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カリプソさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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自己紹介 うどんと映画とマーク・ノップラー。これさえあれば幸せです。

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81.  武士の一分 《ネタバレ》 
 原作は短編ではあるが退屈することなくうまくまとまっている。キムタクも予想に反し良かったと思うし、檀れいにいたってはあの清楚な人が家の為とはいえ、あんなことやこんなことになっていると思うと切なくて切なくて、そのどうしようもない無念さは十分感じられた。しかしラストは縁側で「徳平の飯はまずい」、「では飯炊き女でもつれてきましょうか?」のシーンで終わっていれば深みが増したのではと思うのでがんす。 
[映画館(邦画)] 7点(2007-05-23 13:25:57)
82.  ライフ・イズ・ミラクル 《ネタバレ》 
はじめは支離滅裂で話の筋がなかなか見えてこず、もう見るのやめようかなとさえ思った。それでも我慢して見ているとヤドランカの暴れっぷりが徐々にかわいいと感じ出し、ロバと犬と猫とガチョウ?といった動物たちの自然すぎる動きや仕草もなんともかわいらしく思えてくる。特に猫vs犬の喧嘩は最高にほほえましい。猫とサバーハがパンをかじり合うシーンもよかったなあ。そんな動物たちを見ている間に話の筋も見え出してくる。いや、見えるというよりも慣れるって感じかな。うん。そしたら俄然、この作品の世界に引き込まれてくる。美しい山の色合いや暖かさを感じる家、色んな物が通る線路といった背景も魅力的で、音楽というか音の使い方もとってもいいんだなあ。恐ろしい爆撃の音さえも遊んでみせる。話の背景は深刻なはずなのに、作り手自身が「こんな戦争やってられるか!好きなことやろうぜ!」というようにパワー全開で楽しませてくれる。はじめはトボトボと帰ろうかなどうしようかなと思っていたのが気付かぬうちに早足となり、徐々に駆け足となって最後は全力で駆け抜けたって感じ。ほんと最後まで見てよかったよ。でもラストのヤドランカはちょっとかわいそうだったなあ。彼女が悪いんだけどね。  
[DVD(字幕)] 7点(2007-05-17 00:23:19)
83.  黄金の七人
金塊盗んだまでは良かったがそれからは敵、味方がころころひっくり返り、どんでん返しすぎて元に戻ったりして、ほんとに最後まで気が抜けない。取り仕切るはずの教授がもてあそび過ぎ。それに振り回される仲間たちも実に滑稽。お洒落でかっこいいのにおもしろい。思わずニンマリさせられましたよ。コーエン兄弟あたりがリメイクすればおもしろいかもねえ。いや、もうレディ・キラーズ でこけてたか。
[DVD(字幕)] 8点(2007-05-12 23:38:32)
84.  未来は今 《ネタバレ》 
全てアクの強い、ゆるキャラでそれが見事にはまっている。会議室の長机の上を走りダイブする社長、、ヘンテコな校歌を歌うノーヴィル、同僚と話ながら煙草をふかしクロスワードを答え高速タイプを打つ新聞記者のエイミー、ランチを奢らせようとするエイミーを対面から観察する男達、捨てられたフラフープを拾い無表情に使いこなす少年、おしゃべりなエレベーターボーイ、そしてブルーレター・・ともう洒落っ気たっぷりのコーエン兄弟作品なのです。どしようもないバカ映画だけど彼等にかかれば何故かカッチョイイいんだなあ。おちも良かったしね。ゴォーーーーーーイーグル!!
