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まさかずきゅーぶりっくさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 848
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。

ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!

レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪

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61.  アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 
拷問シーンとか殺すシーンが「演出」されているので、今までの北野映画より痛くないです。R-15指定だからか割り切ってやりたい放題なんだけど、そのぶんリアルじゃないというか「あ、これは架空の世界の話なんだな」とか思えちゃったのでメンバーの豪華さに反してチープさを感じたりしました。指を切り落とすことが怖いんじゃなく、指を切り落とすんじゃないかとキリキリ追い詰められていくような恐怖をもっと感じたかったです。第二弾あるみたいですが、ここまで裏切りに次ぐ裏切りだと三浦友和さんの役もいつ殺されてもおかしくないですね。そういう特殊な世界の話なのかもしれませんが・・・。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-01-14 21:45:06)
62.  フェイズIV/戦慄!昆虫パニック 《ネタバレ》 
こりゃすごい・・・。本当にアリが演技してます。怒りとか悲しみとか軍隊風に規律を重んじて動いてる感じとか、どうやって撮影してるんでしょう・・・。というかグラフィックデザイナーの巨匠ソウル・バスが何故この長編1本のみを撮ろうとしたのかという所まである意味SFですね。「2001年宇宙の旅」のコンピュータの暴走も怖かったですが、このアリコンピュータが局面ごとにじわじわフィールドを固めてくる恐怖もものすごいです。何度も観返したくなる映像、きっとそれは唯一無二の映像作品だからかもしれません。研究に没頭し、あくまで対決姿勢で挑む人間、アリの最終目的も分からず取り込まれる人間など、その終わり方は絶望的であるはずなのに、同時に人間の愚かさまで描かれているようで、アリ側に感情移入しながら見てしまう自分がいたり不思議な気持ちになりました。あとリン・フレデリックがめちゃくちゃ可愛くて、アリがその身体を這うシーン等はとってもエロチックに感じました。そこも点数高いです。最後に陽をバックに風がすさぶ中でタイトルが表示されるあの終わり方、カッコいいです。邦題で損してますが町山智浩さんのおかげで素晴らしい作品を見ることができました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-01-14 21:30:43)
63.  アンストッパブル(2010) 《ネタバレ》 
「CGを極力使っていない」という先入観のおかげで余計に緊張感と迫力を増して観ることができた。ストーリーがシンプルなのも良いし、トニー・スコットの相当凝った見せ方のおかげで迫力満点。小汚い感じの初老がまさかの大活躍をするハリウッドお約束の展開も、それまでの作戦が全力の上での失敗だったので、お誂え向きに感じず素直に入り込めて興奮しました。キャリアのあるデンゼル・ワシントンがこういう娯楽作に出てくれることもまた嬉しかったりします。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-14 21:20:38)
64.  君の名は(1953) 《ネタバレ》 
