741. プリティ・イン・ニューヨーク
演出編集音声すべてダメ。ミラが出ていなければ誰も見ない。このクラムホルツって人は、「舞台よりすてきな生活」にも出ていたけど、誰なの。何なの。この顔と身長で、ラブコメの主人公をやっても許されるの。あなたはウッディアレンじゃないのよ。この私が許しません。あなたは脇役しかできません。日本人の女から見て、1%もセクシーではありません。気持ち悪いだけ。できることなら、画面に写らないでもらいたい俳優№1。 [DVD(字幕)] 5点(2006-01-29 18:26:17) |
742. デイ・アフター・トゥモロー
《ネタバレ》 あっそういえばこれ見てたわ。というほど薄ーい映画。エメリッヒなのに。どうしてこんなに心揺さぶられないのかのう。とにかくあんまり「寒く」もないし、「天変地異」だけ。あとお決まりの「親子愛」。どうしたんだエメリッヒよ。絶対に2回見る気もしない「薄さ」なのだった。スターゲイトを思うとあまりのドラマ性の欠如に寒い。 [DVD(字幕)] 5点(2006-01-29 01:35:08) |
743. ザ・ウォッチャー
出た!2大美男俳優対決。こんなしょぼい話でこの豪華キャスト。さすがに女優にまでギャラを割けなかったらしく、およそスペイダーの相手役ではないルックスなのが残念。眼の下のクマがいかに深くても、いつものように「眼福」なスペイダーだが、あの前頭部は…。きっと私の見間違いかも。いや、前頭部がどうであろうと、カバーして余りあるその顔面。許す。しかしなあ、スペイダーにキアヌをあてがうとは、可哀想とでもいうか、数々の脇役で「居るだけ」状態を発揮しているキアヌなのに。だから、顔がツルッとしすぎているんだって。眼回りの筋肉が堅いからうまく動かせないんだから、しょうがないじゃん。アーロンエッカートよりはマシか。この役は、マイケルマドセンでなければダメー。 [DVD(字幕)] 5点(2006-01-18 00:41:08) |
744. ミリオンダラー・ベイビー
《ネタバレ》 「太く短く生きる事にも価値がある」?それは表のストーリーだ。裏のストーリーとは、おおざっぱに言うと、クリント演じるフランキーが「神様の真似事」をしている話だ。「えせ神様」フランキーに対し、「人間」マギー。神様フランキーは、「マギーが頑固で思い通りにならない」などとぼやいてみせるが、それどころかマギーはいたって忠実で彼を崇め、ほかのマネージャーに見向きもしない。全くフランキーの思い通りではないか。そんな何も落ち度のない彼女に作品の創造主は唐突に罰を与える。「これ以上は進ませない。」という意思を示す。これは何か。私には、「女の役割を引き受けなかった罰」、「男の世界に踏み込んできた罰」に思える。なぜ男性ボクサーを育てる話ではいけなかったのか?なぜ「ボクシング」でなければいけなかったのか?水泳とか陸上ではダメなのか?これは、「殴り合う」という「自分の娘にはやってほしくない」ような世界でなければならなかったのだ。ミリオンダラーを稼ぎまくって、喜ぶボクサーとその家族、というのは、「ロッキー」では可能だが、女がそれをやるとコメディとしてでないと成立しない、ということだ。だから、マギーがタイトルを取ってフランキーと共に喜ぶラストなどはあり得ないのだ。それだと「神様フランキー」は単なる「応援者」に成り下がってしまう。クリントの言いたいことはこうだ。「俺の考え方は確かに古いけど、闘う男に応援する女、結局これが一番いい形だと思ってるんだ。みんなもそう思わないか。」終盤でフランキーをはさんで「神父」と「怖がらない人間エディー」両方のアドバイスが示される。ここで例の「太く短く」理論が出てくるわけだが、これはもちろんフランキーが「えせ神様」として彼女に死を与える言い訳にしか聞こえぬ。べつに「一生床掃除」をしていても、不幸だったかどうかは本人にしか分からないじゃん。これは「神様の真似」をするための言い訳としては苦しすぎるな。全編通して見終わって、「どうもメッセージがはっきりしない」「太く短く生きられてよかったねと言いたかっただけなの?」というもやもや感が残るのは、このような裏のストーリー、裏メッセージと同時進行させているからである。「女でもボクサーになったっていいじゃないか」という賛歌では全然なく、その反対である。 このあたりの事は、いずれ小倉千加子か橋本治あたりが論破するに違いない。 [DVD(字幕)] 5点(2006-01-14 23:23:47)(良:1票) |
745. IZO
