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なるせたろうさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 162
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/20048/
ホームページ http://www.geocities.jp/narusetarou/index.html
年齢 61歳
自己紹介 『のんきと笑いは世界を救う!!』
救われて欲しいな、世界も、子供たちも。

今年のキャッチフレーズは、
『LOVE&のんき&PEACE』

優しい地球 残そう子どもたちに
http://genpatsu_shinsai.at.infoseek.co.jp/hirai/pageall.html

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101.  トゥルー・クライム(1999) 《ネタバレ》 
イーストウッドもまた、天使のようにウインクができる人である。そんな人は、アメリカじゃあきっと絶滅種なんだろうけれど。観処はいっぱいあるが、特にラストの、ひとり去っていく彼の後ろ姿には、ホント痺れました(『捜索者』へのオマージュ?)。ところで、死刑囚と娘の最後の会話には、わんわん泣けるのに、妻との会話には一向に泣けないのは、一体どうしてなんざんしょ?
9点(2003-10-14 19:52:09)(良:1票)
102.  アデルの恋の物語 《ネタバレ》 
私のお気に入りである『アタラント号』(アトランタ号ではない)のテーマの作曲者モーリス・ジョベール(ジャールではない)の曲が本作でも使われ効果をあげている。しかし、どうして、だらしのない男に恋する女を描いた映画には、良いものが多いのだろうか?例えば『忘れじの面影』とか『秋津温泉』とか。みんな悲恋ものなんだよなあ。
9点(2003-10-14 19:48:52)
103.  橋(1959年/ベルンハルト・ヴィッキ監督)
おお、たぶんこれは、私が初めて涙した映画。小学校に上がるか上がらないかの頃にTVで只一度だけ観ました。その後題名も何も分からず再見もできずで、ずっと心残りだったのですが、たった今なんと、八尾の朝吉さんのコメントによって、全てが明かになりましたよ! 本当にどうも有り難う。 でも、題名はそのまんまなのね。
10点(2003-10-14 17:36:02)
104.  沓掛時次郎 遊侠一匹 《ネタバレ》 
これは、『みな殺しの霊歌』や『緋牡丹博徒・お竜参上』など、「愛と死と惨劇の情念世界」を常に“リアル=非情”に描いて独自の映画美学(映画史上類を見ない徹底したローアングルによる厳しくも美しい構図!)を確立した監督・加藤泰が、当時、独特の高く乾いた笑い声により「哀切」を表現させたら並ぶ者のない時代劇役者・中村錦之助と組んで、『瞼の母』に続いて、任侠劇の神様・長谷川伸の作品に挑んだ、「魂を揺さぶる」逸品!(ゼイゼイ) ちょっとだけ付け加えさせてもらえば、ちなみにかのC・イーストウッドは、この映画の大ファンなのである。なぜなら、錦之助演ずる沓掛時次郎が、渥美清演ずる身延の朝吉が単身牛堀一家に乗り込み惨殺されたのを見て怒り狂い、その場にいた一家の者をあっと言う間に皆殺しにしてしまうというシーンは、『許されざる者』において、またラストで、侠客の象徴であるはずの脇差を池に投げ捨て(即ち稼業を棄てて)、敢然と去っていく姿は、『ダーティ・ハリー』において、それぞれオマージュを捧げられているからである。(...ンなわけないか!m(_ _)m )
10点(2003-10-14 17:30:20)(良:1票)
105.  アタラント号
ただ、ぎゅうっと抱き締めていたい、これは、そんな珠玉の映画。
10点(2003-10-14 17:23:04)
106.  大砂塵 《ネタバレ》 
日本では、『理由なき反抗』に次いで知名度が高いのに、確かにヘンテコリンな作品ではある。 だが、侮ってはいけない。監督ニコラス・レイは、処女作にして不滅の傑作青春フィルム・ノワール『夜の人々』をはじめ、『危険な場所で』、『暗黒街の女』など、透明かつ詩情あふれる傑作を次々とものにしてきた人である。 ところで、私のお気に入りのシーンをひとつ挙げよう。 酒場の女主人ジョーン・クロフォードが夜ひとりピアノを弾いていると、突然そこへマーセデス・マッケンブリッジ他街の面々が大勢どえらい剣幕で押しかけてくる。純白のドレスを身に纏ったクロフォードは、演奏を止め、何事かとその場に起立する。切り返すと、街の面々は、なんと全員黒装束に身を固め、マッケンブリッジを先頭に正三角形の陣形を組んで突っ立て居る。この彼らの異様な緊張感とは裏腹に、観ているこちらは、「オイオイ、これから人間ボーリング(色が逆だけど)でも始めるんですか?」と、思わず聞きたくなるような(フザケた?)シーンを抜け抜けと演出しているのである。実は、こうしたお遊びの様な演出が本作には散見され、「例え商業映画と雖も、ジャンルとしてのお膳立てが揃っていれば、あとはどうにでも自由に撮っていいのだ」と、これを観たヌーベルバーグ以降の後進の映画人達が驚喜し、影響を受けたのではないかと私は推察している。
