741. ベスト・キッド3/最後の挑戦
《ネタバレ》 これはアメリカの罠にまんまと乗っかってきても、何も言わない某国の話だろうか? ダニエルくんが、もう相手の筋書き通りに動いても、何も言わないミヤギ氏を見て、そう思う。 だけど最後はミヤギ氏が笑うんだよね。 このベストキッドシリーズを見て、日本に来た外国人って結構いるんじゃないか? 彼らは訪日して、納得して帰国したか、失望して帰国したか、知りたい。 [ビデオ(字幕)] 5点(2018-04-12 21:23:12) |
742. ベスト・キッド2
《ネタバレ》 う~ん、この頃(1980年代半ば)の駄作って感じですね。 「ロッキー」シリーズは外れ作なかったんだけど、 「ランボー」シリーズみたく、駄作のチラホラな残念なシリーズですね、これは。 話題性てんこ盛りなんだけど、なんかバラバラな感じを受けました。 [ビデオ(字幕)] 5点(2018-04-11 10:38:27) |
743. ベスト・キッド(1984)
《ネタバレ》 放映当時の1980年代、日本人が貿易摩擦でアメリカで存在感を増してた頃。 「こいつら、なんじゃい!?」と思われてたんだろうな。 当時「ジャパンアズナンバーワン」というビジネス書がベストセラーになってたくらい。 その頃の描写は「ガンホー」という映画が有名ですよね。 そんな訳で日系人のおじさんが存在感を見せます。 でも日本人ではないんですよね。 戦時中もアメリカ兵として戦ったみたいなことを言ってるから・・ 監督のジョン・G・アビルドセンは「ロッキー」の監督。 その味はここでも発揮されてる。 [ビデオ(字幕)] 6点(2018-04-10 11:48:28) |
744. ベイビー・ドライバー
《ネタバレ》 シビレル~♪ 2017年最高のスタイリッシュクライムアクションムービー♪ 映像も音楽もノリも最高♪ DVD、買っちゃうよ~(笑) [DVD(字幕)] 8点(2018-04-07 18:15:01) |
745. あの頃エッフェル塔の下で
《ネタバレ》 「キングス&クイーン」や「ジミーとジョルジュ」のデプレシャン作品を観ると、 相当悩みぬいた痕跡がうかがわれる。 そんな彼の青春ロマンスはやはり一味違う。 冒頭のスパイ映画風の自分のパスポートを偽造するところから、 一転青春ロマンスになる、この映画。 観終わって、彼の恋愛が終わってしまうのは、自分を切り売りしたあの事件が 非常に象徴的なものであるという余韻がじわ~と伝わってくる演出だったのだと分かる。 知的な映画でとても好きだ。 彼の作品の顔でもあるマチュー・アマルリックもいかにもフランスっぽくていい。 アルノーデプレシャン作品は、今後もマークだな。 [DVD(字幕)] 8点(2018-04-07 14:52:35) |
746. 若者のすべて
《ネタバレ》 なんのこっちゃ~!?! ビスコンティの映画は変な映画ばっかりのように思う??? この作品、なんらかの神話をベースにしているのかもしれないが、人間のニオイのしない人物たちに ついていけないんです。 アノ場面から、もうこんな映画に金を使うこと自体、貴族趣味だと感じて、しょうがなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2018-04-07 01:10:46) |
747. ザ・ウォール(2017)
もう的確なレビューが出てるので、特に言うことはないのですが、 やはり後味悪いですな。 このラストはアフターベトナム・ニューシネマの平成版、アフターイラク・ニューシネマっといった感があります。 [DVD(字幕)] 7点(2018-04-06 21:11:20) |
748. 叫びとささやき
《ネタバレ》 完成度が高いという本作。 女性3姉妹にメイドを加えた、4人の女性の恐れ、悩みなど魂の彷徨を描く。 されどベルイマンの女性観から描かれるその様は、若草物語のようには行かない。 彼の死生観は私には分かりかねるが、それでもまっ当な演出で、とつとつと我々の前に差し出してくる。 神への深い信仰あっての解釈なのだろうと思う。 [ビデオ(字幕)] 6点(2018-04-02 00:36:56) |
