741. 続・少林寺三十六房
《ネタバレ》 前作「少林寺三十六房」にいたく感動し、楽しみにしていた口。第1部となる労働者搾取のやりとりに辟易しながら、第2部少林寺編を楽しみにしていたところ、なんとカンフーの修行をさせてもらえずに終わってしまい、大ショック!残りの房の修行をみせてくれるものだとばかり思っていたのに。。。気を取りなおし、第3部復讐編では、足場の修行を生かした主人公の立ちまわりを楽しんだが、「この強さはありえない…」との疑問は残った。だいたい和尚にぼこぼこにやられて追い出されたのに、実はこんなに強くなってたのよ、と言われても。前作では修行を終えてから無敵の強さを身に付け、それをみせつけてくれた。厳しい修行の過程を見て、見ている自分も修行をした気分に浸れ、悪人を叩きのめす、そんな魅力が半減どころか大幅に減っては点数を下げずにはいいられない。でも、少林寺で石を使った井戸のエピソード等思わずにやりとしてしまうのは良かった。軽快な音楽と「ハーーーァッ!」という掛け声のなか、頭を振りまわして水洗いする名シーンは、おそらく一生忘れないだろう(笑) [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-26 09:42:56) |
742. LOVE SONG
青春群像としてうまく作っているのだろうけど、心に響いてくるものがない。ひとつひとつの台詞が、重みをもっておらず、淡々とした雰囲気が生かされていない。北海道でのオープニングではなかなかだと思ったのだが、東京へ来て魅力が半減してしまった。もう見る機会はないだろう…。 [ビデオ(字幕)] 4点(2005-05-24 21:00:41) |
743. ミッドナイト・ラン
どうしてこれほど点数が高いのでしょうか。ジャックとマデューカスのやりとりや、それを取り巻く登場人物たちのどぼけぶりを除き、それほどこの映画には魅力を感じませんでした。登場人物が多すぎたり、出てくる台詞が四文字単語ばかりだったせいでしょうか。期待していただけに、残念です。 [ビデオ(字幕)] 4点(2005-05-11 16:39:17)(良:1票) |
744. U・ボート
独特の緊迫感はありますが、飛び抜けて素晴らしい映画とはいえないと感じました。 [地上波(字幕)] 6点(2005-05-11 16:32:46) |
745. デスペラード
「エル・マリアッチ」に少しだけ魅力を感じての鑑賞。思っていた通りの4点止まり。こっちのほうが何倍も金かけているのに、魅力少なし。なんでも「弾丸8000発を撃ちまくり」「10秒間に一人を葬る復讐のショウタイム」っていわれても、かっこいいともなんとも感じない人にはピンと来ないだけ。仲間のマリアッチ、特にロケット弾を発射する人には趣向が凝っていて良かったのだが…。こういう映画を見てスカッとできる人が羨ましい。 [DVD(吹替)] 4点(2005-05-06 18:11:34) |
746. ブルース・リー/死亡遊戯
前半は少しひどい出来です。相手の組織といい、どろどろしたストーリーといい、痛快なアクションが封じ込められたアクション映画は緊迫感がありません。しかし、後半からラストシーンへ至るところ、特に塔内でのシーンは、ほぼ完璧。これぞブルースリーの面目躍如で、魅力が存分に楽しめます。子供の頃、この映画をみた直後にヌンチャクらしきものを振り回すなど(笑)、そうとう影響を受けまくった覚えがあります。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-06 18:00:13) |
747. 釣りバカ日誌
気軽に見られて笑える、数少ない邦画のひとつ。登場人物たちが若若しい。石田えり演じる妻が明るく陽気で、楽しそうな浜ちゃんをみているだけでこちらも温かくなってくる。シリーズ化には賛成。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-05 09:44:45) |
748. ピンチランナー
ここでのレビューで散々な言われ方をしていますが、一度はみても悪くないのでは?確かに演技に不慣れな素人娘を出演させたり、「ドラマとドキュメントが合体した前代未聞の映像」の演出からして、失敗作なのは火を見るより明らかですが、製作スタッフの努力はある程度感じ取れます。しかし、駅伝で手を振るシーンだけは呆れました。 [ビデオ(字幕)] 3点(2005-05-04 15:19:20) |
749. いつか晴れた日に
ものすごく長く感じました。タイトルのイメージは、貧乏でも明るく元気にたくましく生きる、みたいな青春映画を想像させましたが、実際はイギリスの奥ゆかしい恋愛物語。200年前のイギリスが舞台なので、今は誰も使っていないような奥ゆかしい英語が出てきます。とにかく振られては泣くシーンばっかりで、気がめいりました。もっと楽しい気にさせてくれる映画かと勝手に思っていました。 [ビデオ(字幕)] 4点(2005-04-29 21:24:17) |
750. やかまし村の子どもたち
