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なにわ君さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2038
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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81.  ジャンゴ 繋がれざる者 《ネタバレ》 
南北戦争前の奴隷黒人があたり前のアメリカ南部を舞台に、ドイツ人と黒人のコンビの賞金稼ぎを描いた、一種のバディもの、そして血しぶきがブチャーと飛び散るマカロニウェスタンもの。突然出てくるドイツ人のヘンテコな馬車、そして奇妙なやりとりからの瞬殺の銃撃で、いきなり映画の世界にのめり込まされ、あとは、どこを切り取っても、かっこーいーのオンパレードで、気が付きゃ終盤、悪い奴らをボッコボコにするカタルシスとともにスカッとして終わり。「イングロリアスバスターズ」ではユダヤ人が、そして今作では黒人の観客が大喜びしそうな、歴史的に虐げられてきた者たちへ捧げるシリーズとでも言いましょうか、とにかく、最後は銃撃バンバンで、こっちのテンションはウヒョ――――ってなって、大満足でした。古いけど新しい所とか、奇妙な会話劇からの激しいアクション、エゲツナイ所は徹底的などタランティーノらしさも存分に味わえました。長いけど。
[DVD(字幕)] 10点(2016-11-02 01:38:19)
82.  ドラッグ・ウォー 毒戦 《ネタバレ》 
僕の中では中国の警察ってのはめちゃくちゃ怖くてヤバイってイメージがあって、それと同じくらい犯罪組織も無茶をやりそーで怖いってイメージがあって、つまり上も下もヤバイって感じなんだけど、この映画は、そんな中国が舞台の警察VS麻薬犯罪組織を描いたもの。この映画では、やっぱ中国の警察は怖くて、だからこそ強くて頼りがいがある感じで、ちゃんと描かれていて、もうのっけから、麻薬犯罪組織がすぐに潰されそうでして、なんか麻薬の精製工場を取り仕切ってる耳が聞こえない聾唖の兄弟が出てくるんだけど、こいつらなんて、ヘラヘラヘコヘコしてて、こんなん、すぐに工場が強制捜査されて終わりだろうって感じで、見てたら、強制捜査時に、兵隊みたいな中国の警察が突入したら、そんな聾唖の兄弟が突然豹変し、銃をものすごいかっこいいポーズでバンバン撃ち始め、めちゃくちゃ強いの。大量の中国警察がドンドン死んじゃうの。あんなヘコヘコしてた奴らが、警察の弾には一つも当たらず、めちゃくちゃ強い、このギャップ。ギャップに女性は弱いってゆーけど、僕もギャップにはシビレルアコガレルー。聾唖の兄弟、めちゃ魅力的やん。他にもこの映画では、面白いアイデアが色々あって、主人公の一人である麻薬の犯罪者の男が警察に捕まり、病院でちょっとしたスキに逃げるシーンがあるんだけど、あんな所に隠れる犯人初めて見たわ。あと、もう一人の主役である刑事の親玉が犯罪組織に近づくために暗黒街の人間に化けるんだけど、麻薬を買う方と売る方どちらにも化けるってのも他の映画ではあんま見ない。しかも、正体をごまかすために麻薬をやっちゃうんだけど、それを抜く方法が凄まじかったなー。麻薬組織のボスが本当は7人いて、7人で一つのボスになりすましてるってのも漫画みたいな設定で面白い。でも、この映画の本当の凄さは、クライマックスの銃撃戦。バスから麻薬犯がすでに倒れて重症の女性刑事をバンバン撃つのもすごいし、強そうだった中国の刑事たちがバンバン死んでいくのも凄い。そして主役の犯罪者の男のクズっぷりが、それに輪をかけて凄い。あんな状態から、普通、主役ともあろうもんが、降参して生き延びようとするかね。
[DVD(字幕)] 10点(2016-10-28 15:22:35)
83.  トランスフォーマー/ロストエイジ 《ネタバレ》 
