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なにわ君さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2038
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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721.  LUCY ルーシー 《ネタバレ》 
ストーリー的には大して面白くない。だって、脳が20%であんな超人なんだから、それ以上になったら、なんだかよくわかんない状態で消えちゃうかなーって思っていたら、本当にそーなっていくだけのお話なので、先が読めちゃいます。ただ、テンポもよく、派手なシーンも多く、結構、シンプルにまとまっているので、退屈はしなかった。冒頭のギャングの怖さは緊迫感あったし、街がドンドン過去に戻って、原始時代までいくシーンも観ていて、楽しかった。カーアクションも、超人的になったら、もう運転、こんな感じでっせってゆう縦横無尽な走りにはテンションあがったし。脳のどうたらこうたらってゆうのをまともに解釈しちゃうと、リアリティーがなく、なんでもありで面白くないってゆう感じにはなるが、そこまで真剣に観てなかったからか、B級SF的な感じでお気楽に観ていたからか、僕は楽しめたほうかな。特に印象に残ったセリフはルーシーが、超常的な存在になてゆく過程で、1+1は決して2ではないと解説をするくだり。無限を恐るあまり人間は単位を考えてそれに縛られてるだけってゆう概念はなんか納得してしまったです。
[DVD(吹替)] 7点(2016-01-14 13:49:59)
722.  EXILE 終末の子供たち 《ネタバレ》 
最初に言っておきますが、この映画、映像全般に渡って低予算的なオーラをずっと放ってます。正確にうと70年代ホラー的な、悪魔のいけにえ的な、ザ・クレイジーズ的な匂いといいましょうか、とにかく自主映画っぽいレベルです。そして、謎が全面的に明快ではございません。ストーリーも人によっては、なんでそーなっちゃうの?的に意味不明かもしれません。ただH・P・ラブクラフト映画祭に出品された作品であり、クトゥルフ神話の知識があり好きなら、結構、ポイント高いかもしれません。なんてたって、あれが出てきます。蹄がある4本足の触手怪物。そう黒い仔山羊。これが動いてる映像を観れるなんて、それだけで脳汁でちゃうって方は見ればよろし。さて内容の方は、なにやら荒地にボロボロの家が何軒かある小さなコミュニティーが舞台。そこには天使と呼ばれる存在がいて、一応秩序があります。大人たちはなんだか拡声器みたいな声でしゃべるロボットみたいな感じで、たまにゲロゲロ吐いたりしては、「わたしは大丈夫」とのたまう存在。小さな学校みたいなものがあって、そこの先生もそんな感じで、意味不明なことを子供に教えています。で、子供たち、と言っても、高校生くらいですが、彼らは普通の人間っぽいです。でも家の親がゾンビロボット状態でも、特に慌てるでもなく、そして圧倒的に知識が足りません。男の子は自分の股間のことを虫だと思ってる程度に。もちろんエッチとか妊娠に関する知識はゼロです。彼らはやがて来る審査の日を待っています。審査の日が来ると誰が観てもヤバイ大人みたいな感じになっちゃうんですが、それは天使に召されて永遠に幸せな存在になれると思っています。で、審査に落ちると追放されてガラクタに囲まれて生活することになっちゃうのですが、むしろそっちの方が安全なのですが、子供たちはどっちに進むか悩んだりしています。ガラクタ地帯には追放された子供が風来坊的に暮らしています。つまり小さなコミュニティーにある日、天使(エイリアン?)と呼ばれる存在がやってきて、そこを金網で囲い外界と遮断し、大人はほとんど天使の子供を宿すロボットゾンビにされ、子供たちもやがてそんな状態に育つまで、あまり知識を与えずに洗脳され、やんちゃな子供は追放され、そばのガラクタ置き場で放置。妊娠は死刑。なぜなら、天使以外の人間が増えることになり、それは天使にとっては戦争を仕掛けられた事になるのです。んな設定です。そして真実を徐々に理解しだした子供たちがそこから脱出するってゆうのが主なストーリーです。物語はちゃんと見ればわかるんですけど、説明不足が多いので、置いてけぼりになる人は多いと思います。ちなみに、人面植物とか、顎がとれちゃう大人とか、動く黒い仔山羊とか、ガスマスクに裸とか、わりとよくできたビジュアルや自主映画っぽいのが逆に狂気的で退廃的な雰囲気を醸し出していて、僕は退屈せずに楽しめましたが、それは僕がクトゥルフ好きからなのかもしれません。そしていつでもチェーンソーはやっぱ最強です。
[DVD(字幕)] 7点(2016-01-13 16:14:17)
723.  喰らう家 《ネタバレ》 
一人息子を亡くした老夫婦が心を癒すために、とある田舎町の家に引っ越してきたが、その家には何かが潜んでいた。よくあるハウス系のホラーと思い観はじめたですが、こーゆう系統の映画の場合、家の超常現象がその家に住むことになる家族をあの手この手で脅すのが序盤戦。でもこの映画では、その呪われた家にやってくるのは、疲れてボーッとした老夫婦2人だけ。なんだか脅かしがいがない感じで、それでも音を鳴らしたり、黒い影が走ったりやるんですよ。ところが奥さんのほうは、それを亡くなった息子だと思って、びびるどころか期待するようになっちゃって、これでこの映画、残りの時間どーやってもたすんだと思っていたら、やっぱり途中で登場人物が増えます。あーよかった。これで霊的には脅かしがいができたねって思っていたら、この家に憑りついてる霊、意外とガンガン致命的な直接攻撃しだします。うわ、こんな凶悪だったんだと思っていたら、後半、町の住人たちもお話に絡んできたりして、クライマックスでは、静かなオープニングからは想像できないほど、派手な人体破壊ホラーに変貌します。いやー、もっとしょぼい感じだと思っていたので、ちょっとびっくりです。
[DVD(字幕)] 7点(2016-01-13 09:06:45)
724.  パワー・ゲーム 《ネタバレ》 
携帯電話の会社の開発部署で働いていた主人公がふとした失敗を犯し、社長命令で、ライバル会社にスパイとして潜入することになるお話。ストーリーは、こーゆう映画のお約束を完全になぞっているので、予定調和で先が完全に読める90年代風の展開。まー、簡単に言えば、立身出世を夢見る若者がおじさんたちの世界へ誘われ、利用され、追い詰められ、それまでの価値観を捨て反撃するお話。ウォール街にもちょっと似てるかな。なので、結構、有名な俳優が出ているがイマイチって人も多数いると思います。僕は予定調和なだけに安心して観れたし、終わりもほっこりできて、暇つぶしにはちょうどよかったかな。若者とおじさん達の対比とか、もうすでに開発できるちょっとしたガジェットなんかも、退屈しのぎになりやした。産業スパイなので、ドキドキするシーンもあるしね。言いたいことも、もうわかってるよそんな価値観って感じにはなるかもしれないけど、ド直球なので、わかりやすく素直に受け止められました。特にラストのリチャード・ドレイファスの仕草にはほっこりさせられるなー
[DVD(字幕)] 7点(2016-01-11 18:49:47)
725.  スノーピアサー 《ネタバレ》 
最初は単にアメリカのB級映画だと思いなんも考えずにパッケージのイメージだけで観始めたわけです。なにやら、地球は全部が氷河で埋め尽くされ、残された人類はひた走る近未来列車の中のみで、最後尾車両はスラム化していて先頭車両グループに虐げられていて、そこからの反乱で先頭車両に向けて戦闘を始めるってゆう設定。なるほど、マッドマックス的な雰囲気のB級かーと思い観てると、ちょ、なに?この残酷すぎる描写は?、なにこのヘンテコすぎる描写は?、ソン・ガンホもおるし、B級にしては、なんなのこのトンデモな感じは!?と、ある疑惑が巻き起こり、橋を渡るとき、誰かの号令で、急にみんなが戦闘をやめて、新年を祝うとこで、ちょっとまって、このシュールすぎる描写は、なんかアメリカ産じゃない、これはどっちかゆーとやっぱ韓国っぽいと思い、一時停止で監督を調べてみたら、あーた、ポン・ジュノ監督じゃあーりませんか。列車内水族館、で寿司、列車内学校、で変な先生と生徒、サウナもあるし、ディスコもあるし、美容院もあるし、よくわからん銃撃戦もある。ヘンテコ列車は地球を走るよどこまでも。やっべぇっぞ!一番味があったのは、やはり、あのPTA代表みたいなおばさん首相ですかねー。キモイぜ。キモすぎて魅力的だぜ。あんた。
