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なたねさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1180
性別
年齢 58歳
自己紹介 短くって、切れ味のいいレビューには「良」投票してしまいます。

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601.  ジャッジ! 《ネタバレ》 
バカまじめなお人好しといえば、現実ではともかく物語世界ではかなり勝率の高いキャラクターだと思います。本作においても主人公は、最終的には相当うまいこといっちゃってるわけです。バカまじめなお人好しの物語。我々物語の消費者は、かなりこのフォーマットに慣らされています。かなり浸透した予定調和。だから、いやいやこんなんあり得ないというよりも、バカまじめ、もはや今の世の中を泳ぎ渡るための有力なタクティクスになっているのではないでしょうか。「あいつはもう、バカまじめだからしょうがない」と言われたらしめたもの。人を動かす力になる。ワタシ、冒頭「現実ではともかく」なんて書きましたけど、実は誠実っていうのは、かなり使い回しの効く生き方だと思っています。
[地上波(邦画)] 7点(2015-04-29 08:07:50)(良:2票)
602.  ベイマックス 《ネタバレ》 
プニョンプニョンしたベイマックスがかわいいのだから、武装してからも中身の「こころもとなさ」を活かしたらよかったのになあ(はみでるとか。中だけパンクしちゃうとか)。そうじゃないから、戦隊ヒーローもののバッタモンみたいになってしまうんだ。最後の脱出シーンまでのタメだったのでしょうか。動きのあるシーンのスペクタクル感はよかった。「あ、これは映画館でみるんだったな」と思いましたもん。しかしまあ、全体としては可もなく不可もなく。あと、「2」はありそうだし、そのときには兄貴は実は生きているのではないかな。
[DVD(吹替)] 6点(2015-04-25 13:26:30)
603.  スモーク(1995)
嘘つきで、奇形で、かっこいい。いびつで、不細工で、居心地いい。伊坂幸太郎が好きそうな映画だ。
[DVD(字幕)] 7点(2015-04-21 16:19:09)
604.  北の国から '84夏<TVM> 《ネタバレ》 
言い尽くされているなか、付け加えるとしたら、正吉こと中澤佳仁氏の表情のすがすがしさ。中澤氏が「北の国から」シリーズのみで芸能界から身を引いたいさぎよさが、本シリーズを名作としたことに寄与していると思う。ワタシの中では、正吉は正吉のままだ。
[DVD(邦画)] 9点(2015-04-09 17:55:25)
605.  バグダッド・カフェ 《ネタバレ》 
主題曲を聴くための映画があってもいいと思っています。私にとって、「カリートの道」は「You are so Beautiful」を聞くためのものでした。いや、「カリートの道」をおとしめるつもりで言ってるのではありませんよ。8点つけてます。そういうもんだったとしても、いいんだと。本作について。キリキリと甲走った歌声「CALLING YOU」を聞くための110分だったと思っています。それにふさわしい前半、なにやら不穏な風景であったり、ぎくしゃくした人間関係でした。なんかいい感じの神経質なキリキリする雰囲気。しかし、ラスト近くの「バグダッド・ショー」、あれは何だ。「人生をローギアに入れて」「愛があれば大丈夫」。そんな世界観の映画だったかぁ?素人マジックは確かにチャーミングだったが、それだからと言って、こんなに早く宗旨替え(スローライフとか、ラブアンドピースとか)するなよ。あんたらもっと殺伐としてくれてたじゃないか。「なれあいすぎ」と出て行くデビーの気持ちがよく分かる。…あれ、だとするとワタシのこの未消化な感じも織り込み済み?難しい映画です。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-04-06 20:17:24)
606.  疑惑(1982) 《ネタバレ》 
宗治君には、男だったら大事なもの守るためなら、一生重荷に背負っていかなきゃいけないウソがあるのだよと言いたい。福太郎氏には、本当に息子を大事に思っているなら、そんな重荷を残さず、一人で黙ってやれと言いたい。そんなしょうもない男と対比するように「炎の女と氷の女の華麗な対決」とされる本作ですが、桃井かおり(炎の女)の圧勝じゃないですか。最後まで、画面を支配していたのは彼女でした。激昂したり、毒づいているときはもとより、法廷で少しぼんやりしている表情にも引きつけられました。
[DVD(邦画)] 9点(2015-03-29 14:03:05)
607.  小野寺の弟・小野寺の姉 《ネタバレ》 