10点(2003-10-14 17:17:24)(良:2票)
107.  グレン・ミラー物語 《ネタバレ》 
『五つの銅貨』『ベニィ・グッドマン物語』と並んで、私と映画とJAZZとを結びつけてくれた思い出深き作品。 中学生の頃、級友のM君が朝突然私の所にやってきて「今日の夜テレビで、『グレン・ミラー物語』をやるから必ず見てくれ。君ならきっと気に入る。JAZZを好きになってくれるはず。」と告げた。どういう経緯からそうなったかは、もう忘れてしまったが、その晩、私はとにかく本作の放映を観た。「なんて素晴らしいんだ!映画も音楽もいっぺんで好きになった、夢中になった。」 翌日、私はM君に興奮気味にそう話すと、彼は満面の笑みを返してくれた。  あれから、映画館やビデオ・TVで一体何回くらい観ただろうか。本作は、私のマイ・フェッバリット・ムービーの1本となった。ここには、古き良き時代の、夫婦の愛情や仲間達の友情の素晴らしさ、それらをより一層輝かせているスウィンギーな音楽=JAZZをたっぷりと味わうことができる。  そして、なによりも増して感動的なのは、ラストシーンで妻ジューン・アリソンが茶色の小瓶の耳飾りをかざしながら見せる珠玉の”微笑み”。  「きっといつか、ああいうハスキーボイスで、おでこが広く、笑顔が素敵な女性と結婚しよう!」と真剣に思っていたのだけれど、誠に残念ながら、その夢は、遙か遠くなりにけり。
10点(2003-10-14 17:09:41)(良:2票)
108.  散り行く花 《ネタバレ》 
たぶん、D・W・グリフィスこそが、人間の喜怒哀楽は、一片の微笑みによって現すことができることを私たちに教えてくれた最初の映画人であろう。故に、後世彼は「映画の父」と呼ばれることとなった。  ひとりの少女が、狂暴な父親によって虐待され、ついには死に至る。今でも新聞を連日賑わし、徒に繰り返される遣りきれない出来事が本作でも容赦なく描かれている。  少女を演じるのは、リリアン・ギッシュ。『東への道』『嵐の孤児』『スージーの真心』などグリフィスの代表作のヒロインを演じ続けてきた女優である。これらどの作品においても、ギッシュ嬢の素晴らしくも可憐な表情を捉えた美しいクローズ・アップにお目にかかることができる。  だが、問題は、「微笑み」である。ラストで見せる彼女のか細い2本の指で作り出されるあの微笑み。存在の、運命の哀しみに覆われながらも、死にゆく間際において、なお観る者に向けて、その哀しみから私たちを解き放とうとするかのようなやさしい微笑み。「どうか悲しまないでください。泣くよりも笑ってくださいね。」って、言われているようで、さ。おいらは、どうしたって、涙が止まらねえでやんの!
10点(2003-10-14 17:01:54)(良:3票)
109.  血煙高田の馬場(1937)
日本が世界に誇るカツドウ屋マキノ正博監督による映画史上空前絶後至高最高のお祭り映画(おバカ映画とも言うんだ)。  この映画を挙げてくれたバカ王子さん、あんたはエライ!!!  ところで、伝説となったクライマックスの阪妻の走りっぷりは、『クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』でもしっかりと受け継がれておりましたなあ。
10点(2003-10-14 16:48:06)(良:2票)
110.  大人は判ってくれない 《ネタバレ》 
フランソワ・トリュフォーの「映画的人生」を飾る輝かしきデビュー作である。なのに、冒頭車の中から撮られたであろうエッフェル塔のクローズ・アップに“Francois Truffaut”と監督の名がクレジットされるのを観るだけで、なんだか胸が一杯になる。そして、アントワーヌ・ドワネル少年の、家族で映画を観に行った帰りの車の中でのいつになくはしゃいでいる表情と、親に見捨てられ鑑別所送りとなる護送車の窓から生まれ育ったパリの街の灯が過ぎ去って行くのを見つめる淋しげな表情、さらには、鑑別所からもひとり脱走し疾走の果てにたどり着いた浜辺に立ち尽くす時に見せる凍て付いた表情を、私は決して忘れることができない。
10点(2003-10-14 16:22:58)(良:1票)
111.  生きるべきか死ぬべきか
