81. 劇場版TRICK トリック 霊能力者バトルロイヤル
まあ、TRICKってこのくらいの点数がお似合いだと思います。いい意味で。 [映画館(邦画)] 5点(2010-05-24 15:23:03) |
82. アリス・イン・ワンダーランド
《ネタバレ》 みなさんおっしゃる通り、わりとっていうか全くアリスの成長物語なんてピンとこないのは確かかも。 ただ、自分は一般社会においてマイノリティ側の人間なので、常時赤の女王の視点で物語を見ていました。そうすると、人に恐れられても自分を貫く、誰にも苦しみを理解されないマイノリティが、人に好かれようと自分を偽り、面倒ごとは他人にゆだねるマジョリティに駆逐される哀しい映画でした…その視点で言うと、自分はむしろ子供に見せてはいけない映画のような気がしますね。それともわざとこれを見せて、サブリミナル的にマイノリティ偏見を促すのでしょうか…ディズニーって怖い~~~~!笑 [映画館(吹替)] 7点(2010-05-17 18:07:10) |
83. アイアンマン
こ、、これはロボコップ以来の、いわゆる「男子の夢」ムービーだ! とにかくバカっぽさのバランスがちょうどいいです。すごくおもしろかった。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-05-15 19:47:21) |
84. 第9地区
《ネタバレ》 とにかく凄かった。字幕を見ているという意識や、まして映画を観ているという意識すら忘れて没頭してしまった。それほど、少なくても自分にとってアイデアや視覚効果だけが突出してしたのではなく、高いレベルでバランスがとれていた作品だった。没頭していたので当然黒い液体等の突っ込みすら頭に浮かばなかったし。(笑) 斬新なSF映画としても、エイリアンとの関わりを通して人間の本質を描いた作品としても高く評価したいと思います。 黒い液体燃料の正体は何でしょうね…自分的には彼らの文明ではDNAがいろいろ鍵になっているようなので、燃料の原料にもDNAが使われているのではないでしょうか…しかもDNAがウイルス的に他生物のDNAを書き換えるような性質を持っている。そんな妄想をするのも楽しいです。 [映画館(字幕)] 9点(2010-04-11 01:07:28)(良:1票) |
85. ダークナイト(2008)
これはすごい。素晴らしい完成度。 ここまでピュアな「悪」を映画で表現した作品は他にないのでは。何から何までヒーロー物の枠を外れた、21世紀にふさわしい作品だと思いました。 [DVD(字幕)] 8点(2010-04-05 14:24:49) |
86. ディープ・インパクト(1998)
隕石もの(笑)で一番好きです。とにかく人々の隕石落下に対する反応がリアルだし、ばかみたいな石油掘りが隕石に飛んでって作業したりしないし。近未来のディザスター映画って、これくらいリアリズムがないと。 [DVD(字幕)] 7点(2010-04-03 20:28:49) |
87. バックドラフト
まるで生き物のような炎の演出がまたよかったです。 [ビデオ(字幕)] 6点(2010-04-03 20:19:30) |
88. アポロ13
《ネタバレ》 何度観ても面白い映画だ。しかもここまで実話に忠実だったなんて!(特典ディスクを見て) 月へのミッションは、宇宙飛行士だけが優れていてもだめで、地上にいるスタッフ全員が誇りを持って自らの職務を完璧に果たさなくては成功しないんですね。しかもそれでも運命には勝てない… 自分の誕生日は13日なんですが、今まで「生まれた曜日は金曜日じゃないから大丈夫!」って言ってたけどそんな言い逃れも通用しないのかも… [DVD(字幕)] 8点(2010-04-03 20:16:48) |
89. 潮風のいたずら
今見るとありがちなようだけど、逆に安心して楽しめる良作だと思います。 [ビデオ(吹替)] 6点(2010-04-02 20:03:17) |
90. 隣の家の少女
《ネタバレ》 この映画だけは「絶対観ない」って誓ってたのに観てしまいました。でも、思ったより「映画」でした。よかった。 こういった「弱者が理由もなしに監禁され暴行・陵辱を受ける」のって、その不条理さに嫌悪感や怒りがこみ上げると思うのですが、加害者として壮絶な拷問を与える伯母にそれなりの動機(もちろん正当なものではないが)があったこと、そしてラストシーンで一応の解決を見ることで、映画として成立しています。監督はただ人を不快にさせるような、悪趣味な映画を作りたかったわけではないのだとわかってほっとしました。 だからといって、激しい拷問シーンが正視に耐えうるかというと、、自分にとっては劇場を出て行くかどうかぎりぎりの不快度でした。女性客が2名いましたが、拍手を送りたいほどです。笑 拷問する伯母は、元は夫への嫌悪から生じた男性への憎悪をきっかけに3人の息子達(そして近所の少年少女達)へ歪んだ(性)教育を施し、男性憎悪の反動からなる幼稚な同性愛傾向を少女の妹にぶつけ、さらには憎むべき男性をたぶらかす美貌の少女を男性以上に憎悪する、という構図ですが、こうして動機を文章にできるだけよかったんです。実際に日本で過去に起きた事件とかって、もっとおぞましかったじゃないですか(書きたくもないほどに)。特に理由もなくこんなことする人間の方が恐ろしいです。それが人間であるとしたら。 [映画館(字幕)] 4点(2010-03-29 16:23:04) |
91. NINE(2009)
これは、残念ながらミュージカル映画ではなくってミュージカルの舞台をそのまま見せている印象。それぞれの歌のパートはゴージャスでワクワクするんだけれども、それ以外の場面がすべてつなぎでしかない感がずっと漂う。ただラストシーンはうまくまとまっていたと思うけど。 とにかくペネロペもファーギーも良かったけど、「Cinema Italiano」こそ最高!そしてソフィアローレンの恐ろしい程っていうよりも、むしろ笑っちゃうくらいの存在感はすごく「映画を観ている」っていう気分に浸らせてくれて良かったです。あとイタリア映画感を誇張しているところも楽しかったですね。 [映画館(字幕)] 6点(2010-03-29 15:38:53) |
92. ガタカ
《ネタバレ》 とても大好きな映画です。そもそもスペースサーガとかスペースオペラに全く興味がない自分にとって、こういった類のSFは宝物です。この映画の世界に限らず、現実ってのは思いのほか理不尽ですよね。でもそこでヒーローが出てきて問題を片付けてくれたり、自分がヒーローになったりっていう夢を見るには、自分はあまりにも色んなものを見過ぎた(?)みたいです。 みんなが知らない振りをしている事「選ばれた人しかヒーローにはなれない」。それに真っ向から挑み、優生学を情熱と努力(と運)でねじ伏せるイーサン・ホークを見ていると、同じく選ばれし者ではない自分にとって明日への希望にもなります。そういった意味ではこれこそSFファンタジーなのかも! [DVD(字幕)] 9点(2010-03-15 18:50:59) |
93. ヘアスプレー(2007)
《ネタバレ》 なんかもう、はらはらしっぱなしでした。だって、あまりにも毒っけがなさすぎて、それがいつ豹変するのかと。 わたしはてっきり中盤あたりでザックエフロンが「おまえみたいなデブのブスをどうしてオレ様が好きになんなきゃいけねーんだよ!」とか言ってこっぴどく振るんだとばかり思っていたのに…。 そんなわけでちょっと話が美しすぎて、普段薄汚い世界で生きている自分には逆に楽しみきれませんでした。あぁ純真な心に戻りたい…笑 [試写会(字幕)] 6点(2010-03-15 18:29:43) |
94. シャーロック・ホームズ(2009)
