(2010-04-26 00:13:46)(良:1票)
619.  13日の金曜日(2009) 《ネタバレ》 
30年前に登場したときは、こういう内容が凄く怖かったでしょうね。ただ映画も進化してるしグロ描写も進化してるので、それに見慣れたせいか怖くなかったです。セルフパロディ化してしまった「13日の金曜日」を原点回帰でリメイクする意気込みは伝わってくるものの、やはり同じマイケル・ベイプロデュースの「テキサスチェーンソー」シリーズと似通ってしまい、キャンプ地で次は誰が殺されるかのみに終始する展開も起伏が少なく、97分なのにもっと長く感じてしまいました。  あとこれは映画のせいというより、DVD化などの時に考慮してもらいたいですが、展開上ずっと画面が暗いので、誰が何でどう殺されたのかが一瞬分からない時が結構ありました。ただでさえ観る人がみたら登場人物の外見が似通っていて、登場人数自体も多いので、そういう意味でも誰が殺されたのか分かりやすいほうがありがたいです。  それとママの写真入りのペンダント、普通似てると言われたとか可愛いってだけであそこから持ち帰りますかね?それがジェイソンに殺されないための重要な伏線ではありますが、そもそもそこが強すぎて説得力がありません。リメイクの際、キャラクターも物語も設定や背景がもっとしっかりしてて一ひねりあれば、もう少し緊張感を持続できたのではないかと思いました。  ジェイソンに対してまったく恐怖心が芽生えなかったのは、ある意味致命傷だと思いました。でもそれって、そもそも殺される側のキャラが全体的に軽く、感情移入できなかったというのも一因ですかね。無駄に長いエッチシーンは脳天気ですしご愛嬌。
[DVD(字幕)] 5点(2010-04-02 10:27:27)
620.  1408号室 《ネタバレ》 
心霊現象というより、悪魔に心の中の弱さにつけこまれて取り入られてしまった男の苦悩って印象でしょうか。1時間以内に云々もなるほどそういうことかと。スティーブン・キングが原作なだけに怖いというよりもストーリーテリングが上手いと感じました。  皆さんおっしゃるように、1408号室の中の展開がずいぶんと派手で、映画的でしたね。そしてループの見せ方から中盤~終盤まで少し難解でワサワサしてしつこい部分もあり、個人的にはちょっと…。ただジュン・キューザックの1人芝居は見事でした。テープレコーダーのオチ部分で奥さん相手に見せる申し訳なさげかつ苦笑ともとれる表情が絶妙で素晴らしかったですね。  どの部分で連れていかれたのかなとか。オチを知ってから2度目観返すとさらに面白いです。キリスト信仰の方のほうがさらに評価高い映画かもしれないですね。
[DVD(字幕)] 5点(2010-03-28 01:39:09)
040.47%
191.06%
2313.66%
3374.36%
4465.42%
511313.33%
621425.24%
720023.58%
815217.92%
9394.60%
1030.35%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS