1121. 地の涯に生きるもの
《ネタバレ》 司葉子が出てくるのを心待ちにしていたが、なかなか出てこない。 出てきたのはラスト30分。 でも、司葉子の美貌と美脚を堪能できました。 知床の厳しい自然も心に残りました。 それにしても、漁師ってのは頑固でないと出来ないもんなのかな? 折れない心を持っていないと、海には立ち向かえないのかもしれませんね。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-04-16 20:29:10) |
1122. 二重生活(2015)
《ネタバレ》 リリー・フランキーと西田尚美のシーンが、一番心に突き刺さった。 指輪を指にはめるシーンと、お弁当を渡すくだり。 西田尚美の女優魂、リリー・フランキーの切なさ。 リアリティが欠如した尾行のシーンよりも、この二人に関するシーンの方が出色。 なんか心がざわつく映画でもある。 人生の嫌な部分をえぐられる感触。 そしてまた、孤独感の増す内容でもある。 決して楽しくない、だけども奥深い映画だった。 おそらくこれ、原作がいいんだろな。 映画として出来が良いかと言えば、微妙なところ。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-04-16 01:51:14) |
1123. 海炭市叙景
《ネタバレ》 苦手な竹原ピストルが出ずっぱりかと思ってたけど、短編的な体裁の作品でホッとした。 三浦誠己のパートが一番好き。 特にスナックでの、しょーもないイザコザ。 見ていて楽しくはないけど、人生が凝縮された一幕だなぁと。 あと感じたのは、やはり自分には田舎は向かないって事。 人間の関わりが濃密過ぎる。 一期一会の逆って感じ。 これは息が詰まりそうで、自分には無理。 この作品は実に映画的な味わいがあったのが救い。 テレビドラマでは出せない趣きを持っている。 映画を見たという満足感が得られた。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-04-14 23:57:00) |
1124. 脱出(1972)
《ネタバレ》 威張っていたルイスが、後半は不能になるのが面白い。 大自然も堪能でき、満足できた。 途中で崖に登る必要はあったのか? 崖に登って相手と対決する方がリスクが高く、狙われる可能性があっても、すぐに川を下って逃げた方がマシではないか? そこが釈然としない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-04-13 17:50:46) |
1125. みな殺しの霊歌
《ネタバレ》 なかなか渋い、ハードボイルドな映画。 個人的には、ふざけたイメージのある佐藤允がミスキャストだと感じたが、やはりこの頃の倍賞千恵子は綺麗だ。 殺人の動機が最後の最後で明かされるが、シックリはこない。 最後に殺された女性は、他の4人とは違って気品もあり、そんな酷いことをするようには見えなかったのもミスキャストかな。 それはそうと、1960年代の新宿が見られるのは貴重! [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-04-10 21:44:43) |
1126. アストラル・アブノーマル鈴木さん
《ネタバレ》 テレビ業界への批判が、かなり強烈。 鈴木さんのアブノーマルさよりも、テレビ業界批判の方がインパクト強し。 あとはタイムリーな話題を取り上げたな、という印象。 ユーチューバーに、ひきこもり。 ただし、特に深く掘り下げてはいない。 軽いタッチで触れた程度。 フェスのプロデューサーでネクタイの細いオッサン。 確かに胡散臭いね。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-04-07 05:39:38) |
1127. 地上(1957)
《ネタバレ》 香川京子は主役級の輝きを放っていた。 ただし、あまりに悲しいお話。 しかも佐分利信の餌食か…あーあぁ、なんて不愉快な話だ。 とにかく全体的にどんよりとした内容だが、金沢の風情と香川京子の魅力が救いだ。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-03-30 23:09:18) |
1128. 乳母車
《ネタバレ》 不倫により家庭の外に子どもができる。 良いことであるはずはないけど、現実的には多々、存在する話だろう。 大前提として夫が悪いことになるから、話のまとめ方として難しいテーマかと思う。 結果として、何となくうまくまとまった様に見せてはいるけれど、どうあがいても、この子どもにとって良いはずはない。 不倫はやはり不幸を生みだす行為であろうことは間違いないと確信したわけで、なんとも救いようのない話である。 芦川いづみを目当てで見たけど、やはり芦川いづみは可憐で可愛かった。 引き締まった細い二の腕は芸術品だ。 芦川いづみ目当てという観点では、満足できた。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-03-29 08:34:33) |
1129. 東京のヒロイン
