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すねこすりさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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81.  遊星からの物体X
これは、面白い、、、。ストーリーも、展開も、宇宙侵略者映画としては非常にありがちというか、オーソドックスなんですが、見せ方が上手い。冒頭の犬のシーンから好奇心ワシ掴み。この犬の挙動がさらに見る者をどんどん不安にさせる。「このワンコ、何かヘンだ・・・」。そして、案の定、、、。なんというか、こう、「出るぞ出るぞー、出たぁー!」ではなくて、「むむむ。・・・!? うぎゃぁ~~っ!」という感じなのですよ、終始。これが素晴らしい。ムサイ男しか出てこないし、外は真っ白の無機質さ。いやー、これは、何度も見たくなる、中毒性高し。素晴らしいっ!
[DVD(吹替)] 9点(2011-03-01 23:05:32)
82.  記憶のはばたき
前半の少年少女時代の話はそこそこ見られる。が、肝心の、ヘレナが出てきてから、一気にハナシはグダグダに。ヘレナって、ホントにこういう駄作にシャラーッと出ちゃうんだよねえ。暇つぶし? まあ、玉石混淆で、それはそれで良いのだけど。ヘレナだから見ただけの話で。
[DVD(吹替)] 3点(2011-02-21 22:39:50)
83.  トスカーナの贋作
んー、世の中におけるありとあらゆる事象につき、何を以て贋作or真作と定義するのか、ってことなんでしょうかね。確かにこの男女がホントの夫婦かどうかなんてことはどーでもいいし、実際夫婦じゃないのは明らかでしょ。オリジナルって何? パクリってオリジナルより劣るってか? ということを、延々男女が会話劇を以てして問うてくる、という感じですかねぇ。男と女の思考回路の違いみたいな描写もあったけれど、こういう描き方は嫌いだ。キアロスタミは、結局、ものの本質とは?などという多元的な問題を見る者に問いながら、男と女なんていう二元論に自身が陥っていることに気付いていないから滑稽。まあ、所々面白いやりとりもあったけど、こういうのは映画より舞台向きのネタだろうな。ジュリエット・ビノシュは、それにしても、さらにオバサン体形に拍車が掛かっており、立派な腰周りにばかり目が行ってしまった。かと言って、顔もふっくらしていればまだ良いのだが、顔はやつれてしまっていて、もうちょっと女優さんなんだから「歳のとり方」を考えて欲しいものだ。まあ、よけいなお世話だけれども。キアロスタミはどーでもよくて、ビノシュだから見に行ったようなもんだから、ついつい愚痴っぽくなってしまった。とにかく、初日に整理番号2番を取ってまで劇場で見るべき作品じゃなかったことだけは確か。
[映画館(字幕)] 5点(2011-02-20 21:09:32)
84.  ジョシュア 悪を呼ぶ少年
こういう「モンチャイ」(モンスターチャイルドの略)もんは一般に、不条理感炸裂でそれはそれで怖いけど、本作はあんまし、、、。ジョシュアはだから、「悪を呼ぶ」エスパーなんかじゃなくて、ただのモンチャイなんだよ。あんな不安定な母親では、モンチャイにもなるってば。父親は比較的まともだと思うけど、父親って、やっぱりある程度限界あるのかも、子どもが幼いうちは。イクメンが妻の母親ぶりを目の当たりにして、自分の無力さに落ち込むという話をよく聞くけど、そりゃまぁそうかもね、と思うし。しかし、一番の犠牲者はモンチャイ自身であり、本当はジョシュアは可哀相な子のはずなんだが、見ている方としては、憎さを禁じえず。・・・うーん、イマイチ。
[DVD(吹替)] 5点(2011-01-24 22:55:02)
85.  シルヴィア