[DVD(字幕)] 8点(2007-05-09 01:57:50)
85.  風、スローダウン
当時は紳助が監督すると聞いて正直「見るだけ損や」と思っていた。それから十数年、存在さえもすっかり忘れていたのだが昨晩、じめじめした暑さで眠れず、テレビを点けると始まるところだった。古さを感じるフィルムの中に今ではテレビでしょっちゅう見る連中の若かりし頃が映し出されていく。井筒監督の影もチラホラするのだが全編に漂う青臭いほどの青春群像は紳助の情熱そのものだと感じられた。効果的に使われる“季節のない季節”の切ないメロディーも鼻の奥がツーンとするほどに印象的。また青春映画を撮ってほしいと思った。
[地上波(邦画)] 7点(2007-05-06 17:46:25)
86.  浪華悲歌
祇園の姉妹同様、山田五十鈴が演じるアヤ子に圧倒された。本作も判り易い物語なのだが、溝口作品は題名で手が出し辛い面がある。本作もそうで、僕はこれまで「ろうがひか」などと勝手に脳内解釈していた。実は「なにわエレジー」というなんともおしゃれな題名だったと知り、手に取ることとなったのだが、いや素晴らしい。アヤ子の切り替えの早さに追いていくのがやっとだった。家族の為とはいえ、権力を持つ男たちを手玉に取り、啖呵を切って見せる反面、進に会う前は少女のようにソワソワしてみせる。痛いくらいの現実とメルヘンを行ったり来たりする。ラスト、空元気を見せるアヤ子を迎えてやれない家族が悲しすぎた。
[DVD(邦画)] 7点(2007-05-05 18:10:02)
87.  ひめゆりの塔(1995)
もう12年前か。何故この作品を選んで見たのかは憶えていないが、見て良かったと思う。時の女優陣を使い、今井作品のようなリアリティは無くなってしまったが、この話は映像として語り継いでこそ重要な意味を持つのだと思う。もちろん、ただ作れば良いという訳ではないが。ひめゆりの塔という話の筋は多くの方はご存知であろう。それは過酷な戦場の中、追い詰められた人々が様々な思いを胸に無理な逃走や自決を選ぶという最後を辿る。降参し捕虜になることは恥という考えがあったからである。もちろん僕も、そういった予備知識を持って本作を見た訳だが、ある意味、裏切られることとなった。そのシーンでは「ひめゆりの塔」を見るときにかならず思うことが具現化される。実際にそのようなことがあったのかは知らないが僕は涙が止まらなかった。うん、それでいい、それでいんだと思った。一つの考えが支配していた時代だからこそ、このシーンには意味がある。こういう選択肢もあっていいはずだ。
[映画館(邦画)] 7点(2007-05-05 15:04:06)
88.  原爆の子
あの原爆投下後の惨状は人類のDNAに刻まれている最大の恐怖が具現化されたように思う。本作での、このシーンでは正にそうとしか思えないほどの恐れと憤りを感じた。たぶん、このシーンでは年端もいかない娘までもが体を張って演技をしたのだと実感できる。先日、あるサイトで被爆者(女学生)の描いた絵を見る機会があり、それはその女学生が被爆してから遠くの防空壕へ避難するまでを13枚の絵(原爆の絵)で表現したものだが、その絵から受けた印象は地獄としか言い表せないものだった。アメリカがどうこうではなく、本作同様、この地獄を絶対に忘れてはならないし、また後世に残していかなければならないと思う。その役目は被爆国日本しかいないはずだ。僕には何もできないがここにレビューだけでも記しておきたい。
[DVD(邦画)] 9点(2007-05-05 15:02:44)
89.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 
偶然にしては出来過ぎな感があるがアラブ人と間違われ襲撃されるペルシャ人店主と鍵屋のエピソードはいい。短編集のほうが良かったかも、、。父親を庇おうと飛び出す娘に思わず『いっちゃダメ!』と思いっきり感情移入できたので良しとしよう。透明マントほしいな~。
[DVD(字幕)] 6点(2007-05-05 15:01:19)
90.  竹山ひとり旅
新藤作品らしく題材は素晴らしい。東北の冬を生きることは目明きでさえ難しいことなのに、明治に生まれ、しかも盲目の竹山にとっては並大抵ではないと容易に想像できる。そんな竹山の壮絶な門付けの旅を映し出しているが、どうも俳優陣がこの過酷極まりない東北の人間には見えない。特に竹山を演じた林隆三などは垢抜けてるというか・・暗さがないというか・・どうも東北の人間、ぼさまには見えない。門付けして廻る家から出てくる爺さんや婆さんとどうしても比較してしまう。映像が素晴らしいだけに残念。日本の暗部を切り取った作品だけに、もっと思い切った配役を目指してほしかった。とはいったものの、こういった題材の作品を作るだけでも相当な苦労があり、この様な世界があると世に表した功績は大きいのはたしかである。高橋竹山や市川竹女といったぼさまたちや恐山のいたこたちの生き方にも頭が下がる思いである。
[DVD(邦画)] 7点(2007-05-05 14:33:16)
91.  祇園の姉妹(1936)
溝口作品はどの話もとても判り易いと改めて感じた。なんだろう時代はやっぱり古いのだが時代を感じさせないというか、逆に新しさを感じたりもする。カメラワークなどERのようである。そして流れるような自然な演技も凄い。役者とはこういうものか。本物の祇園の芸子のよう。そう、祇園の町の情景といいドキュメンタリーといっても言いぐらい。でも、こんなに凄い溝口作品の数々をどれだけの人が知り、そして見ているのだろうか。このサイトの役割は大きそうだ。
