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61.  チャップリンの黄金狂時代
言うことなし、傑作!
10点(2003-05-31 01:58:54)
62.  チャップリンの独裁者
便宜上満点をつけたけど、本音を言えば、何点つけても足りないです。人類の財産みたいな映画。またこの世に戦争と言うものがあるかぎり「古く」なることを許されない映画でもあります。多くの方がいみじくも指摘されてるように、ドイツとまだ交戦状態になかったアメリカ、ナチスが猛威を振るっていたこの時代に、この映画を創られることは、アメリカにとっても困ることだった。ヒットラーは、チャップリンがこれを製作中との報を聞き激怒したといいます。何よりすごいのは、まるで神の目のようなチャップリンの視点です。ヒットラーをただ糾弾するのではなく、自分の中にある、そして人間の中にある「世界を征服したい。独裁したい」という欲望、その象徴として独裁者というものを完璧に描いているところ。歴史の結果の悪人としてのヒットラーを描いていない。引き合いに出すのも大人気ないけど、シンドラーのリストのような、テーマパークもどきのナチスの悪の単なる解説とは、天と地の差がある。また、細かい部分でのチャップリンの計算も驚嘆すべきものがあり、例えばヒンケルが執務室で、大きな地球儀の風船を、「世界は我が物」と陶然と悪魔的なバレーを一人踊るところ。地球をお尻で突き上げる皮肉もすごいが、突き上げられた地球儀が、トメニア軍のマークに重なるところ。トメニア軍のマークは×がふたつ。これはダブルクロスといい、アメリカのスラングで「ペテン師、裏切り者」の意味らしい。今はなき、淀川さんが山田洋次監督との対談で「チャップリンは、ヒューマンな人だから、すごい厳しい怖い面もある。本当に悪い奴の苛め方はすごいからね」と言われたのが実感できる。とにかくこの映画でのチャップリンの独裁者をいじめる情け容赦の無さは徹底的です。いま言ったようなことを、大爆笑の中で完璧に描いているのは、もっとすごい。現実に対する緊張感の高さもあるのでしょうが、特に冒頭の十数分のマシンガンのようなギャグの速射はどうだろう!ラストの演説の素晴らしさは言うまでも無い。中学1年の時、超満員の劇場で本作品を見たけど、ラストでその場にいた誰もが拍手したのは、後にも先にもこの映画だけ。映画館で、あんな感動的で割れるような拍手を聞いたのもこのときだけ。あれは忘れられない。
10点(2003-05-24 20:37:48)(良:3票)
63.  山の郵便配達
水墨画のような画面の美しさだけでも満点。ひねた意見も散見されるが、いまの人ってやはり、どっかひねった映画でナイト駄目なのかな・・・。
10点(2003-05-17 23:30:32)
64.  巴里の女性
ビデオで見ました。いや~メロドラマを作ってもチャップリンは天才なのだ。主人公の女性が、金持ちの情夫に嫉妬して、もらった高価な首飾りを窓から通りに投げ捨てる、たまたま、そこに通りかかって、首飾りを拾って行ってしまった乞食の後を、あわてて追いかけていく(自分が捨てたくせに)。その姿を見て、おかしくてたまらんと涙を拭いて笑う情夫、その演出、その笑い方・・・ただごとでない凄さだ。女の業を女以上に知り尽くしたチャップリンの洞察力に怖くなった。映像的にも鋭い感覚を見せてくれる。列車の通過を主人公の顔に映る光と影だけで表現するあたり、チャップリンは映像作家としても天才なのだと実感した。
10点(2003-05-04 21:53:59)(良:1票)
65.  未知との遭遇
映画館で見なくちゃ駄目。呆気に取られた映画です。いまの、スピルバーグは、物欲しげで嫌いだけど、これは参りました。降参です。
10点(2003-05-04 00:30:23)
66.  グリフターズ/詐欺師たち
好みです。ハードボイルドだな・・・。画面を3分割して、サングラスだけで、3人が詐欺師仲間だということを描いちゃう演出は粋でお見事。アンジェリカヒューストンが銃にサイレンサーを装填する時の手つきの鮮やかさと、それを少しロングショット気味に捉えたカメラも、カッコいいこと、カッコいいこと!