《ネタバレ》 あの笑い上戸の酔っ払いでプラス2点! 話そのものよりも、あの笑い声に引き込まれてしまった! 一緒になって笑ってしまいました。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-03-25 21:39:20) |
1130. ロッキー
《ネタバレ》 最初から最後まで通しで見たことがなかったので、今更ながら鑑賞。 試合内容よりも、それまでに至る人間ドラマが主体だったのが意外で、たっぷり堪能できた。 スタローンの身体能力の高さは本物だった。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-03-21 20:20:09) |
1131. バウンティフルへの旅
《ネタバレ》 郷愁を扱ったヒューマンドラマ。 お婆ちゃんが主演。 非常に優等生的な内容で、見ていて安心感はある。 お婆ちゃんの人生の思い出を、ひたすら聞かされるので、まるで老人の話し相手をしているような錯覚にとらわれた。 でも不思議と退屈はしない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-10 00:18:32) |
1132. 夜行列車
《ネタバレ》 夜行列車の独特な情緒が良く出ている。 願わくば、医師が独身の設定で、背中の露出した色っぽい女性と恋仲になってほしかった。 一晩を共にした乗客たちが、最後、アッサリ散り散りに別れていくのも、味わいがあってそれはそれで良いけども。 でもやっぱり、ここはロマンスが欲しかった、あくまで個人的な希望。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-24 21:04:28) |
1133. ゲッタウェイ(1972)
《ネタバレ》 スティーヴ・マックィーンかっこいい! この一言に尽きますね。 ルディの悪キャラも作品のスパイスとして機能しています。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-19 21:26:05) |
1134. 夢売るふたり
《ネタバレ》 これ、この監督一番の凡作ではないかな。 中盤までのストーリー展開はとても楽しめたが、終盤にかけて尻すぼみ。 あと、松たか子の自慰シーンとか、トイレシーンとか、生理用ナプキンを貼り付けるシーンとか、見たくなかったなぁ… [インターネット(邦画)] 6点(2021-02-16 16:21:48) |
1135. 翼よ!あれが巴里の灯だ
《ネタバレ》 飛行士は眠たいだの、ガソリンタンクを切り替え間違えただの、とにかくダメ。 それより、この偉大な単葉機を造ったエンジニアが凄い! [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-01-23 12:15:40) |
1136. 女の暦
《ネタバレ》 杉葉子、香川京子の両美人が出ているので見ることに。 二人は期待通りとても綺麗だった。 特に杉葉子のスタイル! スカート、そしてくびれた腰回りに悶々。 小豆島を舞台にした女の物語。 この当時の女性たち、そして恋愛に関する事、その根本は今とさほど変わらない事に驚いた。 ところで、香川京子が恋人に甘えるシーン。 甘い声を出して、とにかく甘えまくる。 これ意外とレアかも。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-01-16 11:32:51) |
1137. 三池 終わらない炭鉱の物語
《ネタバレ》 記録映画として、非常に貴重なドキュメンタリー。 戦後復興を支えた炭鉱の裏で、事故後何十年も苦しみ続けた家族。 この歴史を葬り去ってはならない。 今の快適な生活は、こうした過去があるからこそ成り立っているという事を、私たちは知るべきだ。 私たちも生きていく中で、不満や苦しみもあるが、この方々の苦しみに比べたら大したことがない、取るに足らないと感じる。 そう思えただけでも、見た価値はあった。 後世に残したいフィルム。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-01-13 20:52:00) |
1138. ダークナイト(2008)
《ネタバレ》 追い込まれた人間のエゴを、目を背けたくなるほど、これでもかと描く。 心の闇を描いた作品。 バットマンが活躍してる時よりも、ジョーカーが暴れている時の方が面白かった。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-01-12 21:56:17) |
1139. 息子(1991)
《ネタバレ》 口には出されど、お互いを気遣う父と息子。 その様子はうまく描かれている。 やはり、あの歳の親父さんを一人田舎に残しておくのは心配だなぁ。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-01-04 08:22:33) |
1140. 怪物團
《ネタバレ》 この時代に、障がい者を差別なく描いた事は歴史的意義を感じる。 異形の人々の中にあって「蓑虫のおじさん」は、突出してそのビジュアルが強烈!(江戸川乱歩の『芋虫』、三池監督の『オーディション』に出てくる麻袋を想起させます) [インターネット(字幕)] 6点(2020-12-30 20:50:27) |