[映画館(邦画)] 8点(2007-05-02 00:41:59)
92.  ジョゼと虎と魚たち(2003)
イザリウオの呼名が変わる昨今、中々きついテーマやな。どぎつい描写やセリフの割りに掘り下げもせんとちょっとどうかなて思ったけど、まあ池脇千鶴には完敗や。ええ女優さんやな。5点やけど映画としてはおもろかったで。コメンタリーなんか最高や。でもな「こわれもん」はあかんで。
[DVD(字幕)] 5点(2007-05-01 22:09:37)
93.  ストロベリーショートケイクス
いい映画ですね。大都会で孤独に生きるリアルな日常を切り取り、それぞれが抱える期待と苦悩を静かに映し出している。歯ブラシをそっと持ち帰るちひろやハムスターを埋めてやる塔子、坂道を自転車で勢いよく駆け上がる秋代や神様にお願いをする里子。そして、それぞれを写す背景描写も印象的。新しい何かが始まりそうなラストも好感がもてる。深夜にそっと見ればなお良いような気がした。秀作。
[DVD(邦画)] 8点(2007-04-30 13:23:11)(良:1票)
94.  カルメン故郷に帰る
やっぱり高峰秀子はこんな役がよく似合う。現代からすれば奇々怪々な踊りにしか見えないが当時はとても画期的な踊りだったのだろう。カルメンが馬に蹴られたようなキャラで最後まで演じきったのがよかった。白樺とオルガンと浅間山が印象的な作品でした。
[DVD(邦画)] 6点(2007-04-30 12:31:55)
95.  カーズ
ピクサー好きなんだけど、どうも擬人化した車をイメージできず、ここまで未見だったのだが、なんのなんのやっぱり面白いではないですか。66号線の連中は愛嬌たっぷりだし中でもフェラーリ好きのタイヤ屋コンビは最強でした。ラストのタイヤ交換なんか胸の好く思いでしたよ。素直に楽しめました。でもピクサーのCGの進化を見ていると近い将来、実写は廃れるのではないかと少し不安になったりもします。車のコーティングの光具合やアスファルトの質感、夜のネオンまで本当にすんごいです。どこまで表現するのでしょうか?まあ楽しみではありますけど。7月公開のレミーなんちゃらも面白そうです。是非、行ってみたいですね。そうそう忘れてました音楽もグッドです。
[DVD(字幕)] 8点(2007-04-27 00:05:46)(良:1票)
96.  時をかける少女(2006)
エフェクトっぽい展開かなとも思ったけど、ちと違ったみたい。入道雲と蝉の声が響く夏の高校生活という、もってこいの背景は好きだけど携帯の無い時代を過ごした僕にとっては少々ズレを感じてしまった。ふと深夜にでも見れば良かったかも。でもやっぱり夏はいい。 
[DVD(邦画)] 6点(2007-04-23 02:59:20)
97.  雨月物語
怖いな。朽木邸での映像は若狭はもとより、枯れ木越しの邸の映像といい、鎧兜といい、おどろおどろしくも美しく、その後の廃墟(というより跡)はまた、見るからに恐ろしい廃墟を残すのではなく、呆気ないほど潔い美しさがあった。その対比が余計に怖かった。また笙や笛の音がこれ程までに映像を盛り上げるとは。すんごい。撮影場所が琵琶湖?というのも驚き。邦画でありながら何か遠い印象だった本作も親近感が湧いてきました。話も判り易いしね。なんか日本昔話をとてもリアルにしたような作品。ここでも女の強さ、執念に圧倒されました。
[DVD(邦画)] 9点(2007-04-22 13:33:27)
98.  沈黙の世界 《ネタバレ》 
もう随分前、たしか小学生だっただろうか、教室か何処かで見たのを憶えている。夏には海でサザエを取ったり、素潜りで魚を突いたりして変わった生き物なんかを探すことが大好きだった僕にとって、大興奮するべき貴重な作品のはずなのに記憶に残っているのは子クジラがスクリューに接触してしまい大量の血煙りを海水に撒き散らしながら必死に逃げ惑うシーンだけが脳裏に焼きついていて離れず、他は憶えていなかった。大人になった今、改めて見てもあのシーンは変わることはなく強烈で生々しくとても怖ろしい。捕鯨とは違う凄惨さがある。もちろんそれは事故であり、この作品のほんの一部でしかない。当時の人たちは、海洋ドキュメンタリーの草分け的な本作を胸を躍らせて見たに違いないだろう。たしかに今見ても現在の海洋ドキュメンタリー作品にはない興奮が全編に渡り伝わってくる。それは広大なサンゴ礁や魚たちの圧倒的な美しさもあるが、たぶん時代による彼らのがさつさや危うさを感じるせいかも知れない。窒素酔いになるまで潜ったり、鮫を殺したり結構無茶してる。だが彼らは間違いなくチャレンジャーだと思う。でもこの記念碑的な作品に、もしあの子クジラのシーンがなければこれほど印象に残っただろうか。あの戦場にも似た現実感が僕には強烈すぎた。カリプソ号は文句無くかっこいいけどね。
[DVD(字幕)] 8点(2007-04-21 20:46:59)
99.  どですかでん
いつものように勤務を終え、ガラス戸越しに帽子を置く六ちゃんが一番まともに思えた。
[DVD(邦画)] 9点(2007-04-21 18:42:42)
100.  ファウスト(1994)
たしかにあの操り人形は恐ろしい。滑稽さが余計に怖い。でもそれ以上に、人間の描写が怖い。特に顔のパーツや手足のアップはおぞましい。そう、食事中もおぞましい。この作品、もし子供の頃に見ていたら絶対、トラウマになってそうな気がする。でも表現力は凄いんだなぁ。
[DVD(字幕)] 8点(2007-04-21 18:21:24)
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