901. フィスト・オブ・レジェンド/怒りの鉄拳
《ネタバレ》 娯楽作品として楽しめるが、ストーリーがあまりに適当過ぎて、作り手側の真剣度を疑う 内容的には、90年代にありがちな香港カンフー映画。 とにかく適当で、それが逆に持ち味だったりする・・・ 本作を鑑賞した目的は、中山忍。 まだまだ初々しく、そして何よりかわいい! そして演技がヘタ。 ジェット・リーとのカップルは、あまりに不似合。 そして唐突に別れてしまうというオチ。 もういい加減にしてくれ!と言いたくなる適当さでした。 [DVD(字幕)] 6点(2021-01-17 14:26:50) |
902. ラストレター(2020)
《ネタバレ》 思い出をとても大切に扱っている。 同窓会から始まるのも、その一つの現れ。 松たか子の背中はおばさんだけれども、彼女の中には美しい学生時代の思い出がある。 先輩に片想いした美しい思い出。 同じく福山雅治も、在りし日の広瀬すずの姿をひたすら追い求める。 その記憶を薄れさせまいと小説に記した。 誰しも、心の奥底に思い出を隠し持っているもの。 それを映像化したのが、この作品の魅力の一つ。 ラストレターの文面は、まさしくそれを表している。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-01-16 21:47:10) |
903. 影裏
《ネタバレ》 またもや前知識なしで見た弊害が発生。 冒頭から妙に綾野剛のモッコリ姿が出てくると思ったら… これは私の苦手ジャンルだった。 しかも間の長さが自分の好みではなかったかな。 ただ単にテンポが遅い映画としか感じられなかった。 あと不謹慎かもしれないが、震災モノが苦手なのも致命傷。 キャスティングで見る映画を選ぶと失敗する、典型的なパターンになってしまった。 綾野剛と松田龍平は好きなだけに、残念な結果になってしまった。 [インターネット(邦画)] 3点(2021-01-16 21:32:38) |
904. 女の暦
《ネタバレ》 杉葉子、香川京子の両美人が出ているので見ることに。 二人は期待通りとても綺麗だった。 特に杉葉子のスタイル! スカート、そしてくびれた腰回りに悶々。 小豆島を舞台にした女の物語。 この当時の女性たち、そして恋愛に関する事、その根本は今とさほど変わらない事に驚いた。 ところで、香川京子が恋人に甘えるシーン。 甘い声を出して、とにかく甘えまくる。 これ意外とレアかも。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-01-16 11:35:29) |
905. 三池 終わらない炭鉱の物語
《ネタバレ》 記録映画として、非常に貴重なドキュメンタリー。 戦後復興を支えた炭鉱の裏で、事故後何十年も苦しみ続けた家族。 この歴史を葬り去ってはならない。 今の快適な生活は、こうした過去があるからこそ成り立っているという事を、私たちは知るべきだ。 私たちも生きていく中で、不満や苦しみもあるが、この方々の苦しみに比べたら大したことがない、取るに足らないと感じる。 そう思えただけでも、見た価値はあった。 後世に残したいフィルム。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-01-14 05:54:46) |
906. ダークナイト(2008)
《ネタバレ》 追い込まれた人間のエゴを、目を背けたくなるほど、これでもかと描く。 心の闇を描いた作品。 バットマンが活躍してる時よりも、ジョーカーが暴れている時の方が面白かった。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-01-12 21:57:13) |
907. 原爆の子
《ネタバレ》 こういう真っ当な映画に低い点数をつけるのは気が引ける。 この映画を見て、戦争のない平和な暮らしを見つめ直す機会も得られた。 だがしかしながら、この映画を見て映画世界を堪能できたかと言えば、そうでもない。 むしろ、映画を見る悦びとは正反対の内容に、ただただ疲れた次第。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2021-01-10 21:10:32) |
908. ぼくの伯父さん
《ネタバレ》 苦手な『地下鉄のザジ』に似た雰囲気。 隣りに住んでるご婦人はスタイル抜群だ。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2021-01-09 23:13:56) |
909. ブロークバック・マウンテン
《ネタバレ》 これまた前知識なく見て、撃沈パターン。 男同士の交尾シーンでダウン。 そのダメージを負いながらの鑑賞で、後半はとても長く感じた。 最後、あれほどまでに仕事を優先していた男が、娘の結婚式には仕事の調整をつけたのは、とっても印象的。 このシーンは素敵! [インターネット(字幕)] 2点(2021-01-08 00:23:27) |
910. アパートの鍵貸します
《ネタバレ》 世間と好みがずれているせいか、特に良い作品とは思えず。 確かに終わり方は、万事解決で、終わり良ければ全て良しとなってはいるが、あまりに唐突過ぎるハッピーエンド。 おまけに、そこに至るまでが苦痛な内容。 世間の汚い話を2時間ずっと見させられたので、見ている間はずっと苦痛だった。 [DVD(字幕)] 4点(2021-01-05 21:48:08) |
911. 息子(1991)
《ネタバレ》 口には出されど、お互いを気遣う父と息子。 その様子はうまく描かれている。 やはり、あの歳の親父さんを一人田舎に残しておくのは心配だなぁ。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-01-04 08:22:33) |
912. 恋人のいる時間
