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チャーリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 552

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61.  L.A.コンフィデンシャル
21世紀に残したい映画の一つです。配役も脚本もグッドで、割合何度観ても楽しめる。なんで「タイタニック」にオスカーがいったのか私にはわかりません。(予告編は日本版の方が良いと思いました)
10点(2001-02-16 17:15:25)
62.  三つ数えろ
H・ホークスとH・ボガートのコンビによる不滅の名作。映画にハードボイルドな命を吹き込んだ最初の作品であり、一切無駄なシーンがなく、実にスマートな作品である。ヒロインのL・バコールの美しさも尋常ではなく、映画の大きな魅力となっている。活劇性にも溢れている作品なのだが、個人的にはシーン的な移動が少なくて、空間的広がりに欠けていると感じてしまうのがマイナス。しかしクライマックスの屋敷での決闘シーンの演出はお見事だった。
9点(2002-08-12 01:38:54)
63.  アンドリューNDR114
なかなか良い映画じゃないでしょうか。「A.I.」も是非この路線で頑張っていただきたかったというくらい、しっかり出来た映画なので最後の最後まで近未来の雰囲気を大切にして描かれていきます。物語の時間的空間がとてつもなく広いので、時制の進行がおそろしく早い。しかしN・カザンのしっかりとした脚本を軸として、しっかりと見せ場があります。ラストも私は感動しました。R・ウィリアムスも好演だと思います。こういう映画は大切にしてもらいたいものです。
9点(2002-08-08 16:03:35)
64.  愛と追憶の日々
意外に不評なので正直、驚いています。私はこの映画は肯定的に観れたのでラストはしっかり感動させていただきました。物語の進行のさせ方は時制の入れ替えなど、特にテクニカルな手法を使うわけでもなく、ごくごくオーソドックスに見せてきますが、こうやって敢えて平坦に見せたのは豪華キャストの芝居を光らすためではないでしょうか。敢えてディレクターはペースを守ったのです。このペースは最後の最後まで守られ、印象的なラストシーンを演出して終わります。出演者としては特段J・ニコルソンが面白く、彼が出ていなかったら作品の魅力も半減していたと言っても過言ではないと思います。また映画は娘の一生を描きつつ、常にその主点は母にあります。その母を演じたS・マクレーンも決して悪くはないでしょう。良くも悪くも「アカデミー作品賞受賞作」なのかもしれませんが、私はこの映画、なかなか好きな作品なのです。
9点(2002-08-08 16:00:55)(良:1票)
65.  ブレックファスト・クラブ
これはとっても意義の大きい映画。80年代中期に流行した青春映画群の中では抜群に大きな意義がある。それは若手俳優の演技のみで全編押し切ってしまった点にある。それでいてキチッと見せ場を作っているあたりはお見事。当時の若手スターは実力も求められていたことを明らかに示している。全編スピーディーで実にテンポの良い映画だ。シナリオ完成の時点で、かなり良く出来たものだったのかもしれないが、いずれにしても役者が揃っていなければ、これだけのクオリティは誇れなかっただろう。
9点(2002-08-07 00:44:21)(良:1票)
66.  運命の逆転
《ネタヴァレあります》 この映画は興味深いですね。特に主役のJ・アイアンズの芝居は秀逸そのもので、最後の最後まで「殺した」のか「殺してない」のか明確に示さない芝居で、最後の最後まで引っ張れる技量は圧巻。一方でただ寝てるだけという印象もあるが妻役のG・クローズの存在感も尋常じゃない。基本的にはメロドラマにミステリーの要素を加えた、あるいはサスペンスにメロドラマの要素を加えたと、どちらともとれるような作品で、淡々としながらも作品全体が凄く締まっている。今後、監督のB・シュローダーにも要注目。
9点(2002-08-07 00:29:47)
67.  狼よさらば
