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やましんの巻さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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681.  荒野のストレンジャー
小生は決して盲目的イーストウッド信奉者じゃないつもりですが、この映画こそ「監督・イーストウッド」の真の誕生を告げたものだと高く高く評価するものです。スタイル、語り口、キャラクターのすべてが、その後のイ-ストウッド作品を予告し、しかも真っ赤にペンキを塗られた町並みなどのユニークなはったりをかましてくれるなんざ、ただただシビレまくり。あのラストも、不敵きわまりなくて、ほんと、素っ晴らしいと思います。
10点(2003-05-22 13:41:46)
682.  刑事ジョン・ブック/目撃者
傑作だとか、駄作だとか、そういうんじゃなくて、愛することができるか否か、こそが大切な作品じゃないでしょうか。そう、確かにアーミッシュというものの風俗的面白さを除けば、陳腐なストーリー展開でしかないのかもしれない。映画史に残る大傑作じゃ、お世辞にもないでしょう。けれど、何気ない人物の表情や、セリフ、ワンカットといった部分が、これほど心に残る映画もそうはないと思う。だからぼくは、この映画が大好きです。時々、いろんなことに疲れたら、いつもこの映画に帰ってきます。そして、心満たされるんです。 《追記》明け方間近の薄明のなか、ハリソン・フォードの主人公にヒロインのケリー・マクギリスが駆け寄り、抱擁し、キスをする。まさに情熱=受苦として“パッション”と、この愛が刹那と分かっている「大人」たちのどうしようもなさを同時に了解させるふたりの姿・・・。今でもぼくはあの場面を、アメリカ映画のなかで最も美しいラブシーンのひとつだと信じております。
[映画館(字幕)] 8点(2003-05-22 12:58:33)(良:1票)
683.  クロエ(2001)
利重剛カントクの映画は、なぜいつも「純愛」をここまで照れることなく絶叫できるんだろう? それがいいってヒトもいらっしゃるでしょうが、ぼくは、いつも映画館の暗がりで赤面してしまう…。ところで、この作品でのともさかりえの口元って、なんかビミョーに異様じゃありません? 奇妙に歪んで、開いてて…ウ~ン、気になるっ!
5点(2003-05-22 12:06:34)
684.  グレイス・オブ・マイ・ハート
シックスティーズのミュージックシーンを愛する者にとっては、ナミダもの。単なるファッションじゃない、あの時代への愛とリスペクト、そして批評的眼差しが嫌味なくとけあって、団塊世代のナツメロ映画にゃ終わっていません。でも、映画以上にサントラがグーよ。《追記》←う~ん、自分が書いた文章とは思えん(笑)。 何だか全然レビュー数が増えていなんですけど、そんなに人気がなかったんですか…悲しい。キャロル・キングをモデルにしたシンガー・ソングライターの主人公が、様々な出会いや別れのなか音楽とともに生きていくといった、まさに“王道”的展開。なれど、「物語」にではなくあくまで「音楽」によってドラマを語ろうとする演出は、なかなかに野心的かつ才気を感じさせてくれる。それを実現したバート・バカラックの楽曲が、ほんとにほんとにほんとにグレイトです。さすが、マーチン・スコセッシが製作総指揮として関わってるだけのことはあるんだけどなあ。
8点(2003-05-22 11:43:34)
685.  クラッシュ(1996)
すみません、ジェームズ・スペイダー扮する主人公に限りなく精神が”シンクロ”してしまった私は、やっぱりヘンタイなのでしょうか…。家族に内緒で、今でも夜中にこっそりビデオで何度も見直しているのって、イケナイことなんでしょうか…。もはや車と一体化したような、全身サイボーグ(?)状態のロザンナ・アークェットの、何て官能的なこと! いつかクローネンバーグに、江戸川乱歩の怪奇耽美ものを翻案して撮っていただきたいものだ、とは、小生の見果てぬ夢です。
10点(2003-05-22 11:32:12)(良:1票)
686.  暗くなるまでこの恋を
そりゃあ、溝口健二の映画とくらべりゃユルユルの、トリュフォーとしても失敗作の部類に入る代物だとは思いますが…。自分を殺すと分かっていてもその女を愛し続ける男の、マゾヒスティックなまでの「優しさ」は、やっぱりトリュフォーならではのもの。最後の最後でその愛にこたえたヒロインに、小生は涙を禁じ得ませんでした。カトリーヌ・ドヌーブは信じられないくらい美しいし。
6点(2003-05-22 11:19:18)
687.  グース
キャロル・バラ-ド監督の映画には、いつも独特の”空気感”がある。まさにスクリーンから風を、空気の湿り気や温度を、朝露に濡れた草の匂いを、つまりは「アトモスフィア」というコトバの全ての意味するものを。正直いつもの彼の映画にくらべて、ちょっとストーリーに俗っぽさが勝ち過ぎているかな…とも思うけど、なんの、紛うことのない正調「キャロル・バラ-ド節」が全編を彩っております。
8点(2003-05-22 11:09:23)
688.  霧の中の風景
テオ・アンゲロプロス監督が、これほどまでに万人(?)に愛される映画を撮ったことに、公開当時ガクゼンとしたことを覚えています。ああ、ぼくだけのものでいてほしかったのにぃ~! って…。主人公の姉弟のうち、幼い弟の手紙がときどきナレーションとして挿入されるんだけど、そのナイーヴで詩的な野にも、心震えっぱなし。翻訳した池澤夏樹にも感謝の花束を。とにかく、本当に美しい、まさに詩のような逸品だとぼくも思います。
10点(2003-05-21 19:06:08)
689.  恐怖のメロディ
記憶の中では、たぶん一度も拳銃が出てこなかったのでは? あのイーストウッド作品なのに?? で、包丁振り回す女ストーカーにさんざんいたぶられる主人公という、ある意味実に情けない主人公を、初監督で自身に演じさせるこの男っていったい…。そういったアブナサ加減といい、唐突にモントレー(イーストウッドの家があるカーメルの御当地)のジャズ・フェスティバルの風景を盛り込むあたりといい、監督デビュー作にして100%完全無欠のイーストウッド映画!