前作であまりにもストーリーのダメさに、今作は全然期待せずに観たら、いやー、すんげー面白かったです。トランスフォーマーシリーズで一番の面白さじゃないでしょうか。僕的には。今回は、今までのシリーズから、人間キャラが一新され、主役が交代しました。それがよかった。僕にとって、うっとしくてしょーがなかった、あのユルい恋愛青春劇とコメディー風味の人間ドラマが消え、今回の人間ドラマの主軸は父と娘の親子劇です。それがうまく、トランスフォーマー絡みのドラマとつながっていて、人間ドラマ部分も飽きることなく、てゆーかむしろ熱く楽しめました。これこれ、こーゆうトランスフォーマーの映画を待ってたって感じです。今作は脇キャラのオートボット達も、今までよりキャラが立っていて、そのへんも楽しめました。特に、ラスボスとの戦いは、オプティマスに加勢するのが、バンブルビーだけでなく、親子と娘の彼氏の人間3人も加勢する熱い戦いで、ゾクゾクきました。物語も今までより、中々、凝った作りで、シリーズ最長時間にも関わらず、僕の体感時間はシリーズで一番短く感じました。それだけ、映画にのめり込めたってゆーことです。でも本作より、前のシリーズの方が好きって方もいるので、前のシリーズに思い入れがあるなら、今作はダメかもしんない。僕は完全に逆ですけどね。ちなみに、今作は中国資本的なことで、中国が映画前面に出ているので、そーゆう裏事情が気になる方にもダメかもしんない。
[インターネット(字幕)] 10点(2016-10-24 00:13:53)
84.  チャッピー 《ネタバレ》 
危険な犯罪都市ヨハネスブルグ。貧富の差が激しく、下手に道徳心なんてふりかぞうそうもんなら、簡単に虫けらみたいに殺される。そんな場所で生まれたニール・ブロムカンプ監督の作品は常に、善悪の基準が曖昧で、あくが強い。それゆえに彼の作品は好き嫌いがはっきりと分かれる。彼の作品ではよく、クズみたいな登場人物たちの当初の目的や感情が、特殊な状況下で変化する。そしてそれに伴い、物語運びも、予想もつかない展開を見せる。今作も、その作家性は前面に出ていて、僕はもう、ワクワクしながら最後まで楽しめちゃったわけです。最初はピノキオみたいな話かな?と思わせておいて、子育て論?善悪?意識ってなに?どーなっちゃうの?と色々考えさせられるうちに、最後はとんでもない着地点へと連れていていってくれて、しかも、それが小難しいお話しや変に哲学的な見せ方じゃなくて、あくまで、B級感満載の、ドンパチバリバリの頭空っぽでも全然楽しめる娯楽作品風に仕上がっており、僕なんて、途中でチャッピーの健気なかわいさに、ちょっぴり泣けちゃったりもして、怒ったチャッピーにしびれまくって、戦闘シーンではテンション高めで応援なんかしたりして。てゆーか、すごく人間臭いチャッピーにメロメロでした。
[DVD(字幕)] 10点(2016-10-18 00:48:27)(良:1票)
85.  エンジェル ウォーズ 《ネタバレ》 
事前情報なしで観たから、最初の事件から、どーやって、パッケージのような絵柄になるのか、皆目見当がつかず、集中してみていたら、まさか、そんな映画だったとは。びっくりです。妄想型の映画は、それこそ、昔から結構あったんですけど、これは主役の妄想とゆうより、むしろ実際に起こっている残酷な物語を一切見せずに、僕たち観客のために全く違う表現で見せた映画といいましょうか、だから、ある意味原題の「不意打ち」も観客が思ってもみない者がエンジェルだったという感じにも思えました。なので、少女たちが剣と銃を使い、人間離れしたアクションで、ロボット、ゾンビ兵、ドラゴンなどがいる世界観で暴れまくるとゆう世界観が嫌いなら、観てもしょーがない映画かもしれません。逆に言えば、そんな映像が迫力あるハリウッド製で作成されれば、もう何でもいいとゆう方は、十分楽しめる映画かな。僕は少女が戦うとゆーより、ファンタジックな世界観で誰かがバリバリ人間離れなアクションをすることに関してはかなり好きな方なので、全然問題なく楽しめましたけどね。特に最初の3人の魔人みたいな武士との戦いはかっちょよかったなー。武士たちの顔が笠で見えず目だけが赤いとゆう表現もアリガチだけど、これこれ、って感じで、僕の嗜好にど直球。後半の列車内でのロボットの戦いもよかった。ロボット自体に少女の攻撃が反射して映るってのも、好きな表現です。とにかく映画の細部へのこだわりがすごいので、観てて安心して楽しめちゃって。クレジットまで、ちゃんとこだわってるし。最後は唖然としたし、特に感動とか心が動かされることはなかったんだけど、好きな映像を沢山堪能したので、この映画、好きです。