1953年の作品というとあの「ローマの休日」と同じ年の作品ですね。オードリー・ヘプバーンと岸恵子さん、ヒロインを演じた2人の魅力は対照的かもしれないけど、どうにもならない状況での恋愛に苦悶し悩む様子には共通点すら感じました(キュートさも)。確かに古き良き時代のメロドラマですし、冷静になれば突っ込みどころ満載、それでもすれ違ってすれ違って、ようやくラスト、佐渡のつり橋の上で想いを分かち合い抱き合うシーンには(真知子が妊娠しているというこれまた難しい問題はあれど)幸福感を覚えてしまいました。私は根っからこういうコテコテの恋愛モノが好きなんだなと再認識(笑)  ダンナがマザコンで束縛野郎でどうにもいけ好かないんだけど、私は出会いから1年半後に結婚した真知子よりもこの男にイライラさせられっぱなしでした。誰しもがどこか突き抜けないもどかしさに包まれた展開に終始していますが、これはこれでいいと思います。こういう恋愛モノもまた味かなと。さすがに後宮が真知子の行方を捜す雨のシーン、線路整備してる人に聞くなら肝心の駅舎に寄れや!と叫んでしまいましたが(^^;  なんやかんや書きましたが、結局私は58年前の岸恵子さんにホレちゃったクチかもしれません(爆)一番グっときたのは、歌舞伎座のシーンで、チラチラと後宮を観る真知子のあの目線!あー可愛い(=^^=)第二部第三部はDVDで観ます。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-12-19 17:37:10)
65.  泥の河 《ネタバレ》 
あまりにも素晴らしい作品だったので宮本輝さんの原作本も後から読みましたが、じつに原作に忠実なんですね。カニ燃やすシーンもあのまんま(苦笑)当時の貧しさの中にも明るく生きるそれぞれの姿がとても印象的。特に田村高廣さんが素晴らしかった。子役の子も皆好演で、お姉ちゃんが米びつに手を入れて温かいというセリフは衝撃的に感じました。  あとは何と言ってもラスト。「きっちゃん!きっちゃん!」と叫び、去っていく廓船を走り追いかけたシーンは忘れがたいシーンです。監督さんとの愛情出演で撮影僅か6時間にも関わらずその美貌で視線を釘付けにした加賀まり子さんもとても良かった。何度も観返したいような作品ではないけど、観始めたら最後まで一気に観たくなるような不思議な魅力に包まれた作品だと思います。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-12-19 17:04:12)
66.  不意打ち 《ネタバレ》 
邦題がちょっと分かりにくく、作品内容と結びつかないけど、まぁ本当に良く出来ています。ヒッチコック映画のような不安感を煽るタイトルバックからして秀逸。「時計じかけのオレンジ」を彷彿とさせる乱入者の暴れまくり感、パワフルです。ご婦人が典型的なマザコンで、観る側も同情したくもあり、なんか完全な善人にも見えないような妙な危うさもいい。一番怖いのはやっぱり人間、しかも捕まる事をも恐れない暴漢に蹂躙され続ける胃の痛くなるようなこの展開、最高のサスペンスです。やっとのことで家から脱出を試みたご婦人が、結局抱えられ何度も家の中に連れ戻される時のあの観客側のガッカリぶりといったらない。暴漢グループのリーダーを演じたジェームズ・カーンの熱演も見もの。彼がエレベーターの中でご婦人に息子の手紙を読んでる時のなんとも言えない表情の変化が印象に残りました。DVD未発売のこうした作品を観る機会は何よりの幸せ。トラウマ映画館、そして町山智浩さんに心から感謝の意味もこめて8点献上。題材が被る類似事件のせいで長い間、なかなか陽の目を観る事の出来なかった作品ですが、私の生まれる前にこんなパワフルな作品があったのかと感動すらしました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-12-19 16:55:16)
67.  安城家の舞踏会
ラストの父と娘(敦子)のダンスする足元からカメラが左に向かっていき、カーテンの裾がヒラヒラして、さもカーテンまでがダンスしてるかのように魅せる演出を、戦後間もなくの作品で行った監督さん凄いと思いました。綺麗すぎる気もするが、出演陣が個性派揃いの中、見事90分にまとめたなーと。殿山さんがなかなかのご馳走役。しかしこのあとどうやって食っていくんだろう?身体一貫で稼いだ金で安城家を救った遠山に頼るのかな?ちょっと遠山を演じた役者さんの雰囲気がバナナマンの設楽に似てて可愛かったです(笑)
[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-12-12 10:01:33)
68.  ブラック・スワン 《ネタバレ》 