ルビッチは誰もが認めるように映画の天才である。あれほど才能が溢れているにも関わらず、彼は自分の仕事に決して満足しようとはしない。一つの些細なギャグでさえも、「まだ足らぬ」と言っては常人のお呼びも付かぬ地点にまでその質を高めようとする。本作でも、ヒットラーとナチスをこきおろすために彼は一切妥協をしない。身を削ってまで練り上げた正に命懸けのギャグの数々によって、ここに映画史上最も笑える(対ナチス)プロパガンダ映画の最高傑作が生まれたのであった。
10点(2003-10-14 16:17:35)
112.  雨月物語 《ネタバレ》 
嗚呼、田中絹代や哀れ。いつも、彼女が落武者の槍に背中を突かれるところで胸がキュッと痛くなる。「だから、男の身勝手に女は死んでも苦労させられるのよ」と女房が観たら絶対!言われそうな逸品。
10点(2003-10-14 16:13:50)
113.  近松物語 《ネタバレ》 
息もつかせぬ恋愛活劇。ある批評家が指摘するには、「途中二人の立場(主従関係)が逆転する」というが、ちょっと違うと思う。なぜなら、古今東西、恋を決した女ほどこの世に強いものはなく、最期は不敵な微笑みさえ浮かべているではないか。
10点(2003-10-14 16:10:14)(良:1票)
114.  ロング・グッドバイ
チャンドラーの原作も”泣ける"が、全く視点を変えた本作も”泣ける"。スターリング・ヘイドンのエピソードがヘミングウェイ的というかブコウスキー的というか。監督のロバート・アルトマンは、原作者を含めたこの3人の作家の作風に共通にみられる「やるせなさ」を映画的に旨く表現していると思う。
10点(2003-10-14 16:01:49)
115.  西鶴一代女 《ネタバレ》 
ラストの方で、田中絹代演ずる主人公が、奪った我が子を抱き抱えて屋敷の庭を逃げ回るシーンでの、捕まえようとする家来たちの手をすり抜けていく彼女の軽ろやかなフットワークは、まるでNFLの選手のようで、いたく感動いたしました。
10点(2003-10-14 15:33:40)(良:1票)
116.  SHOAH/ショア
もはや評価の問題ではない。以前NHKで放送された時、毎夜毎夜歯を食いしばって観た。ここで語られていることは、被爆者の体験(例えば、2002年にやはりNHKで放映された「原爆の絵~市民が残すヒロシマの記録~」というドキュメンタリー番組など)と同様に、本当に耐え難いが、目も耳もちゃんと開いて、心して受け止めるべし!
10点(2003-10-14 15:23:39)(良:1票)
117.  人情紙風船
現存する日本映画の最高傑作でありながら、山中貞雄の最高傑作ではない。これは、彼が、あるべき未来を奪われる予感に襲われつつ、それでもなお、映画への並々ならぬ愛情を微笑みと共にフィルムに塗り込めた珠玉の絶品!
10点(2003-10-14 15:16:15)(良:2票)
118.  カサブランカ
ノブさん↓の体験は、正に「映画的」体験の格好な例と申せましょう。もしかして、そのピアノをご自身も弾かれたのでしょうか?そうだとすると、本当に羨ましい。1本の映画が以後の多くの作品に影響を与え続けたり、これを観た多くの人にも様々な「映画的」体験をもたらすというその事実だけでも、本作が名作中の名作たる所以なのでしょう。え、私の場合はどんな体験があったのかですって? それはご想像に御任せします(大汗)。
10点(2003-10-14 15:02:58)
119.  リオ・ブラボー 《ネタバレ》 
観れば観るほど面白さが増す痛快娯楽西部劇の王様。さすがに腕利き保安官(ジョン・ウェイン)といえども、味方がなにせ“飲んだくれ”(ディーン・マーティン)と“老いぼれ”(ウォルター・ブレナン)と“どこの馬の骨とも分からぬ若造”(リッキー・ネルソン)ときているから、危機また危機の連続で、観ているこちらは分かっていても手に汗握ってしまうのである。ところが、クライマックスは大銃撃戦かと思いきや、実に大らかな手口で敵を降参させてしまう。血の雨を降らせるよりか“綺麗なオネエちゃん”(アンジー・ディキンソン)の下着を降らせたほうがよっぽど観客は喜んでくれることを天才監督ハワード・ホークスはちゃあんと心得ているのだ。ニクい!
10点(2003-10-14 14:59:17)(良:1票)
120.  あなただけ今晩は
この映画のテーマ曲が、淀川長治氏がやっておられた『ラジオ名作劇場』のテーマ曲だということを本作を観た時(場所は、懐かしの大塚名画座)に初めて知った。いやあ、シャーリー・マクレーンのかわいいこと。『アパートの鍵貸します』もいいけど、こっちはカラーだし。たしか、ビリヤード台の上で、テーマ曲にあわせて踊るシーン(これもとてもチャーミングだ!)は、ゴダールが『女と男のいる舗道』でアンナ・カリーナに真似させていませんでしたっけ。
10点(2003-10-14 14:44:42)
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