失恋をして涙する片桐はいり(怪優)ってのは、バラエティ番組でクイ気味に芸人と絡んでいく美人女優並に、なんかこう、見てはいけないものを見てしまったという感じがしましたね。告知で見て想像していたのとはまるで違う、乾いてない方の作品。 
[DVD(字幕)] 4点(2015-03-28 11:15:59)
608.  旅立ちの時 《ネタバレ》 
逃亡者としての生活の描写はあまりない。信頼しあう家族の生活がただ描かれている。「自転車をおろせ」。突然のお別れのシーン。ハッとするけど、遅かれ早かれくる時。FBIの動きが予想以上に速かったにしろ、もう少しこの父母なら息子の別れの準備(過去づくりなど)を、周到にしていたのではないか。そんなオチなら、もう少し胸込みあげたかも知れないなあ。リバー・フェニックスのナイーブな演技がとってもよかった。全体に、是枝裕和監督的。
[DVD(字幕)] 6点(2015-03-23 19:45:12)
609.  日本と原発 《ネタバレ》 
本作を観るにあたって、「逆襲弁護士 河合弘之」(さくら舎、大下英治)を読んだ。「弁護とは『正義』ではなく、『論理』だ」と言い、「元々金権弁護士だ」と韜晦する河合弁護士の映画がどのようなものか興味津々とスクリーンに望んだ。しかし。「裁判はたったひとりでも正義をかけて闘える民主主義社会の安全弁みたいなものだ」と弁護士は言う。このこと自体、しごくもっともなことなのだけれど、そんないい子ちゃんじゃないんでしょう。「違法でない限りベストを尽くす」ってスタンスなんだから。原発にまつわるたくさんの事柄がわかりやすく解説がされていてよいのですが、弁護士自身解説者になってしまっています。だから弁護士の熱が伝わってこない。自作自演の限界かと思いますので、やっぱり監督はプロに任せて欲しかった。以上、映画としてのレビューですが、最後に。応援しています、河合弁護士。5兆5045億円の賠償を東電経営陣に求める株主代表訴訟、注目しています。
[映画館(邦画)] 7点(2015-03-09 19:08:32)
610.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 
これは奥行きの深い作品でした。犯人グループのビル(リーアム・ニーソン)への信頼感が半端無い。彼が最善の策を採るであろうことを前提として、犯人は計画を進めていきます。だから、身を持ち崩した中年男ビルのことが、物語半ばを過ぎても本当は悪の手先かも知れない疑惑を払拭できません。こんなに不安定なまま、話が進んで良いのか。ホントは、別タイトル・同一主人公の「一作目」があって、他のみなさんはもっと心安らかに観てたのかも、他の方のレビュー見てからここを書き始めました。ないようですね。いや、こんな鑑賞後の気持ちは初めて。満足。
[DVD(字幕)] 9点(2015-02-21 12:01:37)
611.  事件 《ネタバレ》 
冒頭、何かを抱え込む覚悟で登場したと思わせぶりのヒロシ。いや、誰かをかばおうとしているのだなと買いかぶっていたんです。ところが、とんでもない喰わせモノ。こいつの優柔不断かつ無責任がすべての元凶じゃないですか。こんなノッペリした男のどこが一体いいのか、姉妹して。骨肉の、そしておんな同士の争い。つまるところは、三面記事的な話。しかし。司直側から法廷に入場するシーンから始まる裁判シーン、丹念に証拠と証人の発言から事実をあぶり出していく過程がスリリングで観るモノを離しません(特に裁判長・佐分利信がいい)。そして、人の血が流れるような事件では、多かれ少なかれこのような「無責任」「血の濃さ」があるんだろうなということに思い至りました。殺人事件の8割以上が家族か顔見知りによるもの。世の中、今日もいろんなところでこんなことが起きているんだろうな。であれば、この大上段なタイトル、たった2文字の「事件」も理解できます。
[DVD(邦画)] 8点(2015-02-16 21:14:01)
612.  WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~ 《ネタバレ》 
「さよなら」のシーンがとてもいい。駅で見送る人たちも、バイクで駆けつける人も。名残惜しい気持ちは山ほどあるのだけれど、言葉は少ない。ワタシ日頃、「じゃ、いずれまた」とか「遊びに来いよ」とか何か付け足して、当てにならない再会の布石を置くようにしてお別れしてしまうのですが。しかし、「さようなら」。とてもすがすがしい日本語だったのですね。
[DVD(邦画)] 8点(2015-02-14 18:38:19)(良:2票)
613.  LUCY ルーシー 《ネタバレ》 
人間の脳が100%働くと宇宙になるというお話と解釈しました。新しいような気もしましたが、そうだとすると私という存在も誰かの脳の活動なのねとか考えちゃうと、いつか見た物語のような気もしますね。終盤、脳の活動がどんどん上がっていく過程が、徐々に足下から黒っぽくなっていく主人公というのが安い。だから、長めの「世にも奇妙な物語」を見たような鑑賞後の印象です。リュック・ベッソン、これは「小説」で勝負するべき話ではなかったでしょうか。
