1161. シャンドライの恋
《ネタバレ》 さすがベルトルッチ、余韻を残す味わいのある作品だ。 冒頭のアフリカ人による演奏、既に掴みはOKという感じで、インパクト絶大です。 最後は、 「私の為にありがとう、愛してますけど、私には夫がいます。添い寝一晩でガマンしてネ」 ってな感じで、切ないです。 無償の愛を捧げたキンスキーは究極のプラトニックラブですね。 [DVD(字幕)] 6点(2020-10-18 15:23:33) |
1162. 迷子の警察音楽隊
苦いコーヒーのように味わい深い作品。 哀しい経験は人を優しくする。 世界は広いが、人間は皆似たような哀しみを背負い、どこかに孤独を抱えながら生きている。 その人間たちを繋ぐのは音楽か。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-10-14 19:41:39) |
1163. 魚影の群れ
《ネタバレ》 緒形拳の熱演が凄し。 対する若き佐藤浩市の情けなさよ。 男女の織りなす漁り火。 だが十朱幸代のラブシーンは不要。 演歌が流れる屋台。 焼酎を一気飲み。 大間の風情を伝える演出が出色の出来。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-10-12 19:40:39) |
1164. 夜明け前(1953)
《ネタバレ》 これはとても点数を付け難い。 間違いなく名作であり力作だ。 だがしかし映画としてみてみると、面白いとは言い難い。 正直、長く感じてしまったし。 時代の大きな波に飲み込まれながらも、あくまでその波に抗い、病んでしまった男の一生。 しかと、この眼に焼き付けた! [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-10-11 00:00:54) |
1165. 勝手にふるえてろ
コメディな味付けがもし無ければ、もっと好きになれただろう作品。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-10-10 02:06:24) |
1166. ニッポン無責任時代
テンポが良くて上映時間も短いから、ものすごく気楽に見られる。 由利徹のスケベオヤジぶりが一番ツボだった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-10-03 17:43:15) |
1167. チャンピオン(1949)
《ネタバレ》 金に支配されてはならない。 金は万能でもないし、金があれば幸せになれるわけでもない。 貧しい家に生まれたから、その事が分からなかったのだろう。 そういう意味で、この映画は金にまつわる悲劇を描いている。 金に対する教訓を雄弁に語った映画だ。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-09-25 22:58:16) |
1168. しのび逢い(1954)
《ネタバレ》 ジェラール・フィリップが女を口説きまくる! だがとても軽薄な人間だ。 そんな軽薄で、時に冷酷な男が最後は車椅子生活に、 エネルギッシュに女を口説きまくっていたからこその大転落。 そこでフランス映画お得意の「FIN」の文字! 結構インパクトのあるラストだった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-15 15:33:19) |
1169. おんなのこきらい
森川葵より劇中歌を歌っているおんなのこの方がかわいいな! こじまんりとしていて、なかなかの佳作。 映像も音楽も良い。 話としては、女性監督が扱う事が多い気がする摂食障害を題材にしている。 いかにもタチの悪そうなバーテンに惚れてしまうのは世の常。 少しくらい悪そうな男がモテるってのがリアル。 そして、そのバーテンにフラれて傷心中のところに優しい声をかけてきた男に惚れてしまう。これもまたリアル。 容赦のないリアルさは女性監督が女性を描いているからだろう。 この様な話は男にはなかなか書けない。 そこがまたこの映画の良さでもある。 それにしても音楽良かったなぁ〜 歌ってる女の子かわいいなぁ〜 少し脚は太いけど。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-09-12 17:21:41) |
1170. さらば友よ
アラン・ドロンとチャールズ・ブロンソンの共演は楽しめたし、スタイル抜群の女性だらけでウハウハだった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-08 22:55:21) |
1171. 見知らぬ乗客