[DVD(吹替)] 7点(2016-01-09 03:38:35)
726.  ダーケストアワー 消滅 《ネタバレ》 
宇宙人侵略もの。B級と割り切って観たので、それなりに良かったです。オーロラがモスクワの空を多い、見え隠れする発光体が沢山フワフワ降りてくる。警官が近づくと急に消し炭状態。そこからの街角の阿鼻叫喚は結構、緊迫感やパニック感があって、B級のわりにがんばってるー、てゆーか、やっぱ僕は逃げ惑う人々のパニック感が好きなのでつかみはオッケーでして、後はもうこーゆう映画のテンプレートに乗っかって楽しむだけです。こーゆう映画を見慣れてると、先はおおかた予想できますから、安心して観てられます。それゆえに、誰もいなくなった、モスクワの街並みとか、ビルの破壊シーンだとか、意外にもスペクタルなシーンがあって、食べ慣れたやっすいお菓子を買ったら、意外にオマケがすごかった感で、ご満悦。どんな感じであのエイリアンの防御法がわかるのかなーとか、誰が死んじゃうのかなーとか、そんな予想をおつまみにして、5人の男女のサバイバルを堪能させていただきました。なんせ敵は見えないし、触れたら消し炭だし、いっぱいいるしで絶望感は相当なもんでして、研究家のおじいちゃんやロシア兵が出てきた時の安堵感といったら、よーやく一息つけるなーと観てるこっちも希望を少しずつ感じれて、とにかく、もう誰も死ぬなのよと祈るばかり。そんな期待も裏切られるわけで、船の中のひとコマには僕もなんだかシンミリしちゃって、おいおい結構、感情移入しちゃってるなこの映画に。
[DVD(字幕)] 7点(2016-01-07 15:02:49)
727.  パンドラム 《ネタバレ》 
地球と同じ環境をもつ惑星タニスを発見し、地球では資源がなくなりつつあるために、タニスへの移住計画を実行、希望者6万人の地球人をコールドスリープ状態にして巨大宇宙船エリジウムは、地球から123年の距離にあるタニスへ向かった。とゆう壮大な設定の映画ですが、内容は、巨大な宇宙船内で、映画「ゴーストオブマーズ」のヒャッハー集団のような狂暴な正体不明の食人鬼集団に遭遇した少数の乗組員の恐怖を描いたSFサバイバルアクション。なぜ、そんな怪物達が宇宙船内にいるのか、今は宇宙のどのへんにいるのか、宇宙船内の状況はどーなっているのか、そーいった疑問が映画の展開とともに明かされていき、なかなか、面白かったです。宇宙船はかなり巨大なために、船内でのパニックとゆうより、まるで地下都市のような舞台で繰り広げられる探索冒険もののような側面もあり、途中で出会った乗組員達がけっこう戦闘的にたよりになっちゃったり、冒険仲間が増えていく展開などはゲーム的でもあります。でも科学者があんな女性ファイターみたいになっちゃうってどーなの?美人でかっちょいいからえーけども。怪物どもがすべて妄想って解釈もありますが、僕的には、怪物たちは実在していると捉えました。でなきゃ王になった男のしでかした所業の説明が無駄になり悪玉としてのイメージが弱くなるし、全員が同じものを見るってゆーのも辻褄が合わないし。ただ、最後に主人公が見たものだけは確実に妄想ですね。あそこは主人公だけに見えていたし、消えちゃったので。きっと、王の説得でパンドラムが発症しかけたんでしょう。最後のオチはやられました。
[DVD(字幕)] 7点(2016-01-07 11:17:57)
728.  アタック・ザ・ブロック 《ネタバレ》 