《ネタバレ》 三池って人のことはよく知らないが、団塊の世代っぽいな。違うかしら。それでは私が斬りましょう。三池さんてきっと、小さい頃はいじめられっ子でさ、体も細くて病弱だったわけ。そんで、大人になってからも、いろいろいじめられたと本人は思っていてさ、いじめたやつを見返したくて怨念で死にきれないのよ。そんでこんなものつくっちゃったの。特に体が大きい奴とか、チンピラとかに怖い目に合わされてさ、「天誅」下さないといられないわけ。こんなふうにしか解釈できないけど。「体制」とか言ってるけど、「自分をいじめたやつへの仕返し」でしょうよ。「システムを破壊する」がテーマなら、運営している人間を殺すところを見せるだけではナンセンスなだけだ。「位相」って意味不明だし。あえていうなら「僕より強い奴と弱虫な僕」の力関係のことですか?とにかく変なおっさんの歌がうるさい。それと中山一也がマッチョすぎて二流プロレスラーにしか見えない。あの股間プロテクターはなんなの?? 貞操帯に見えてしまう。→「パッチギ」鑑賞後。やっぱり「痛くない」のは三池さん自身がケンカ慣れしてないからでは。 [DVD(吹替)] 5点(2006-01-13 22:51:33) |
746. 嗤う伊右衛門
《ネタバレ》 原作読んでいないんですが。お岩と父は両方ともすごーく屈折した愛情の表現をする親子ってことになるんですなあ。私は「身を引く女」って、忍んでるだけじゃないと思うけど。なんかそこにクラい「歓び」があるはずだ。だってMなんでしょ。「○○さんのためなら私はどうなっても」みたいのは信じられないね。そうすることが「個人的に快」のはずなんだわ。そういうお岩さんの「クラい快感」を感じさせてくれないことには、説得力がなくてただのTV時代劇と変わらなくなっちゃう。椎名の無意味なS描写といい、おっぱいピュー(書いてるだけでヤだけど)といい、後半のもっと無意味なグチャグチャ状態といい、「あなたはほんとーうにこういうのが好きなんですか」と、指を差しながら蜷川さんに問い質したくなる。単に悪趣味。あと小雪はあんな高身長でイカリ肩でパーツがはっきりした顔なのになんで時代ものばっか出るの。だから唐沢レベルの身長がないと変だし。この作品は大金使ってつくるほどのものじゃないぞ。どっかのちっちゃい劇場で蜷川先生が演出すればよかっただけじゃないの。 [DVD(吹替)] 5点(2006-01-12 22:52:23)(良:1票) |
747. ストーリーテリング
《ネタバレ》 最初に「二度と見たくない」ことを表明いたしますが、どうしようもない駄作だからではありません、念のため。「ハピネス」でニヤニヤ笑うことも可能だった観客が、「凍りつく」。ううむ、これはなんなのじゃ、いったい。思いますに、「アメリカの3大タブーおよび先入観を破壊せよの巻」ではないのかなあ。3大「タブーおよび先入観」の1は、「障害者はめげずにがんばってまじめに生きているいいやつ」。障害者だからって、聖人じゃないんだ、性欲もあれば嫉妬もするし、人を都合良く使おうとしたりするんだよ、ベイビー。その2は、「黒人だからって、いいやつとは限らないぜ」。シリアルキラーを多く輩出するアングロサクソンも顔負けの変態もいるんだぜ、ベイビー。その3は、「子供だからって、純粋無垢であどけないとは限らないぜ」。これはいうまでもありませんね。トッドソロンズは、なんだかもう「アメリカの偽善」に疲れてキレてしまったかに見えるな。「王様の耳はロバの耳」って大声で言っちゃえ、みたいな。そんで「文句があんならどこがどう間違ってるかちゃんと言ってみろ」みたいな。3大タブーには入れませんでしたが、もちろん、「黒人の男が白人の女を無理やりやっちゃう」ってのも、欧米の映画では絶対の「タブー」でありましょう。(白人の男にとって、このことこそが、あってはならない何百年に渡る恐怖でしょう)このように「ご当地事情」を極東の日本にまで伝えてくれているトッドソロンズだが、すまないがこれだけはもう見ない。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-08 01:07:11)(良:1票) |
748. えじき
《ネタバレ》 ひまだったんでDVD特典までしっかり見てしまったが、「こんな低予算で本格的な良いものができた」と、宣伝割り引いても本気で思っているみたいよ。なんかの賞ももらったらしい。低予算なのになぜか時代劇を選んだのはよいが、やっぱりなあ。家の中とかかなりしょぼかった。役者さんは一生懸命その時代らしくがんばって演じていたし、キャラも一筋縄ではいかない設定だったし、化け物もかなりイヤーな感じに仕上げてはあったし、B級としては私は「つまんない」とは言わない。ただ、あの家の中のしょぼさが悲しい。それはそうと、白人も黒人も、あーゆー格好するとその時代の人にたちまち見えてくるじゃん。でも今の日本人が着物とか着ても、「現代人」にしか見えないよね。私たちって、ものすごく体型変わったんだよねやっぱり(他の国の人に比べて)。 [DVD(字幕)] 5点(2006-01-02 22:50:31) |