どうしてこのDVDをレンタルしたのか自分でも忘れるくらい、何の先入観もなく鑑賞しました。尊英蔑米(なんて言葉はないけど)のG・パルトロウが飛び付いたであろうこの役どころ。あんまし好きじゃないパルトロウの役者さんとしての魅力を感じられたので良かったですね。ラストに向うにつれてヒリヒリする感じで、見ていて辛くなったほど。でもねー、こう、なんつーか、あんまり深みは感じられなかったのです。描写はそこそこ丁寧だったんですけど・・・。何が足りないのか、正直分からない。私自身が、そもそも自殺願望のある人間に共感出来ない性質であることが大きいのかな、とも思いますが。褒めてんだか、けなしてんだか分からないけど、まあ、あんまりパッとしない作品だなー、というのが一番ピッタリ来る感想かも。
[DVD(吹替)] 6点(2011-01-24 22:52:35)
86.  エリックを探して
登録申請しなかったのに一番乗りですみません。・・・さて、本作ですが、ローチ特有のシビアさはなりをひそめ、非常に暖かみのあるコメディーに仕上がっております。随所に、ちょっと上手く行き過ぎな展開はあるのですが、私はこういう作品好きなんです。映画って、見て、「あー、良かった」と思わせて欲しいもの。本作のように、ホッとできるのも「良かった」と思えるものの一つ。主人公のエリックは、どん詰まりの人生には違いないんだけれども、何より素晴らしいのは、どん詰まりの自分をリスクを省みずに手を差延べて助けてくれる真の仲間達がいたってことです。「勝ち組」と言われる人の中に、真の仲間・友人を持っている人がどれほどいるのか。どちらの人生がより価値があるかは、もちろん人それぞれなんだけれども、こんな仲間のいる人生は心底羨ましいです。カネだけでも満たされない、人情だけでも腹はふくれない、人間って難しいなぁ、、、。仲間のいるエリックに向って、カントナの「あんたの方が上等だ」というセリフもグッと来る。サッカー音痴の私は本作を見るまで知らなかった(往年のスターだったのね)エリック・カントナは、要所要所で出てきますが、ゼンゼン説教臭くありません。そこがイイ。笑わないところもイイ。漁船のセリフは「??」だったけれども、エンディングで腑に落ちます。上手い。うーん、ケン・ローチ、新境地を開いたと言ったら言い過ぎかしら? 結構イイと思うんですけれど、レビューがないのは淋しいなぁ。ローチファンとしては意見が割れそうですね。皆さんの感想が聞きたいです。
[映画館(字幕)] 8点(2011-01-17 22:44:05)(良:1票)
87.  吸血の群れ 《ネタバレ》 
相方が職場の後輩にもらったとかいうDVDを一緒に見るハメに・・・。もう、オープニングの瞬間から見るに値しないと悟ったけれども、どれほど見るに値しないかは、やはり見ないと分からない。というわけで、最後まで90分間ご鑑賞、、、。で、この「ホラー」「パニックもの」というカテゴライズは、申し訳ないけど、ちょっと違うでしょう。人は一杯死ぬんですが、カエルに殺られたのは一人もいないんだもんね。皆、自滅です。勝手に「きゃー」とか「わー」とか叫んで死んで逝きます。ペンキ丸分かりの血もどきを見せて・・・。一番可哀相だったのは死んだ人間の一人ではなく、水面からちょっと顔を出しただけのワニですね。何にもしてないのに、猟銃で殺されちゃう。こんなことしてるから爬虫類たちに逆襲されるんでしょーが、と突っ込みたくなるが、逆襲にもなってないんだもんね。早送りしても100%問題ない盆踊りよりは、90%くらい問題ないだろう本作の方がまだマシってこと? レイ・ミランドがどういう気持ちであのラストシーンを撮ったのか、不思議。一応、オスカー俳優なのに、彼。世を儚んだ時などに見ると、却って元気出るかも。「こんなものでも存在価値があるのか!」と。
[DVD(字幕)] 1点(2011-01-12 22:25:39)
88.  白いリボン
