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カリプソさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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61.  地獄の変異
洞窟ものにして、この邦題。いや~そそられます。作品のレベル的には、もっと狭い場所で、濁った水の中、体がやっと通る穴かなんかを逃げ惑うのかなと思ってましたが、以外にスケールは大きかったです。BBC制作のような水中シーンも地底人の描写も見事なんですが変に綺麗すぎてて、もっとドロドロしたモノを期待していた僕としてはちょっと残念。あのウナギの化け物をもっと生かしてほしかったなあ。てっきり、それのでかいのが、電燈の光に照らされた透明な水中の奥から、ずぞぞぞぞ~と襲ってくるのかなと思っていましたが・・。結局は洞窟という設定を除くとラストまでお約束通りの話で、邦題から受ける胡散臭さはあまり感じられませんでした。でも、これだけの映像技術があるのにおしいな~。
[DVD(字幕)] 5点(2007-09-09 02:53:56)
62.  ブラザー・サン シスター・ムーン
富を捨てる?貧しさを選ぶ?鳥のように生きる?愛される前に愛する?・・。がたがたの石畳の上を裸足で歩き、暑さ寒さに耐え忍び、干からびたパンを分け与える。あまりに清く正しすぎる。でも、そんな彼らの姿に絵画のように美しい画の数々や敬虔な音楽と同じように癒され、敬う。やっぱり感動し、涙がでた。
[DVD(字幕)] 9点(2007-08-30 02:13:11)
63.  十五才 学校Ⅳ
自分の殻に閉じこもる世間知らずな15才が旅を経て、少しづつ成長するという話も良かったが登とのエピソードは特に良かった。そう、あの浪人の詩が何故か心に響いた。世知辛い世の中だと感じる者には何かしら訴えるものがあるのかもしれない。現実には中々そうはいかないがこういう想いを胸に生きて行きたい。雲より遅くてじゅうぶんさ。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-08-27 00:06:06)
64.  穴(1957)
赤線地帯でもそうだったが、京マチ子がセリフの中でしれっと言うアドリブ(たぶん)がたまらなくおもしろい。コミカルでキュートでグラマラス。なんて魅力的なんだ。もちろん物語の面白さもあるけど終始、京マチ子の軽快で小憎たらしい演技に圧倒されました。そんな彼女について少し調べました。80を超え、もう隠居かなと思っていたら、なんのなんの去年は京都南座の舞台で主演されてるではないですか。今年はお休みのようだが行きたかったなぁ。ここならすぐに行けるのに・・。これから南座は要チェックです。そして更に驚いたのは、この歳まで彼女は独身を通したらしいのですよ。信じられません。しかも現在も演技されている。この銀幕のヒロインが現役のうちに是非、その演技を目に焼き付けたい。若尾文子といい香川京子といい、この時代のヒロインたちは今も尚、本当に元気で美しいです。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-08-25 01:40:20)
65.  大阪物語(1999) 《ネタバレ》 
大阪の映画として違和感なかった。背景もあんまり不自然(十三らへんまで飛んでたけど)なとこもなく演技も演出もごく自然な感じやった。東京の人間が大阪の雰囲気をここまで自然につくるとはなあ。プロやなあ。役者陣もうまかったし、少し淡い感じの画も映画の雰囲気にあってたし、忘れ難いシーンも一杯あったよ。中でも家族4人で川の字になって寝るとこは優しさ一杯で昔々を思い出し、西日を浴びた南港あたりの防波堤で涼しげな風にあたる若菜の横顔はとても美しかった。そして父を探しに寄ったバーでのシーン。大きな色眼鏡の奥から語り掛けてくるミヤコ蝶々の味のある声と奥の窓からカウンターへ差し込む光のあたり具合なんかは切なくなるほどにかっちょよく鳥肌が立つほど痺れた。しがらみの感じられへんほんまにええ『映画』や。市川準監督の画には一人スタンディングオベーションを捧げたい。