ダーレン・アロノフスキーというと「レクイエムフォードリーム」で本当に怖い世界を見せてくれましたが、この映画にもそれに近い恐怖を見せてくれました。白鳥と黒鳥を人間の色々な二面性と照らし合わせて徐々に主人公が自分自身に追い詰められていく恐怖がとてもスタイリッシュに描かれていてさすが監督上手いなーと思いました。自分を解き放つアドバイスが安易にオ●ニーとかレズプレイに向かっちゃうのが俗っぽくて少し残念でしたが、きっと競争率の高いプリマの頂点でい続けるプレッシャーというのは想像を絶するのでしょう。終盤の、黒鳥を演じるナタリー・ポートマンの凄みある舞は、それまでの展開を決定付ける意味でもとても魅力的でした。統合失調症というテーマはさほど珍しくはないですが、やはり100分もの間、緊張感を持続させる展開のシナリオは素晴らしかったと思います。でもなんとなくどんな映画か知らず、ナタリーポートマンが苦悩しながら白鳥の湖を踊る作品くらいに考えて観始めたらギャップすごそうですね(^^;
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-11-28 16:46:11)
69.  マイネーム・イズ・ハーン
政治的な色を抜きにしても秀作を超えて傑作に値します。その前に見た「ブラック・スワン」の余韻が一瞬にして消し飛びました。「フォレスト・ガンプ」が好きな方であれば絶対に気に入ると思います。また主役の男性がめちゃくちゃ上手くて余計に涙を誘います(障害のある役をやりすぎてない所がまた素晴らしい)。差別とは何か、戦争紛争とは何かなど、無視できない重いテーマでさえ、この映画を観終えた後は良い意味で忘れさせてくれます。感動を超越した人生の根源にある応援歌のような歓びを感じました。脚本の完成度と主演の男性の上手さ(本当にオスカー級です)、そして制作スタッフの映画への愛情がたっぷり詰まっているこの作品、観て損はありません。映画って本当に素晴らしい。インド映画も踊ってばかりじゃないです。すごい映画がありました。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-11-28 16:34:12)
70.  スズメバチ 《ネタバレ》 
タクシーのおじさん、中盤から見せ場なし。ドンパチもふれこみ負けしてるなぁ。逃げ場のない場所でどう切り抜けるかという雰囲気が、途中から「ゾンビ」のように感じて良かったんですが、それにしてもちょっとリアリティに欠けます。
[地上波(吹替)] 6点(2011-09-24 22:50:07)
71.  刑事コロンボ/別れのワイン<TVM> 《ネタバレ》 
ワインのテーマ共々なんとも上質な一品ですね。飲酒運転とか、ワインキチがセラーを1週間放置するかとかツッコめばキリがないでしょうが、とにかく全体の雰囲気がいい。きっとコロンボが犯人に対して「罪を憎んで人を憎まず」じゃないけど一定の尊敬の念を持って接しているからだと思います。でも私が一番怖かったのは12年間尽くしてきたという秘書の女性ですね。口止めの意味か本気なのか、求愛を迫る終盤のあの夜のシーンが一番怖かった。女は怖い。レストランの支配人と給仕の2人が傷んでるワインをペチャペチャやるシーンとか笑えるシーンが多いのもコロンボの魅力だなあ…。残念ながらピーター・フォークは亡くなられましたが、このシリーズまた観返してみたくなりました。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2011-07-07 09:44:20)
72.  刑事コロンボ/パイルD-3の壁<TVM> 《ネタバレ》 
いやらしい犯人、パイル捜索も無駄骨でガックリ肩を落とすコロンボ、役所でたらい回しにされ、事情を伺いたいだけなのに医師の検診を受けさせられて戸惑うオチャメなコロンボなど、見所満載です。こいつが犯人で間違いないのに決定的証拠が出てこないもどかしさも含めて、演出が冴えて非常に面白かったです。ピーター・フォークが自ら監督されたんですね、私はこの作品のカメラワークが非常に好きでした。キューブリックを思い出させる構図の振り方やワンショット、ズームアウトのシーンに親と見てて思わず「あ、このカメラワークいい!」と叫んでしまいました(笑)ピーター・フォークは亡くなられましたがコロンボは永遠ですね。あと70年代のアメリカ人女性のファッションやヘアスタイルすごく新鮮で美しく映りました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-07-07 09:36:04)