10点(2003-04-29 01:14:44)
67.  道(1954)
綱渡りの芸人がジェルソミーナを励ます場面が大好きです。「小石だって役に立っている。君だって、きっと誰かの役に立っている。この小石が無益だと言うのなら、すべてが無益だ」、この言葉に支えられた人っていっぱいいるんじゃないかな。いまでも時々、無性に見たくなってビデオで見返す。その度に思い知ります。「ジェルソミーナもザンパノも僕らの中にいるんだ」
10点(2003-04-27 21:42:50)
68.  摩天楼を夢みて
ジャックレモンが絶品!他の俳優も、みんないい。みんな色っぽい。まさに男の映画。女はすっこんでろ・・・。
10点(2003-04-01 02:13:16)
69.  幸福の黄色いハンカチ
これを撮影中、ある記者か、評論家が、山田監督に面と向かって「刑務所に6年間もいた男を待っているような女はこの世の中に存在しない」と揶揄したことがあった。それに対して監督は「そうです。あなたの仰るとうりです。新聞を開いたってこんな素敵な出来事は1行も書かれていません。現実は惨たらしく悲しいことばかりです。だからこそ、このあり得ない物語を映画にしたいんです」と答えたそうです。監督のこの言葉でもう充分です。美しい、とにかく美しい、人間の感情の流れが美しい映画です。
10点(2003-04-01 02:07:03)(良:3票)
70.  遥かなる山の呼び声
ラストの素晴らしさ!それに尽きます。 暖かい涙。人間の涙。決して流して恥かしくない涙。亡き荻昌弘さんが「山田映画の涙は、けなげに生きる人を励ます涙。決して流して恥かしくない涙だ」と言われていたのを思い出します。人間として、絶対に無くしてはいけない涙なんですよ。男の孤独、女の孤独、少年の孤独、三つの孤独が握手を交し、懸命に支えあい、人間として立ち直ろうとする。オッチョコチョイだが必死で助太刀するハナ肇の男気。まさに優しさの、それもカッコ悪い人間達の必死の優しさがスパークを起こしてるような清冽さがこの映画にはある。「黄色いハンカチ」もそう。山田映画にはヒロイズムが皆無なのも素敵だ。俺が私がと自己主張することもないが、黙々と地道に額に汗して働く人達、彼らこそ世間の主役なのだという真実を知り抜いてる人でないと、こういう映画は作れないだろうな。
10点(2003-03-01 16:52:43)(良:1票)
71.  用心棒
問答無用。無敵に面白い娯楽映画。冒頭スクリーンにヌ~っと三十朗の後姿が現れる、それだけで「こいつ只者じゃない、何かやらかすぞ」とゾクゾクさせる。傑作!
10点(2003-03-01 16:40:12)
72.  街の灯(1931)
人間の優しさ、美しさ、残酷さ、いい加減さ、やりきれなさ、冷酷さ、全てがあのラストに凝縮されている。しかも、それを爆笑の中で描いてることが凄い。目が見えるようになった娘の花屋のウィンドウのガラスの使い方がさり気ないが絶妙。人間の心の機微を知り尽くした者でないと創れない映画だ。けどあのラスト・・・・。何て優しくて美しくて酷いラストか。言葉を失くします。娘が金持ちの紳士だと思ってた人が目の前の浮浪者だとわかった時の、あの表情。彼女の顔に浮かぶ感謝と幻滅の入り混じったような複雑な表情。でも、チャップリンは、「いいんだよ。人間はそういうものさ」と、自分に献身してくれた人への薄情すら、優しく、ほとんど諦観ギリギリのところで許しているんだなと思う。どん底を生き、人間の裏も表も見尽くした人でないと、あんなふうには描けない。甘いなんてとんでもない。チャップリンで、すっごく優しくて、すっごく怖い人なんだと思ったと爆笑問題の太田さんがコメントしてたけど全く同感。甘いなんて・・・・・とんでもない。怖いくらい酷いラストだよ。それを、こんなに優しく美しく描けるなんて。 宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の中の「デクノボウ」って、この映画の中のチャーリーみたいな人間なのかなって思いました。
10点(2003-03-01 15:52:16)(良:2票)
73.  シン・ゴジラ