基本的には【C・C・バクスター】さんと同じ感想。自分もこんな子供時代を過ごしてみたかった。見ているうちにだんだんと味わいが出てくる映画。 [地上波(字幕)] 6点(2005-04-22 11:20:34) |
751. ダンス・ウィズ・ウルブズ
期待通りの対策だった。全編を通じて流れる、落ち着いた雰囲気がたまらない。雄大な風景、壮大な男の生き様、インディアンとの交流等々。とくにインディアンサイドを好意的に描き、成功を収めたのは素晴らしい。3時間と上演時間は長いが、一気に見られる魅力に溢れている映画だ。ビデオに付いているメーキングも見たが、インディアンにとって「動物」という言葉は存在しないらしい。なぜなら、彼らにとって人間と他の動物は一体であるからだという。 [ビデオ(吹替)] 7点(2005-04-20 13:16:38) |
752. グッバイガール
恋の発育不全である女と冴えない謎男のラブストーリー。残念ながら私は感動できませんでした。後半に期待したのですが、それもロマンティックな演出のディナーが目を引いたぐらいで、最後まで主人公の女性にはいらいらさせられっぱなし。ラストの曲はとてもいいのですが、電話での会話は意味が分かりません。こんな私はまだ大人になりきれていないのでは?と少し心配になりました。 [地上波(字幕)] 5点(2005-04-16 23:33:33) |
753. コリーナ、コリーナ
娘のモリーが言葉を取り戻していくくだりは素晴らしいが、後半になるにしたがってひとつひとつのエピソードが際立たなくなってしまった感がある。白人と黒人の問題を持って来たり、父親とコリーナの衝突を描いてみたり。。。それがなければ、魔法のようなお話。信号機に向って必死に魔法をかけようとするモリーの姿が印象的だった。 [ビデオ(吹替)] 6点(2005-04-11 08:58:29) |
754. 大脱走
197【I wish】さんとほぼ同意見。期待しすぎただけに、残念。見終わってから(見ている最中も)後味が悪かった。かっこいいとか明るい等の意見が多数でも、音楽が明るいだけで実は中身はものすごく暗い映画だと思う。しかも、上映時間は長いし、登場人物も多いから混乱してばかりだった。とはいえ、やはり完成度は高く、緊迫感も十分に味わえる名作。5点に近い6点。 [地上波(字幕)] 6点(2005-04-08 23:47:07) |
755. 素晴らしき哉、人生!(1946)
素直にいうと、最後のほうで泣いてしまった。またいい映画にめぐり合うことができた。天使が降りてくるまで、ありふれた男の不運な話が続く。人は良いがつけ込まれ、やや身勝手で人生を悲観するダメな父親。それが、最後のチャプターではどうだ。見違えるほど人生に意義を見出し、生きていることに歓喜する姿が涙を誘う。どんでん返しというか、終局へ向っての満足度は「いま、会いにゆきます」に匹敵する。やっぱり、人生って、素晴らしい! [DVD(字幕)] 8点(2005-03-31 20:31:14) |
756. 半落ち
正規の時間より13分少ないテレビでの鑑賞。夜にテレビでやっているワイドショーを見ているようだった。「セカチュー」と併せ、こんなにも触発されているのに、未だに骨髄バンクに登録してない自分に、あきれる。 [地上波(字幕)] 5点(2005-03-31 20:17:47) |
757. 漂流教室
大林監督が好きなのとテレビドラマで漂流教室をやっていたのに影響され、やや期待しつつ見ました(原作は未見)。結果は、残念ですが、失敗作と言わざるを得ません。光ったりぼやけたり揺れたりするばかりで本当にみづらい画面、理不尽としか言いようのないストーリー等、ホラー、ファンタジー、特撮どれが主役なのか分からない映画でした。ところどころ大林チックな演出もあり(ピアノ、エンディング曲)、博愛主義等主張したいことも分かりますが、作品ができあがる段階で監督自身も「これは失敗かも」と思ったに相違ありません。7点以上の投稿者がいない作品も珍しいですね。 2点(2005-03-24 18:25:14) |
758. ハラスのいた日々
いたって、フツーな映画です。それほどつまらないわけでもなく、それほど感動するでもなく。。。夫婦の関係が、あまりにも日本的らしいと感じました。特に十朱演じる奥さんのペシミスティックな言動は、それを感じさせるに充分でした。 5点(2005-03-23 20:40:18) |
759. タクシードライバー(1976)
【鮫島】さんと同意見です。現代社会の闇に生きる男の狂気を描きたかったのでしょうが、みていて気分が悪くなる映画は好きではありません。しかし、バーナード・ハーマンのジャジーで郷愁を誘う音楽といい、名作の香りが漂ってくる作品です。自分が10代のころに見ていれば、多大な影響を受けたかもしれません。 4点(2005-03-23 11:59:39) |
760. 出逢い
一言でいえば「大人の映画」です。初めの数十分は主人公が情けなくてフラストレーションが溜まりますが、いったん逃避行に出てしまえば一気に開放されていきます。結末がどうなるか予測できないのも、この映画の魅力。皆さんと同じ6点を献上します。 6点(2005-03-23 11:54:15) |