街角でカツアゲなどのワルを繰り返す不良少年のグループが、たまたま落ちてきたエイリアンを殺してしまったことから、その後に落ちてきたエイリアンの集団に狙われるはめになる、ご近所パニックサバイバルアクション。主人公がどうーしようもない不良って所と、その主人公たちが街を襲うエイリアン集団と対峙するって所がとても新鮮で、のちに主人公たちがカツアゲした被害者の女性や、もっと悪のチンピラと関わっていく展開が、話をおもしろくしていて、観ていて飽きることはありませんでした。エイリアンは口だけの毛むくじゃらで着ぐるみっぽく、そこは正直、低予算だなって感じがあったり、途中までのノリがコメディーっぽく、エイリアンも女性2人に袋叩きにされて死んじゃったりで、緊迫感もあまりなく、共感度も低いのですが、テレビの伏線がのちのちに回収されたり、クライマックスで主人公の部屋を見せることで、主人公になんとなく情をわかせたりするなど、ちょっとしたギミックがうまく機能していて、最後は意外にも、なんだかよくわかんない感動を得られて、僕はこの映画そこそこ楽しめました。
[DVD(字幕)] 7点(2016-01-05 12:54:50)(良:1票)
729.  パージ:アナーキー 《ネタバレ》 
やっぱこのシリーズ面白い。パージの2です。前作とパージ法以外、あまりつながりはないので、今作から観ても問題ありません。今作は、前作とは違って、ちゃんしたヒーロー的な主役がいます。しかも何やらわけありのダークヒーロー的な。そんな彼がひょんなことから、パージの標的となった4人を救い、危険となった街でサバイバルするってのが主なストーリー。前作が一軒家のサバイバルホラーを描いたものに対して、今作は舞台も火薬の量も増大し、より派手なサバイバルアクションに仕上がっていて、前作とは違った意味で楽しませてくれました。誰もが殺し屋になる可能性を秘めた設定は、今作でより強調され、友達の家でのひと時の休息は、特にドキドキさせてくれました。まさか?友達が?ってな雰囲気がビンビンして、そこで意外な者が銃を向ける展開、悪くないです。今作も、ラスト付近は、伏線がわかりやすいので、予想がつかめましたが、一応、溜飲は下げさせてくれるので、今作に関しても物語的に好きです。オチの部分なんかは、ちょっと感動してしまいました。金持ちがオークションとか、政府が参加しているとか、この手の映画で見られるステレオタイプな設定もありますが、B級アクションでここまでちゃんとしたクオリティーなら特に気になりませんでした。なんかシリーズの展開がハンガーゲーム的にも見えますが、僕はこっちのほうが断然面白いです。
[DVD(吹替)] 7点(2015-12-21 02:03:11)(良:1票)
730.  パージ 《ネタバレ》 
パージ(浄化)法なるアホな法律の夜を生き抜くサバイバルB級ホラー。B級独特の緊張感あって、よーござんした。一応、鉄壁な警備システムをつけた家に閉じこもる一家。パージの間(12時間)は、ちょっと娯楽感覚でのりきろうとするおやじ。パージの映画なのに、主人公たちめっちゃ安全やんって思っていたら、子供たちがやってくれました。家の中は大参事。パージの間は人を殺してもいいって法律なので、たとえ守られた家の中でも、危険がいっぱい。家族でやりあうかもしれんって緊張感もあるし。パージ、なかなかいい設定じゃありませんか。ドンドン、大参事になっていく一家に僕の映画への集中度もアップ。B級なので、先の展開もあまり読めず、誰が生き残るのかも予想しずらく、そこらへんもよかった。まー、最後のほうは予想がつくお約束展開なんだけど、そこは、僕的には、むしろ、そーなってほしいって願望があって、ラストからオチへの展開は僕の中での正解みたいな感覚で好きです。映画のクオリティーもB級の並みは保っていて、退屈しない、いい暇つぶしになりました。一年に1回、人殺しが許されるパージ法ってゆうバカ設定に、B級アンテナがひっかかる方なら、観てもいいかも。
[DVD(吹替)] 7点(2015-12-20 02:09:19)(良:1票)
731.  デビルズ・ノット