[インターネット(字幕)] 10点(2016-10-16 21:26:12)
86.  ネイビーシールズ(2012) 《ネタバレ》 
最初のテロ行為にまずびびった。そこで爆発させるんや。あかんもん観てもーた感にゾゾゾ。その後、CIAの女性救出任務で、さらにドキドキ。車で脱出するんだけど、大量のテロリストが後ろから追ってくるなか、川に到着したら、そこに待機している戦闘ボートの重機関銃が敵をハチの巣にするシーンにすげーー!と、しびれまくり。その後、テロリスト達の足取りを追って色んな作戦で色んな事やるんだけど、ずっとテンション高めで、あっとゆうまに時間たっちゃいました。とゆうことで、シールズのプロパガンダ映画にまんまとハマったわけですが、はっきり言ってドラマ性はありません。そりゃ本物のシールズ隊員が演じてるんだし、広報映画なんだから、変なドラマ入れても、野暮だし。その代り、臨場感は結構あって、自分も作戦に参加してる気分はドンドン盛り上げてくれます。細かい描写も、例えば、ジャックバウアーなみに敵のテロリストを脅す尋問テクニックや、RPGが近距離では爆発しなかったり、双眼鏡に布をかぶせたりなど、実際にあることを描いているらしく、シールズのお勉強にもなります。でもシールズに入りたいとは、これ見ても一ミリも思わないけどね。ちなみに、映画ボーダーラインで出てたメキシコとアメリカに続く秘密のトンネルが、この映画にも出てきて、その辺も興味深かかったです。なんで、あんな感じで作戦したかを知りたければ、逆にボーダーライン観れば、よくわかります。メキシコってそうとうやばいですね。
[インターネット(字幕)] 10点(2016-10-14 02:46:26)(良:1票)
87.  クリード チャンプを継ぐ男 《ネタバレ》 
ドラマ部分は結構、距離感をとって淡々と観ていました。アリガチかなーって感じで。ところが、やっぱラスト40分は熱くなりました。特に最後の試合シーンは、それまで淡々と観ていたのが、嘘のように、突然、泣けました。それまであまり出さなかったアドニスの父に対する複雑な思いと苦悩、そして今の自分を支えてくれてるロッキーなどの周りの人の存在感と、試合に苦戦してもうダメだーって所からの復活劇が、うまく絡み合って、高揚感&感動。盛り上げ方うまいなー。途中、なんか薄いなーって感じてたのは、全て、ここに行き着くための構成やったんやね。写真をクラウドに保存してるからってアドニスのセリフに、クラウド?って空を見上げるロッキーがなんかかわいーです。
[インターネット(字幕)] 10点(2016-10-13 02:50:36)
88.  スティーブ・ジョブズ(2015) 《ネタバレ》 
ipadで鑑賞したので、なんか不思議な気持ちになりました。映画の方はびっくりした。物凄く奇妙な構成やったから。新製品発表時の舞台裏で、ジョブズが主に5人くらいの人と口論するとゆう展開。これが3回続くのが映画全体の流れ。僕はジョブズやアップルに関して全く知識がない。なので、なんの話をしているのか、なんで喧嘩しているのか、チンプンカンプン。早口だし。ただ、退屈かと言えば、そーじゃなかった。なんか、わからないなりに、ジョブズの人間性や天才性、変人性がチョロチョロ見え隠れしていて、わかんないけど、だからこそ、逆にジョブズってゆうキャラに興味が湧いてきて、もっとよく知りたい感で、興味が持続した。それに3回とも一見ほとんど同じ感じなんだけど、撮り方や雰囲気が違っていて、最初の方は、なんだか映像的に昔風だし。最後の方は音楽とか映像処理とか現代的。そして観てるうちに、娘との関係性にドンドン感情移入してしまい、最後、娘に、「そのポケットに1000曲以上音楽を入るようにしてやる」ってセリフで、なぜか号泣。天才、だけど、完璧じゃない。娘への愛情には不器用。だから出たせーいっぱいの愛情的な言葉が、その発想とかやっぱジョブズ的とゆーか、でも、それに娘がなんかわかってる感じで反応してるシーンに、感動しちゃいました。これは映画で、真実とは違うかもだけど、1つの物語として、良かったです。
[インターネット(字幕)] 10点(2016-10-10 08:10:36)(良:1票)
