61. ターミネーター2
《ネタバレ》 敵が味方になるというシュワルツネガー用のストーリーとなっても問題無く面白かったです。”1”もそうなように悪役がいいと安定します。未来がA.I.に支配される系のストーリーでの代表作ではないでしょうか。 8点(2004-08-31 15:59:55) |
62. ターミネーター
文句無くおもしろいですね。要因はシュワちゃんが悪役で、人類対機械の構図がはっきりしていて、平凡な日常に急に割り込む未来の世界が非日常を欲する僕にはワクワクさせられます。主人公リンダ・ハミルトンが追い込まれて行く感じも丁寧に描かれ、ラストで知ってしまった不安な未来に車を走らせるシーンもなんとも言えません。シュワちゃんがかなり目立った印象ですが、マイケル・ビーンとリンダ・ハミルトンの切ない感じがあればこそと僕は思います。 8点(2004-06-30 01:20:37) |
63. ロード・オブ・ザ・リング
3部作の序章としては期待感を持てました。いろんなキャラと、それぞれのエピソードが正にゲームを始める時のようにワクワクしました。それにしてもエルフ族にはお世話になりっぱなしな感じは否めません。戦いでもアーチャーが一番活躍してる風に見えますねー。ちょっとそのバランスは気になるところですが、旅の仲間がそれぞれの得意技で助け合っている点が、この物語に惹かれるところでもあるので、今後の皆さんの活躍に期待します。出だしの指輪の説明がサラットしてしまっているところはちょっと説明不足に感じました。 8点(2004-03-01 23:53:00) |
64. 鬼畜
《ネタバレ》 小さい頃に見て、怖かった思い出があります。特におどろおどろしいのでは無く、人間と言うか大人の感情が剥き出しになるのが、子供にとってはこの上なく怖いのだと思いました。岩下志麻と緒形拳の演技もリアリティーがあって(こういう夫婦いる!みたいな)一層始末されてしまう子供への同情心が湧いてきました。ストーリーと演技と映画の演出が成功している作品だと思います。捨てた親と捨てられても尚親をかばう子供。この感情の違いに、涙せずにはいられません。 8点(2004-02-28 01:24:48) |
65. フラッシュダンス
ジャスト世代には青春映画としてのバイブル的要素が大きいですね。音楽も良いし。個人的にはキム・カーンの曲が好きです。挑戦もしていないものへの結果に怯える主人公の気持ちが、そういう時期の人には胸にくる映画で、それ以上もそれ以下も僕は望んでいないのでこの評価です。 8点(2004-02-23 01:47:01) |
66. キャリー(1976)
《ネタバレ》 キングっぽい屈折した青春アメリカホラーの味が出ていたと思います。ホラーの王道を行く作品だと。可哀想な境遇と仮初の幸福とどん底に突き落とされて持てる力を開放させる復讐劇は、なんといっても感情移入する王道パターンであり、水戸黄門に通じるお決まりパターンなんだけどそれに浸りたい感じに似ています。デ・パルマの黒と赤のショッキングな感じもマッチしてますね。何度キャリーを助ける事を想像したことか。(笑) 8点(2004-02-20 01:15:44) |
67. 未来世紀ブラジル
《ネタバレ》 12モンキーズを先に見てこちらが後なので、あの独特な未来表現はここから来ているのだと納得しました。コミカルなMrビーンのようで、根底にあるのはリベリオン(こっちが先ですが)で、ラストははかない人間の陰鬱という感じ。好きですね。コミカルと現実の陰鬱のギャップが人間の哀愁を感じさせまます。 8点(2004-02-17 00:02:17) |
68. ストリート・オブ・ファイヤー
ジム・スタイマンの曲が良いです。(ゴット・スピード、今夜は青春)フットルートと同じく、ロックミュージカル風ではありますが、出演者が急に歌いだす訳ではなく、音楽が効果的に場面を盛り上げるというところでしょうか。もう、これは懐かしさと、当時のインパクトで8点です。 8点(2004-01-31 00:34:48) |
69. デート&ナイト
スティーヴ・カレルの映画はほんわかするんだよね。 中盤ははちゃめちゃコメディーなんだけど、いろいろあるが結局人間性に戻るという。 有名俳優がぼこぼこ出てきて、卑猥な言葉やちょっといっちゃったトークをするのが面白いね。平凡な夫婦がちょっとその殻を破って見た時に巻き込まれるドタバタ劇。 その時のはじけ方が、本来闇社会の強面連中より上回るはじけっぷりがおかしい。 日本にこういうコメディーが無いね。皆上品かブラックなんだよ。ちょうどいいバランスとこのコメディーは言えると思う。上品でもなくブラック過ぎもしない。どんなに下劣でも根底に善意があるというのがポイントだね。ただ、人をおちょくって蔑む笑いと違って。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-24 09:42:32)(良:1票) |
70. 96時間
強すぎではあるけどスピード感の映画だから仕方ない。 内容は濃くないが、知らない世界観が惹きつけるし、良い悪いの問題にしてない描き方が好きである。 いいと思うよ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-25 19:15:43) |
71. シャーロック・ホームズ(2009)
《ネタバレ》 ロバート・ダウニーJrはこういうのはまり役になりましたね。レスザンゼロ以降あんましぱっとしなかったんですが、アイアンマンやこれで何か確立した感じ。 古典的な雰囲気を排して良かったんじゃないですか。真面目なものを期待してもかなり今までいろんなメディアでシャーロックホームズは扱って来た訳だし。 これで、モリアティー教授との続編も期待できますね。 難を言えば推理ってのがあんましクローズアップされてなく、最後バラバラと種明かし的に展開したのはどうかな。 でも、オチが判っているオリジナルストーリーは今後扱えるかどうか・・・・。 まあけっこうイケてました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-05 18:17:25) |
72. 戦場でワルツを