73.  もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
映画というコンテンツの決定的な短所は、2時間余で起承転結はからなければならないので、明確なテーマがあってもそれが大きすぎるとどうしてもダイジェスト的展開で駆け足になります。登場人物の数が多すぎても個性が埋没してしまいます。この作品も「弱小野球チームを一冊のマネジメント本をきっかけに甲子園に連れていく」という軸こそぶれてませんが、本来はもう少し展開に時間をかけ、映画ではなくドラマのほうが、より野球部員の個性やみなみのマネジメントにかける本心を紐解けたのではないかと思います。  ドラッカーのベストセラーをきっかけにしていますが、「もしドラ」自体エッセンシャル本で、この映画はさらにそれのエッセンシャル版ですので、ドラッカーのマネジメントエッセンスは(この映画でマネジメントを理解しようとする人はあまりいないでしょうが)ごく微量です。うなぎパイ食って「やっぱりうなぎ食うと精力つくなー」というくらいの感覚です(笑)ただドラッカーという人物の存在や提唱をそれまで全く聞いた事がなかった方が、この作品をきっかけに知れ渡ったという意味では非常に大きかったのではないでしょうか。エッセンスの中でも「定義」「マネジメント」「イノベーション」といった単語が出てきて、それらを高校野球のマネージャーというわかりやすいテーマに置き換える心地良さは、近年池上先生がニュースをわかりやすく解説して人気を博したことと似ていて1つのブームなのではないかと思います。  主演の前田敦子さんは映画初出演にも関わらずナチュラルで瑞々しい演技がとても良かったと思います。あっちゃん好きな方が観たら総じて満足度は高く、彼女の魅力満載でとっても心地よい2時間です。あっちゃんファンの方は「Everyday、カチューシャ」でAKB選挙で上位にくるように彼女に投票するために複数枚買いするくらいなら「もしドラ」観に劇場に足を運んであげるほうがよっぽど彼女のためになるような気もしたり・・・。彼女は今度も映画やドラマにどんどんチャレンジしていけるだけの人気がありますし、今回の「もしドラ」でもその期待を裏切らない演技だったと思います。こういう青春ドラマで「そんなムチャな・・・」と強引な展開にまともにツッコミを入れたり、身銭切って観てない批評家連中が封切日に大人気なくケチつけるのは野暮。もっと単純に青春映画を楽しみたい方のための1本かと思います。
[映画館(邦画)] 7点(2011-06-05 14:34:12)(笑:1票)
74.  レイヤー・ケーキ 《ネタバレ》 
たたみかける展開と共に登場人物が多く、初見では特に名前と顔をちゃんと把握していないと「こいつ誰だったっけ?」となりかねませんが、それでもシナリオが面白いので、どんどん追い詰められていく主人公の行く末が気になって仕方が無い作品です。しかし裏社会ってのは簡単に足が洗えないんですね、そして一見味方のような顔をしていても直ぐに情報を売るし…。雇い主のボスが情報を売ってた音声を聞いた所、丘の所で逆に主人公側が命を狙われた所、そしてラストのラストと「え?」という部分が多く、本当に面白かったです。ケーキの断面のようには階層を楽しめませんね・・・。ちょいワルオヤジのダニエルが拷問を痛がるシーンは実に人間的でした。お金をもらったら非情な事でも何でもやりがたる人にはなりたくないですね…。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-06 10:39:04)(良:1票)
75.  Sweet Rain 死神の精度 《ネタバレ》 
原作既読の伊坂信者です。だいたい原作ファンだと映像化に落胆したり首を傾げるんですけど、これは上手くまとめたなー、素晴らしいです。  まず金城さん演じる千葉がいい。日本語セリフがちょっと棒読みな所とか感情を入れずに飄々と話す部分など、人間の世界のレトリックやシャレなどを理解しきれてない死神の役にピッタリです。髪型や衣装で若者やヤクザになりきれてしまうあたりもいい。伊坂さんが映画化の条件として彼を指名したのも頷けます。映像化にあたり少しだけ設定をドライにしたのも良かったし、連絡電話を犬に代えたのも◎。年齢設定を少しずつずらしたのも問題なし。  クレーマー対応の女性を演じた小西真奈美さんも歌声素晴らしいなあー。