[ビデオ(邦画)] 9点(2007-08-05 18:09:27)(良:1票)
66.  過去のない男
7月にしては空が澄み渡り、秋を感じさせるような美しい月が出た晩に鑑賞。そして、そんな夜によく合う作品でした。ショッキングな冒頭から記憶を失ったことにより、行く当ての無い天涯孤独な存在になってしまった男。でもそんな男を貧乏なはずの住民たちが手助けをし、少しずつ生活を向上させるといったそんな話。登場人物や背景はどうしようもなく現実的なのに物語はどこか空想的に進む。そんなところが現実を生きる者にささやかな希望を感じさせるのかも知れない。本当は北欧や東欧の人が見ればより感慨深いのだろうけど、昭和生まれの僕にも、人間っていいな~と思える。たまには苦み走った大人の恋というのもいいもんだよ。どこか「バクダッド・カフェ」のようでもあり、コーエン兄弟の映像のようでもありました。グレートデンのような女所長の歌やロックに目覚めたバンドが奏でる音楽も良かったですよ。
[DVD(字幕)] 7点(2007-07-24 20:50:11)
67.  ランド・オブ・プレンティ
透明感のあるきれいな映像で引き込まれる。見えない恐怖に怯え過ちを犯す人々が空しい。テロに対する是非ではなくその後に残る見境のない憎悪と冷めた現実との対比が呆然とさせる。しかし人事ではないなぁ~。
[DVD(字幕)] 7点(2007-07-12 02:02:40)
68.  太陽のとどかぬ世界 《ネタバレ》 
凄いな~クストー船長は。40年もむか~しの作品なんだが、SFの世界を完全に作っちゃってます。水深11Mにむさ苦しい男が何人も生活できるコテージ(洗面器に空気を入れたまんま沈めた感じ)を造り、26Mに実験的な居住スペース、50Mに鮫避け檻、300M近く潜れるアダムスキー型潜水艇(二人乗り)ともうあっけにとられっぱなし。この潜水艇の海底ドックなんか面白すぎです。前作よりもかっこよくなったウエットスーツにボンベを背負ってコテージの底からまるで勝手口から出入りするように海中へ泳ぎだす。水中スクーターなんか更に進化していて、もうやりたい放題。いろんな生物も捕まえたり、寝ている魚を観察したり、テズルモズルに驚いたり(これは僕もびびった)と楽しそうで楽しそうで。オープンウォーターとしてはうらやまし~。でも潜水艇の探検はもっと凄い。今ではたいした深度ではないが、なにせパイオニアだから緊迫感が違う。真っ暗な海底に何がいるんだろうとドキドキしてくる。オンデンザメ?が出てきた時は音楽もあって本当にびっくらこいた。珍しい深海生物を探しながら今回は300Mで終わったが、更に深い底を覗き込む映像とナレーションがとっても印象的でした。次は「海の百科」でも見るか~。
[DVD(字幕)] 8点(2007-07-12 01:30:57)
69.  サイドウェイ 《ネタバレ》 
ワインには詳しくないですが批評するシーンが妙に好きですね。マイルズの表情(上目遣いするなよ~)がなんともいえずいい。高級車に囲まれているマイルズの車(個人的には好きな車だが)がなんとも切ないが大急ぎで帰ってクローゼットに頭を突っ込み泣くシーンも切ない。ここで終わってくれと思ったところで終わって良かった。ピノと聞いてアイスクリームだと思った自分が悲しかった。でもこのワインが飲みたくなった。
[DVD(字幕)] 7点(2007-07-12 00:02:15)
70.  オランダの光
なんでもオランダの風景には独特の光があるらしい。それはフェルメールに代表される絵画に現れているらしいのだ。たしかに映し出されるオランダの広大な風景は美しい。抜けるような青い空、湖面の輝き、いろんな種類の雲、縦横に走る水路、そして風車。僕は絵画に詳しい訳ではないので、その光とやらを検証されてもよく判らないが、風景の美しさはよく判る。特に湖、レンズ、“真珠の耳飾りの少女”の瞳といった、所々で現れるラムネの瓶のような色が印象に残っています。でもね~とっても心地良すぎて眠いですよ~これ。 
[DVD(字幕)] 6点(2007-07-09 22:05:55)
71.  シンバッド七回目の航海