749. チャイルド・ゲーム
昼間っから夫婦でHするために子供を追い出して「どっかで遊ばせてきてよ」って、すごいなあと思った。フランス人ならこれが普通なんでしょうか。それもまた大変ですね。日本だったら間違いなく「(子供がうるさいので)俺どっか行ってくるよ」「あっそう」で終わり。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-02 22:09:53) |
750. ジェリー
《ネタバレ》 冒頭から8分間セリフモもテロップもない。8分も。ここで観客は「挑発されてる」と思う。それが当然ですな。私もいろいろ少ない脳みそ使ってはみましたけど。「-less]みたいなオチなのか?とか。そこで私説を述べます。彼らは「ある地点」に到達することを目的に「Wilderness Road」へ入って行ってる。マットのほうは、以前その地点に行ったことがあり、アフレック弟は無い。マットは「どのルートから行っても一緒だ」というので、少なくとも2種類以上のルートから到達したことがあるようだ。しかし、そこに何があるのか、ただ景色のいい場所なのか、それが示されない。ということは「到達そのもの」が目的と考えられる。水も食料も携帯電話も持たずにハイキング。そして、会話の内容はクロスワードパズルのTV番組のことと、込み入ったTVゲームの成り行きのことのみ。どっちもTV画面の中のことだ。この現実感のなさ。わざわざ「Wilderness Road」という看板があるのはなぜなのか。「ここからゲームですよ」という意味であろう。そして飲まず食わずで何十時間も歩き続けるというリアリティのなさ、彼らが「のどがかわいた」とは言うが「腹が減った」と言わないこと、「方角」のことばっかり言っていること。ジェリーは「3Dのゲーム」の中にいるのだ。マットは以前に何度もクリアしたゲームにアフレックを連れてきてみたってとこで、アフレックはゲームのキャラもしくはオンラインゲームの相棒で、「もうダメだ」といってしきりに何かを促している。「ゲームを途中でギブアップしよう」である。でもマットはまだその気がなかったのでギブされるのを止めるために×××。会話がなくて、もくもくと「A地点」から「B地点」へ移動してるように見えるのもゲームぽい。最後のほうで、「じりっじりっ」としか歩けなくなってるのも、ゲームでヒットポイントが少なくなった感じに似てる。「30時間北北西に歩いた」とかいうのも、「97年間統治してた」というゲームの話と同じように、「ゲーム時間」での「30時間」でしょう。「途中でギブしたゲーム」に哀愁を感じて映像化してみたんでしょうか。こんなゲームあってもやりたくないけど、最初の方の会話の内容から考えるとこんな回答しか出てこない。 [DVD(字幕)] 5点(2005-12-31 20:34:58) |
751. G.I.ジェーン
《ネタバレ》 これは無視してしまいたい映画だけどやっぱり言わせてもらう。「ブラックホークダウン」に深く頭を垂れた者として。リドリーが作品で表現するサディスティックな部分には、個人的趣味が濃厚に感じられる。これはもう、どうみても一線を超えている。尋常でないぞ。単なる訓練のしごき部分のことを言っているのではないよ。あれだよ。頭の中の「映倫ブザー」が鳴り響いて「許さない」と言っている。リドリー内部の「安全ライン」と、一般大衆のそれとは、かけ離れているように思えてならない。絶対に絶対に受け入れられません。断固として拒否する。あんなシーンを一般向けの映画に入れるなんて。「芸術」とは言わせない。追:またザ・チャンバラさんに深く納得のうえ拍手。しかし「エイリアン」でシガニー・ウィーバーがアンドロイドにボコボコにされた時からすでにそうだったと思います。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-12-30 01:05:00) |
752. バトル・ロワイアル