3人の子供が無残な遺体として発見された実際の事件を映画にしたノンフィクション。この事件の真相はいまだに闇の中なので、この映画の結末も全く正解を出していません。なので、オチが気になる方には面白くない映画かもしれない。さらにゆーと映画の内容のほうは、ほとんどが裁判でのやりとりで、淡々としているし、テンポをあげるためか、映画全体がわかりにくくなっていて、そこらへんも評価が低くなる原因かもしれません。僕には子供がいるので、子供が歌って母親と楽しそうにしている姿から事件にいたるまでの経緯で、悲しみの共感度が半端なく、涙なしでは見ることはできませんでした。この世でもっとも美しく素晴らしいものは母親と子供が楽しそうにしている姿だと僕はいつも思うのです。だから犯人への憎しみもものすごく湧いてきて、いや、それ以上にこの母親と子供があまりにもせつなくて。でも、だからといって、なんの確証もない者を犯人として憎しみの対象に仕立て上げ、死刑としてしまっていいのだろうかとも思うのです。よく裁判では、真実を言うことを宣誓します。偽証罪は重い罪の一つです。でも裁判で真実を語るとゆう確証はどこにもない。多くの人を前にして、平気で嘘をつく政治家なんかをテレビで見るにつけ、人間ってのは、完全に平気で嘘をつきとおせる生き物なんだと僕はいつも思うのです。それは裁判でも同じです。人間社会ってのはほんと嘘だらけの醜くおぞましいもの、でもそれに真っ向から戦おうとする人たちも必ず存在し、そして母親と子供のただよりそう姿は完璧なほど美しいもの、人間ってのはほんと矛盾だらけなのです。だから生きて戦う価値があるのかもしれません。そんなことを映画を観ながら考えてました。そーゆうこと色々考えれたので僕は退屈はしませんでしたが、一般的にはあまりおススメしません。
[DVD(字幕)] 7点(2015-12-19 02:58:51)
732.  デビル(2010)
なんの期待もせずにB級ホラーとして見たからか、結構、楽しめました。エレベーターが止まり、その中に閉じ込められた5人の男女が次々殺されていく映画だけど、この映画のおもしろいところは、主役がエレベーターの外にいる刑事であり、警備室のモニターを通じて内部で起こっている事をなすすべもなく観察しながら、なんとか外の世界の捜査で解決しようとしている状況である。しかも、外では警察や消防士たちがエレベーター内で起こっている事に連動して派手に活動し、それが一種パニック映画のような緊張感をもたらしているので、見ていて非常に映画に引き込まれました。エレベーター内で起こっている異常な事のあらましは、ほどんど冒頭のナレーションで説明されているのだが、それゆえに、その事件が超常現象であると早いうちから観てる僕らは感じれる。そしてそれが、外部の現実感のある者たちが対処する展開と並行して見せられ、ある意味、チープなB級ホラーと普通の刑事もの映画が融合したような感じになっていて、それが面白く興味深く思えた。そして主役が外にいるために、先がどーなるのかわからない面白さもあった。ただ、僕は結末もそれなりにまとまっていて良かったんだけど、見るものによっては、映画の過程の面白さに比べてオチがイマイチと感じる人も少なくはないとも思えるので、オチを期待するとあまり面白くないかもしれない。
[DVD(吹替)] 7点(2015-12-07 12:25:49)(良:2票)
733.  パラサイト・バイティング 食人草
若者が旅行中にはしゃいだらエライことになっちゃった系の映画。襲ってくるのは植物系のモンスターと原住民。襲うって言っても、この映画はどちらかと言えばジワジワ系。ドキドキするってゆーよりはジリジリ体力と精神を消耗するのを見るって感覚。友人の足を治療のために切り落としたり、体に入った根を引き抜くために肉体を切り刻むなどのシーンは結構強烈。特に女性の一人が、「ちょっと根っこを取ってるの」と汚れを落とすような感じで、自分の体を切り刻むシーンはヤダナー感たっぷり。主役のカップルが二人ともそんなに好感度を感じないので、全滅もあるなって雰囲気がビシビシ伝わってきた。マヤ遺跡、植物の怪物、固定された場所でジワジワ追いつめられるってゆうワードにピンときたら、わりかしテンポもいいので、いい暇つぶしにはなります。
[DVD(吹替)] 7点(2015-12-02 05:42:49)(良:2票)
734.  シグナル 《ネタバレ》 