2時間半という長尺の割にはあっという間に終わった感じ。ハネケにしては随分親切な作りで、なんだか意外。もちろん、明解な答えは提示されないんだけれども、これまでの不条理感漂う「分かりにくさ」とは、その「分かりにくさ」の質が全く異なるように思う。結局、こうして絶対服従を強いられてきた子どもたちは長じてどのような歴史の選択をしたか、我々は知っている。だから、そこを意識して見ると、この映画はかなりコワイ。思考停止の訓練を受けた人間の辿る道とは、、、みたいなものを、モノクロのスクリーンから突き付けられるようでかなり不気味ではある。邦題の「白いリボン」は、大人の価値観の押し付けの象徴かな、と受け留めた。それにしても、これがパルムドールねぇ、、、。私は、もっと直截的な毒がある作品の方が好きだけど、まあ、これは通が好みそうではあるかな、確かに。牧師とか医師とか大人の男たち、大勢の子どもたち、いずれも途中まで顔の判別がつきにくく、見ていていささか混乱気味だった。・・・うーん、これは、まあ、よくよく考えるとものすごーい毒性の高い作品だとは思うけれど、私的にはちょっと好みではないかも。いや、面白かったんですよ、ええ。でも、ハネケ作品ってことで期待してしまったのとは、ベクトルの向きも大きさもかなり違っておりましたんで、若干点数は抑え目で。
[映画館(字幕)] 7点(2011-01-12 22:02:22)
89.  ラスト・オブ・モヒカン
ダニエル・デイ=ルイスは素晴らしくカッコイイです。惚れ直しました。・・・が、ナサニエルとコーラが恋に落ちる過程というか経緯がまったく理解できず、こりゃ鑑賞者にはツライ作品ですなぁ。ある人を守るのに命を張るって、ホレたハレた程度の恋ではできないでしょうが。でも、ナサニエルとコーラの間にあるのがそれほど深い愛であると伝わって来ないんだもんね。うーん、ラブストーリーなんだからもう少し丁寧に愛が育まれる過程を描いて欲しかった。それに、敵役の原住民がいかにもな風体で、方やナサニエル達は服着てる。これってちょっとどーよ? と思ってしまう。入植者に踏みにじられて行く原住民の誇りと尊厳みたいなものは分かるけれども、そこにある悲哀はあんまり伝わって来なかったような。まあ、そこにフォーカスしてないんだろうと思って見てたけど、ラストシーンは思いっきりフォーカスしてたもんなぁ。それにしても、人類の歴史ってのは、殺し合いの歴史なんだなと、改めて感じたのでした。黒鉄ヒロシがTVで日本は欧米やその他の外国に比べ、革命(日本じゃ明治維新のことだそうだ)における殺し合いをしたその人の数が圧倒的に少ないから、これは誇っていいことだと、まるでその歴史の現場を見て来たかのように得々と語っていたけれども、事実そうなのかも知らんけれども、そーゆー問題か? ウン千人しか殺してない日本人は、ウン十万人殺した欧米人より野蛮じゃないのか? この映画に描かれている殺し合いは野蛮極まりないけれども、明治維新を描いたドラマや映画だって相当エグい殺し合いやってますゼ。集団殺し合いに犠牲者数をモノサシに野蛮度で優劣つけるなんてものすごいナンセンスだと思う。、、、と、また余談になってしまいました。映画としては、そういうわけで本作は、あらゆる意味で中途半端に感じました、ハイ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-04 23:09:06)
90.  サン・ルイ・レイの橋
え、、、・・・で? というのがエンドクレジットが出た瞬間の感想。仏教でいえば禅問答みたいなもんでしょうか。どーでもいいやん、ということを延々やってます。疲れました。異端審問ってのはとってつけた感じ。しかし、豪華な衣装に豪華な美術、極め付きに豪華な出演陣と、えらいカネのかけようで、これはスポンサーが道楽で作った映画なのねー、きっと、と思いたい。
[DVD(字幕)] 4点(2010-12-20 22:41:44)
91.  オールド・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 