8点(2003-05-21 18:55:19)
690.  華麗なるギャツビー(1974)
原作者フィッツジェラルドの大ファンとしては、フランシス・フォード・コッポラの脚色が実に巧みに小説のエッセンスをすくい上げていることに感心。配役、音楽も見事だと思います。それだのに、単なるダイジェストに終わってしまったのは、WHY? けれど、ついまた見たくなってしまうってことは、やっぱりこの映画が好きなんでしょうね…。
8点(2003-05-21 18:34:04)
691.  カリスマ
「人は自然状態にあると自己保存の権利を行使しあい、果てしない死闘に明け暮れる」という、哲学者ホッブズの『リヴァイアサン』の定義そのままに展開する恐るべき寓話。何より戦慄させられるのは、この映画に描かれたようにこの現実の世の中が、絶えざる恐怖と暴力による死の危険に満ち満ちてきているってこと。「9・11」以後の世界をここまで予言した映画もないと思う。ただ、畏怖あるのみ。
10点(2003-05-21 18:12:24)(良:2票)
692.  学校の怪談
このシリーズが大好きな(ただし、金子修介監督の『3』は除く)者としては、他の皆さんのあまりの低評価にガックリ。で、あえて満点を献上する次第です。そう、確かに「子どもだまし」であるかもしれない。しかし、一方で子どもを本当にだますことこそが真に”困難”なんじゃないでしょうか。子どもたちと幽霊は、ともに世の中じゃおとなたちの視点からは「排除」された周縁的存在(つまり、みそっかす)に他ならない。(映画やドラマなんかで描かれる子ども像なんて、所詮おとなの眼で見られたもの、つまり「社会化」された存在にすぎないワケで。ほら、あの『アイ・アム・サム』の女の子とか典型だったけど)。社会の片隅にいる子どもとオバケは、だからこそこの世界とあちらの世界の”境界”を自由に行き来でき、彼らは、そこで一緒に遊んでいるだけなんだ…。そんな作り手の一貫したテーマは、実に実に「子ども」というものの本質をスルドク指摘したものだと、ぼくは思う。オバケたちは、子どもを怖がらせているんじゃなく、子どもたちも本当はそれをわかっている。だからこの映画が「怖くない」なんての、当然なんですっ! それがいいんですってば!(金子監督の『3』にはただ怖がらせてやろうという意志しか感じられないのが、決定的に不満)。それゆえ、こそシリーズはあれほど小学生たちに支持され、愛されたのではないでしょうか。個人的には『4』のせつなくもやさしい味わいが特に好きなんですけど…お願い! もっとこのシリーズに愛の手を!!
10点(2003-05-21 17:53:35)(良:3票)
693.  カウガール・ブルース
自身ゲイであるガス・ヴァン・サント監督が、マイノリティや社会的アウトサイダーたちに捧げた賛歌。ぼくは実に素敵な映画だと思いましたけど。個人的には、『グッド・ウィル・ハンティング』よりも愛してやまない”ワン・オブ・ザ・カルトムービー”です。あと、映画には直接関係ないんスけど、松浦理英子の小説『親指P~』は、この作品にインスピレーションを得たんじゃ?