89.  10 クローバーフィールド・レーン 《ネタバレ》 
amazonビデオにて鑑賞。クローバーフィールドとは明確なつながりはありません。舞台はほとんど小さな地下シェルターで、登場キャラはおもに3人のみ。超低予算映画。でも面白かったです。まず主役の女性が魅力的です。そして結構ハラハラシーンが適度にあって、緊張感がありました。映画を観てるあいだは、これ、ホラーなのか?SFなのか?パニックものなのか?いい話なのか?いや、やっぱホラーなのか?ホラーなのかああーーーーー!?って感じで、主役の女性と同じくらい疑心暗鬼になれました。
[インターネット(字幕)] 10点(2016-10-07 14:50:28)(笑:1票)
90.  哀しき獣 《ネタバレ》 
チェイサーが傑作だったので、同じ監督のこの映画を観てみました。さえない朝鮮族の主役が請負殺人を引き受け、それを実行に移すまではちょっとダラけて観てましたが、そっからの爆発的な加速力に頭クラクラしちゃいましたわ。なになに、なにがどーなってんの?ってゆう主役のパニック状態に連動して、観てる僕らもドキドキパニック感に振り回され、あれよあれよとゆーまに終盤へ。ただし、この映画を見た観客のほとんどは観終わった後に、頭に?マークがつくでしょう。それくらい物語としては複雑になっており、さらに、この日本公開版は韓国版から色々カットされていて、話飛んだ感が所々あります。でも、全部、意図的です。複雑にしたのは、1回見たくらいじゃわかんないでしょ?だから二回くらい見てよねとゆう監督の意図。カットしたのはテンポ重視にしたためです。それで、謎がモヤモヤしていたり、辻褄が合わないやんってゆう部分は確かにあるんですけど、でも、この映画、そんなことはどーでもよくなるほどエネルギッシュなので、僕は観ていて十分楽しめました。特に、主役の逃走劇。すごいです。僕はかつて、これほどギリギリに追い詰められながら逃げる映画をあまり見たことがありません。ヤバいよヤバいよ感はとっくに通り越し、もう無理だろって場面が満載です。普通なら、主役が海に飛び込んで、一旦、休憩でしょ?でもこの映画は、追っ手のボスが自ら飛び込んでまだ追いかけて、さらにその先、予想外で迫力ある逃走劇がまだまだ続くんです。スゲーわ。スゲーと言えば、追っ手のボスのミョン社長、このおっさんがまたヤバすぎる。なんだろ、この得体の知れない怖さは!?これがアジアの大陸系の怖さってゆーやつかいな。とにかく真相とか、物語の細かい部分とかは、わからなくてもオッケーです。そこはなんとなくな感じでスルーして、逃走劇だけに酔いしれろ!
[DVD(字幕)] 10点(2016-10-06 17:08:21)
91.  シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
キャプテンアメリカシリーズですが、完全にアベンジャーズシリーズに融合しており、実質、アベンジャーズ3と言っても過言ではない状態になってます。シネマティック・ユニバースシリーズは一応、全部観てきた自分としては、今回ほど、今までシリーズを追いかけてきてよかったーと思ったことはありません。それぞれの各ヒーロー同士の対決は単純に燃えました。特にアントマンのあの伏線がここにつながってくるのかーと感心したり、アントマンが小さくなって、アイアンマンの中に入って機械を壊すくだりは最高です。アントマン本編シリーズでもなかった裏技には驚きで、なんてワンダーな戦いなんだろー、ワクワクしっぱなし。今回、初登場したスパイダーマンとブラックパンサーも味があって、かっちょよくて、今後、展開するであろう単体シリーズが楽しみです。シネマティック・ユニバースシリーズは今後ますますクロス展開していくみたいで、次の目玉は今作以上の登場キャラが予想されるインフィニティ・ウォー二部作。乗り遅れないためにも、今のうちに、全シリーズをおさえておくといいかも。
[ブルーレイ(字幕)] 10点(2016-10-04 21:21:00)(良:1票)
92.  君が生きた証 《ネタバレ》 
息子と親父のお話になると、どーしても感情移入度が高くなってしまいます。僕にも息子がいるから。一人の青年と親父の出会いからは、なんかボロボロ泣けて、歌もいいから。でも後半、その涙が違う色に変わっていく自分がいました。最後の方もボロボロ泣けるんだけど、最初のそれよりも複雑な感情の涙。最初よりももっと深く重い涙。ちなみに、歌はどれもすごくいいです。