前評判が高かかったが正直、期待と不安が半々だったけど・・・・いやぁ凄かった、面白かった。  1.鉄塔鉄扉大人向けなのがよい!子供の娯楽なんてちょっとありゃいいのだ。  2.ゴジラがどこまでも凶暴で禍々しいのがよい!  3.随所で描かれる閣僚会議がメチャリアルでよい。銃弾1発撃つにも大臣の許可が必要で特別立法が必要なことも ちゃんと描かれているのもよい。  4.ゴジラは凶暴だが、同時に自然の神、破壊の神としても描かれている。3.11の悍ましい地震と津波を思い浮かべた人もいるかも。 神道の八百万の神々、万物に神は宿るという日本古来の視点が根底にあるような気がする。それもこの映画の良さだと思う。深いのだ。  5.そしてこの映画のもう1つの主人公は間違いなく自衛隊だと思う。「我々の安全と命を守る最後の砦が自衛隊だ」という台詞に それがよく出ている。ともすれば、一部の心無い人達に人殺し呼ばわりされる自衛隊へのエールの映画でもある。  6.日本へのエールの映画でもある。「スクラップ&ビルドで生き残って来た。それがこの国だ」という台詞が泣かせる。 実際そのとうりなのだ。踏まれても踏まれても、しまいには原爆を2つも落とされて50年間は草木も生えないと言われても たった10数年で世界有数の経済大国になった国・・・・・しかも自前の資源がなく、内需だけで世界の経済大国・・・・ 見びいきで言うのではない・・・・・・化け物みたいな国なのだ・・・・・・  たった1つの小さな欠点は石原さとみ。流暢に英語を操り熱演なんだけど、終始違和感が抜けなかった。 もっとも他が地味で渋い演技派ばかりなので、庵野監督の違和感は承知のサービスかもしれないが・・・・  でも、とにかく大傑作でした。初っ端に、いまの東宝と昔の東宝のマークが出てくるのも嬉しい。
[映画館(邦画)] 9点(2016-10-22 17:02:59)(笑:1票) (良:2票)
74.  影なき狙撃者 《ネタバレ》 
前々から見たいと気になっていた映画。DVD購入してやっと見ました。 いかにもJ・フランケンハイマーらしい硬派の政治サスペンス映画の傑作だと思います。  朝鮮戦争時が舞台で、「洗脳」の恐ろしさ、共産主義の恐ろしさ、そしてアメリカがいかにこの当時 共産主義を恐れ憎んでいたかがよくわかる映画でもありました。  洗脳されて無自覚に殺人を犯すレイモンドも怖いけど、もっと怖いのは母親(アンジェラ・ランズベリーが圧巻!)。 彼女が大統領候補暗殺の指示を与えた後で息子の額、頬、そして唇に濃厚なキスをすることで この母子が近親相姦であることがわかる瞬間がもっと怖かったです。  主役のフランクシナトラの演技の上手いのにも感心しました。見ていて黒沢清監督のサイコホラーの傑作「Cure」と通じる 部分があるなとも思いました。もしかして黒沢監督はこの映画見たのかなぁ・・・・・・
[DVD(字幕)] 9点(2016-01-15 14:31:13)
75.  龍三と七人の子分たち
いや笑った笑った。ヤンチャで手のつけようがないジジイたちが パンクでチャーミングじゃないか! たけしエンターテインメント映画の大傑作!
[映画館(字幕なし「原語」)] 9点(2015-12-05 16:51:52)
76.  キング・オブ・コメディ(1982)
ファン心理の怖さとはこれ。そして才能のない人間が、自分には才能があると思い込んで、それが成功をつかむ怖さと皮肉がブラックな笑で描かれてる。愛想のいい笑顔の奥の、どこか狂ってる笑わない眼差しのような怖さを持った秀作。デニーロの、やりすぎ演技もこの作品では成功してると思う。
9点(2004-08-19 22:32:14)
77.  トーク・レディオ
オリバーストーンは嫌いだが、この作品は好き。ネットがらみの嫌な事件が頻発する昨今だが、それを予言したような映画だ。
9点(2004-07-23 23:22:47)
78.  誘拐(1997)
天晴れ日本映画!素直にそう思えた映画。骨太で切ないね・・・。
9点(2004-06-02 23:06:19)
79.  刑事コロンボ/魔術師の幻想<TVM>
みなさんに同感。秀作です。手錠をかけさせて犯人が手錠を解けるかどうか試す場面。いいねえ・・・・。外した時の、コロンボの「やっぱりな」という表情。それにしてもタイプライターとはな・・・・やられた!って思ったよ。後味も申し分ございません。ウィルソン刑事、地味だけど、天晴れなワトソンぶりで儲け役ですぞ。
9点(2004-06-02 22:44:34)
80.  刑事コロンボ/ビデオテープの証言<TVM> 《ネタバレ》 
秀作です。みなさんも指摘してるように、ラストのコロンボの種明かしは、すごいサスペンス。カメラがグッとズームした時に、あるはずのないパーティの招待状が映っているあの一瞬。ああ、万事休す!いまでいうデジタル嗜好の犯人だが、コロンボのアナクロ全開の推理の前には崩れ去るのだよ。
9点(2004-06-02 22:18:02)
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