61. ファイナル・デスティネーション
怒濤のVFXで押しまくる近作とは違い、小ぶりにまとまっている本作。まだ死に方博覧会ではなく、良く考えられているB級ホラー。主人公や周囲の行動がなんかおかしい部分が終始あり、全体的に荒削りな感はあるけれども、時間つぶしに観るのには最適な気がする。 [インターネット(字幕)] 5点(2015-01-19 12:58:25) |
62. キャピタリズム~マネーは踊る~
多分富裕層であろうムーアがこういう作品を撮るとかなりうさん臭い感じがする。自分の立ち位置がいまだ庶民だと思っているのだろうか?。銀行に突撃するシーンなんてただのコントでしかない。問題を提起する意味では価値はあるのかもしれないが、あまりにも個人が有名になってしまった場合、テーマの選択を間違えるとリアルから乖離してしまう気がした。 [インターネット(字幕)] 5点(2014-12-24 15:37:27) |
63. M:i:III
《ネタバレ》 シーモア・ホフマンが亡くなってしまったので、なんか出演作を観よう!という感じで観賞。シリーズを観たことはありませんが、問題なく楽しめました。 とはいえ、ホフマンはあまり目立っていなくて残念でした。なんか小物扱いですし、大物らしき奴はぱっとしないし、悪役が魅力的に描かれていないと話が盛り上がりませんな。 しかし、たまにハリウッド大作を観ると映像技術の進歩ってスゲェなぁと思います。 [インターネット(字幕)] 5点(2014-02-06 15:53:03) |
64. R100
《ネタバレ》 映画としてはいままでで一番まとまっているのではないかと感じました(さや侍は未見ですが)。オープニングの雰囲気も良いですし、引き込み具合もなかなかです。 最初に富永愛をもってきたのは正解でしょう。 しかしながら渡辺直美が死んだ辺りから転げるようにつまらなくなって、松本さんが大好きな戦隊風バトルになりますが、これの撮り方が下手なうえに長過ぎで辟易するわけです。 ラストはヘネンロッター風ですね。 松本さんは自作を映画を壊してるとかめちゃくちゃだとよく言いますが、この人の作品は”普通”の領域をまるで出ていないんですよね。突き抜けていない。 あんまり映画を観ていないというか、大作やら名作ばかり観ていて、とうの昔に超えてきている作品が山ほどあることを知らないんだろうなぁ。 劇中劇がいいわけだとか逃げだとかは深読みのし過ぎだと思いますね。そこまで考えていないでしょうし、そんなに真剣に観る作品でもないでしょう。 叩くには最適な部分でしょうけどね。 [映画館(邦画)] 5点(2013-10-13 20:08:32) |
65. アメリカン・ナイトメア(2000)
家族の団欒に恐怖感があるのかも?といって嫌な笑いをするフーパーがたまらなく良いですね。いかれてます。 ホラー映画が社会状況に対しているとはつゆほどにも思わないし、ここで名監督達がいっていることは後付けにしか聞こえません。せっかくの作品が陳腐に思えてしまいます。 このドキュメンタリーで観るべきところは、あくまでも自作の解説に終始するフーパーとおかしなテンションのランディスでしょう。 [DVD(字幕)] 5点(2011-01-14 23:17:49) |
66. ツールボックス・マーダー
はっきり言おう。とてもつらい出来。トレーラーを観た感じではやたら面白そうだったのだが・・。 90年代のフーパー作品よりはよほどましだとは思うし、出てくる人間がどいつもこいつも怪しげなのも楽しい。 が、残念ながら盛り上がりがなにもない。おそらく、一体誰が殺人鬼だったのかすら理解できない観客がいるのは間違いない。 どうしたフーパー!!。 本編よりメイキングのほうが面白いじゃないか!!。 後頭部が薄くなってるじゃないか!!!。 次回作のゾンビものに期待します。 5点(2004-09-18 22:00:51) |
67. 死霊伝説