アニメーションでないと描けないものがあったのでしょう。おそらく。 感情的に観させない為にも。 たとえどんな理由のある暴力でも人は奥底で傷ついている。 他人にする事は自分にする事と等しいからだ。 問題は規模は違えど誰にも起こり得る話だと言う事。 自己正当性の為に誰かを犠牲にしていないとは限らない。 心の奥底で傷ついているのだという事だと。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-04 10:36:40) |
73. ライアー ライアー
《ネタバレ》 元々この主人公は良い父なんだと思います。 それに何でも主観で正直に伝える事が良い事でも無いしね。 テンポとジムキャリーの顔芸に笑いまくり。 なかなか良いと思いました。 ただ、欲を言えばもうちょっとスケール大きくてもいいかな。ラストの飛行場シーンをあんなにするのだったらね。まだまだ笑わせられた筈と思っちゃうな。 こじんまり感は否めないな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-04 10:24:45) |
74. トイ・ストーリー
今のCGと比較してしまうと、どうも人間の描写がなんかリアリティーの塩梅がよろしくないと感じますね。でもそれは当時は仕方ないのでしょう。 アニメーションをCGにするとリアリティーをどこまで反映させるのがいいのかじゃないかと。 ストーリーはそんなに面白くないんですが、ハラハラドキドキを連続させる事によりひきつけられる物になっていますね。 主題のおもちゃから見た人間を客観視し、おもちゃを大切にって教訓のようですが、 どういうのがいけないというものは無いと思うので、分解したりしてもそれはそれで遊んだ子供の経験として役に立たない事は無いし、逆に人形を人間のように扱うのもいかがなものかと思います。 擬人化するのはいいですが、良い悪いを押し付けない作りにして欲しいですね。 じゃないといけない事をしたと子供が自戒するのはちょっと違う気がしました。 [地上波(吹替)] 7点(2010-11-23 09:09:27)(良:2票) |
75. 花田少年史 幽霊と秘密のトンネル
《ネタバレ》 原作を知りませんが、良かったと感じましたよ。 映画で初めてでも結構感動しました。 幽霊の話ではありますが、懐かしい日本を感じさせる(でも設定は現代ですが)。 幽霊であってもそれは元は人間。その人がなにに囚われて死んだのかを生きている人間が 理解してあげる事が大事だと言われているような気になりました。 生きている間は人の本心や真心を感じ取れなかった幽霊の後悔のようにも聞こえますね。 生きている間に感じたい・・・。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-08-13 20:18:34) |
76. イエスマン "YES"は人生のパスワード
《ネタバレ》 人生哲学的なコメディーですね。 多くを受け入れてゆく中に、自分のこだわりを発見するというのはスピリチュアル系では良くある話ではありますが、ある意味人生とはそういうゲームを楽しむ気持ちが必要だと共感しました。 否定や限界を自らが作って人生を苦しいものにしている。 エンドロールや音楽や劇中のバンドを含めて、全体的におしゃれ感があり、 そこはちょっと気に入ってます。 全体的になかなか良かったんではないでしょうか。 しかし、ジム・キャリーは歳をとりましたね。 これから先はなんとなく方向性を変えて行かないとと勝手に心配になりました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-12 00:29:26) |
77. 7つの贈り物
《ネタバレ》 ウィル・スミスだからというイメージが少し邪魔している所があるのかも知れませんが、 これはヒューマンドラマなのでその結末に関しては、この主人公の選択でありそれが人間の弱さであると言えるのではないですかね。 これをネガティブイメージの俳優がやると違ったものにみえたりするんではないだろうか。 生きる意味を見出せなくその贖罪の気持ちをどうするかについて賛否があると思いますが、 それはこの主人公の選択でそこが人間として弱い部分を表現しているので、決してお涙頂戴の感動作にはしていないと思いますよ。 しかし、これを同じ状況で罪の意識を持たれている方が観る事があるやも知れない事を考えるとそこには配慮が必要だと思いましたね。 あれだけの事ができるのであれば違った道が必ずあると私は思います。 この例を通して大事なのはそこだと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-11 00:44:13) |
78. セックス・アンド・ザ・シティ
《ネタバレ》 出だしで苦手感があったが、ものすんごくテンポが良いのでそのペースで見れました。 まあ意味合い的には残らないんですが、変わった世界を覗き見したいという願望を叶え、 その中の登場人物に惹かれゆく魅力は持っていると思いました。 『やっぱり猫が好き』のグルーピー感と『嫌われ松子の一生』のようなネガティブをコメディーにする要素があると思いました。 これはおばさんぽい女優じゃないと成立しないですね。 [地上波(吹替)] 7点(2010-06-10 00:48:38) |
79. アリス・イン・ワンダーランド
ストーリーはなかなか良かったと思いました。 大人になってゆくアリスにワンダーランドの意味はという点でいろいろ人生と合わさった意味合いがあったように思います。 そういう点ではアバターよりも意味深いと思いますよ。 しかし、娯楽として観ると物足りない人がでるのも判らなくはないですね。 目新しさが無い分。でも作品としては統一感がありなかなかだったんではないでしょうか。 [映画館(字幕)] 7点(2010-05-02 01:47:36) |
80. 13F
《ネタバレ》 意外にいけました。 最初古い時代世界にリンクしていたのでSFとしてはちょっとと思っていたのですが、 落ち着いたテンポで結構裏切ってくれました。 既出感は否めませんがバニラ・スカイのように人間の悟りに似たものがあります。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-25 21:42:30)(良:1票) |