《ネタバレ》 なんでおもしろくなかっただろ、としみじみ考える。大好きな深作なのに。たけしだってよかったのにさ。そして分かった。有名子役(?)を何人も使ったから。藤原とか柴咲とか。だってTVで日常的に見てる子たちとかが、あーゆーことになっても、「私は今映画を見ている」としか思えないじゃん。全部無名の子にしなきゃダメ。有名な子をキャスティングしないと製作にこぎつけられないのだろうなあ。でもこの作品に限っては致命的。「蝿の王」なんて、もち外人の子役だから一人も知ってる子なんていないじゃん。だから入りこめたのよね。藤原は素晴らしく声が良いが、役者を続けるなら歯並びを治さないとダメ。 [DVD(吹替)] 5点(2005-12-25 12:59:41) |
753. スターリングラード(2001)
《ネタバレ》 アノーってHなのが得意な監督さんでしょ。なんでなの。畑違い。ジュードローなのもいけなかったと思う。やっぱ誰が見てもジュードローは銃器を持って勇ましくって男じゃないもん。トムクルーズがレスタトになるより無理があるさ。あなたはひたすら女に迫ってなさい。 [DVD(字幕)] 5点(2005-12-25 00:25:56) |
754. 火山高
《ネタバレ》 確かに「緑」な画面であった。しかしそれはどちらかというと「苔」方向の緑なのであった。 内容は18歳以下向けなんじゃないかなと思った。あの竹刀持った女の子は宝塚でもイケると思う。なんだかこれ以上言うこともない。 [DVD(字幕)] 5点(2005-12-24 23:52:10) |
755. バーチュオシティ
《ネタバレ》 もっともインパクトのあったものは、間違いなくラッセルクロウの尻である。 そんなもの見せられても。尻では人後に落ちぬと言われるジョージクルーニーの向こうを張ってのことか。「尻の評価はしたくない」ような尻であった。妙なジャパニーズ趣味が出てくるとB級がC級へとランクダウン。クロウは尻を出すなら「日サロ」へいけばよかったのに。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-12-23 17:12:16) |
756. キャビン・フィーバー(2002)
《ネタバレ》 1年たったら絶対に覚えていないであろうなあ、という作品。店のオヤジの予想を裏切るラストのみが印象的。おやじ、なんで? [DVD(字幕)] 5点(2005-12-23 17:01:15) |
757. ダメージ
《ネタバレ》 「ルイマルもエッチが枯れてきたか」と言った映画評論家がいた。ルイマルのことはよく知らないが、少なくとも「ミュージックフロムアナザールーム」のような「ケミカル」は全く感じなかった。だから「黒い髪」の「ショートヘア」は、「魔性の女」だと勝手に思ってるんだって。欧米人は。ラスト空港で見たら「普通の女だった」ってのが皮肉でいいですけど。そうそう。ビノシュみたいな安産型ならしたたかなはず。ちなみに「なぜかもてる女」(誰もが納得する美人を除く)って女の友達は果てしなくゼロに近い。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-12-18 00:01:54) |
758. みなさん、さようなら(2003)
《ネタバレ》 「やりすぎちゃーうんか」。とつっこみたくなる「みなさん、さようなら」。この自分勝手オヤジがガンで死ぬまでに、ここまでしてやらにゃーいかんのか。えっ。これが例えば他人の為に身を捧げた聖人のような人であったなら、ここまでしてあげましょう。喜んで。死ぬのがわかったのがそんなにすごいことか。こりゃー、カントクが「ボクはこうしてほしいなっと」と言ってるだけの話でしょうが。そんなことは自分の妻子にだけ言ってればよろしい。あたしにゃ理解できん。日本人は死ぬ時は人にメイワクかけずにぽっくり逝きたいと思うのが美徳とされておるのじゃ。悪いか。息子はどこからどうみても不出来なモルダー捜査官。 [DVD(字幕)] 5点(2005-12-17 23:30:33) |
759. マイ・ビッグ・ファット・ウェディング
《ネタバレ》 「話題」といえば「話題」にはなっていたようですが。ひとことでいえばタルかった。日本人の目には、どうしても太すぎるヒロイン。「何食ってそうなるんだ」という感想のみ。べつにオードリーヘプバーンのように細くなくてもいいから。昔のデブラウィンガー程度でもいいから。 [DVD(字幕)] 5点(2005-12-16 20:15:55) |
760. L.A.コンフィデンシャル
《ネタバレ》 某評論家が絶賛するほどいいとはどうしても思えなかった。なんというか、「引っかかる」ものなし。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-12-11 00:06:12) |