いきなり林家ペーみたいなオッサンの顔で、その緊迫していそうな状況とのギャップに、思わず笑いが・・・。そして、オ・デスは安斎肇に見えて仕方なく、もう終始、集中して見ることなど出来なかった。そういう意味では笑わせてもらってけれども、映画としては、ゼンゼン面白いと思えなかった。復讐してるつもりだったのが実は復讐されていた・・・。復讐譚は嫌いじゃないが、なんつーか、こういう「ただの逆恨み」みたいのはねぇ、、、。ものすごい不条理さが復讐のエネルギーとなっているのでないと共感は難しい。タランティーノが審査委員長でなければグランプリになっていたかどうか疑問。大体、舌って切ったら命に関わるんじゃない? ま、リアリティなんか求めてないからいいけどね、別に。グロとエロだけの興味本位映画。いえ、エログロは好きですよ。でも、一度ストーリー知っちゃったら、もう見たいと思えないんじゃね、映画としては上質とは言えないでしょ。
[DVD(字幕)] 4点(2010-12-14 23:05:08)
92.  私の中のもうひとりの私 《ネタバレ》 
少し違うけどアガサ・クリスティーの『春にして君を離れ』を思い出してしまった。んでもって本作を見終わってから読んでしまった。どちらも、自分の認識している「自分」と周囲の認識している「自分」の乖離がもたらす苦々しいドラマ。ラストは違うが。本作のほうが百倍救いがあってホッとなる。決定的に違うのは、やっぱり第三者にズバッと本質をつかれたことだろう。しかも直接言われたわけじゃない。隣室のカウンセリングの会話で自分を客観的に見ざるを得なくなる。面と向って言われれば、むしろ反発して終わりだったかもしれない。『春にして~』のジョーンの場合、嫌味を言われることはあっても、客観視できるような機会はなかったことが悲劇的なラストになる。そして2人の夫も好対照。マリオンの夫は堂々と彼女を裏切るが、ジョーンの夫はそれをしない。気持ちは他の女性に動いていても、行動しない。これには何よりマリオンが経済的に自立した女性だったことも大きいだろう。ジョーンは専業主婦で夫の庇護がなければ生きていけない、というのは、夫にとっても重い枷になるのだということがよく分かる。・・・30歳からシナリオを書くようになったんだけれども、恐らく小説も、いや創造し表現するという作業には須らく共通するだろうが、当然の如くこれらの作業は自分と向き合うことを強要してくる。実にツライ。自分の醜い部分をこれでもかと見せ付けられる。当たり前だが、人には百人百様のモノサシがあり、似通っているものはあっても誰のものとも一致することはないし、立場が違えば同じモノでも形が違って見えるのだ、ということを、案外、自分も含めて人は分かっていないということに気付かされ愕然としたものだ。人間死ぬまで発展途上であると肝に銘じたわけだが、下手すると忘れてしまう。でもこういう映画や小説に接すると、思い出させてくれる。マリオンやジョーンのような志向は人間ならば誰にでも大なり小なりあるはずだが、そのことについて自覚が無いことほど恐ろしいものはない。マリオンは自覚できたから、救われたのだ。もちろん同じことが起きても誰にでも自覚できるわけではない。ジョーンは多分一生あのまま・・・、恐ろしい。
[DVD(字幕)] 7点(2010-12-05 01:07:56)
93.  瞳の奥の秘密 《ネタバレ》 
んーー、す、素晴らしい。既にご指摘のとおり、ちょこちょこと安易な部分もあるにはあるんですが、そんなのどーでもよいと思えるくらいに魅力ある「オトナの」映画でございました。オープニングの駅のシーンで既にウルウル来てしまった私は、やっぱり歳をとったわけですね、と納得。イレーネが美しい、とにかく美しい。こんな風に歳を重ねたいという見本みたい。それでいて若い頃も違和感なく演じている(これはベンハミンも同じだけど)のが嘆息モノ。そして、カメラワークの素晴らしさ。サッカー場のシーンはもう圧巻! 随所に光る、そして笑いを誘う絶妙な演出。こりゃー、すげぇ、、、と唸らされるばかりです。忘れられないのが死刑の是非に関するセリフのやり取り。胸に迫ります。そしてラストのドアが閉まる。・・・そう、人生って、もうどうにもならないこと、不可抗力なことってあるんですよね。「運命論は大嫌いだ!」と、その昔、放言したゴーマン野郎がいましたが、私はやっぱり「人生は不条理だ」と言える人の方がよほど信じられる。そしてこの映画にはその切なさが根っこに貫かれていて、だからこそグッと来るのですね、きっと。劇場で観てよかったとしみじみ思う。いやー、久しぶりにイイ気分でした。 