[ブルーレイ(字幕)] 10点(2016-10-04 00:59:19)
93.  恋人たち(2015) 《ネタバレ》 
この監督さんの映画を初めて観ました。タイトルから、なんか恋人どうしの淡々とした、アクションバンバンとかが好きな僕には退屈な映画かなーと全然期待せずに、むしろ全く面白くない授業を受ける感じで観ましたが、なんかスゲー、もうオープニングからグイグイ映画の世界に引き込まれる感じで、退屈など感じる暇なく、気が付いたら、ポロポロ泣いてました。弁護士と主婦と働くおっちゃんが最後までクロスすることなく進行する面白くもない日常の群像劇なのに、そんな映画あんま好きじゃないはずなのに、物語への興味がドンドン沸き立ち、クライマックスあたりでは泣いて、観終れば、なんか気分がいい。この監督さんと波長があってるのかな?3人の主人公の役者が無名ってのが良かったのかな。表現もうまくて、なんか、本当にいそうな雰囲気あるし。実在感ってやつ、だからこの3人が何かを抱えてるんだけど、それが何なのかが気になって、あー、先が知りたい。で、それを知った時の驚き。えー、マジかと。この映画の3人は、他人とは共有できない苦しみで自分の中のバランスを崩す。苦しみを抱えて主役の一人が、もう一人の主役の弁護士に話すんだけど、弁護士は全く理解してくれない。でもその嫌な弁護士もまた他人と共有できない痛みを抱えていて、こーゆうのなんかわかります。僕は、昔は、どんな苦しみも心の持ちようでどーになかなるとマジで信じていました。で、そん時、知り合った人に言われたのは、「がんばれとか、元気出せとか、そんな事じゃどーにもならないことが本当にある」って言葉です。その人は外見は普通に生活してて、でも何を抱えてるのか結局は話してはくれませんでした。その後、僕は心のバランスを大きく崩す出来事にぶち当たって、いやー、驚きました。病気じゃないのに、本当にずっと心臓あたりが痛いし、楽になれるように、ずっと何かをしてたい、でも何をしてもしんどい、息するのもしんどくて。心の持ちようでなんとかできるとか、そんなレベルじゃなかったなー。だから主人公の一人が、痛みを抱えて、色々やろーとするの、すごく伝わってきました。実際、あんな感じでして。この苦しみを取り除いてくれるなら、マジでなんとかしたい、でも方法がわかんない。友達に相談して、話は聞いてくれて、それだけで、一時的にはマシにはなるんだけど、一人になるとやっぱしんどすぎる。僕の場合は、病院に行って、ちゃんとした薬でなんとかなりました。実際、薬飲んで、次の日は普通に戻ってました。心にはまだ苦しみがあったけど、押さえ込んで普通に生活できる、普通の苦しみ程度になってました。それでも助かった感があって、普通に生活できるってありがたいと実感しました。その程度で治ったから、たまたま運がよかったのかもしれないし、もともと大した絶望じゃなくてタイミング悪くあーなったのかも。でも、映画で、東北で何かあったらしくて流れてきたあのおっさんみたいに、ヤバい薬でダメにならずによかった。主人公の一人も騙されなければ、あーなってたんですよね。やばいやばい。なかなか手をしばれないおっさんの演技は笑ってしまいましたが。ヤバめの絶望感を過去に味わった人なら、この映画を楽しめるかもしれません。わかんないけど。
[ブルーレイ(邦画)] 10点(2016-09-29 03:26:40)
94.  ホビット/決戦のゆくえ 《ネタバレ》 
ドラゴン退治をこっちにまで引っ張ったおかげで、今作は前作より、盛り沢山で濃い内容になっていて、さすがに、このホビットシリーズで一番楽しめました。それになんか泣けました。ビルボとトーリンの友情に。ビルボって、ほんといい奴なんだなーと、当初はあまり感じてなかったのに、ビルボがめちゃくちゃ好きになりました。この後、ロードオブザリング3部作を改めて見たくなる作りもいいです。それにしても、ロードオブザリングを含め、全6作に言えることなんですけど、結局、どれも、盛り上がるのは、いいタイミングの援軍登場ばっかやなー、てゆーか、それ、多すぎじゃね、です。それでも好きなんですけどね。