原作ではもう少し垢抜けない印象だけど声の可愛らしさ、歌声の素晴らしさ、まさに歌手の原石。彼女しかいなかっただろなーと思わせます。  光石研さんも富司純子さんも良かった。伊坂さんの作品は一見バラバラに展開する話がリンクする妙が持ち味の1つですけど、それが上手い事絡んだと思う。原作の1・2・6話目をなるほど上手く映像化の際に繋げたなって嬉しくなりました。終始雨で暗い映像でも悲壮感がなく、これだけ上手に映像化したのは久しぶりに見ました。  藤田の死体を前に阿久津が泣くシーンと、3つ目の話のお掃除ロボットの設定だけは不要だったけど、それを抜いても軽く8点は献上します。エンディングの小西さんの歌声にふわーって気持ちよくなれました。原作の映画化作品、どれもこの作品位のクオリティを保って欲しいなあ…。
[DVD(邦画)] 8点(2010-12-05 03:06:40)(良:1票)
76.  ソウ ザ・ファイナル 3D 《ネタバレ》 
3D鑑賞も、そこにあまり意味は感じられなかったです。むしろ邦題で「ファイナル」って書いてしまったという意味で、シリーズをどう終わらせるかが重要な7作目。  今回も、ジグソウと身近に関連する人物の話と、ゲームに参加させられる人物の話を両軸で展開させましたが「5」位からはゲームの登場人物はたとえ助かってもあまり本線に結びつかないなと分かっていたので、興味はゴードンがどう完結に絡んでくるのか。それが楽しみでした。  相当フラストレーションの溜まるえげつない描写のオンパレードで、しかもほとんどが助からないやるせなさ満載でした。屋外バージョンもあり、グロさ抜群。しかもパワフル過ぎて咽が渇く。最後の10分くらいは何とか救われました。予想通りゴードンの存在が無理矢理感こそあっても刈り取りましたね。  しかしちょっと個人的に不満だったのがそのゴードン登場のさせ方。というか登場する事、隠しておいてほしかったなあ、「セブン」のケビン・スペイシーみたく。関係者も配給会社も、あのゴードン医師が再登場ってのは、シリーズファンなによりの吉報なのでそれを前面に出したかったのは分かるんだけど。前知識なく出たら、もっともっと嬉しかったかも。もっと言えば、オープニングの「1」のバスルーム脱出後の画とか、もしくは救済者の会に顔を出す描写とか全部隠しておいて、最後、ホフマンが証拠隠滅のために家を燃やした後に、豚の仮面持って襲うあのシーンで初登場、もしくはもっと遅くして、ラストのラスト、ホフマンにバスルームで足かせし、目覚めたところで初登場でも良かったかも(「2」のラストでマシューズをはめるアマンダみたく)。  そしたら「えぇーーーーー!!!!!!!!!」ってもっとなった気がします。てゆうか、俺はそうなりたかった。  でも足かけ7年に渡りグロ面白いシリーズで楽しませてくれた事に感謝しております。死んだと思わせておいて実は生きていた面白さは間違いなかったです。なので間違っても「ソウ8・ジグソウは生きていた!」とか「ソウ・ザ・ビギニング」とか「ジグソウ/ソウ外伝」とかはやらないでいいです(@@;ゴードンの両脇にいた豚仮面は誰だったんだろう?不倫相手のカーラと、マシューズの息子とかだったりして(笑)   順番付ければ 1>>>>>2>3=6>本作>4>>>>>>>>5 です。
[映画館(字幕)] 7点(2010-10-31 00:52:50)(良:1票)
77.  ファイト・クラブ
この映画が興行的にコケてFOXの重役2人飛んだんですよね(笑)でも見るべき部分は沢山あるし役者が楽しんで演じている感じが凄く好きですね。万人受けしないような映画をフィンチャーらしく丁寧に作り込んでいる感じも好感が持てます。オチも好きです、やられた感がありましたし。でも最後にサブリミナルでティンコが映る意味が分かりません(>_<)
[DVD(字幕)] 7点(2010-10-28 13:56:27)(笑:1票)
78.  サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009) 《ネタバレ》 