[映画館(字幕)] 8点(2010-12-02 23:12:16)(良:1票)
94.  マリアの恋人 《ネタバレ》 
うーん、これは、純愛ドラマといえるんでしょうが、戦争が非常に影を落としているという背景なのがミソですね。夢にまで見たマリアを抱く瞬間が現実となったとき、戦争での筆舌に尽くし難い体験と相まって、イバンは不能状態になってしまう・・・。私は男じゃないけれども、何となく分かる気がしてしまったゾ!(こーゆーばやい、男性ってのは女に理解されるよりもむしろ罵られた方が良いんでしょーか、なにあの役立たず!とかって、、、)思い入れが強過ぎて体と心がバラバラになっちゃうってこと、ありますよ、女でも。ましてや夢を見ていたその場所は血だらけのネズミが這い回る生死の境界線・・・、そりゃ不能になるのも無理からぬと思います。が、しかし、マリアの気持ちもよく分かるだけに、これはツライ映画です。まあ、細かい所で?な部分もあるけれど、なかなかグッと来る作品でした。ナタキンだから、余計にグッと来たってのもあるでしょうな。彼女、真っ赤なルージュは似合いませんね。何はともあれ、ラストは結ばれた二人。よかったよかった。
[DVD(字幕)] 7点(2010-11-07 22:21:47)
95.  ノボケイン 局部麻酔の罠
B級臭さ全開で、実際、バッチリB級でございましたが、それはそれで楽しめないわけじゃありません。主役の歯医者がバカ全開で笑えますし、ヘレナはなんだか面白がって弾けている風も感じられます。よく見ればこれ、結構な豪華キャストなんですよね。サスペンスの顔をしたコメディですね。下らないもの見てハハハと笑いたくなったときにオススメです。
[DVD(字幕)] 5点(2010-10-17 22:11:30)
96.  十二夜(1996)
愛すべきヘレナとイモジェンが同じ画面内にいることにカンゲキ!! ヘレナは相変わらず魅力的だし、なにより、イモジェンの可愛さといったらありません。正真正銘の美女は男装すると紛れもないイイ男になるんだぁ(美男は女装してもせいぜいキレイなニューハーフにしかならんのに)、、、と、呆然。こう言っちゃ失礼だけど、同じシェイクスピアもので男装したグウィネスとは雲泥の差・・・。ヘレナ演ずるオリヴィアが一目惚れするのも無理からぬ。こういう作品は、細かい所をあげつらっても仕方なく、ひたすらコメディとハッピーエンドを楽しむことに徹する方が楽しめますね。双子の兄妹が再会する所では不覚にもホロリときたりして。衣装も美術も音楽も素敵。トビー・スティーヴンスは、ビックリするくらいお母様そっくりですねえ。なかなかイイ男ぶりでした。いろんな意味で目の保養になる映画でございました。
[DVD(字幕)] 7点(2010-10-17 21:43:22)
97.  TEKKEN 鉄拳(2010)
一番笑えたのはスティーヴです、スティーヴ! 誰かが「Hey,Steve Fox!」(みたいな)セリフを言うんで、どこにボクサーが? と画面を食い入る様に見るものの見当たらず・・・。見当たらないわけだよ、こりゃ。オリジナルとは似ても似つかぬ、何やらセコいブローカーに成り下がったおっさんスティーヴ!! これはヒドいを越えて可笑し過ぎです。・・・平八もなぁ、、、。なんだかショボい。ゼンゼン強そうじゃないです。そして「Heihachi Mishima is dead」と、どこかで聞いたセリフが・・・。まあ、格闘シーンで見られたのはエディとブライアン、あとおまけでロウくらいでしょーか。一番酷かったのは、やっぱ一八でしょうな。「どりゃぁ」を楽しみにしていた一八プレイヤーはボーゼンだったのでは? メインキャラがアンナの私としましては、アンナの格闘シーンがなかったのは残念なような、ホッとしたような。なんせ、ニーナがあれでは、、、。ストーリーは期待していなかったんで別にアレでも不満はないんだけれども、やっぱ、格闘ゲームの映画化とあれば、格闘シーンに期待しちゃうわけですよ、ゲームのプレイヤーとしては。特典映像での出演者のインタビューがこれまた突っ込みどころ満載な代物。しかしながらこの作品、プレイヤー同士ワイワイ突っ込みながらでも十分見られるので、そういう意味では堂々の及第点です。ヒドイのだと無表情・無口になってしまいますもんね。一応、まあまあ笑わせていただいたので、それなりの点数で。