こんなにワクワクドキドキできる作品はそうはない。サイクロプスやドラゴン、ガイコツ兵士といった怪物たちの造形も素晴らしいが、その動きにいたってはまるで生きているかのようなのだ。なんかすんごい魔術師(結構マヌケ)もでてくるし。その魔術師が瓶に入った待女を変身させたシーンは後のメデューサの造形にも繋がるできでしたしね。姫が小さくなったりと、ダイナメーションだけじゃないのも凄いですね~。セットや衣装も作風にきっちりと馴染んでいて、素晴らしくまとまっていました。兎に角、子供も大人(?)もたっぷりどっぷり楽しめる冒険活劇でした。
[ビデオ(吹替)] 9点(2007-07-08 23:11:17)(良:1票)
72.  野菊の如き君なりき(1955) 《ネタバレ》 
まだまだ幼ない表情の民子が何もかも覚悟して、階段を降りてくる絶望の表情から嫁入りに出る日の真っ直ぐ前を見つめる、大人の表情にさせた古い慣習の理不尽さに無性に腹がたった。死の床になってはじめて、穏やかな幼い表情に戻った民子が可哀そすぎて・・。あまりにも若く、儚すぎた。本当に野菊のような民子だった。
[DVD(邦画)] 7点(2007-07-08 21:15:30)
73.  シックス・センス 《ネタバレ》 
あまりにオチが強調されすぎて、それだけの作品に思われがちだが、いいシーンもいくつかある。一つは少女の霊の願い(僕はオチより衝撃的だった)を聞き入れ、彼女の家を訪れるシーン。役目を終え、彼女の妹に「お姉ちゃんは君を守ったんだよ」と小さなぬいぐるみを渡すのを見て、ちょっと涙が出そうになりました。弱っているはずの顔が見えないのも良かったんじゃないかな。もう一つは事故で渋滞に巻き込まれた車内でのシーン。今まで言えなかった秘密をママに打ち明け、それがママとお婆ちゃんの互いに話せずにいた想い出へと繋がるシーンは素直に感動しました。この知り得ない話を知っているといった演出自体はよくあるんですけど、それが渋滞中の何気ない車内での出来事であるという点が、意外にもあっさりと自然な流れに感じられたのです。こういった演出を見ていると監督はもっと違う作品を作りたかったんじゃないかなと思えてくる。でも結局は、これらの感動的なシーンも壮大なオチの為の前振りに過ぎず、見終わると霞んでしまうんです。やっぱり興行の為にはしょうがないのかな。オスメント君は良かったんだけどね。 
[地上波(吹替)] 6点(2007-07-08 02:10:50)(良:1票)
74.  東京夜曲
蒸し暑さの和らいだ夜更けに網戸越しに聞こえる蛙の合唱をBGMに鑑賞した。退屈さを遥か通り越して、最高に心地良かった。もうここまでくるとストーリーはいらない。どのシーンの画も惚れ惚れするほどに美しい。その辺にあるような街角や店先を撮ってはいるのだけれど、構図の取り方に悉く唸らされる。それは溝口健二監督を想い出すほどですが、それ以上に市川監督の作品は光の使われ方が印象に残ります。芸術の域だと感じました。それにしても良い晩に見ることができて良かったです。
[DVD(邦画)] 9点(2007-07-01 12:14:35)
75.  大日本人
僕はただ単に笑おうと思って行ったので、それなりに楽しんだのだが、映画として見れば、まとまりはないし、ラストもひどかったとは思う。笑いの側面が強い作品と思っていただけに、このラストは肩透かしを食らった。そういう意味で一度レビューを書いたが、賛否両論なレビューや掲示板を見ているうちにあることを思いついた。これはひょっとして根本的な撮り方を間違っていたのではないかと。本作は基本的にインタビュワー目線で大佐藤を映し出していくんだけど、もし、これが逆だとすればどうだろうか。大佐藤の目線がカメラで声だけまっちゃんだととしたら・・。そう考えればダイソンなどの小物や実写前の光に包まれるシーンが重要なシーンとして生かせたりなんかはしないでしょうか。あくまでも適当で勝手な僕の妄想だが悪くはないと思う・・(でも、さんざん既出だったらごめんなさい)。まあ何にせよ次に期待したいところです。
[映画館(邦画)] 7点(2007-06-23 00:40:31)
76.  赤線地帯