ビデオで観ました。 何も解決しないのが素晴らしい。 もとはテレビシリーズを編集したものなので、恐怖描写にも制約、つながりも辛いというわけで判断は難しいのですが、近年の作品よりは悪くはない。 そんなところでしょうか。 5点(2004-04-09 02:05:40) |
68. マングラー
非常にまともな恐怖映画でしょう。 しかしフーパーにはそんなこと期待していないのです。 良くも悪くもない、面白くもない作品。残念。 5点(2004-04-09 01:59:39) |
69. マイノリティ・リポート
フック以来久々にスピルバーグ作品を観ました。以外と面白かったですね。予想どうりの展開で。サマンサ・モートンなる素晴らしい女優を認識出来たことに感謝。 5点(2004-01-28 20:32:19) |
70. ザ・リング
日本版は未見ですがそこそこ楽しめました。サマラもかわいいし。ただ少しだらだらしていて長い!。90分位でまとめられればテンポの良いBホラーになったのではないかと・・。 5点(2004-01-27 17:59:56) |
71. プラトーン
舞台がベトナムの戦場にある必要がまったくないと思われる。例えばストリートギャングの抗争としても成立する話であり、観終わった後はクリス、エリアス、バーンズの3人の事をじっくりと反すうしてしまう。確かに戦場は人間が主役なわけであるし、この作品のような描きかたもあるのかもしれない。しかし根本的内省の部分が意図的に外されてしまっている。何にもまして”面白い”と感じてしまうのが(ただの戦争アクションではないと思うからこそ)どうにも腑に落ちない。 5点(2003-12-28 18:03:23)(良:1票) |
72. もののけ姫
相変わらず冒頭から観客を物語に引っ張り込む演出力は凄まじい。並みの作家ではとても出来る代物ではないのは確か。観客が理屈をこねたがるのはそれまでの宮崎作品とは違い説明をはぶきまくったところにあるのであろうが、それほど語るべき深さのある内容だとは残念ながら思えない。 5点(2003-12-21 00:33:30) |
73. 北斗の拳(1995)
ほめられた作品ではないがそれ程酷いともいえない。 トニー・ランデルは優れた映像を構築出来る監督だし、北斗の拳はランデル得意の”禁断の映像”にぴったりだと期待したが残念な結果となってしまった。 まあ原作のファンはけして観てはいけないのは確かだ。 5点(2003-12-18 20:36:40) |
74. 響 HIBIKI
平手さんのプロモーション映画。それ以外の何ものでもない。欅坂のMVの延長だと捉えてもらっていいと思います。主人公の傍若無人な行動を、社会や常識に縛られないかっこいい生き方ととるか、イっちゃっているサイコパスととるかが問題になりますが、私は圧倒的に後者なので、主人公に1ミクロンも共感できる部分がありませんでした。台詞ではえらく立派なことを言っていますが、まったく自分でケツを拭けないくせに常に周りを巻き込むという悪癖があり、それでいて屁理屈をかまして白を切る。只々不愉快で迷惑な輩でしかありません。天才でもエキセントリックでもなく病気です。 なにかというとすぐ暴力。言葉の天才であるはずなのに、小説を綴ることができるのだから多少なりとも人間を理解しているだろうに、気に入らないから、言葉で圧倒するのではなくまずぶっとばすというのは如何なものか?キャラ設定がおかしくないかと感じます。ぶっとばされるのも男ばかりでえらく差別的だなぁと。あのいやらしい記者は女にすべきだった。それなら最後絵面も醜くなって多少は面白さが増えたのではないでしょうか?。 笑いも、涙も、感動も何一つなく、頭のおかしい女子高生に振り回されて周りが迷惑を被り、大人が対処できずにおろおろするのを延々と見させられるという割ときつい作品となっております。しかしながら映画としてはコンパクトにまとまっていて飽きることもなくよくできています。面白くないだけで。