[DVD(字幕)] 3点(2010-09-21 22:51:47)
98.  1000日のアン
G・ビジョルド見たさに、イイお値段の中古VHSを買っちまいましたとさ。DVDでご覧になったのは海外版だったのでしょうか? まあ、それはどっちでも良いんだけど、この買い物はアタリでございました。『ブーリン家の姉妹』より、アンが遥かに魅力的に描かれています。ヘンリー8世もしかり。処刑直前にアンとヘンリー8世が牢の中でやり合うシーンが圧巻。ビジョルドがキラキラして見えます。処刑台へ向う前に笑顔で「私の首は細いから(苦痛はないわ、きっと)」などというビジョルドのアンは凛々しく神々しい。バートンはヘンリー8世の肖像画に実にそっくり。いや、バートンのほうがかなり品があって知的ですが。しかし、男児か女児かの決定は男の側にあると科学が解明してくれている今見ると、ヘンリー8世の言動はトンチンカンもいいとこで、犠牲になった王妃達はただただお気の毒なんだけれども、現代でも男の子を産めないでプレッシャーを感じる女性は厳然と存在するわけですね。女性達はいつになったら、こういう理不尽なプレッシャーから完全解放されるんでしょうねえ。・・・ま、本作とはあんまり関係ないことですが。それにしても、ビジョルドはやっぱり可愛かった! 40年前の若い頃といっても、その後の作品とのギャップはほとんどといっていいくらい感じない。これは、DVD化是非していただきたいものです。そうしたら、今回の出費にも懲りずにDVD買いますとも。
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-09-19 18:49:52)
99.  刑事コロンボ/魔術師の幻想<TVM> 《ネタバレ》 
「第三の終章」といい、本作といい、J・キャシディ犯人版はなかなか凝ってますねー。9分で犯行を完遂させなければならない、しかもアリバイ作りもして。これは、まさに魔術師技。そして手際よく事を成し遂げ、その様は、殺人とはいえ鮮やかと言わざるを得ず・・・。ステージ上での警部との対決が見応え十分。結局、タイプが落とし穴でしたが、犯人は頑張ったと思いますね。ただ、やっぱり、完全犯罪というのは幻想なんでしょう。こうやって、狙えば狙うほどどこかに綻びが生じてしまうというような。現実世界でも、遺留品一杯でアリバイ工作なんてしていないような大胆な犯行の方が迷宮入りしているのを見ても、それらの真犯人が完全犯罪を狙っていた様子はうかがえませんもんね。警部にもその辺の見解を聞いてみたいところです。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2010-09-18 23:26:33)
100.  刑事コロンボ/仮面の男<TVM>
マクグーハンのダメダメ演出のおかげで謎だらけの作品となっている感じ。殺す理由が分からん。CIAだかなんだか知らんが、あのとんでもパンダは何だ? 中国人よ、怒れ! ったくもって、ほとんどギャグドラマの域。旧シリーズ1、2を争う駄作でしょう。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2010-09-18 22:05:05)
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9266.02%
1040.93%

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