《ネタバレ》 60年代のゴダール作品であるにも関わらず、まるで後年のゴダール作品の様だ。 しかし後年のゴダール作品は、その澄みきったカラー映像が魅力。 本作はモノクロで、それと比較すると美しさが見劣りする。 モノクロが美しくないと言っているのではない。 ゴダールのこの手の作品は、美しいカラー映像でこそ魅力を最大限に発揮すると感じるからだ。 それとヒロインが個人的に好みの外見だったら、もう少しこの作品の評価も上がったかもしれない。 [DVD(字幕)] 2点(2021-01-03 19:36:53) |
913. クローズド・ノート
《ネタバレ》 女優・竹内結子さんが先日、お亡くなりになりました。 まだその悲しみも癒えない時点で、この作品を鑑賞したので、ストーリーとは関係ないところで涙が溢れました。 亡くなった後に本作を見ると、やけにリアルで胸に突き刺さるものがあります。 竹内結子さんの内面から湧き出る優しい雰囲気、大好きでした。 笑顔がとっても柔らかく、素敵な方でした。 沢尻エリカ嬢は、あまり好みではないので、竹内結子さんの方ばかり集中して見てました。 伊勢谷友介氏も役不足感が否めません。 ストーリーも結構良かったとは思いますが、このタイミングでの鑑賞だと、どうしても女優・竹内結子さんに対する思い出補正かかかってしまいます。 もはや作品自体を客観的には評価できかねる心境ですので、点数はよく分かりません。 申し訳ない… [インターネット(邦画)] 7点(2021-01-02 21:46:25)(良:2票) |
914. 転々
《ネタバレ》 コメディはあまり好きではないけど、オダギリジョーが好きなので見る事に。 出てくる街が、ことごとく馴染みのある街ばかりで、それだけでも楽しかった。 終わり方も、妙にリアルで不思議感アリ。 なかなか掴み所のない魅力を持った作品だ。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-01-02 00:38:12) |
915. ピース オブ ケイク
《ネタバレ》 田口トモロヲが監督だと知らずに鑑賞。 なんだかイマイチだなと感じたのは、そのせいか? 監督は、監督業を専門にしてる人に任せた方が良い。 多部ちゃんにベッドシーンは求めちゃいない! そこを田口トモロヲは分かっていない! 内容に関しては、恋愛の面倒なところばかりが強調されていたように思う。 本当に相性が良ければ、ここまで面倒な事にならないハズ。 むしろ相性の悪い腐れ縁カップルのような気がしてならない。 [インターネット(邦画)] 4点(2021-01-01 20:39:08) |
916. 怪物團
《ネタバレ》 この時代に、障がい者を差別なく描いた事は歴史的意義を感じる。 異形の人々の中にあって「蓑虫のおじさん」は、突出してそのビジュアルが強烈!(江戸川乱歩の『芋虫』、三池監督の『オーディション』に出てくる麻袋を想起させます) [インターネット(字幕)] 6点(2020-12-30 21:12:30) |
917. 愛の神、エロス
『若き仕立て屋の恋』は勿論素晴らしいが、やはりアントニオーニの『危険な道筋』でしょう。 何かと批判されがちな本作のアントニオーニ短篇ですが、個人的にはかなり気に入っています。 まず映像が綺麗。 そして、アントニオーニ色が、そこかしこに散りばめられていて、思わず目を細めてニンマリしてしまいました。 車が三叉路を戻ったり、支柱すれすれに通ったりする何気ない(意味のない?)シーンに、アントニオーニの香りを感じました。 それと、男性が女性の住むお城を訪ねる際に階段を登った時、不自然な風が吹きますが、あれを観て私は『欲望』を思い出しました。 『欲望』の公園に吹いたあの不自然な風。 あれを想起させませんか?? え?想起させない?? いや、そんなことはないですよ。 想起させますよ! いや、絶対に!! ところで傑作間違いないウォン・カーウァイの「若き仕立屋の恋」ですが、本作の魅力を女性諸氏には理解できないのでは?という不安が沸き起こりました。 なぜならば、男性側から見た非常に直接的な性的欲求が根本に横たわっているからです。 そして、自慰的行為として青春時におぼえる「手」による行為。 その流れから、憧れの女性の「手」というものは、女性から見た単なる「手」とは異なり、感動的で純愛的な感触を生む。 「手」という器官を通して伝わる男性の純愛的な性的欲求。 これがまさに本短篇の副題に掲げられた“純愛”を指すわけなのです。 それにしても主演のコン・リーは色っぽい! [DVD(字幕)] 7点(2020-12-30 11:19:52) |
918. wkw/tk/1996@7'55''hk.net
ウォン・カーウァイ監督の幻の短篇をついに観ることができた! この頃のカーウァイとドイルが生み出す映像は、やっぱりかっこよすぎ! 浅野忠信も、まだキレ味の鋭さが残っており、これまた負けず劣らずかっこよかった。 『恋する惑星』などの、油の乗り切った頃のウォン・カーウァイが送り出した作品だけあって、あの頃の雰囲気をそのまま感じることができます。 なかなか観る機会はないかもしれませんが、どこかで上映された際には、お見逃しなく! 言うまでもなく、ウォン・カーウァイと浅野忠信ファンの方は、必見の短篇映画です! [インターネット(字幕)] 6点(2020-12-30 11:11:38) |
919. 砂時計(2008)
《ネタバレ》 最後は不覚にもウルウルしてしまったが、この話、かなり展開に無理がある。 特に二人の別れ方。 あそこまで彼のことを好きなのに、相手を不幸にしたくないという理由だけで別れないっしょ! 別れるにしては理由が弱過ぎる。 意味が分からん! [インターネット(邦画)] 6点(2020-12-30 01:56:42) |
920. ジェラシー(1970)
《ネタバレ》 モニカ・ヴィッティを目当てで鑑賞。 イタリア映画っぽい、なんともザワついた不思議な映画。 コメディ色もあるが、どちらかと言うとブラックコメディの様相。 愛が深まり過ぎると、傍目には不幸になるということか? 勿論、当事者は不幸ではない。 むしろ愛に生きて後悔なし、といったところか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-12-28 23:28:50) |