今回は題材が悪すぎなのが惜しいなと感じました。月川監督の他の作品を見てみたいです。 平手さんはふつう。良くも悪くもない。共演者のみなさんや月川監督は絶賛のコメントでしたが、残念ながら私には言われるほどの何かがあることを感ずることはできませんでした ラストの歌は欅系のいつものやつで、秋元さんもいい加減飽きないのかなと、和音あたりからずーっと同じ。 あと名前だけは知っているけれど演技を見たことがなかった小栗さんや北川さん、柳楽さんを見られたのはよかったです。 [映画館(邦画)] 4点(2018-09-19 08:13:56) |
75. プロテウス(1995)
ヘルレイザー等で素晴らしい特殊メイクを披露したボブ・キーンの監督作ということで、当時えらく観たかったのを思い出します。 ありていに言えばリバイアサン(89)のぱくりというか同じ展開で、キャラ設定が違うだけの代物。 ただえらく編集が特殊で、事がおこる前を何故かカットしてしまい、結果のみを見せる部分がいくつもあり、この違和感はハウリングIV以来久々に味わいました。 見所はダグ・ブラッドレイが素顔ででていることと、迫力あるクリーチャーが大きく見えていい感じ、な2点でしょうか。 [インターネット(字幕)] 4点(2017-06-17 16:35:04) |
76. ドラゴン・キングダム
予告がとても面白そうだったので鑑賞してみましたが、それ程でもなかったです。 話の運びはいい加減だし、シーン中のカットつなぎが変に感ずる部分が多々あり、乗り切れない出来でした。 見所がジャッキーとリーの格闘シーンが全てで、後はおまけみたいな作品です。 [インターネット(字幕)] 4点(2016-06-26 13:01:02) |
77. 最‘新’絶叫計画
《ネタバレ》 ノーカット版で観賞。前作よりは楽しめました。短いし。下ネタも少ないし。前作はパロディを盛り込み過ぎで中盤からダルくなってしまうのですが、今回はその数が少なめなためかあっという間に終わります。全編やっていることは小学生が考えるような低レベルなものばかりで、はたしてコメディといっていいのだろうか?と疑問を感じます。でもエクソシストのシーンでお母さんが出てくるところとか結構笑えますし、メリケンが大好きなゲロ噴射も汚ったねぇなぁと思いながらもやり過ぎ感で笑ってしまいます。ジェームズ・ウッズもティム・カリーも楽しそうに演技していていい感じです。ばかだなぁと鼻で笑いながら観るのにはいい作品だと思います。 [インターネット(字幕)] 4点(2015-01-21 16:10:25) |
78. グレイヴ・エンカウンターズ2
《ネタバレ》 前作がわりと面白かったので観賞。霊の如く前半はうだうだしていて話がすすまず退屈極まります。主人公の監督志望の男がは虫類系の顔で気持ち悪くてたまりません。 ようやく精神病院に行ってからも結局前作同様の恐怖映像しか提示できないようで新鮮味は皆無です。ラストのゴア描写がやたらと浮いている感じがしますが、なんかそれをやっちまったら今までに描いてきたことを全否定といいますか、そうじゃないんだけれど、醒めまくり感は強いですね。 [インターネット(字幕)] 4点(2014-02-07 19:35:29) |
79. ハンニバル(2001)
一体何を描きたかったのだろうか?。リドリー・スコットだけに退屈はしないけれども。スーパーマン的になってしまったレクターが笑えるのならともかく、結局”なんだろう?”というクエスチョンだけが頭を巡る。ような作品。 [DVD(字幕)] 4点(2008-01-01 20:51:57) |
80. 悪魔のいけにえ3/レザーフェイス逆襲
続編専門監督のジェフ・バーにしては手堅くまとめた作品。イカレ家族は1.2を上回る気もするが、狙いすぎという感じもする。 猿ぐつわをはめられた主人公が唾を飛び散らせるカットがあな素晴しい。 4点(2004-09-18 22:29:07) |