「自警主義」を唱えた作品でこの作品の空気は後の『タクシー・ドライバー』などに受け継がれています。しかし↓の方の意見で、C・ブロンソンの主義を正当化しているとお書きになられていますが、むしろ私はそういった防衛主義に対して何の主観も入れず、冷たく突き放して描いている気がしました。つまり肯定的でも否定的でもありません。だからこそ皮肉なラスト・ショットが名シーンにつながったのだと思います。オープニングの暴行シーンは過激で観ていてキツいものがありますが、物語全編に漂う殺伐と、そして寒々とした空虚な空気がたまらなく冴え渡っていて、C・ブロンソンも渾身の芝居と言える。ミス・キャストな感は見事に拭い去られています。
9点(2002-08-03 18:26:53)
68.  デンジャラス・ビューティー
S・ブロック久々の快作でしょう。定番と言われれば、それまでですがコメディー映画としてのプロセスをキチッと踏めていて、最後の最後までしっかり楽しめる映画になっています。まぁ名優M・ケインも「よくこんな役引き受けたなァ~」と思わせるようなコメディー演技も笑わせてくれました。最後まで気持ちよく観られる作品だと思います。
9点(2002-07-15 20:43:59)
69.  ショコラ(2000)
「サイダーハウス・ルール」は許せなかったが、この映画はOK。劇中画面から伝わってくるムードが良い。確かにフランスを舞台にして英語とか、いろいろな矛盾点はあるがこういう映画の作り方は見習わなければならない。見事なキャスティングもキマっていて、映画が成功した一因となっている。ただ、物語としては決して大甘というわけではなく、結構シビアな面もある。おとぎ話を上手に見せることができるハルストレム、それでも私は現実的なハルストレムが好きだったりします。だからこそ「愛が迷った時」なんて小粒な映画が好きだったりするのです。チョコはしばらくいいかな(笑)。
9点(2002-06-22 22:44:47)
70.  グリンチ(2000)
日本では全然ヒットしませんでしたが、予想に反してこれは凄く優れた映画だと思いましたね。J・キャリーの顔が見えなくて不満との意見も見えましたが、私にはこのグリンチという着ぐるみのキャラクターを違和感なく、演じ切るのは現時点では彼しかいないとさえ思っております。彼が生み出す細かなジョークやギャグが日本語字幕では表現し切れないほど面白く、おそらく子供たちが見てもこの映画の彼のギャグの半分は理解し切れないでしょう。つまり大人でも十分楽しめる映画であり、私はこの映画が一つのテーマに固執して、それを追求していく必要なんて何処にも無いと思います。映像を観てください、カメラの動きを観てください、完全に再現できている世界観を感じてください。とっても良質な素晴らしいファンタジーだと思いますよ。もっと評価されて然るべき映画だと思います。
9点(2002-06-22 22:23:22)
71.  アンタッチャブル
ブライアン・デ・パルマのエネルギッシュな活動も私の中ではここまで。「虚栄の~」や「カリートの道」、「スネーク~」など好きな映画もあるにはあるのだが、やっぱりハイクオリティの作品はここで今日までは打ち止め状態になっていると思う。脚本がいいせいか、序盤から終盤まで終始テンポの良い演出にスリリングで適度な緊張感ある演出で実に良い。しかし、かの有名な「オデッサの階段」の復元シーンのスローモーション多用は、ちとあざといかと。
9点(2002-06-09 11:53:51)
72.  ひかりのまち
M・ウィンターボトムとしては珍しく人間賛歌風に描いた作品ではあるが、元々はTV業界で鍛えてきた人なので、その根底にあるものは「情報を伝える」という行為にあるのだと思う。題材は違うし、作風は大きく変えてしまう。M・ウィンターボトムはこれが出来るからこそ、魅力的なディレクター。本作は確かに美しい映像に、M・ナイマンの荘厳な音楽など魅力的な映画だが、ロンドンの平凡な日常を起伏なく演出し、そういった人々に起こる小さな奇跡を世界の人々に発信するという意味で撮られた作品だと思う。私は素晴らしい映画だと思う。
9点(2002-06-09 11:49:49)
73.  タイタンズを忘れない
まぁ良い映画だと思います。特に技術的な問題も無く、語り口も序盤から終盤まで終始快調。J・ブラッカイマーの汚名も返上とばかりに完成度も高いと思います。D・ワシントンの熱演もさることながら、助演のW・パットンの抑制の効いた存在も凄く良い。しかし人種問題については少し尻つぼみに終わってる気がします。