749. アラバマ物語
《ネタバレ》 名作として有名な本作を鑑賞。 法廷で有罪判決が出るとこに、話の設定である時代の黒人差別の厳しさを思い知る。 正義と一言で言えぬアメリカの良心がよく描写されてる。 「大統領の陰謀」の社会派アラン・J・パクラが製作に名を連ねているのに、鑑賞後、納得した。 何より、観終わって、この映画のレビューを読むと勉強になることが多い。 自分の鑑賞能力不足を補ってくれる、このサイトに感謝! [DVD(字幕)] 7点(2018-03-31 17:27:27)(良:1票) |
750. アウトランド
《ネタバレ》 「真昼の決闘」の宇宙版ですね。 ショーンコネリーがSFに出てるので興味を持って観ました。 コネリーが警察のような制服が似合うのは分かってましたが、それが宇宙基地が舞台だと 基地内の無機質ぶりに制服の青が映えるんですよね~。 これは案外、その後のSFに生かされてない映画の知恵ですのに・・ (この映画の最初のレビューに同感です。確かに「AKIRA」がこれですよね!) まぁストーリーは地球が舞台でもいいような凡庸な話で残念です。 コネリーはカッコつけて地球に戻りますが、残された女医の身の危険とか考えないんだろうか? 結局、巨悪に一矢報いることなく、麻薬事件は未解決のままですね。 とか考え始めたら、面白くなくなるので、これはこれでコネリーの男っぷりに乾杯したらOKな映画です。 [DVD(字幕)] 6点(2018-03-29 23:35:42) |
751. 光る眼
《ネタバレ》 面白いと思う。 幼い子どもが大人に特殊な能力で立ち向かうのは漫画「童夢」でデジャブがある。 「童夢」の初版本が1983年なので、カーペンターはひょっとしたら、どこかで 大友克洋の作品を見たかもしれない。 大友克洋にもカーペンターの影響が感じられるが、双方インスパイアを受けていたのかもしれないと 思うと、楽しくなる。 まぁリメイクなので、深読みかもしれないが(笑) 前のレビュワーさんもおっしゃってましたが、「シャイニング」でもデジャブありましたな。 [DVD(字幕)] 7点(2018-03-24 16:37:08) |
752. ジョン・カーペンターの要塞警察
《ネタバレ》 警察署を襲撃・・・なんちゅう過激な・・ でもどっかで観たことあるような・・ あぁそうか、平成にいる自分はリュックベッソンで経験済みだ。 (「レオン」「キス・オブ・ザ・ドラゴン」) 籠城ものといえば、アメリカ人ならアラモ砦だろうと思ったら、 この映画のタイトル、最初の予定では「アンダーソン・アラモ」だったとか・・ カーペンターはいいね。 アイデアで勝負してきて、男くささで味付けする。 アイデア抜きだとウォルターヒルの映画みたくなってしまうね。 でもいきなり女の子を銃で撃つなんて、こりゃ映倫も眉をしかめたろうに(笑) [DVD(字幕)] 7点(2018-03-17 22:20:10) |
753. ダーク・スター
《ネタバレ》 カーペンターの記念すべき学生の頃の作品。 しかもエイリアンのダンオバノンと組んで・・(この映画の後、仲が悪くなったらしいが) 4年の歳月がかかった割には、世間に認めてもらえず、挫折を感じたと本に書いてあった。 とにかくチープなのは仕方ないが、カーペンターってこれからずっと自主映画のような匂いを 作品に漂わせるんだよね。 これは、その記念すべき最初の作品なのだね~。 AIが生意気で、哲学論争もちかけると、悩むのがおかしい。 エイリアンも笑える。 彼のユーモアが随所に見られ、とにかく笑える。 [DVD(字幕)] 7点(2018-03-17 14:56:38) |
754. バード(1988)
《ネタバレ》 ジャズ史をちょっと勉強してから観たので、面白かった。 逆に知らずに観たら、どこまで話に入りこめたか・・ あのチャーリーパーカーをしても時代の流れに屈したか・・ ビバップで一世風靡した巨人(身も心もボロボロだったけど)もロックンロールの登場という 時代の波についに倒れることになるのが印象的だった。 [ビデオ(字幕)] 7点(2018-03-17 10:28:34) |