8点(2003-05-21 17:35:34)
694.  回路
黒沢清監督作品では、正直最高傑作とは言えないかもしれない。けれど、もっとも野心的な作品であることは間違いないと思う。とにかく、常に予測のつかないそのドラマツルギーとオフビート感は、やはり誰が何と言おうと凄い! と感嘆の念を禁じ得ません。恐怖の質が、心理や生理に訴えるありがちなもんじゃなく、見る側の想像力や意識裡に刷り込んでくるあたりに、彼の”天才”を感じます。出来ることなら、黒沢カントクに10倍くらいの予算を与えて、もう一度心おきなく本作をリメイクさせてあげたいっす!
10点(2003-05-21 14:45:04)(良:1票)
695.  海底二万哩
いいですね、この映画。あらためて現在見ても、素晴らしく面白いですもの。初めて見たのは、小学校の講堂での映画上映会。子供ゴコロにも、ああ、今ボクは凄いものを見てコーフンしてるっ! と感じたことをありありと思いだします。あのクライマックスの巨大イカとのシーンはもちろんだけど、ぼくにはノーチラス号の内部でのこまごまとしたドラマが楽しかった。そして、この映画で覚えたリチャード・フライシャーという監督さんの名前は、後年テレビで見た『ミクロの決死圏』や、地元の映画館で『猿の惑星・征服』と2本立てで見た『ソイレントグリーン』という激シブSF映画の傑作により、今なお尊敬の対象なのであります。
10点(2003-05-21 14:19:26)
696.  マトリックス リローデッド
ビデオでも良い感じ、とはまさにこのシリーズにあるような評価。小賢しい設定の凝り方も鬱陶しいだけだし(所詮、コケおどかしでしかない「知」的な意匠の数々…。但し、出典はどれもパルプ雑誌のSFか、日本のアニメと思しい)、香港映画を西洋人がサル真似したら、いかにトホホな代物になるかを思い知らされるフヤケた格闘シーンも、いい加減にしろ! と言いたい。唯一、高速道路でのチェイス場面だけはたいしたものでしたが。キャリー=アン・モスも、老けちゃったしなあ…それが何より悲しい…。以上、ウォシャウスキー兄弟は、ジャック・ショルダー監督の『ヒドゥン』みたくヒネッたB級映画こそがよく似合う、と。
5点(2003-05-21 13:13:36)
697.  エルム街の悪夢3/惨劇の館
これまでの皆さんのコメント拝読しましたが…そこまでヒドイ作品ですか? ぼくにはシリーズ中で最も面白かったのですが…。思うに、1.あまり怖くない。2. 遊び過ぎ。というあたりが、不評のポイントでしょうか。でも、本来このシリーズを”コメディ”だと思っている者としては、一番笑えてワクワクさせてくれるものでした。それに、我が心のジェニファー(・ルービン)のデビュー作でもあるし…あまりこの映画、イヂメちゃダメよ(笑)。
8点(2003-05-20 16:41:19)
698.  エネミー・オブ・アメリカ
もういい加減、この手のマヌケなエージェントが右往左往する陰謀モノはやめてくださいな。ブラッカイマーさん。
1点(2003-05-20 16:30:03)
699.  NYPD15分署
この映画の監督さんの映画は、いっつも「何でこんな脚本を…」と思うようなものばかりです(まあ、『摩天楼を夢みて』なんて例外もありますが)。しかし、どんなシーンであろうとこれ以上ないという素晴らしくカッチョイイ構図で役者たちを際立たせるので、やはり小生は非常に買っとります。こういう、本当に映画らしい映画を撮る監督の作品がCGまみれの奇を衒ったイマドキの映像に慣らされた眼にゃ、タイクツに映るんでしょうな。ふん! 彼の最高傑作とは言わないけれど、この映画も十分に反時代的(!)なファンを泣かしてくれることはまちがいありません。  《追記》・・・若き日のマーク・ウォルバーグもいいんだが、なによりチョウ・ユンファの格好良さたるや! 監督のジェームズ・フォーリーもまだまだ “ヤル気” をみせてくれて最高の1本!
[映画館(字幕)] 9点(2003-05-20 16:26:31)
700.  ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ
意外にも(と思っているのは小生だけ?)点数があまりにも低いんで、あえて10点献上! これをマジで作らず、かといってシリアスなブラックコメディにもしない、実に微妙なスタンスで映画にしたバリー・レビンソン監督って、昨今のアメリカ映画界にあって貴重な”大人”だと思う。だって、イマドキの映画人てば頭ン中お子チャマばかりじゃんすか。国家に絶望はしていても、しかしオレはこの国で生きてんだし…という自嘲が、ひょうひょうとしたエスプリを産んだって言いましょうか。このチカラの抜けたペシミストぶりこそを、こんな生きにくい世の中だからなおさら評価したいです。
10点(2003-05-20 16:07:57)
081.09%
140.55%
250.68%
3202.74%
4253.42%
5598.07%
67810.67%
79212.59%
817123.39%
98411.49%
1018525.31%

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