9点(2002-06-01 21:43:52)
74.  ベニスに死す
ルキノ・ビスコンティの大傑作。ビヨルン・アンドレセンの美少年ぶりも必見で、今どうなってるのか気になる。ビスコンティの甘美な演出も随所に冴え渡り、ラストのエンド・クレジットまで濃密な時間が経過する。セリフも最小限に抑え、実に絵画的な演出を多用しているあたりはお見事。でもいくつか私には理解できないプロットがあるのでマイナス1点。
9点(2002-05-26 19:42:25)
75.  ミシシッピー・バーニング
誠実な映画です。確かに終盤の展開はかなり強引になりますが、それまでにかなりイライラさせられる内容なので、ちょうどいいカンフル剤みたいな感じでした。カメラワークもたいへん良く、最初から最後までリアリズム溢れる演出で全く飽きさせません。A・パーカーがシビアに描ききった傑作であり、色々と良い勉強になる映画だと思います。変にマイノリティに偏ったエンディングにしていないあたりも、き然と現実主義を貫いている姿勢がよく出ていて、こういう映画作りには好感が持てます。
9点(2002-05-13 00:14:48)
76.  バード(1988)
生粋のジャズ・エイジ、C・イーストウッドが迫るサックス奏者チャーリー・パーカーの陰鬱な部分。思わずハッとさせるような演出を随所に組み込み、実に見応えのあるドラマに仕上がっております。(↓)の方が指摘されてる通り、主演のF・ウィテカーはチャーリー・パーカーに全然似てませんが、それ以前に凄い説得力のある芝居で正しく圧巻です。もちろんC・イーストウッドの映画というだけでも評価できますが、それ以上にF・ウィテカーの熱演が光ります。
9点(2002-05-11 23:59:07)
77.  ビューティフル・マインド
結構よく出来ていて、正直驚きました。ロン・ハワードの成熟した演出力がピンポイントに組み込まれていて、凄く見やすい。シナリオがしっかりしていて、地味に複雑なストーリーを上手に整理していて映画の土台がしっかりこの時点で築かれている。全体的には申し分ない出来で、私はアカデミー賞獲得も納得の一本です。しかし、ラッセル・クロウが賞を獲れなかったのはおかしい。
9点(2002-05-01 23:32:46)
78.  ギター弾きの恋
フェリーニの『道』を連想させようが、何だろうが、良いものは素直に良いといった感じがしましたね。W・アレンの繊細な演出のおかげで小じんまりとよくまとまっている(誉め言葉です)。天才的なギター弾きも恋を知ってしまうと、ただの男。出会うはずの無かった一人の女性を真剣に愛していることに気づいた時の主人公のさり気ない仕草などは胸にジンワリと暖かくなった。また「食べる」という行為がいかに人間を喜ばせるかということも上手く演出している。サマンサ・モートンがケーキを食べるのがどれだけ可愛いことか。とにかく素敵な映画だと思います。こういう映画なら何回観たって良い。
9点(2002-04-19 00:25:08)(良:1票)
79.  サンキュー、ボーイズ
凄く丁寧で優しい映画でしたが、少しばかり物語の焦点が定まっていない印象を受けたのも事実。ドラッグ問題に手をつけたせいか、物語の中盤は少し失速してしまい“テンコ盛り状態”。そしてラストも少し物足りなさを感じます。しかし、前半の展開がなかなか良くて、映画の説明としては鮮やかで悪くないと思う。物語全編通して、D・バリモアも熱演で素晴らしい。物足りなさを感じたと言っても、ナンダカンダ言ってラストに丁度いい余韻が残ったのも事実。なかなか好きな映画です。
9点(2002-04-17 23:00:21)
80.  野のユリ
黒人俳優シドニー・ポワチエが初めてオスカーを獲得した名作中の名作。何と言っても、この映画の気持ちよさは抜群で、深く込み入った社会問題について全くと言っていいほど、言及してないのが逆にこの映画の良さにつながっていて実に素晴らしい。きっと、♪エェ~イメェン♪といつまでも歌っていたくこと請け合いの秀作。
9点(2002-04-11 14:54:47)
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