何かお化けでも出てきそうな始まりに(おや?いつもと違うぞ)と思いながらコーヒーを啜っていると、どうやら音楽が奇妙なだけでそれからはいつもより少し明るい映像の溝口作品が始まった。吉原遊郭のネオンに彩られた狭い路地をフラフラと行き交う男達を、あの手この手で引っ張り入れる女達の姿を映し出してゆく。面白おかしく表現してはいるが、彼女達一人ひとりの抱える問題は大きく、世間の風当たりも冷たい。器量とずるさが無ければ抜け出せず、そうでない者は年を取り、行き詰まる。何時の世もそうだ。力のある者だけが笑う。だが強い者だけでは生きて行けない。光と影は一体なんだ。弱い者が消えれば、強い者たちから影は生まれる。かっこつけたがそんな感じがするんだ。社会からも身内からも蔑まれながらも空元気で生きていく彼女達の姿が立派だった。現代のクリーンすぎて面白みの無い街づくりや何かにつけ過剰に反応する逃げ道の無い社会批判に警鐘を鳴らされているようでした。それにしてもミッキーを演じた京マチ子のいけいけっぷりには笑ってしまった。「八頭身や」って。そうそうラストであの奇妙な音楽がマッチするシーンがありましたよ。
[DVD(邦画)] 7点(2007-06-21 21:41:12)(良:1票)
77.  祇園囃子
祇園の姉妹もよかったがそれとはまた違った味のある話でした。芸者として生きるために遭遇する抗うことのできない出来事に美代春自らが盾となり無垢な美代栄へと自身の理想を投影したラストの言葉が素晴らしかった。男と女の質以前の人権に焦点が当たっていて生きることの難しさがよく現されていた作品でした。コンチキチンと遠くで聞こえるお囃子を背に祇園の町を歩く二人は溜息が出るほど美しかった。
[DVD(邦画)] 9点(2007-06-19 19:34:15)(良:1票)
78.  タイタンの戦い(1981) 《ネタバレ》 
力の入れようは分かるんだけど、七回目の航海のようなまとまりがないんだなあ。メデューサの件が素晴らしいだけに勿体ない。ほんとここだけは凄いし怖い。姫を助ける為、メデューサを探しに「死の島」に行くんだけど、もうその島へ渡るときから怖~い。あのベックリンの絵『死の島』そのものなんですよ。今までの話が嘘のように素晴らしい演出です。そんな島に上陸すると青空のもと崩れた宮殿があるのだがその傍らに広大な青空とは対照的な狭く真っ暗な入り口がポカンと口を開けている。僕なら絶対に入りたくないがその先には薄暗く松明に赤く彩られた柱の多い宮殿が広がっていて、もうそこは異様な雰囲気なんです。いかにも怖ろしいものがいそうな気がして・・。まあメデューサはいるんですけどね。そして、とうとうその薄気味悪い宮殿の奥から悪魔のようなメデューサが髪の毛ニョロニョロ、尻尾をフリフリ這いずって出てくるんですよぉ・・・あ~怖わ。もうこのシーンだけでも見る価値ありです。ハリーハウゼン自身も自分で作っておいて「あれは怖かった」っていってる具合ですもん。もう題名「メデューサ」でもいいくらい。そこまでが長いがほんとそんな感じです。今回はメデューサに6点です。
[DVD(字幕)] 6点(2007-05-26 14:16:25)
79.  紅の豚
「母をたずねて三千里」でもそうだったが背景や衣装や小物といったデザインや色使いが最高に魅力的。ブタの隠れ家、ボワイヤー砦のようなジーナの海上邸、ピッコロの工房と建築物までかっちょいい。やっぱり宮崎監督はイタリアを舞台にするといい味を出してくる。でも宮崎アニメって序盤から中盤に掛けては最高に面白いのに終盤からは優しい終わりかたに拘るのか勢いをなくすんだなあ。本作も悪い終わり方ではないんだがどうしても期待してしまう。かろうじて空と海と音楽に救われたって感じかな。アドリア海をバックに未来から回想するフィオのナレーションに続く“時には昔の話を”はとってもよかったんだけどね。贅沢かな・・。
[地上波(邦画)] 7点(2007-05-25 23:41:06)
80.  グレイスランド
ほんとに良かった。静かでスローで不思議な感覚・・。作品の世界にゆっくりと沈む。エルヴィスを知らない世代でも楽しめるだろう。かつてファンだったように・・・。"remember the god" 
[DVD(字幕)] 9点(2007-05-25 16:11:02)
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