[DVD(字幕)] 5点(2015-02-11 19:26:52)
614.  her 世界でひとつの彼女 《ネタバレ》 
うわー、これはえらいものを観せられた。OSの彼女なんてものを道具立てしていますが、つまるところ、赤裸々かつ、あからさまに「オトコの更年期障害」を描いた作品だと思う。中身は物心ついた頃からほとんど変わらないのに、入れ物(身体)だけはどんどん衰えている。すぐ転ぶところがイヤだ。寛容にみえて、心グズグズなところがイヤだ。ウクレレや手紙集が卑猥だ。子供に見せたくないくらい。ワタシはこの映画の主人公がとてつもなくイヤだ。だから、とことん良くできていると48才のおっさんは思う。そうです、ワタシも更年期です。10点でも5点でも良いような気がしますが、ここは5点で。いや、すごい5点だよ。
[DVD(字幕)] 5点(2015-02-07 21:26:53)
615.  不思議惑星キン・ザ・ザ 《ネタバレ》 
唐沢俊一氏の著作で紹介されていました。少しどうにかなってしまった人の心象風景のような殺伐としたシーンが続き、正直困惑。しかし、意外な仕掛け(なに、その「第二章」。「小辞典」?)に釣られて見続けていくと、ラスト20分の怒濤の浪花節的展開。思ったよりはキレイな幕引き。不思議な映画でした。
[DVD(字幕)] 6点(2015-02-07 15:18:40)
616.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
面白かった、ような気がするってヤツでしょうか。しかし、見終わった今、なにか上手な作り話に丸め込まれたようなクヤシイ気分でいます。いや、ほらでも、映画ってみんな「上手な作り話」なわけでしょう。 にもかかわらず、本作については何故かことさら。だから、スゴいことなのかもしれないとも思いつつ。…いや、半分以上はわかったつもりなんですけど。
[DVD(邦画)] 7点(2015-01-17 18:55:46)
617.  秋刀魚の味(1962) 《ネタバレ》 
激しく感情を高ぶらせるようなことはなく、正確な間合いで会話する登場人物たち。ひとの暮らしをモチーフにしつつ、生活臭さがない。まるでアンドロイドたちが昭和30年代を演じているようだ。その違和感がイヤかというと、そういうわけでもない。不思議な映画。
[DVD(邦画)] 5点(2015-01-11 12:09:14)
618.  シティ・オブ・ゴッド 《ネタバレ》 
「心優しき三人組」の物語が終わりリトル・ゼのの物語になってからは、欲しいモノがあれば銃で奪う、撃たれたら撃ち返す。撃たれなくても撃つ。それだけ。登場人物の個別な事情はおいといて。ブラジルのスラム街のことはわからないワタシですが、こんなにもプリミティブな世界だったの。ワタシは社会派ドラマを装った単なるギャング映画とみました。満を持して最後に明かされる、物語の語り手であるウイルソン・ロドリゲス(写真家)って誰。
[DVD(字幕)] 3点(2015-01-10 08:23:25)
619.  ザ・レッジ -12時の死刑台- 《ネタバレ》 
うー。宗教がらみのかなり飲み込みにくいやりとりが続くのですが、その実、とっても下世話な話。手前勝手な原則を背骨にしてどうにか体を持ち上げている弱いオトコ、ジョーの有り様(よう)というのは、キリスト教原理主義者でなくとも、我々の身近にもありますよね(あ、ないですか?)。だから視聴後、とっても胸クソ悪い映画なのですが、見応えありです。やっぱ、オンナ怖いよ。
[DVD(字幕)] 8点(2015-01-05 20:10:42)
620.  ひゃくはち 《ネタバレ》 
いい。まず、これどうやって撮ったんだろうと思うのは、野球のシーンがさりげなく、強いチームのそれらしく見えること。野球の上手い児を役者にしたのか、役者を徹底的にしごいたのか。1年立花のフルスイングしたあと手応えを確認する様。夜中のトスバッティング。ノブを迎えにいくシーンでの雅人の芯ブレのない走り、などなど。手抜きなし。森監督はサンダーのような人か。すごいぞ。こういうのが面白くないわけがないんだ。本筋について。常勝校の野球部員の生活は、修行僧のよう。煩悩に振り回されつつも、目の前の精進にひた走る。「最後の夏までやり遂げてからだったら、答えられるかも知れない」。眩しすぎる。最後のアレは、全国高校野球部そこかしこで、ささやかれているネタのような気がする。伝令ギャグ。練習が裏切らなかったことに、ワタシは血圧が上がってポーッとなる。オレもがんばろう、と一人ごちる。
[DVD(邦画)] 10点(2015-01-04 19:47:57)(良:1票)
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