なんだよガイリッチー!やればできるじゃん!よくできた娯楽映画だと思います。これだけ魅力的なキャラクターを創ることができたら続編も期待できそう。みなさんおっしゃっている通り、予測と実践の格闘シーンがかなりおもしろいので、次回作が作られるならばここをもっと工夫してほしいなぁ。。 アイリーンがビビアンスーにしか見えなかった&メアリーぶす過ぎでこれなら自分でも結婚妨害しちゃいそう [映画館(字幕)] 7点(2010-03-15 14:49:35) |
95. ミスト
《ネタバレ》 単純にラストが悪趣味すぎてのこの点数です。 ラストシーンはオリジナルストーリーなわけですが、原作がとても好きなだけに、そこがどうにも好きになれないです。いや、なかなか意地悪でおもしろいのもわかるけど、謎の霧に覆われた絶望的な世界をこれからも必死で生き抜いてほしいんですよ。息子と共に。息子とした約束を破ってまで。弱虫は嫌いです。 もし自分が息子撃ち殺した後に救助がやってきたら…自殺しますね。でもその前に息子は少なくても自分の手で殺したりしません。なにがあってもね。 [映画館(字幕)] 4点(2010-03-09 15:43:26)(良:1票) |
96. ダーティハリー
自分の中でハードボイルド最高傑作。幼少期にスタスキー&ハッチなどの海外刑事物を好んで見てましたが、それらとは全く異なるハードなタッチに観た当初大興奮しました。しかも山田康雄の吹き替えがまたいい。 [地上波(吹替)] 7点(2010-03-05 17:12:40) |
97. アイランド(2005)
イマイチな娯楽作ですが、どなたかもご指摘されていたように「2300年未来への旅」をベースにしたと思われるストーリーなので嫌いになりきれません。。笑 でもとにかくマイケルベイはシャマラン、リュックベッソンと並んで自分の大嫌いな監督だってようやく理解しました。 [地上波(吹替)] 4点(2010-03-05 16:59:37) |
98. アニー・リーボヴィッツ/レンズの向こうの人生
もともと彼女の作品は、過去に新宿伊勢丹美術館で個展を開催した時に足を運んだくらい好きだったのですが、だからこそこの映画はちょっと物足りなかったです。なんだかよくテレビでやってる、単なる著名人のエピソード集みたい。 [DVD(字幕)] 5点(2010-03-04 16:25:12) |
99. ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
子供すらそっぽ向きそうな幼稚な脚本に、もううんざり。子供の想像力の方がまだ面白いと思う。 [地上波(吹替)] 3点(2010-03-04 16:23:56) |
100. トランスフォーマー/リベンジ
小学生向けのストーリーを150分も。さぞかしメインターゲットであろう小学生は飽きるはずと思って見始めたんですが、ふんだんなエロネタ(しかも全然笑えない)を見て気づきました。今回は小学生向けではなく、性に目覚めだす中学生向けの映画にしたんだと。そしてだかからこそ驚くべきことに1作目よりストーリーにほんの少し厚みがついてる!!笑 っていうか、トランスフォーマーって動物っていうかペットみたい?もしくは映画でいうとグレムリン的な感じですね。ストーリー性は考えず童心に帰って鑑賞しようと思ったんですけど、ストーリーを抜きにしても、壮大なギャグ映画だと言い聞かせても耐え難い。でもこれっておそらく中学生の見たいものだけをすべて詰め込んでいるんでしょうね。カッコいいメカと、しょーもないエロネタと、しょーもないギャグと、冴えない見た目の主人公がおおよそ不釣合な超セクシーギャルと共に世界を救うストーリー。 ま、もし自分が女の子(しかもミーガンフォックスレベルのギャル)で彼氏とデートの時この映画を観せられたら、、思わせぶりに手玉にとってうかい亭でさんざんおごらせてから、こっぴどく振ってやろうと思います。 [DVD(吹替)] 3点(2010-03-04 16:13:56) |