[ブルーレイ(字幕)] 10点(2016-09-28 16:19:53)
95.  そして父になる 《ネタバレ》 
夫婦で観ました。僕らには小さな息子が1人いるので、もう感情移入度はハンパなかったです。嫁も僕も涙ポロポロ状態でした。クライマックスで、あることに気づき福山雅治演ずる主人公が、唇をふるわせるほど心にカウンターパンチをくらう場面があるのですが、あそこの主人公の気持ちが、もう、直に伝わってきて、ヤバいです。あと子供たちの立ち振る舞いや表情が自然すぎて、それゆえに、子供たちが映るたびに涙です。鑑賞後はもちろん、家族とは、親とは、なんかをテーマに夫婦で会話がはずみました。色々な考え方があると思います。それを考えるいいきっかけになる映画でした。
[ブルーレイ(吹替)] 10点(2016-09-28 01:27:45)
96.  バクマン。 《ネタバレ》 
また人気漫画原作の映画化かと、正直、ウンザリ感はあって、でもまー、原作読んだことないから、観てみますかと、重い腰をあげて観てみたら、なにこれ?チョー面白かったし、チョー泣けたんやけど。原作を読んでなかったので普通に映画単体の作品として純粋に観れたのが良かったのかも。とにかく、疾走感が出てる序盤のジャンプ漫画の説明から、あっと驚くような仕掛けを施した見事なこだわりのエンドクレジットまで一つも退屈な部分がありませんでした。サカナクションのエンディング曲も映画にぴったりで観終った後の、さわやかな気分がより増した感じ。躍動感あるエンターテイナーに特化していて、何よりストーリー自体がわかりやすくよくできていて、ジャンプ漫画のテーマである、友情、努力、勝利があんな風にうまく物語に絡んでくるなんて、そしてライバルである新妻エイジがいてこそ、さらに前に進める構図、つまり、友情の中にはライバルまでも含んでいるとゆう展開に、テンションは高揚しまくり。好きなもののためにかける情熱もちゃんと伝わってきたし、リアルじゃないけど映画としての説得力も十分感じられた。特に、劇中に登場する漫画の説得力がどれもこれもハンパねー。本当に読みたくなったもん。それに、漫画力の成長もちゃんと漫画として見せてくる所にも感動。めでたしめでたしとゆう物語的な終わりでない所にも、そーだよ人生は続くんだよってゆう感じがあって、大満足です。
[ブルーレイ(邦画)] 10点(2016-09-27 03:10:08)(良:1票)
97.  きみはいい子 《ネタバレ》 
ちょっと前に話題になりましたよね。誰かに抱きしめてもらう宿題を出したとかなんとか、そん時は話題だけを聞いて、へー、そんなユニークな宿題出す人がいるんだーと感心しつつも聞き流していたんでけすけど、この映画、もしくは原作が元だったのかなー。ちょいビックリ。嫁さんと観ていたんですけど、嫁はママ友トークとか、子供描写とか、トイレで授業を抜け出すとことか、チョーリアルで、ほんとあるある描写と言ってました。独居老人、幼児虐待、ネグレクト、モンスターペアレンツ、学級崩壊、養護学級などの様々なテーマを、群像劇で見せた映画で、それぞれの登場人物たちは、例えば、最後に出会って物語が一つになるとかはありません。あくまで、いくつかの物語を、同時進行的に見せています。ただし、それぞれにどこかつながっているような感じがあって、全然、別の物語を観ているような感じがあんましなかったかな。それに何気ない日常の連続ですが、リアルな自然さと不穏さ、ちょっとしたコミカルさもあって全然退屈はしませんでした。僕は先生が姉の子供にガンバレをしてもらった所で、涙腺決壊でした。あんなことされたら、癒されるってのが手に取るように伝わって、涙がポロポロ。その後、子供は何もなかったよーに風呂に行くんだけど、そのアッサリ感にも納得って感じで。これは誰かをギュッとしたくなる映画。特に子育て中のママさんは共感できるんちゃうかなー。
[ブルーレイ(吹替)] 10点(2016-09-24 21:10:42)(良:1票)
98.  味園ユニバース 《ネタバレ》 