《ネタバレ》 疑われるとしても素直に警察に行って説明するのが自然だと思うが、話を盛り上げる為に絶対に警察に行かない。 ここに不自然さを感じた。 それがずっと引っかかっていたので、最後まで乗り切れなかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-09-07 20:44:59) |
1172. アイネクライネナハトムジーク
《ネタバレ》 「振り返ってみて、あの人と出会えて良かった」と、後で思える出会いなら良いんじゃないかな? これは確かに。 最後まで飽きずに見られたが、多部ちゃんの出番が少ないのには不満! 群像劇なのは分かるが、他のエピソードいらん! もっと多部ちゃんを出して欲しかったな。 サッドウィッチマンなんか出してる場合じゃないよ。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-09-07 00:50:33) |
1173. ジェリーフィッシュ(2007)
《ネタバレ》 女による群像劇。 まるで詩のように流れていく時間。 そこには悲しみの連続、そして最後にほんの少しの安堵。 クラゲかぁ、、なるほど。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-06 01:01:16) |
1174. 素直な悪女
《ネタバレ》 コンパクトな作品ながら、ゆったりとした流れ、そしてブリジット・バルドーの魅力も余すところなく堪能できる。 最後の「FIN」の文字は、さすがに尻切れトンボ感は拭えない。 この二人の若い男女の行く先は、なかなか困難な道のりなんじゃないかと心配になったり。 フランスとイタリア合作という事もあり、両国の良さがうまくミックスされている。 しかし一番悪いのは、あの長男じゃないのか? いくらバルドーが魅力的でも弟の奥さんは寝取るのはマズイだろ・・・ [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-08-29 18:25:44) |
1175. ニワトリ★スター
《ネタバレ》 冒頭のぶっ飛んだ内容で、この勢いで2時間いかれたらキッツイなぁ〜と思っていたら、その後は案外、フツーの人間ドラマだったりで一安心。 鳥肌実が悪の救世主みたいな、毒をもって毒を制す的な場面には、鳥肌が立った。 いいぞ〜、鳥肌実! [インターネット(邦画)] 6点(2020-08-24 08:14:46) |
1176. 自分の穴の中で
《ネタバレ》 最後まで見て、ようやく題名の意味を理解した。 自分勝手な人間ばかり登場する本作。 人との関わり合いはあるものの、結局は皆、自分の穴の中で生きている。 皆、孤独なのだと。 何とも哀しい幕切れだ。 それはそうと、北原三枝は本作でも相変わらず美しい。 若々しい軽やかな身のこなし、美しい細い腕とウエスト、その全てが輝いていた。 一方の三國連太郎は、他の作品では見た事のないほどのジゴロぶり。 そして実にカッコ良い。 作品全体としてみてみると、テンポの悪さが気にかかった。 話は自体は興味深い内容なのに、見ていて何故だか退屈感がつきまとった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-08-23 02:38:57) |
1177. 嘆きのピエタ
《ネタバレ》 キム・ギドクらしいエグイ内容。 変なものを食わせるシーンがきつい。 ニセ母親が飛び降りる。 これ以上の復讐は確かにない。 不幸のもとに生まれた男なのに、最後まで救いが無いのは正直きつすぎた。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-08-18 21:07:54) |
1178. 悪い男
《ネタバレ》 悪い男というほど悪い男でもないんだが。 女は一度、道を踏み外したら元の世界には戻れないってことかな? 内容がディープな割には、そこまで刺激もなく、かと言ってつまらない訳でもなく。 特別な作品とは感じなかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-08-18 00:09:10) |
1179. チャップリンの拳闘
チャップリンの動きで魅せる作品。 パンチを避けまくる避けまくる! そのスピード感。 チャップリン作品ならではの魅力。 [DVD(字幕)] 6点(2020-08-15 19:47:41) |
1180. 汚名
《ネタバレ》 後半は怒涛の展開。 ヒッチコックらしい緊迫感のある演出が光る。 ただし最初の80分くらいは退屈。 全体としてみると傑作とは言い難い。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-08-03 21:31:41) |