近年多い亜流のゾンビ映画の走るゾンビや強すぎるゾンビを封印し、ゾンビが数多く登場する中においてもあくまで人間同士のやりとりを重要視し、本当の意味で愚かなのは人間という構図を見事に描ききっており、さすがはロメロだなという貫禄を感じます。レートが「R-18指定」作品ですが、今までのゾンビ映画を見てきている方であれば、さほどエスカレートした感覚はないと思います。おそらく近年のゴア描写のおかげで目が慣れてきちゃってるのでしょう。目新しさこそあまりないですが、安心して楽しめます。90分間という尺もあり中だるみもありません。  「ダイアリー…」から一部話が関連するのですが、そこもあまり意識しなくても良いかもしれません。それよりも(いまさらそのルール付け加えるか?)って感じもする馬を食べるゾンビや、人間がゾンビを咬むという展開など、ロメロ監督が今後もゾンビ映画に多大な影響力を与え続けるであろう雰囲気は伝わってきました。そして70歳になってますますパワフルな演出が冴える演出に嬉しくなりました。  残念な点とすれば、島に残った側のメンバーがゾンビを鎖に繋いでいましたが、ああまでして共存したい理由がもう少し明確にあったら、対立の構図がもう少し明確になって深みが出たかもしれません。娘が双子である必要性もさして感じなかったです。   それでも往年のゾンビ映画ファンであれば、ますます絶好調であるゾンビ映画の父が生み出した最新作に満足されると思います。
[映画館(字幕)] 7点(2010-06-12 21:53:53)
79.  スペル 《ネタバレ》 
非常に面白いです。サム・ライミは「スパイダーマン」シリーズですっかりメジャーになりましたが、「死霊のはらわた」の頃の初心を忘れてないなーって感動しました。元々こういう題材が好きなのでしょうね、楽しみながら演出している彼が画に浮かぶようでした。  恐怖部分の驚かせ方や見せ方にさほどの目新しさはないものの、口から汚物出させたり、顔から目や入れ歯が飛び出したり、そういったパワフルさも彼らしいなって思います。除霊のシーンでとりつかれた男性にダンスさせちゃうなんて彼しかやらないんじゃないですか?コインとボタンの取り違えで結局助からないのもわかりやすいですが、まぁ映画が映画だけに許される範囲かと。99分間、無駄なシーンが少なかったと思いますし、飽きずに見せてくれました。  主演のアリソン・ローマンも素晴らしい体当たり演技です。私は「ホワイトオランダー」が大好きなので、あの映画とのギャップにもやられました。序盤、ババァに押さえつけられて顔にドロみたいなのかけられるシーンは夢だったって所ありましたが、設定は夢でも実際アリソン・ローマンがかけられてるわけで、思わず(夢もなにも実際やらされてんじゃねーか!)と画面に向かって突っ込んでしまいました。  私はクレーム処理の仕事をしているので、他人事とは思えず余計に怖くなりましたが、追い込まれたら最後は私財投げ打って霊媒師の所に向かおうと勉強しました…。  作品的には7点です。ホラー好きなら観て損しませんし普通に怖いし楽しめると思います。ただ残念なことに飼い猫を殺すというシーンがありましたので大幅減点(-5点)です。どうも虐待や小動物を殺すというシーンは、たとえ実際にはやってないとわかっていても気分が悪くて許せません。個人的にはそこだけ残念でした。
[DVD(字幕)] 2点(2010-05-23 00:17:13)
80.  DRAGONBALL EVOLUTION
中身が何にもない。日本を代表する大人気アニメを僅か80分にしちゃう大胆さ(それでも間延びする)。名前を言われるまで悟飯もブルマもヤムチャもチチも把握できない。とどめはピッコロ。あれでピッコロOKなら別に鉄拳でもブルーマンでも何でもいい気もする。エンディングの浜崎さんの野太い歌声まで心なしか哀愁漂って物悲しい。ドラゴンボール7つ集めて神龍に関係者一同が鳥山明へ謝罪するようお願いしたい。でもチチのお乳だけは十分魅力的だった。原作では下心1つ見えない悟空がおもわず一戦交えたくなるのも仕方ない。それと大作「レッドクリフ」を降板してもこれにはしっかり出てるチョウ・ユンファの作品選びのセンスにも脱帽。「パイレーツ…」では役作りのためにスキンヘッドでした彼。にも関わらず亀仙人役である本作では風貌の役作りはアロハシャツ程度。これこそ剃らなダメでしょ!?やっぱり色々な意味で革命的だ。続編は作らないで欲しいです。チチのおチチに2点献上。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2010-05-18 11:35:02)(笑:2票) (良:1票)
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