僕は生まれも育ちも生粋の大阪人ですが、この映画、ディープな大阪のアングロ感がちゃんと出ていて、すんなり映画の世界に入っていけました。特に赤犬の公園でのライブ風景、ディープな大阪ならありそうな、あのヘンテコ空間にやられました。そして、そこでの血だらけの男のアカペラの「古い日記」、体がマジ、ゾクゾクしました。いやー、すごい、主役の渋谷すばるの圧倒的歌唱パフォーマンス。ビビりました。ジャニーズすげー。この時点で、僕はもう渋谷すばる演じる主役から目を離せない状態になっちゃいまして、歌一発で、僕の心は映画の中に持ってかれちゃいました。なんだろ、この主役のキャラの存在感は。クズに戻った時の渋谷すばるの演技も説得力ありまくり。やっぱ僕は説得力があり、なんらかの魅力あるクズには惹かれちゃう所があるみたいです。で、この映画、クライマックスにかなり問題がありまして、恐らく、多くの人はここでのありえない展開に目が点になってしまうと思われます。なんやーそれー!みたいな。でも、僕は、その前の子供と主役の対面に実はボロ泣きしてしまいまして。あの束の間の2人の出会いが不憫すぎて。僕にも一人息子がいて、ちょうど年齢も同じくらいからかもしれませんが、モロに感情移入しちゃいまして、それもこれも、とにかく主役のキャラ性です。どーしようもないクズなんですけどね。だから、クライマックスの非現実的すぎる展開も、なんかもう、どーでもよくなっちゃって、もうこの映画は、こーゆうもんなんだと強引に納得する始末でした。ちなみに、主役がゲロを吐くシーンの場所、梅田の近くにあります。そして、主役の姉のオドオドした旦那役の人、よく見たら白石映画常連の宇野祥平さんじゃないすか。この人、こーゆうオドオドした役もうまいんですけど、危ないチンピラ役もめっちゃうまいです。とにかく、バイオレンスな冒頭から最後まで面白く観れた歌とクズの映画でした。
[DVD(邦画)] 10点(2016-09-24 05:21:44)
99.  クーデター
コワ!コワすぎ!もう映画のほとんどドキドキしっぱなし。耐えられへんほどドキドキしてもーた。幼い娘二人をもつ家族が南アジアのとある国の街でクーデターに遭遇し、外国人が次々殺される最中、逃避行する映画。ホテルの部屋にいて、隣の部屋とか反乱軍に皆殺しにされてる状況で、もうね、怖くて怖くて。序盤ですら、この怖さ。俺、この映画、耐えられるのか?と心配になってきたよ。まさに、観てる自分が、そんな状況になってる感覚になちゃって、下手なホラーより数倍も怖い。しかも、一人ならまだしも、奥さんもいるし、幼い娘が2人もいるんやで、どないすんねんこの状況。結婚して家族がいる人は観ない方がいいかも、心臓に悪いわ。もう怖くて、逆に終わりまでの時間が気になっちゃって、やばい所を脱出しても、まだ時間あるやん、まだやばいことあるんやと何回も絶望的になってしまった。怖い体験したい方はオススメかも。
[ブルーレイ(字幕)] 10点(2016-09-22 17:05:59)
100.  シェフ 三ツ星フードトラック始めました 《ネタバレ》 
人生さいこーーーー!うひょーーー!ってなテンションで、そのまま涙がボロボロこぼれる映画でした。感動とかじゃなくて、なんて言ったらいいのか、料理を食べて、今まで味わったことのない複雑な構成のうまさが口の中に広がって、まるで口の中がディズニーパレード状態になってしまい、その満ち足りた幸せに思わず涙がこぼれてしまう感じといいましょうか、ニンマリしたまま涙、みたいな。ツイッターで炎上とか、ネットで悪口とか、それで職を失うとか、現代の深刻にとらえがちな事態も、映画全体を取り巻く楽しい雰囲気で、ちっとも苦になっていない感じが、観てるこちらの気分をドンドン幸せにしてくれて、もちろん料理の映画ですから、食いたくなる気分も満載です。あと、息子がよかった。そんなにしゃべらないけど、もう、存在感だけで、あー、親父と仕事したいんだろーなーとか、今、家族気分を楽しんでるやなーとか、ひしひしと伝わってくる。そこへきて、ちょうどいい感じのおじさんマーティンがまたいい感じで、この親子を盛り立ててくれる。さすがに恋人と元奥さんがどちらも綺麗すぎるのは笑ってしまうけど、目の保養になるから、ま、いーか。とにかく、楽しく生きたくなる映画でした。
[ブルーレイ(字幕)] 10点(2016-09-21 01:16:05)(良:1票)
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