DVDのパッケージはなんだかSFサスペンスっぽくて何も考えずに借りたんですが、いきなりはじまる青春風ロードムービーに若干とまどいました。しかも主人公は足が不自由で、わけあり青春ものの雰囲気がバンバンして、こりゃダメなパターンのB級かなー、パッケージにだまされたやつだなーと思い観てましたら、途中から、なんだかホラーチックな一軒家探索ものになって、おお、これは・・・と思い、改めて、身を乗り出して観ていると、主人公のガールフレンドがバヒョーーーーンって、なって、うわーとなってからは完全に映画の世界へトリップ状態。そこからは意外にも楽しめました。何が起こってるのか、何が真実か、結構、ワクワクしながら観れました。テンポとか緊迫感とか、多少、ダラダラしている感も否めませんが、そんなに期待してなかったからなのか、てゆーか、ほとんどダメ映画としてボケーっとしてたからなのか、僕は楽しめたほうかな。特にオチのトンデモ映像の連続は好きですね。B級と割り切って、暇つぶし程度に、SFサスペンスなら、なんでもいいよって方なら、観てもいいかも。
[DVD(吹替)] 7点(2015-11-29 04:24:09)
735.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 《ネタバレ》 
映像は豪華で金かかってますが、テイストは良くも悪くも80年代のインディジョーンズ。いや僕は好きです。どーやっても死なないヒーロー感とその仲間、ギミックと謎にあふれる探検探索、そして最初は脅威だがいいように主役たちにあしらわれ、最後は謎に食われてしまう敵組織、ハラハラドキドキを味わうには、もう賞味期限切れな感もしますけど、観てて安心ってゆーか、どこかホノボノしてきます。今回は前作の父とジョーンズとゆう構図が、そのまま受け継がれるとゆうテンドン方式。そう、前作の前ふりを受けて、これでジョーンズも父の気持ちがわかるって仕掛けです。肝心な謎のほうも、ここまでぶっ飛んでくれるなんて、笑っていいのか、感心したらいいのか、戸惑うばかり。でも好きです。この真相あってのインディ・ジョーンズ。トレジャーハンターものとしては、こーゆうちょっとしたファンタジックな非現実感があるほうが、盛り上がるってもんです。僕個人的には。ただ、まー、家族で冒険はちょいホノボノしすぎかな。
[DVD(字幕)] 7点(2015-11-25 00:19:26)(良:1票)
736.  ヘンゼル&グレーテル
ダークファンタジー、化け物ハンターもの、バディアクションってゆうワードがお好きなら観てもいいかもって映画。ベタベタなストーリーですが、テンポや演出がそれなりによくて、いい暇つぶしにはなりました。特に魔女の描き方がピンポイントで気に入りました。見た目死霊のはらわたのようなイデタチ。ほうきにもちゃんとまたがって飛びまくるし。エグイ魔法も使ってくるし、それでいてバリバリのアクションをこなして襲ってくるんだから、完全に怪人とかの化け物です。それをヘンゼルとグレーテルがこれまた目をみはるような連携アクションで対抗。後半、下半身ないやつとか、二人の人間が合体したやつとか、人間離れした魔女軍団がワンサカ登場。こーゆう妖怪大集合的な展開、好きです。
[DVD(字幕)] 7点(2015-11-17 04:13:08)(良:1票)
737.  ザ・ウォード/監禁病棟 《ネタバレ》 
所々におかしな点がポンポンあって、なんか違和感がずっとあって、こりゃ単なる幽霊ものじゃないな感が半端なく、たぶん、こーじゃねーかなーって心のどっかで思えば、まさに、それな映画でした。幽霊なのに力ずくで攻めてくるあたりが、やっぱアメリカ。メガネっ子のいなくなるシーンは思いっきりミスリードさせてくれて、させすぎてつじつまがあわないってゆーか、あっこのシーン、誰目線なの?と色々書きましたが、オチを期待しなきゃ、雰囲気は悪くなく、結構、暇つぶし的に楽しめました。やっぱ僕は精神病院とホラーって設定が好きなんですねー。
[DVD(字幕)] 7点(2015-11-15 04:13:52)
738.  メイズ・ランナー 《ネタバレ》 