755. カティンの森
《ネタバレ》 これはストーリーを見せる映画ではないですね。 カティンの森事件が主人公で、その周りにいる人々の描写で見せる映画でした。 最初はこの事件のことを調べずに観たので、ソ連がやったのかドイツがやったのか、 全然分からず、ただ翻弄される奥さんたちをぼ~と観てました。 映画は結局、人物が動くという展開はなかったのものの、出てきた手帳から、事件の模様が語られて終わります。 でも、ラストの事件を観ると、戦争というものが国を制圧するためなら、何でもありなんだというのが、痛烈に伝わります。 恐ろしい史実ですね。現実にあったんですね・・ [DVD(字幕)] 7点(2018-03-11 20:11:11) |
756. ダフト・パンク エレクトロマ
《ネタバレ》 どこか「2001年」の空気感に似てるなぁと思いながら観てました。 感じる映画なんでしょうけど、あえて僕の感じた世界観を言うなら、 人間のいなくなった後の機械たちの郷愁・・といったところでしょうか。 確かに前のレビュワーさんの言われた通り、70年代のSFに多かったテーマですね。 今は中々読むことができないですが、SFマンガの短編などにこういうのが多く、 板橋しゅうほう先生の作品などの世界観にばっちり当てはまります。 でもこの映画は、映画的にカッコいいシーンも多く、漫画とは違って、映画としても面白く仕上がってます。 [DVD(字幕)] 7点(2018-03-11 14:06:11) |
757. スターマン/愛・宇宙はるかに
《ネタバレ》 なんと安上がりな作品! それでもここまで面白い! カーペンターはお金を使わず、映画をどこまで面白くできるか、挑戦してるみたいだよ!? カーペンターSFとしては異色だけど、この一点でカーペンターの映画になっている。 「レイダース」のカレンアレン嬢が相変わらず可愛い。 ジェフブリッジスがまたはまり役。この人、ホントボ~っとしてる表情がよく似合う。 ラストのクレーターでのアクションは、漫画「AKIRA」を思い出した。 大友克洋さんも当時のカーペンターにかなり影響受けたんだろうなぁ・・ [ビデオ(字幕)] 7点(2018-03-08 13:01:03) |
758. クリスティーン
《ネタバレ》 クルマに乗ると人が変わるっていうもんね。 そこらへんがこの話の元ネタなんじゃないかな? カーペンターらしく、設定が奇抜で、話のスジはシンプル。 そして夜のシーンが多い。 結局、クリスティーンは鉄くずにされちゃうんだけど、 今の映像技術なら、ラストの鉄くずが元のクルマに復元していく映像も可能だろうなぁ。 見てみたいね、そんな映像。 でも「トランスフォーマー」みたいのかなぁ・・。 [ビデオ(字幕)] 6点(2018-03-07 10:13:51) |
759. ゼイリブ
《ネタバレ》 ほらね~、こんなアイデア勝負の作品があるから、旧作あさりも捨てたもんじゃない! 特にカーペンターB級は面白そうなのが多そうだよね。 魂を失った人間への風刺を効かせたSFアクションもの。 カーペンターのは古き良き力で勝負のアメリカ人が出てくるものが多いよね。 「ニューヨーク1997」のスネークとかね。 このB級SFの雰囲気がとにかく好き。 絶体絶命で孤立しても、アメリカ人スピリッツを失わない。 この真っ直ぐなたくましさに惚れ惚れしてしまう。 暗い夜のシーンが多いんだよね。 この調子でカーペンターSFを漁ろう♪ [ビデオ(字幕)] 8点(2018-03-05 01:23:37) |
760. ダークマン
《ネタバレ》 B級の鏡! 他の監督が創ったら、普通の娯楽作品で終わるんだろうけど、このサムライミらしさって何だろう? スピルバーグやデパルマと違って、アクションやサスペンスに演出の才を見せないんだけど、 彼独特の美意識のアメコミ風映像やメイクが味があるんだよね。 やはり「死霊のはらわた」で認められたので、好きにやらせてもらったんだろうね。 伸び伸びとB級らしさを謳歌してる。 [ビデオ(字幕)] 7点(2018-03-04 23:22:09) |