よくある近未来SFものって感じでした。迷路攻略ものとゆーよりモンスターパニック的な要素が多いです。ストーリーはベタベタ展開で、最後の謎も想像つく中で一番ありえそーなものでした、あまりにもありえそーなものを持ってきたので、逆に新鮮。ただ、次回作に続く感じだし、最後の解答がそのまんまかどーかはまだわかんないかもですけどね。博士、変な小芝居やってるし。どことなく映画「キューブ」的な香りもしますが、映像的には金がかかってる感はあります。観てて退屈はしませんでしたが、とりたててサイコーって感じでもなく、暇つぶせたなーってゆう気楽に楽しめた的な娯楽感。映画館なら、もちっと迫力的に楽しめたかな。巨大迷路だし、やっぱ大画面じゃないとね。若者達のすったもんだ、未知の場所でのアクション&謎解きってところが海外ドラマの「ハンドレッド」にも少し雰囲気が似ているなーとか思ったりもしました。
[DVD(字幕)] 7点(2015-11-15 03:36:46)(良:1票)
739.  地下に潜む怪人 《ネタバレ》 
ある考古学者の女性が賢者の石なるものを探して、パリのカタコンベの中にある秘密の入り口を見つけて、雇ったスタッフとともに、地下深くへもぐっていったら・・・ってゆう映画です。これはいわゆるPOV方式の似非ドキュメンタリーとゆう形で描かれ、これによってリアリティー感を出そうとしていますが、全体的な雰囲気はなぜかB級ホラー映画っぽくて、特に前半、POV方式にしたことにより逆にまったくリアルに感じないチープなB級ホラーになってしまってるんですが、ではつまんなかったかのかと言うと、実は意外に楽しめた映画でした。どこが楽しめたかと言いますと、まず、賢者の石を探す謎解きシーンが所々にあるのですが、これが意外によく出来ていて、いや映像的とゆーわけじゃなく、謎そのものの仕掛けといいましょうか、主役が早口でサクッと謎を解いちゃうんですが、ちゃんと聞くと、その早口の中身が、おおーなるほど!とゆう感じになってました。次にテンポが速く、飽きる前にカタコンベに入っちゃうのもよかったかなー。パリのカタコンベを見た事ない方には、へーパリにはこんな観光名所があるのかーと関心もできちゃいます。そしていよいよ、カタコンベの奥深く異次元とゆーか地獄とゆーか、そんな所に行っちゃうのですが、これがなんかクトゥルフ神話的とでも申しましょうか(そーいえばカタコンベへと導く幻みたいな人はきっとニャルラトホテプだな、うん)、いい感じな雰囲気なんですよね。普通の地下洞窟なんですけど、なんか電話があったり、車が置いてあったり、ふつうなとこが逆に変って感じで。そして、ここでの特撮シーンも、例えば車に吸い込まれて、車ごと空間に消えちゃって、足だけになるとか、逆さまにでたらマンホールとか、異次元ホラー的な感じがなんか新鮮です。あと、笑えるシーンもポツポツあります。警察がいきなりエルボーかましてきたり、怖がらせたいのか笑わせたいのかよくわからん友人が突然地下に登場し、えーっと・・どうする?的な空気感とか、特に主役の女性のいかれ感が素晴らしい。途中、ゾンビ的なものがゾロゾロ出てくるのですが、ちゃんと登場する前に彼女が、ちょっ邪魔!的に、バコバコ倒していくシーン、ここがこの映画の一番のツボだと僕は思うのです。普通の方にはおススメはしませんけど。
[DVD(字幕)] 7点(2015-11-03 21:59:41)
740.  TIME/タイム 《ネタバレ》 
この映画、評判通り、アイデアはいいが、その他がユルユルなのであります。設定がテキトー、伏線が放りっぱなし、主役が清廉潔白じゃない、ストーリーがツッコミまくれる等。まー、観ない方がいいかも。それこそ時間の無駄使い、寿命の消費になるかもしれません。 でも僕はなぜかそこそこ面白かった。お金を寿命の時間に置き換えて、格差社会の本質をわかりやすく描いた側面もありますが、何もしなくても自動的に寿命が削られるスリル的要素もあり、寿命をかけて走る人たちに結構ハラハラしました。バスに乗るのに、寿命を削られ、それが嫌で、歩いて変えれば、また寿命が削られる。この世界観が面白い。家に帰るのに寿命が削られるって思うと、そりゃ必死に走ります。細かく理論的なことは、描く気がないんだなと途中で思ってからは、あまり気にならなくなり、逃避行をして、無茶を繰り返す主役カップルを通して描かれるこの寓話的な世界のおとぎ話をそれなりに堪能することができました
[DVD(字幕)] 7点(2015-08-09 18:22:50)(良:1票)
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